105 CLUB【_Ground】
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[奪って逃げようとした。 その言葉で、若い世話係のイメージは今の自分と分離する。代わりにもっと幼い、あの頃の自分と重なった。
どれだけ、どれだけ、どれだけ想っても。 寝付いて日に日に弱りゆく相手に、食事を与え、生きるための快楽を与え、溢れる想いを囁いても。 喪った主のために流れる涙を、止めることができなかった。 「目を合わせた相手に一生を捧げる」という、“愛(システム)”に勝てなかった18の頃。
そこが重なれば、後は必然。
お前ならわかるだろ?――…その言葉に、うなだれるように小さく頷く]
(@127) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
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〔〔 “Who”are you ? 〕〕
[警戒した目で「兎」が紡ぐ。歌うような声で「鳥」が紡ぐ。 若い世話係“Frank.F”の、表情はよく見えない。 ただ静かに語る目の前の「彼」に集約されていく。
――そして部屋に、珈琲を啜る音だけが響く]
(@128) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
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……っ、 俺は、
[投げかけられた問い、弾かれたように顔を上げる。 強く向けられる眼差し。心の奥底まで見透かすように。
うろたえた。 自分の偽らざる想いは、とても醜く、情けなくて。 フーに、フランクに、失望されたくないという想いが、この期に及んで口を重くさせる。
けれど、]
(@129) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
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[ひそやかに紡ぐ打ち明け話。心の一番奥底の、情けない部分を曝け出した。 打ち明け話はまだ続き、微笑みさえ浮かべている]
立場も減俸もペナルティも、俺にとって本当はどうでもよくて。 「書き換える」存在になりたくない、それが全てだった。だから相手が、俺だけ、ただひとり俺だけを選ばない限り、俺も選ばない。選ばずにいられた。……なのに、
[途切れる声。笑みは消えて、吐息を詰まらせる。 その息を、ようやくゆっくり吐き出した時]
……ヤニクが、それを越えてきたんだ。
[震えそうになる手を、もう片方の手で握り込んだ]
俺の傍がいいって、言った。 誰が主になるよりも、商品と所員でもいいから傍にいたい。 抱き合いたい、声を聞きたいって。
(@130) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
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……だから俺、いつもの言い訳が使えなくなった。 あの言い訳がある限り、どんなに心が揺れても、 手を伸ばさず、フィリップに操立てしていればよかったのに。
[途方に暮れたような笑み。けれど懺悔の後のような、清しい心地もして。ありのままに差し出した、臆病で自分勝手な心。そしてフランクの目を、じっと見つめる]
自分の心に向き合わざるを得なくなって、 今、あんたと話してみて、ようやく、わかった。
俺も、ヤニクの傍にいたい。 真面目で、不安定で、自己評価低くて、素直すぎるくらい素直で、甘え下手の甘えん坊で、でも奥底はとても強くて、まっすぐで、そんでとびきり優しい。 そんなヤニクの傍にいたいし、傍にいてほしい。
……なぁ、おっさん。こんな俺でも*認めてくれる?*
(@131) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 10時頃
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[触って、覚えて行けば良いことなのに テッドに言わせたいのは睨む顔が可愛いから]
は、恥ずかしいけど慣れんとな。
[どもる]
……テッドさん。 いーんだよ冬だから蓄えてんだよ。
[気にしていた所に突き刺さる言葉、明日から運動する事が決定した]
(+67) 2013/12/22(Sun) 10時頃
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[手際悪く脱ぐ、間こっそりとテッドを盗み見る。 服にあけられた尻尾穴も気になるが、 やはりすらりとした手足が、肌が露わになると またごくんと唾液を飲み込んで]
あ、尻尾いいな。
[というか、ずるい。 勃きつつあるところは隠すのを諦めて 広いベットに上がるとまたおいでと手を広げ]
(+68) 2013/12/22(Sun) 10時半頃
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……あ、あぁ……
[同じく。どもる。]
……冬眠するのか?
