人狼議事


272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲

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【人】 測量座 ハラフ

[診察の結果、反応は確認できた。後遺症に関してはこれから詳細に検査を行う必要があるが、今は疲れて眠っただけで、目を覚ましたことは間違いない。そう告げる医師は、自分自身の診察結果でありながら、にわかには信じられないと驚きを隠せない様子で、だがそれ以上に、喜ばしげに笑みを浮かべて肩をとんと叩いてくれた。

 よかったですね、本当に、おめでとうございます。五年の歳月を共に見守ってくれた医師の、心からの祝福だった。その言葉を聞いた瞬間、胸に広がった安堵は体から二本の足で立つ力さえ奪い去り、廊下にぺたりと膝をついて]

 ――っ、……が、とう、……ございます……!

[ありがとう、よかった、その言葉を繰り返しながら、ようやくティムの目覚めを受け入れられたのだった]

(323) calabari 2019/11/16(Sat) 04時半頃

【人】 測量座 ハラフ

[あれほど静かだった病室は、あっという間に賑やかなものになっていった。数年越しの回復例はこの病院ではティムが初めてらしく、貴重な症例だという点からも行われる検査は実に多岐に渡った。目覚めたばかりともあって一日にたくさん詰め込まれる、という訳ではなかったが、少なくとも落ち着いて話す時間は暫く取れそうになかった。
 それでも限られた面会時間には、知らせを受けた友人や職場の仲間、自分の親兄弟までもが駆けつけて、笑顔で、あるいは泣き顔でティムの回復を喜び祝った。

 ティムの両親に伝えた時、それから顔を合わせた時には流石に涙を堪えることは出来なかったが、同僚が会いに来る頃になれば、自分もなんとか笑みを浮かべられるようになっていた]

(324) calabari 2019/11/16(Sat) 04時半頃

【人】 測量座 ハラフ

[やがて精密検査の結果も明らかになり、筋力の低下や関節部の難はあれど、心配されていた神経障害や記憶障害も無く、リハビリが順調に進めばいずれ日常生活にも戻れるだろう、と知らされた。

 それを耳にしたのはティムの病室のことで、いつか以前のような日々が送れると分かった瞬間にはまた涙腺が緩んでしまう。泣き癖がついてしまったらしい。
 よく泣くようになったなとティムに笑れてしまうかもしれないが、抑えられないのだから仕方がない。

 やっと、求めた未来が訪れたのだ、と。救われる筈だった命を見捨て、五年という歳月を奪った自分の罪は決して許されるものではないと理解している。
 それでも、自らの足で空を、陸を駆けるティムをこの瞳に映すことが出来る今は、何者にも代えがたい幸いだった]

(325) calabari 2019/11/16(Sat) 04時半頃

【人】 測量座 ハラフ

― 11月・病室 ―

[雪が降る窓を横目に眺めながら、ベッド傍の椅子に腰掛ける。
 事故が起こった時より五年。つい先日まであれほど到来を拒んでいた今日を、穏やかに迎えられているのも、ひとえに隣にいるティムのおかげだ。ようやくまとまった面会時間を取れるようになったと聞き、早速その翌日に病室の扉を叩いた]

 リハビリはどうだ?

[投げた視線を交わらせながら小首を傾ぐ。最近では運動機能の回復を目的に少しずつリハビリを進めているらしい。まだまだかつてのような日常生活を送るには程遠いだろうが、首を回すことすら動かなかった頃を思えば大きな進歩に違いない。
 今日はもう終わらせたのだろうか。腕や肘、足などの関節の曲げ伸ばし運動なら最早慣れたものだ。何かやるなら手伝うが、と声も掛けてみるが、まあ、無理にしても負担がかかるだろうから、軽く尋ねてみる程度。目立った反応がなければ別の話題を、と思うものの]

 ……、……

[いざ、こうして話す時間を得られた、となると、何を話したものか悩んでしまう。起きてこちらを眺める視線だけで満たされる節はあり、ティムから話しかけられることに答える方がきっと多い]

(326) calabari 2019/11/16(Sat) 04時半頃

【人】 測量座 ハラフ


 毛艶も、前より少し良くなったように見えるな。
 ちゃんと食事を取れるようになったからか。

[やはり少しでも体を動かしていること、点滴でなく経口で摂取できるだけの体力がついたことが効いているのだろう。手を伸ばし、頬の毛並みをそろりと撫でながら笑いかける]

 療養食だ、味に文句は言うなよ。
 ……帰ったら、またいくらでも作るから。

[ふと声に漏らす未来は、一日でも早く訪れてほしいと望むもの。願望を口にしながら、それを急かすように響かせては負担だろうかと思い、視線をサイドテーブルへ映す。またブラッシングでもするか、との問いの答えを待つ間は、いつものように顔を寄せて。
 まだ声も掠れがちなティムだ。しっかり聞き取るにはこれぐらいの距離が要る]*

