158 Anotherday for "wolves"
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 01時頃
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[楽しい話をしていた。 普段は迷惑かと躊躇いなかなか言えずにいた本音。 おすすめに興味示すアルカイド>>445に 「一口たべる?」とミートパイを勧めたりして。
告げられた理由>>446にも 疑うことなく「そうなんだ」と相槌をうち。 この村での彼しか知らないから この村にくるまでの彼に興味をひかれ。
たのしいと、笑う声>>447に 「たのしいと思ってもらえるなら嬉しいよ」と紡ぎながら 家主である医師の事には、なかなか仲がよさそうだ、とは内心で。
微笑む素面の猫>>448の言葉に 嬉しそうに微笑んで「歓迎するよ」と言い添えた。]
(469) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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…、…──。
[木目を見つめていれば、馴染みのある声が落ちてきました。>>457 顔を上げれば、幼馴染の顔がそこにはあって 探している彼女のことを、告げてくれました。 幼馴染だからでしょうか。 言葉なくとも、こうして判ってくれるのは。
うん、と頷きを返します。 もう遅くなったこんな時間ですから、きっと家へ帰ったのでしょう。 そう思い込もうとすればするほどに、何故でしょう。 嫌な予感がついて回るのです。 明日また会える、そう信じて私はもう一度頷きました。]
………。
[食事を進めてくれる言葉には、少しだけ考えて。 人差し指と親指で小さな隙間を作って見せました。 「少し」の意味でしたが、きっと伝わっているでしょう。]
(470) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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[困るお父さんの表情が何となく悲しそうで>>466 その小さな手を差し出して]
帰る。
[とだけ言った。 抱き付いていたところを見られた気恥ずかしさと 本当は父にも抱き付きたいくらい不安な気持ちと
入り混じってごちゃごちゃに絡んで。]
クラリッサ……、ありがとう。
[振り向いてそれだけ告げた。 少し離れた相手の顔は表情が また少し読み取りづらくなった。]
(471) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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うん、……すまないね。
[恐らくは娘が彼女に迷惑を掛けたのだろうと。 そう想像して、クラリッサに向け小さく頭を下げた。
少し前、娘が彼女に零した言葉>>460を父が聞くことはなく。 ただ昼間の話はやはり衝撃が大きかったろうかと案じるばかり]
君も、疲れているだろうに。
[心優しい花屋の娘。 今はどの花が良いだろう、どれが一番綺麗だろうと。 花にはからきしの男の相談に、以前は良く乗ってもらった>>177
月日が過ぎ、大体の目星がつくようになってもそれは変わらず。 真剣な顔で花選びに付き合ってくれる様を嬉しく思っていたものだ]
(472) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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知ってる。 だから二切れ持ってきた。
[>>456サイラスから掛けられる声のあとの >>468ジョスランの言葉には相槌を打って。 追加の注文、シチューとサラダとそれと水、 黒犬の為の肉とおまけのミートパイは二切れ。 ジョスランの前にことりと置かれた。]
…何か、大事な相談?