[それはリスとかだ。 ちょっとだけ、からかうような風情。 照れ隠しには丁度いい]
(+69) 2013/12/22(Sun) 10時半頃
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…… 、
[ゆらり、と尻尾を揺らしつつ。 ちょっとだけ、やはり照れ隠しに自慢げな顔。 所員たちとは、こんな風に脱いで 肌を合わすことはない。]
……ん
[そろり、と広げられた腕の中、体を預ける。 直接感じる体温、それがいとしいひとならばなお何もかもが違って]
あたた、かい。
[とても、とても、心地よく―――]
(+70) 2013/12/22(Sun) 10時半頃
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− 広間 −
[静まり返ったその場所は先程までと違ってとても寂しかった。 玩具や絵本や毛布で埋めても足りなくて。 のそのそと窓の外を見ていたが、すぐに飽きてしまった]
そっか…。
[食事前までは飽きずに見ていたのに。 独りで見るものは何でもつまらない。 祝福の最後の伝言を贈った後、チアキがホレ―ショーが いない事を寂しがっていた事を思い出す]
ご飯……。
[いつもご飯を楽しみにしていたホレ―ショーを思い出して]
(133) 2013/12/22(Sun) 11時頃
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[まだサミュエルはいただろうか。 配膳口に声を掛ける]
ホレ―ショーまだ来てないの。 俺持って行こうか?
[声を掛けたがいなければ端末に同じ内容を送る。 広間は寂しくて誰かの傍にいたかった]
(134) 2013/12/22(Sun) 11時頃
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[話していくお伽噺は何処か遠く。 男の過去とサミュの現在が重なり、離れては、また重なる。 弾かれ上がる顔が、狼狽え。
そして、男が落とした“余談”に返るものは。 本当に、笑い話のような現実であった。
黒縁の奥を丸め、少ししてから。 緩やかに上がったのは口角。 下がったのは眉。]
(@132) 2013/12/22(Sun) 11時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 11時半頃
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[君もあの子と仲良く、とシメオンに告げて店を出て。
シィを迎え入れたリムジンの後部座席。 寄り添うように肩を寄せ合って座り、揺られる数時間の旅路。 腕を組み指先まで絡めて繋ぐ左手。 眺める横顔に、そっと義手を伸ばす。
鋼鉄の骨を持つ指は、滑り止めのシリコンが肉球のよう。 頬を撫で、唇に触れる指先が、低い音を響かせて震えた。]
(135) 2013/12/22(Sun) 12時頃
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[打ち明けられる、偽らざる想い。 とても醜く、情けなく、柔らかな、優しい底辺。 震えそうになる手を握り込む手に、重ねる手は この場所を離れ行くシマリスが“魔法の手”と比喩したもの。 ゆっくりと重ね、震えを取り去ろうと。 壁を殴り付けたその冷たい手で、指先を撫でた。]
――――――。
[似ていても、否なるもの。 その想いをまっすぐに受け止めて、途方に暮れたような それでも何処か清々しささえみせる彼に、男は唇を開いた。]
(@133) 2013/12/22(Sun) 12時頃
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言っただろ、お前とそいつが同じ気持ちなら何も言わんと。 認めるも何も。
[手が離れ、肩に乗り、ぽんとただ一度だけ叩く。 “背中を押す”ように。]
ただ、まだ仕事が残ってんだろ。 先ずはそれをこなせ。 ―――、――ッ、ゴホ!
[肩からも離れた手は、煙草を掴み。 白煙を吐き出して溢れるのは *噛み殺し損ねた咳だった*]
(@134) 2013/12/22(Sun) 12時頃
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[咳き込む白衣に、赤黒い染み。 モニターの向こうに泣き濡れる、虎の姿をすこし眺めて。]
ああ、そうだ。 虎の手の消毒―――ゴホッ、げほ!
