246 とある結社の手記:9
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……、……。
[いきなりの男の告白に、ひどく複雑な顔をして、言うに困ってグラスを煽る。]
そういう、もんなのかい。
[なんとも間抜けな返事をするに至った。]
……諦めちまったみたいなこと言うんだな。 まだ――明日のことなんて。 なんにもわからねえだろうに。
[これではまるで昨日のワンダ。ラルフの気持ちが分かると言って、慌てもせず騒ぎもせず、母を亡くした娘息子を置いていく事を話していた。いくつもの諦めを重ねて見える冷静になってしまった女性。対するモンドは――いくつもの覚悟を重ねてすっかり麻痺してしまったような不気味な貫禄を纏っていた。]
(406) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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……いやあ。ちょっとまってくれ。 そこは殴る噛むみたいな弱弱しいこといわず こう……やっつける!くらいの貫禄が…… 欲しかったんだが……出ねえもんなんだな。
[流浪の民にも事情はあるようだ。]
………、……。 ……ありがとうな。おれたちの村のために。
(407) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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[それからルパートは眉根を寄せて、ずいぶん苦悩したあとに、いまの気持ちを、ぽつぽつと小声でモンドに打ち明けることにした。]
(408) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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う、うるさいわね。なにか悪い???
[(>>404)知ってた。という顔がこちらに向いている。だから、またじとじとにらみを継続した。そのうち相手が顔を背けたら勝ちだと思っている。 占い師の正体についての話は、ただ黙って聞いていた。理解を追い付かせようと必死だったのもある。]
人狼も、狂人も、なに考えてるか解んないけど…… 解んないからこそ、でたんだなあって… なんか単純に考えてた……。 だ、だってこういう時どうするとか、 解んないでしょ?ふつう。
[でもピスティオは疑問をもったし、ユージンも解ると言う。 そうか、人数から疑って考えなくちゃいけないのか。だとするとまた考える事が増える。疑う幅が広がって、またぐちゃぐちゃになりそうだった。]
お水。 お水のんで寝る、…
[今日もご飯の用意はあっただろうか。だとしたらまた、スープだけは貰おうと思って。今日はなんだか、お酒を飲む気にはならなかったから。 暫くは水だかスープだかを飲みながら話を聞いて、そのあと自室へと帰る予定だ。*]
(409) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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………。
[ルパートの吐露にモンドはなにを思ったろうか。それでもなお、ゆるやかに落ち着いていてくれただろうか。]
そうだよ。当然だ。 みんな同じくらい信じたくて、 みんな同じくらい、疑いきれない。 ……おまえもそうだよ。
……人間と確信がなくても。 おれだってお前と飲めるのが――大げさだが。 ……少し、幸福なんだろうな。 昔の知り合いと偶然再会して、少し――最近の話をする。
(410) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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そんな久々の再開が、 ……大きかろうが、小さかろうが 幸せじゃなくて、なんだってんだ。
[去るモンドの背に声をかける。 苦笑いになっていた。]
おい。部屋、記憶違いじゃあなければ、 ……二十年前と、同じところだぜ。**
(411) 2018/07/31(Tue) 05時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 05時半頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 07時頃
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[スージー贔屓だというユージン>>371には、張り合うように俺も俺も、と言い出して。同じく呆れたような視線を受けたのかもしれない。 スージーの呟きにも>>399、ユージンのモンドも外してほしい、にも。男は頷いた。]
二人とも、ありがとう。 きっと俺独りじゃ決められなかった。
[本当は誰も疑いたくなんてないから。そう小さく呟いて。それからすぐか、もう少し何か話してからか。やがて部屋に戻っていった。**]
(412) 2018/07/31(Tue) 08時頃
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