[そう声を掛けるけれども声を潜める様子が見えるなら 邪魔はしてはいけないのかと、2人から一歩引く。]
(473) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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─ 花屋の話 ─
ああこれは…妻の好きだった花でね。
[ある時、アネモネの花を選んだことがある。 花を選ぶうち、折に触れて言葉を交わすようになった。
決して多い、長い話ではなかったけど。 妻はこの色が好きだった、この花が好きだったと。 大体、キャサリンと花の話をしたようにも思う]
… ありがとう、
[そうして花屋の静かな気遣いを優しい束にして、 妻の墓へと向かうのだ。 折に触れ、墓に供えられている小さな花>>345 その隣にそっと並べるために*]
(474) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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[視線は、しっかりと感じていました。>>465 私が向けるのは、駱駝色のカーテンの下の瞳です。 何かご用があるのかとも思いましたが、私ではなくサイラスさんか はたまたそちらに歩みを進めた、不思議なアルカイドさんのほうだったのか。 不思議そうに首を傾ぎます。
足元で大人しそうにしている彼のお兄さんに小さく手を振って見せてから 私は木目に向かったのです。]
(475) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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[酒場に増える影はラディスラヴァのもの>>449。 「やあ」と短い声を掛けるだけにとどめるは、 教会で音なく歌う姿を見かけたが故に。 まだ気まずさのようなものがあるかもしれない、と それは遠慮がちに紡がれた。
グレッグ>>457の視線が此方を向けば軽く手を掲げて]
ごめん、水、もらえるかな。 ちょっと、酔い、さましたい。
[もう片方の手を軽く口許に添え 酒気こもる吐息を熱とともにゆっくりと零す。]
(476) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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ああ。美味そうだ。
[>>473前に置かれた料理はいつものそれ。 シチューにスプーンを突っ込んで食べ始める前に、 ちらりと視線を向けた。]
いや、グレッグにも聞こうとは思っていたんだけど。 ちょっとだけな。
[真面目な顔をしているが内容はあまり、だ。]
(477) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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おいで。
[やがて娘が此方に気付いて手を差し出せば、 男も少しほっとしたように、その手を取った>>471 手の内の銀の薔薇は見えぬまま。 不安げに握られた手を、温もり伝えるように握り返す]
クラリッサ、本当にありがとう。 良かったら…何か食べていっておくれ。 もう暗いから、帰るならば仕方がないが。
[そうして少し、言葉を切って]
───明日、伺うよ。
[毎月毎日の予定を告げた]
(478) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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[>>475無言で見つめたら単なる不審者であると気づいたのは ラディスラヴァの手が俺ではなく獣に向いたからだった。
いやそうじゃないんだ、と言い訳できたらしたい。 ダメな泥沼に足を突っ込んだ気分だ。 仕方ないので、肉をあらかた食べ終えた獣をけしかけた。 兄さんは軽い足音でラディスラヴァの足元へ向かうと 勝手に寄りかかって寛ぐだけ。]
(479) 2015/05/13(Wed) 01時頃
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[>>470俯いている彼女は何を考えているのか。 案外木目を数えているだけなのかもしれない、とも考えて。 長い髪に覆われたその目元を最後に見たのは何年前か、]
明日もまた来るよ。 ジャム忘れて行ってるから、 早めにくるんじゃないかな。
[普段はそういう忘れ物をしないから、と呟いて。 ラディスラヴァが不安げに見えるのは 先程の招集で仲のいい友達のことが気にかかっているからだろう。
少しのミートパイに頷いて、]
ホットミルクも一緒に飲む? 用意するから、ちょっと待ってて。
[そう言って、 先にサイラス達の席に注文の品を持っていく。]
(480) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[未だ元気の戻らない少女の顔色は、夜目に見てもあまりいいものではなかった。 小さな身体で気を配る彼女を想えば胸が痛んだ。>>460>>463 か細く告げられた願いにも>>467、その想いは伝わってきて。 離れる前にもう一度、緩く彼女の身体を抱きしめた。]
明日、もし時間があるのなら、うちにいらっしゃい。 お菓子を用意して待っているから。
[そう、約束を取り付ける。 彼女の肩を、二の腕を、順に手のひらで撫でるように辿って。 最後に手のひらぎゅっと握りしめてゆっくりと離れた。]
今日はありがとう、メアリー。
[咄嗟についた先程の嘘を重ねるように、少女に礼を告げて。 小さく頷く合図は、先程彼女の願いを叶えるためのもの。]
おやすみなさい。
[手を振り揺らして、彼女を見送る。]
(481) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[>>473大事な相談か、と口にした時。 もやもやと何か痞えるような心地になったのは 一体何だったのだろう、 軽く既視感のようなものを覚える。 つい先程の――…ベネットの方を見遣ると、 丁度目が合って>>476声を掛けられた。]
ん…、 行くよ。
[ベネットに頷いてから>>477ジョスランの声に 緩く、首を傾げる。 小さな呟きにああ、と小さく声を上げて。 軽く宙を仰いでから、ぽつぽつと呟きその場を離れた。]
(482) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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メアリー、少しいいかね? 食材を取りに来たんだよ。
[もしもクラリッサが食事の誘いを受けてくれるなら、 先に入っていておくれと言うつもりで。 娘は恐らく、手を離さない方が良いだろう。 そう考えて、メアリーには食材小屋へ付き合って貰うことにした。 なに、敷地内の小さな小屋だ。 そこで取ってくるのは、チーズと少し足りない肉と]
(483) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[強く握り返されれば温もりも一層増して。 それが嬉しくて、握る手を離して裾をつまむ。
ルパートにしゃがむようにせがむと耳元で小さく告げる。]
(484) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[それからルパートへと視線を移すと、 謝ることはないのだと。 気に病むことでもないのだと。>>472 言葉にする代わりに緩く首を振リ揺らす。
こんな時、親子だからこそ伝わってしまう不安なのだろう。 彼の計らいを申し訳なく思いながらも>>478]
ありがとうございます。 私は母が、きっと待っていますから。
出来れば、私の代わりに彼女へ。 メアリーに、ホットミルクをお願い出来ますか?
