266 冷たい校舎村7
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…………… 何も望まないよ。
(276) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ マネキンだって言ったのに。 思い切り私に質問してくるものだから、 不機嫌に答える。
しかも何?その質問。 振った相手に投げるものじゃない。 ]
幻影に恋をしてたのは、幻影だった。
今は、性格最悪で上から目線で、 困ってる人を見て気分を晴らす……
そんな高本悟が好きなの。悪い?
(277) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 開き直ったように答える口調は私だって、 付き合ってた頃みたいに可愛くみせようなんて 皆無だった ]
なんなの?傷口抉りにきたの? 性格悪いな………
[ 苦く笑って息を止めて、また大きく吸う ]
(278) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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………何も求めてなんかいないから。
もう、やめて。 私が望むことを叶えてやる、みたいなの要らない。
気持ちがないのに優しくしたり、抱きしめたり、 そういうの全部、要らないから、やめてよ……
[ それが私の望みだよっていうお返事 ]
(279) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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高本くんは?
………なんでそんな質問するの? それ聞いて、どうするの?
[ 抉りに来ただけというならそれでも結構だって タオルケットから泣き腫らした跡の残る顔を 半分だけ覗かせた。 ]*
(280) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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──美術室──
[ それから。 どのくらい経っただろう。 誰かに会うことはあったかな。
まだ然程眠くもなくって、 僕はふらりとその場所に戻ってくる。
そこら中に充ちるお祭りの日の、 さまざまな食べ物の雑多なにおいや、 4階の家庭科室で知った異臭などの、 どれとも違う、よく知った空気。]
(281) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 教室へと戻る。 毛布に鞄。 紫苑の上着に触れて、迷って。
結局それは持っていくことなく、 二つの装備品を手にしながら、 階段を二階分を昇った。 そして、再び夜が更ける。 ]
(282) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 目が覚めた。 ]
(283) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 僕が知っている、あの日。 本物の文化祭の大部分を占める。 2つの場所の、片割れ。
……大人気企画じゃなくっても、 あの日はぽつぽつとあった人影が、 ひとつもなくて、僕しかいない。
扉を閉めきってしまえば、 そこは静かで、落ち着く。とも思う。
この世界に来た当初と同じように、 高校最後を飾るにやや異質な、 自分の制作物の前に、立って。]
(284) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 携帯を見れば、習慣づいた時間である。 眠気はあまりないために、 異変でも探すか、心づもりで、 荷物はそのままに階段を一階分降りた。 ]
(285) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 人の頭。人間の頭。 ……を、模したはずのそれに、 指先でなぞるように、触れる。
……ここが、瞼。頬。唇。 つつつ、と細かな凹凸を擦る。 少し指の腹に力を込めても、 赤黒い表面がはらはらと崩れて、 白い肌が姿が現すのでもないから、 ただ、指先にざらついた感触が残る。
────悪意なんて、なかった。]
(286) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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──四階:廊下──
[ ひたり、ひたりと音がする。 後ろを振り向けば、なにもいない。 ほうと向き直って息をついた後、 脹脛になにか触れた感触が伝わる。 ]
────ッ!
[ 一瞬ならば、 何か物が当たっただけと合点できたのに、 其れは足へと纏わりついている。 肉塊のような其れは汰風流だ。 人間の足首から先が、顔だろう部分についている、 どうにも受け入れがたく、気持ち悪い姿。 ]
(287) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ こんなところにいるはずもない。 ここは怜奈の精神世界だとでもいうのだろうか。 ]
ちがう、ちがう、ってば!
[ 足を振って、それを振り落とす。 怜奈自身、人がいないこの場所は心地よいけれど、 四階の家庭科室の惨状やマネキンの並ぶ体育館は、 居心地が非常に悪い。 そして、なにより。 怜奈自身が、クラスメイトに向かって、 あんなメールを送るとは、考えられない。 ]
(288) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 謎のメールの主は言った。 楽しかった。 好きでした。 早く忘れて生きてくれ。
残りの時間を楽しんで。 ]
(289) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ もし田所怜奈が齢18で 世界から消えるとするならば、
恨み言に塗れた言葉を残すだろう。 ]
(290) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 振り落とした汰風流は、 再び怜奈のほうへと寄ってくる。 気管支が締め付けられるようで、 息もまともにできなくて、立っていられない。 ]
……は、
[ 立ち上がって走り出してしまいたいのに、 上手くいかない。 酸素が足りない。 苦しい。
少しでも距離をとるようにと手と足で這って、 近くにあった教室へと入って、扉を閉めた。 ]
(291) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 姿が視界から消えれば、幾分か気が楽になる。 背を扉に押し当て、開かないように。 開いてしまわないように。]
なんなの!?
