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[ 本人や家族に遭遇し、 笑顔でそれを渡してやるというのも、 おもしろいであろうと考えていたが、
結果的にこのほうが、 如何にもそれらしくいいかもしれない。
晴れやかな空の色をしたタオルケットを、 しっかりとその掌に握り締め、 穏やかな顔で眠る安住英子は、 どうにも馬鹿っぽく、 或いは死んでいるようにも見え、 その光景の、どうにも笑えること!]
(349) nabe 2018/10/22(Mon) 23時半頃
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────────────── To 万年青 常彦 From 黒江 仄日 ──────────────
××病院〇〇号室
──────────────
(350) nabe 2018/10/22(Mon) 23時半頃
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[ 起きる様子もない女の傍らで、 メールを一通作成、送信する。
不意に、放っておいてくれ。 と言った口を思い出し、 そのことが不本意でもあった。
他人の望みなぞ知るものか。 と口の中で唱えてやり、 何か一つ証明を終えたような気でいる。
目が覚めたとき、彼女は気付くだろうか。 気付いたとして、それを読むだろうか。 読んだとして、何かを思うだろうか。]
(351) nabe 2018/10/22(Mon) 23時半頃
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[ なにがそうさせる。という言葉を思い出すが、 黒江仄日は、それが人生の楽しみなだけである。]
(352) nabe 2018/10/22(Mon) 23時半頃
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[ 用を済ませ、立ち去った病室の窓の向こう、 閉じる扉の隙間に見たものは、 どこまでも赤く、落ちる寸前の仄日であった。*]
(353) nabe 2018/10/22(Mon) 23時半頃
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―― 朝 ―― [派手やかな蒼がくるのを、 蓮は「現在地」として示した場所で見ていた。
派手だと思う。 ステッカーの一部、天使の羽、なんてのは 柔らかく表現しても、似合わないと思って 睡眠が足りない蓮の眦が笑う。
そんなものより、フォーナイン>>0:7のほうがよほど似合う。 メーターカウントストップ、もうどこへもいけません。 だなんて示しそうで。 ――そうであってくれ、などと 睡眠の足りない酩酊に泳いだ脳は浮かべるだけだ。]
オニーサン仕事帰りだったから もうあるけなかったのぉ
(354) birdman 2018/10/23(Tue) 00時頃
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きちんと足になってくれる優しいツクモくんは やべーかお、すぎて、 なに どしたの、っふ、ひひ
[ヘルメットを受け取ってもなお、 隠しきれない笑いが零れるが、 被り直すそ葛の真正面にいなければ、 蓮が受け取った保護具を身に着けなかったことも まあバレなかろう。とは思う。 その表情の理由が問えないのは、惜しいことだけれど]
はじめてなので、 まじ ちょー 最高に安全運転で頼めます、オニーサン?
[このくそ目立つ色で そうそう車通りの多いところは通るまい。 余計な補導につかまるのは、避けたい。 のと、別に死にたくはない、ので念を押しをかけて*]
(355) birdman 2018/10/23(Tue) 00時頃
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―― 朝 ――
甘ったれんな
[眉間に皺が寄る。いて、と殴られた痕が引きつるのに顔を顰めて、にまにまと笑う洋次郎を睨んだ。>>354 てめえが仕事帰りってんなら俺は喧嘩帰りだ、とは思ったが口にしない。そもそも喧嘩した後バイクは知らせて寝てたし。
貼ってある天使のステッカーを癖のようにざらりとなでて、一息をつく。 笑い袋よろしく、犬の顔を引きずってかまだ笑っているそいつの脇腹をよっぽど小突いてやろうか>>355と思ったが、俺は自分の顔を隠すことに忙しい。
ヘルメットをつけていない――とわかれば、ふざけんなこのタコぶっこ×すぞ、とがなっているのだけれど、それにも気づけなかったものだから、ふてくされるように前を見た。]
(356) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃
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うっるせえ 世界一のクソ男ボコボコにしてやったんだよ まじあいつはいつか殺す
[その割には朝飯を作ってやる愛想はあるけれど。眠っている父親の首を絞めるか、野球バットで顔を潰すかの選択をする前に家は出なければならないと思う。
ともあれ。 お前が後ろに乗るのならば、]
へーい ワン公がちびらねえように 安全運転を心掛けてやんよ
[爆走してやっても面白いだろうけれど、それで振り落とされても後味が悪いだけだ。夜ならまだしも朝の世界で走るには目立ちすぎるから、警察も警戒しないようなルートを頭に思い描きながら、俺は言葉どおり安全運転でバイクを転がす。
――エンジン音が静かな朝に響く。]
(357) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃
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つか、なんでメール送った今なんだよ……
[愚痴が聞こえたかどうかはさておき、青空に似た蒼いバイクは、まだ白い空の下、海へと向かうだろう。
道中ミラー越しにお前を見ることがあるなら、 多分俺は「死にてーのかてめえ」と怒るけど 振り返るようなことがないなら、そのまんまだ。**]
(358) さねきち 2018/10/23(Tue) 00時半頃
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―― 朝 ――
……、 まじかよ ぼこりつつ ぼこされてるの めちゃくちゃ面白いから あとで記念撮影しよ
[ちょっと言葉を選んだ冒頭の一瞬 蓮の頭に、かつての糞男金メダリストが、 顔面を赤くした姿で映るけれど、 もうあいつは蓮のなかで死んだ男だ。 特に言うことはないが、
余計につけたされた言葉については、 背中を多少強めに小突いた。 「言ってろ」とのこと。]
[そうして蓮は、後ろに坐っている。 こいつ案外でかいんだよな と背中を見ながら。]
(359) birdman 2018/10/23(Tue) 00時半頃