お代は明日、必ずお渡ししますから。
[明日──、それは奇しくも彼の妻との別れの日を意味する。 何も出来ない自分は、ただ彼らの不安を和らげるように、淡く笑むだけだった。**]
それでは、おやすみなさい。
(485) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[ベネットさんにも、短く声を掛けられました。>>476 どうしてでしょう、少しの気恥ずかしさが過ぎります。 口をはくはくさせるだけの、音なき歌を聞かれたせいでしょうか。 挨拶の変わりにする会釈も、どこかぎこちなくなってしまいました。 恥ずかしいのだから、仕方ないのです。]
……、…っ!
[更に俯きかけた時、足元には暖かく寄りそう獣の姿。>>479 寛いでいるようなので、追い払うわけにもいきません。 何より足元からではありますが、その温かさは 今確かに、不安を解いてくれる一つでもありました。
弟さんの弁明の気持ちも知らず。 私はそっと手を伸ばし、その毛並みを数度撫でました。]
(486) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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ま、大体ジョスランの言う通りだ。 俺の意見ばっかりだと、偏るかもしれねぇからなぁ。 グレッグからも、助言頼むよ。
[>>473>>477グレッグとジョスランのやり取りに頷き、横から口を挟む。 ぽつぽつ呟くグレッグ>>482が離れる前に告げた男の表情は柔らかで、そうして助言を頼むという言葉に嘘がないのを示すように、わずかに真摯な光りを瞳に乗せていた]
(487) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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サイラスは、ほかほかのエッグサンドにぱくついた。**
2015/05/13(Wed) 01時半頃
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……ん…、
[手を繋いだ娘にしゃがむようにせがまれて膝を折る。 耳に囁きかけようと添えられる手に、耳を寄せ]
…────、
[笑みを浮かべた]
(488) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[とりあえずシチューはいつの間にか空になったので グレッグに追加を頼むとして。]
ああ、二人に聞いて大分俺も落ち着いた。 お前らがいて良かったよ……本当に。
[悩みが増えたのも事実なのだけど。
>>486それから派遣した獣を見やるに、 あちらはあちらで順調なようだ。 食べ終わるまでにまだ時間もあるし、 兄さんに任せてしまえばいいだろう。]
(489) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[顔を上げれば、駱駝色の前髪がふわりと揺れます。 ですがその奥の瞳の色までは見えないでしょう。 ドナルドくんも、グレッグくんも、きっと忘れてしまっています。 声を喪うと同時に閉ざされたその色は、誰の記憶にも、きっと。]
……、…。
[明日は早めに起きようと思いました。 早く宿屋に向かって、一番に朝の挨拶をしよう。 そう決めて、漸く少し心が軽くなったような気がしました。
ホットミルクも用意してくれるという幼馴染には>>480 少し驚いたように唇を開いて。 それから手で口許を押さえると、くすくすと笑ってしまいました。
気にかけてくれているのでしょう。 その気遣いが嬉しかったのです。]
(490) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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ジェフは、ラディスラヴァに撫でられた獣は嬉しそうに尾を揺らしている。**
2015/05/13(Wed) 01時半頃
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なるほどね。
[>>487大の大人が酒場の隅で3人、真面目な顔で相談事。 その内容を考えればなんだか可笑しくなってきて、 先程までの自分が馬鹿みたいだと、 手の甲で口を押さえて笑った。 "兄さん"がラディスラヴァの方へと向かうのを見てから 水差しを持って、ベネットのところへと行く。]
(491) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[冷えていた酒もぬるんでしまった。 淡い蜂蜜色の其れにふと視線を落とす。 酔っているな、と自覚する程度の理性はあるけれど 心地よいはずの熱っぽさが少しだけつらい。 きょうだいには見せられないな、と微か潤む眸で思う。
