125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2
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[そうして歩いていれば、また壁に当たる。 今度はワンピースに麦わら帽子に変えてみて。くるりとまたUターンして歩き始めた。ぽちぽちしながら、考え事をしつつ。
凍った自分を見れば。]
……僕は何を考えてるんだ。
[恥ずかしくなって、帽子の端を掴んでしゃがみこんだ。
今のは無かったことにしてくれと、流に願った。
そうして、また道場着に戻して。Uターンして、うろうろしている。]
(+30) 2014/06/16(Mon) 18時半頃
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[道場着の、何時もの自分を見れば。 僕は、これこそが僕だと道場着へと変える。 しかし、そこから離れていけば。 僕は、着てみたかった服装へと変えてみる。 普段着でも割とボーイッシュなのは好みだったけれど。女の子らしい服装だって、してみたかった。]
(+31) 2014/06/16(Mon) 18時半頃
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[装備変更能力。 使ってみると、それはとても便利な能力だった。 僕がちゃんとイメージ出来て身に付けていられるならば、大体のことは出来るのだ。
とは言え、例えば銃は僕にはイメージができない。映画のセットのようなハリボテの外見だけのものなら出せるが、使えないのだ。 構造をちゃんと理解していなければ、防弾チョッキだろうとハリボテで。 代わりにちゃんとイメージ出来るなら、望遠鏡などの小物を出したり鎧兜を出したりできた。 使いようによってはかなり凶悪な能力と言える。
櫻子には能力を使おうという気がなかったので、だからこそだったのかもしれない。 死んでみると、ただの遊び道具としておおいに活用しているけれど。]
(+32) 2014/06/16(Mon) 19時頃
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[電脳世界βに、返信が来る。 僕はそれには返さず、端末を閉じた。 教える気になったのは――、嫌な予感がしたからだ。 僕は、それを見てみたいと。 ――虫の居所が悪かった僕は、特に忠告もしなかった。]
(+33) 2014/06/17(Tue) 02時頃
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[そうして次は、死亡通知。 福原導次。特に知らない人だった。
しかしそれを殺害した上原夜斗は、流の友達として数回話したことがあったような気もする。]
ふうむ。どういう人選だったのだろう。 一週間前にK cafeに立ち寄ったこと――だとすれば、流がその条件に当て嵌まらない。 しかし、知り合い同士を集めてはいる。 もし僕が集めた者であれば、唯見ているよりは参加者となるが――。ここは好み、か。
(+34) 2014/06/17(Tue) 02時頃
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[櫻子の読みでは、K cafeの主人か。 あるいは――。 まさかと切り捨てた、i-GAMEの綴り。
この、篠塚藍だ。iと藍をかけている、なんてまさかと僕は切り捨てていたけれど。 一人だけ、死に方がおかしい。
今となっては、あの禁止エリアはまるで篠塚藍が死ぬ為に設定されていたのではないか――と僕は疑いだしていた。 それを伝える相手もいない今、その可能性は――。 特に、何の意味も成さなかったけれど。]
(+35) 2014/06/17(Tue) 02時半頃
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