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[海までの道、 おそらく直線の道も、人の少ない道もあるだろう。 蓮はそれまでちゃんと大人しい。 むしろメットの端からでている髪色だとか、 ちらと覗く爛れた皮膚などを眺めてあったので なるほど、ヘルメットがないと こんなにも風がうるさいのだな だとか 風に吹かれて散らばる前髪の鬱陶しさだとか、
遠目にみていた>>0:239夜を裂く蒼色が、 どれだけ死に近いのか、だとかをみていたので]
(360) birdman 2018/10/23(Tue) 01時頃
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[>>358前のほうでくぐもった声が聞こえたので、 散漫な声色で、んー と返した。 声に、音に、意味のない類の返答だ。 聞こえるか聞こえないのか、この速度で 風に吹かれるなど経験がないから知れないが、
だが、それで注意をこちらに 向けられたら困るな、と思い、そろそろでいいかな、と]
(361) birdman 2018/10/23(Tue) 01時頃
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つくもー おまえ運転うまいよなあ 多分うまいんだよなあ、 信じてるので
(362) birdman 2018/10/23(Tue) 01時頃
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おれを 殺すなよ
(363) birdman 2018/10/23(Tue) 01時頃
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[それが可能か否か、はやってみないとわからない。 と 夢見がちな男が残していたので それに乗っかってみようと思ったわけだ。
可能なら、押し下げた服の下、 火傷痕ののこるそこに、強くはない、歯を立てる。 できないのなら服の上から、なので そんなに違いはない。
けれど、噛みついて すぐ息漏らすようにして 笑ったのが感じられるかどうかの違いくらいはある。]
(364) birdman 2018/10/23(Tue) 01時頃
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―――、ふ ふ、
[これは、この後無事についたのなら。の話だけど。 というかすでに、「どこで怒られるのか」の話だけど。
しおらしく話を聞き、謝罪の意を示したのは 最初の十数秒だけで げらげらと、後先考えずにある高校生らしく 蓮が笑い始めるので 怒るならそれなりにやさしく怒ってほしいものである。 馬鹿な犬っていうのは、 馬鹿なりのしつけ方があるので*]
(365) birdman 2018/10/23(Tue) 01時頃
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誰がするかよ
[と、俺は苦い顔をする。 世の中に糞男は星の数ほどいるので、洋次郎もそういう類の人間にあっていてもおかしくないが、一瞬開いた空白の意味を理解できないまま、「記念撮影とかまじむり」とそれだけを伝えた。 ――背中を軽く小突かれれば、へ、とあざわらってやり、お前を後ろに乗せるだろう。
人が少ない路を走っている。時折はやむを得ず大通りの傍を過ぎることもあったが、大体は野良犬がそうするように、人目につかない道から道へと。
やけに大人しいな、と思いながら、俺は背後のお前を見ずにいた。
急な誘いに応えるために家を飛び出し、ジャケットを着るのを忘れていたからか、それとも安住とは身長そのものが違うからか、いつもと勝手が違うので少し緊張している。肌を撫でる風も、後ろに乗るヤツとの距離も、なんだか少しだけ近いような気がしている。]
(366) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃
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――は あ?
[大人しくしていたお前が何か言う。>>362 どういうことだよ、と。ビビリか? と笑う前に、思考が停止した。 唸る風。すこし肌寒く、死に近い只中で、背中に触れる温度が近づく。抱きつくような形に姿勢を変えたのだろうかと察しはつくのだけれど、お前をミラー越しに見る前に―― 首筋あたりに風が入って、それ、が来る。]
……ふ、ぁ?!
[まず知覚したのは硬い感触だった。首筋に硬い感触が当たっている。暖かすぎる吐息が火傷痕に触れて初めて、「噛まれている」のだと理解した。ひくりとあっけなく肩が跳ねる。驚きで吐息が零れる。 跳ねる心臓も、震える背筋も、バイクに乗っている時でなけりゃあ気にしないままだっただろうに。
「なんで?」を思考する前に、前方を無理やり通ろうとする車が見えて―― 「殺すなよ」という声を思い出し、唐突に恐怖が駆け上る。]
(367) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃
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( ――殺しちまう! )
[その時の俺のあわてようときたら、ない。 普段ならそんな車知るかと進むところを、とっさにブレーキをかけ、ぎりぎりで停車する。ほんとうに目を鼻の先を信号無視した車が思い切り通り過ぎていくのを見て、ぞっと恐怖が腹の中で渦巻いた。
は、と吐き出した息が熱い。噛まれている場所が熱い。舌先や粘膜が火傷のあとに触れるならば、むき出しになった場所に触れられているような気がして、妙に胸が騒いだ。
エンジンの音が聞こえる。周りはあいも変わらず静かな朝の景色なのに、それは胎動のようにも感じられた。]
(368) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃
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( ……危なかった、 ……いきて、る )
(369) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃
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[――生きている。洋次郎も、俺も。 それだけのことなのにひどく落ち着かず、海につくまで、「やめろ」とも「このクソ野郎」とも言えずに無言を貫いて――]
(370) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃
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ノーヘルでバイクに乗るってのはな 死にてえってことだ マジふざけんなよ こ×すぞ あぁ?!