グレッグの声>>482に、 安堵したような笑みを薄っすら浮かべて]
ありがと。 助かる。
[忙しく働く彼に礼を言い、また籠もる熱をそっと吐き出す。]
(492) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 01時半頃
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そうか、分かった。 ならば今度寄っておくれ。 何か…美味しいお茶でもご馳走しよう。
[クラリッサの、予想通りの応え>>485には頷いて。 ホットミルクとの注文には、その気遣いに笑みを深めた]
ああ、承った。 お代はもちろん、要らないよ。
[暗闇の中、ふわりと微笑む姿は遠いひとの姿を思い起こさせる。 彼女たちの優しさが重なるためであろうか。 それとも明日が、その日であるためであろうか]
おやすみなさい。良い夢を。 …気をつけてお帰り。
(493) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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…珍しいね?
[そんな言葉を掛けて。空いたコップに水を注いで >>476ベネットの傍に水差しと共に置いた。]
(494) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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しまらなくっちゃ、だめですか。
[呆れたような息遣い>>458に、ぷくっとふくれて あきれられついでに耳のあたりに手をあてたなら ぴこぴこっと動かして がうっ ともうひとつ。 ああ、長い棒が 邪魔だなあ。
ほんとうに叶えて欲しいものはひとつも叶えてくださらない神様は、わたしからたくさんの物を持って行ってしまったから]
信じて…いる……。 そうですね。 叶うと思うのではなくて いまは 決意だけを祈るようにしています。
だからわたしは、叶わなくとも 神を責めません。
[きっと神様は、元からそういう御方だから。 お医者様に尊敬されているなんて露ほども思わずに、 わたしは ちょっと悲しそうな顔でわらうだけ。]
(495) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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繋げる……そう、ですか。
[ だから? 桃のくちびるが小さな弧を描く。
強張るからだ>>459を感じ取っても、ふたつの小さな白いもみじは動きを止めずに。 むしろ「はーい動かないでー」とお医者のまねごとをしてみたりしたから、余計に先生の皺が深くなったのかも。
窘められて>>462 はぁぃ、とひとつ、気の抜けた返事。 上がった片眉も、不機嫌そうな顔もみえないけれど 声はいつもよりとってもわかりやすく 視える。]
カビたり、干からびたり、せんせいも大変ですね。
[零れた礼には首を傾げ、でも問うたりはしないまま。 かりかりと頭を掻く音に、きちんと褒めたことが伝わったのだと、満足気に鼻からひとつ フンと吐息。]
(496) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[宵の薫風はまだ冷たく熱を奪う。背筋に伝う小さな震えに、小さく肩をちぢこまらせて腕をさすって。
錆の匂い>>464は、わたしには届かない。 ”彼女”になにかあったなんて 露ほども思わない。
村の誰かが だれかが… 母を、父を。 その記憶に押しつぶされて、”いま”の村がよく視えない。 族長さまのおはなしがひどく怖かったのは あの日のせい、あの日のせいだから 今を怖がる必要はないのだと 言い聞かせて。]
……ありがとうございます。
[伸ばした手は腕に触れ、つるりと下って指を探す。 さっきは拳のままだった掌に3つのゆびを滑りこませて 顔があった位置を見上げたなら 首を傾げ、手が引かれるのを *待つ*]
(497) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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[微笑みと愛撫が 少女に安堵を与える。
愛されているという実感が 不安を少しでも和らげてくれる。 大丈夫だ、と。]
お父さん……、大好き。
[そしてそのまま食材小屋へとついていった。]
[家に戻ったら…。 ホットミルクをもらおう。
そして温かいベッドで寝てしまおう。**]
(498) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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