(327) calabari 2019/11/16(Sat) 04時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



[ なんて言葉を紡ぎながら。
  君と二人、空を見上げて見る夢は―――、 ]
 

(328) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ



  うん。
  嶺二くんは奥さんの髪のセットを式場でするから
  早めに来るって。
  菜摘ちゃんと大和君は……

  そうそう、デートでよく行っていた定食屋さん。
  唐揚げが美味しい。
  そこの看板娘さんがね……。

 

(329) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 早く寝なければいけないのに。
  話す話題に名残が尽きなくて。
  スマホからなかなか手が離れない。

  そんな気持ちと何とかお別れして、
  締めの言葉を結ぶ。 ]
  

(330) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ



  ……寝過ごしちゃ、駄目だよ。
  また明日式場で会おうね。


[ そう、これは私にとっては
  どこにでもあるありふれた
  一つの結婚前夜の物語。


      ………では、決してなく。
      別の未来があったことを、
      今の私は、知っている。>>0:8>>0:10 ]
  

(331) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[ 綿見真名が、富山柊季が、
  一歩足を踏み出せなかった世界。

  あの世界こそが現実で。
  今私が生きている世界は、
  やっぱり夢でしかないのかもしれない。

  こうしている今も、
  世界は無数の人々が存在しているのだから。
  彼らの選択が、
  無数の世界を生み出し続けている―――。

  ………なんて可能性も、零ではないし。 ]
 

(332) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ



  ……それでも私は、選んだから。
  選べたから。

  君の隣にいられる世界を。


[ 今思い出しても、奇跡のような出会い。
  不思議な箱は手元にはない。
  どこかに行ってしまった。>>80

  それでも目を閉じれば、聞こえた気がした。
  それは、きっと。>>86 ]
 

(333) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ

  私はね、幸せだよ。

(334) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 綿津見教会 マナ


[  一羽の蝶が羽ばたいた。
   
    ――― どこかの誰かが奏でる、勇気の音。 ]**
  

(335) rito 2019/11/16(Sat) 12時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[どうやら路チュー(言い方)の女性は
高本の知り合いだったようで >>319
ほっぺにちゅーされてたぞ、とか
もう絶対に言ってはいけない選手権だ。

高本に指さされたら結局ガン見で
指輪交換からの、パンフレットで隠しーの]

  ……!!??

[あれは店内で公然のちゅーでは!

まどか来い、って呼ばれても
一瞬目はふたりに釘づけで、
ひきずられるようにツリーの影に隠れるだろう]
 

(336) ししゃもん 2019/11/16(Sat) 13時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ちゅ、ちゅーし、してた

[高本の胸中は知らないが
今見た事実を口から出さずにはいられない病で
引き寄せられながら、あたふたと零す

心の中?
「都会の女の子はすごい」、だ。]

(337) ししゃもん 2019/11/16(Sat) 13時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[心が落ち着いてきたのは、
ひとしきりツリーの影で騒いだあとで
落ち着いてきたならば、
今度は今の状況に、気づくのだ

あれ。私高本に抱きしめられてるのではないか]

  ………ふぇ?

[耳元で囁かれると耳の奥まで熱い
抱き寄せる高本の手が、暖かくて優しくて
それでいて、力強くて。]
 

(338) ししゃもん 2019/11/16(Sat) 13時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ………

[まいご? ん?迷子?

ショッピングモールだから?って
私はやっぱり思っちゃうんだけど
でも高本の腕の強さとか、言葉の温度とか
きっと、そんな意味だけじゃないなって……]

(339) ししゃもん 2019/11/16(Sat) 13時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[迷ってたのは、私。

高本がいなくなってしまった未来
あの8年間は、ずっと迷ってばかり
少しずつ変わっていく高本に
私は何も、できなかった、しなかった。

高本がここにいる、未来
空白の8年間を思い描いて、
私と高本は幸せだったかな、
あの8年よりも幸せに暮らせていたかなって
私は、どこか心の奥で不安だった ]
 

(340) ししゃもん 2019/11/16(Sat) 13時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  うん、迷わないよ。
  高本も、ちゃんとずっと、
  ここに帰ってきてね。

[ぎゅうっと高本のことを抱きしめ返す
私はまだまだどこにもいけないガールだけど
高本が帰ってくるのなら、
いつまでもずっと、高本の居場所になるよ。]*

(341) ししゃもん 2019/11/16(Sat) 13時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[サイズを測ったり、やっぱりこっち?と悩んだり
ペアリングが決まるまで色々あったけど
ようやく二人とも満足できるものを決めて
これ結婚指輪はもっと悩むんじゃ……とか
あるかもしれない未来に想いを馳せる。

店の前を行く人たちからは
結婚指輪を決めにきたカップルに見えるのかな。

そう思うとくすぐったい気持ちになっていた私は
ちょっと離れたところに見た人影が>>319
知っている人のような気がしたのだけれど
仕事の時のイメージとかなり違っていたので
確信を持てないでいるのでした。]

(342) moggyu 2019/11/16(Sat) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[とんとん、と肩を叩かれて>>316
なあに、ってなんの警戒もなく振り返る。

かさっと紙の音がして
視界一杯に大和の顔があって
それから、唇にそっと触れたのは――]

(343) moggyu 2019/11/16(Sat) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 なっ なっ なっ…!