[きいてんのか、と問いかけた相手は、しおらしかったのは最初の十数秒だけで、今はげらげらと笑い出している。生憎と俺は犬を飼ったことがないので、馬鹿な犬のしつけなんざ知らない。てめえ、と呻き、ひっぱたいてやりてえ衝動を堪えた。]
きいてんのかおい。 くそ、……俺だけ死ぬってはなしじゃねぇんだぞ
[お前も死んだらどうするんだよ、と俺は暗に責め立てている。 笑い袋になっているお前の胸倉を、今度は俺が掴む番のようだ。可能ならばそうして、諭すように真剣な表情で説教する。
数歩先にある海は、怒りに無視されて少し寂しげに小波を立てていた。]*
(371) さねきち 2018/10/23(Tue) 08時半頃
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― 数日後/病院 ―
[ 仄日からメール>>350をもらって万年青は安住の病室へとやってきた。 夕日に赤く染まる病室。部屋の主は眠っているようだ。 ほかに人がいないのをいいことに黙って入室する。 ベッドの傍らのテーブルには万年青が作った新聞と、 そっけない表紙の本が一冊。 文化祭で作ったのとは違うらしいタイトルのそれを手に取り、 パラパラとめくる。 安住はこれを読んだのだろうか。 喉の奥で音を出さずに笑いながら読み終え、 本を閉じると、彼女の目が開いた。
うつろに天井を見上げている ]
(372) hatum 2018/10/23(Tue) 12時頃
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……安住。
[ 声をかければこちらを見る目。 薬のせいだろうか、とろりとして、文化祭の日より楽そうに見える。 それはやはり面白くない ]
メールを見たか? もう"元"新聞部だが、インタビューをしたい。 好きに使っていいんだろう?
[ 手帳と万年筆を取り出す。 断られるとは思っていない。 安住はかすれた声であの時と同じように「私でいいなら」と答える。
その言葉に万年青はうなずいて ]
それじゃ、始めようか。
[ きっと、あの時よりはうまく言葉を引き出せるはず。 開始の合図のように、かちりと万年筆をノックする ]
(373) hatum 2018/10/23(Tue) 12時頃
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[ まどろみから覚め切らない空気の中、 もう記事になることのない、 記事にはできない言葉を手帳に記していく** ]
(374) hatum 2018/10/23(Tue) 12時頃
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[ 文化祭から日にちが過ぎれば過ぎるほど、 あの出来事は過去になっていく。 縁もゆかりも無い人ほどその傾向は強く、 ああ、そういえばそんな人もいたねと関心なく。 再々行われる道徳教育で命の大切さを説く言葉も、 上辺を撫でていくばかり。
彼女とその家族は何かと大変だったようだ。 何らかの事件性が無いか探る警察と、 あまり深入りされたくは無い学校側の板ばさみになり、 どんどん疲れていくようだったと母は語る。 ]
(375) 襟 2018/10/23(Tue) 19時半頃
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[ 世の中そんなもんだ。]
(376) 襟 2018/10/23(Tue) 19時半頃
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[ 俺もそんな空気の中で適度に笑い、 適度に合わせて暮らしている。 3日もすれば何事も無かったように、 友達からもらった月末までのクーポン片手に、 クレープ食べに行かない? とほのかさんを誘っただろうし、 万年青君をラーメンを誘ったりしただろう。 ルリちゃんやあいさきくんに、 面会できるようになったらお見舞い行くの? と聞いたり、 文化祭の時に「お、ナマイキ言うじゃん?かわいいよ」 と頭をぐしゃぐしゃにしてやった。 イメチェンして得意げに笑った>>2:164後輩に ばったり会って、何となく飴をあげたり。 ]
(377) 襟 2018/10/23(Tue) 19時半頃
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[ そんな他愛もない日々の中、母伝てで 少し落ち着いて面会できるようになったと聞いた。 手土産にリボンデザインのヘアバンドを選び、 数日後に病院へ行き、ベッドの上の彼女に声をかける。 ]
えーこちゃん、 って、寝てるのか。
[ 少し待って、起きないようなら帰るかと決め、 パイプ椅子に腰掛ける。 電源を落とした携帯電話は暇つぶしに使えず、 鞄の中から文庫本を取り出し、眼鏡をかけ視線を落とす。 そうして何ページか読み進めて、小さな声に顔をあげる。 彼女が俺の名前を呼んでいた。 ]
(378) 襟 2018/10/23(Tue) 19時半頃
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