[ やめてよ。やめてよ。 共通言語を話せていると信じていた時に、 両親にその宗教はやめてと何度も言ったことが、 頭の中によぎる。
すべてが過ぎ去るまで。目を閉じる。 ]
(292) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 再び、足になにかが触れる。 目を開くと、教室の中には汰風流が、 文字通り溢れていた。 ]
ぁ、や、……ひっ
[ どこから湧きだしているのか不明だが、 どんどん数を増やしていっている。 教室から出ようとするも、 身体が思うように動かない。 できたことと言えば、 両腕で自分を抱くことだけだった。
足に纏わりついていた汰風流も、 段になり段になり、胸の高さまで来ている。 ついには、額に肉塊が触れた。 ]
(293) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 救いをあげよう。 ]
(294) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ そんなものは、要らない。 私は何にも、 誰にだって、縋ることはない。 ]
(295) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 声が聞こえた気がして、 小さな子供のように首を横に振る。 否定をすれば、 瞬間、怜奈は汰風流の群れの中に埋まった。 ]*
(296) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 五度目のチャイムが鳴る。 ]
(297) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 四階、生物室。 部屋の前には、 黒い顔料を踏んだような足跡が一筋のみ続いている。
足跡を辿った先の扉、 なにかが引っかかって簡単には開かない。 無理に扉を開けたなら、 そこにはマネキンが一体居るだろう。
自分を抱きしめるような恰好だ。 力を入れすぎたのだろうか、 指先はところどころヒビが入っている。 触れたなら、崩れてしまうだろう。
きつく編んだ長い三つ編みが、 田所怜奈を模していると示していた。 ]**
(298) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 題をどうすると問われて、 結局無題としていたそれに、 二重線を引いて、書き足す。
家族
……どんなにあなたが嫌ったって、 この社会では醜く恐ろしいとされる、 それが、あなたの姿であって。 どんなにあなたが悲嘆に暮れても、 僕がひとりでその価値観に憤り、 拒絶と否定を繰り返していたって、 変わらないんだよ。なにひとつだって。
僕だって、そんなの知ってたし、 それでも同じ箱に生まれたんだから、 家族だから、幸せになってほしかった。]
(299) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ ……本当だよ。
ただ、僕が人より少し、 人間をうまくやるのげ下手だっただけ。
ばかげた社会は変えられなくっても、 ひとりの1日のうちの数時間なら、 少しくらい、よくしてあげたかった。
……そのぼろぼろの唇の端に、 軽く爪を立てる。いつもこんな顔して。 下がった口角。たまには笑いなよ。
そうやって、こすってみたって、 やっぱり、それは元ある形のままだから。
姉さんは姉さんでしかないから。]
(300) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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……そうだよねえ。
[ 僕は、小さく笑ってそれを手放し、
その場を立ち去ろうとして、ふと、 部屋の奥>>2:473に佇む、 その、柱のような形を見上げて、
……少し、もぐりこんでみたけれど、 もう夜が遅いから、ここは暗くて。
あの日見た輝きはそこにはなくって、 ただ、暗がりに色を透かして、見上げて。
……そう、夏を。少しだけ思った。]
(301) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ そうこうしているうちに、 もう、眠ったっていい時間になっていて。
……寝支度をして、教室に戻ろう。
轟木颯太が保健室で眠るはずで、 病人もそちらへ行くのなら、 今日は何人くらいが教室にいるのかな。 と、少し寂しく思いながら、その場を立ち去る。*]
(302) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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──現実:4階──
誰かの思い出にしちゃ、 あんまりにもほの暗すぎだろ。
……一発、文句いってやんねえとな 犯人さまには、な。
[ 相変わらず、暢気だった。養拓海ってやつは。>>266 思い出たる世界の持ち主とは、到底思えぬほどに。 犯人捜しもほどほどに、凡ゆる想定の話へ飛躍する。
末恐ろしい妄想が膨らみ、 窓の外の闇にまでのまれそうなほどだった。 ]
(303) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
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[ 晒すまぬけ面に吹きかけた煙は、>>268 どうやら拓海の肺まで沁みただろうか。 しばらくせき込む様子を、鼻で笑いながら見ては 言葉が出てくるのを、待っていた。 ]
俺に可愛げ求めるなんて、阿呆だろ それに、心中するとは一言もいってねえし
[ だから、少し調子に乗っていた俺は、 近づいてくる拓海のその先の行動の予測ができず 反抗するような煙に巻かれて、息を止めた。>>271
危ない、吸い込んじまうとこだった。 二の舞になるのは、ごめんだぞ。 ]
(304) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
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[ つっても、完全に避けるのは無理で。 軽くせき込み、耐えるように息を止めれば 顔の熱が上がるのが分かる。
子犬みたいにじゃれる拓海の笑い声と、 外に飛んでいくちびた煙草の行方を目で追えば 真似っこするみたいに、自分自身も炎の消えた煙草を 暗闇の中へと放り投げていた。 ]
うるせえ、気持ち悪いこと言ってんな
[ 立ち去るその背に、ひとつ言葉を向けて ]*
(305) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
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