 なんっ…! こ、ここ外っ……!

[パンフレットで隠したつもりなのかな!?
紙一枚だし店内からは丸見えじゃない!
だいたい、キスならもっとムードのある場所でしてよ!
さっき頬にしちゃった私が言うことじゃないけど……

――と、言いたい文句はたくさん思い浮かんだし
落ち着いてからはしっかり怒ったのだけど。>>317

それよりね、今はね。]

(344) moggyu 2019/11/16(Sat) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[だから困るな、って呟いた私は
さすがに恥ずかしさで顔を伏せていたから
大和の表情は見えなかったし

その頃には店員さんが戻ってきたから
店内ではそのあと何もなかった……はず。*]

(345) moggyu 2019/11/16(Sat) 21時頃

【人】 空挺帆走 ティム


[起きたら五年経ってたなんて、
 一体全体誰が思う!?]
 

(346) udon 2019/11/16(Sat) 21時半頃

【人】 空挺帆走 ティム

[俺の感覚としては事故ったあの日の『次の日』だ。『ただの明日』が『知らない明日』になっていて、ちょっとびっくりした。

 親兄弟や知り合い友人が来るわ来るわ、
 しかもだいたい皆が泣いてるし、
 俺としては奇跡の目覚めなんてした覚えないから、どう反応していいかも解らない。

 でも身体が動かないとか、
 皆の見た目が変わってるとか、
 鏡で見た自分の姿とか見ても、
 どっきりとかじゃなくって本当の事なんだろうと思う。

 ――― 実感するまで、まだかかりそうだけど。]

(347) udon 2019/11/16(Sat) 21時半頃

【人】 空挺帆走 ティム

[ハラフの次に会ったのは両親だった。
 兄たちも時間の都合を付けてくるらしく、今後の賑やかさが伺えて胸中が少しくすぐったくなる。
 いやまあずっと寝てたことに対して何言われるか解んないから肝もちょっと冷えるけど。


 …両親の、

 両親の泣き顔なんて、本当に見たのは久しぶりで、『昨日』よりも老いて少し小さくなったその姿に俺もちょっと泣きそうになった。

 今の俺は身体が動かせない。
 手も動かせなくて、伸ばす事すらできなくて、伸ばしてくれた手をただ緩く、ほんの少しだけ握り返す事しかできない。
 でもそれで十分という言葉にじわりと涙が浮かんだ。]

(348) udon 2019/11/16(Sat) 21時半頃

【人】 空挺帆走 ティム

[ごめん、と言いかけたら止められて、
 逆に、ありがとう、と言われた。

 うん。

 自分の口元が緩んだのが解る。
 少し頷けたと思う。
 うまく笑えていたらいいなと思った。



 俺は、幸せ者だなあ。

 そして、ハラフにお礼を言えと言われた。]

(349) udon 2019/11/16(Sat) 21時半頃

【人】 空挺帆走 ティム

[兄たちの話の詳細は割愛する。
 「起きると思ってたけど!」とか
 「寝すぎにしては寝すぎ」とか
 「俺の子の写真見る??」とか
 めちゃくちゃ笑ってて賑やかでこっちは言葉を発する暇もなかった。

 必要もなかった。

 言いたい事だけ言って、
 「じゃーまたな」って帰っていった。
 もうこれからは、いつだって会えるからそれくらいでいいんだそうだ。
 うん、俺もそう思う。

 帰り際、またハラフにお礼を言えと言われた。


 因みに俺は末っ子だ。
 兄よりハラフにめちゃくちゃ懐いていたために割とほっとかれてたけど!]

(350) udon 2019/11/16(Sat) 21時半頃

【人】 空挺帆走 ティム

[同僚とか上司とか先輩とかが来た時、
 目を丸くして、
 面影と記憶を照らし合わせる。

 まだ声を出すのも困難だから、
 ぽしょぽしょと口を動かしたら同僚の一人が耳を口元に寄せてくれた。]



  みんなふけたなぁ…


[それを聞いた同僚が、
 「お前な〜〜〜そういうところだぞ!!?」
 と、大声で言いながら、それでも泣いてたのを見て、五年も起きずに申し訳ない気持ちにもなった。
 俺とは違った意味で言葉が不自由になってしまった同僚を連れての帰り際、ハラフに礼を言えと言われた。三回目。

 皆が帰った後、]

(351) udon 2019/11/16(Sat) 22時頃

【人】 空挺帆走 ティム




 …… ごねん かぁ

[そう小さく呟いた言葉は誰にも届かない。]

(352) udon 2019/11/16(Sat) 22時頃

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