[がたりと椅子に *座り込んだ*]
(@135) 2013/12/22(Sun) 12時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 12時半頃
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冬眠してーよ……
[人間の切実な願いだが、 気の抜ける会話もまた楽しくて]
そしたらテッドと冬籠もりだろ。
[毛布の中から出てこない生活]
(+71) 2013/12/22(Sun) 13時頃
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……でも、冬眠してると 寝てるだけになるぞ?
[切実な人間の想いを理解できるのはまだもう少し先だ]
――、…… ……まあ、それなら……
[妥協か]
(+72) 2013/12/22(Sun) 13時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 13時頃
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[揺れる尻尾が誇らしげで、 羨ましくもあり、それでいて愛らしくもあり。
素肌でふれあうと、より暖かく愛しくて、 涙が溢れそうになる]
ほんと、あったけーな。
[と、ぬくぬくしているとそのまま満足してしまうので 手は再び揺れる尻尾へ伸ばされる]
これって、お前ちんk…………どっちがいいんだ? 触るのとか、舐める?の。
[思い切ったことを聞いてみる]
(+73) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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寝てるだけって、贅沢だろ?
[願わくば引きこもって暮らしたいのに、 それに相応しくない狼を選んだのは 変わりたいとどこかで思っていたからか。
単にテッドが可愛いからというのもあるが]
一緒にごろごろしてたら、幸せだ。
[出かけるのもいいと思うようになるのは、 もう少し暖かくなってからのこと]
(+74) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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[頬をすりよせ、 温かさを堪能する。腕を背に回し、体温をわけあうように]
――ん、っ ……
[尻尾が揺らめき、そちらも撫で付けるように動き]
――は!? そ、んなこと聞くなっ……
[――しかし。 それでは、ミナーが困るだろうか、だって、世話係と違って、慣れていないのだし――]
……な、……なめ、る、方 ……いやなら、いい……けど、……
[消え入りそうな声。寮とは違うのだから、――ミナーに、なら、謂わないと、と言い聞かせて]
(+75) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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――そう、かもしれないけど 体、鈍りそう、だって
[耳元囁き、触れ合いのはざま]
――ん。……悪くない、かもな
(+76) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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テッドさんは、全身舐め回されたいと申すか。
[からかいつつ、それもありかと思った]
舐める、ふむ。 してみよう。
[当然ながら男相手にはなにも経験は無い、 しかし同じ男ならば勝手はそう違わない筈だと 密着していた身体を離して。
胸の飾りみたいにある乳首にちゅっとキスしてから 頭を下げて足の間へ]
良かった、狼の形してたらどうしようかと。
(+77) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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春になったら動くんだよ。多分。
[その頃には花粉症で泣く羽目になっているのが年中行事]
ごろごろすんのと、運動と、半々な。 いきなり活動的にはなれん。
[出かけようと誘われたらあっさり頷くけれど]
俺も慣れる、から。
(+78) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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く、口に出すなよ、ばかぁ!
[尻尾が逆立ち、顔が真っ赤になる。]
っ、……ぅ、うん……
[ちいさく頷く。 心臓が、破裂しそうである。]
――っ!
[乳首に口づけられただけでもびくんと震えて。 しかし性器への言葉に、]
――っ、、……ば、ばかやろう、……!
[恥ずかしくて死ぬ。 緩くたちあがる熱は、物欲しそうに。]
(+79) 2013/12/22(Sun) 13時半頃
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――春。花が咲く季節、だな。
[絵本の知識。花粉のことは知らない。]
……そうか、半々、わかった。 ……うん。
[言葉のはしは、甘えるように溶ける]
(+80) 2013/12/22(Sun) 14時頃
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大事なことだろー。
[なにせ照れまくるテッドが、見れる。 それを見ると俺のテンションが上がる、 よりテッドが照れることを言える、完璧だ]
さすがに狼のを舐める勇気はねーよ。
舐めるっても、どう、だ?
[先端をぺろりと舐めてみてから、見上げて確認。 問題なさそうならそのままぺろぺろと水を飲むように]
(+81) 2013/12/22(Sun) 14時頃
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冬眠してた奴らも出てくる、もう少し過ごしやすい。
花も咲くなあ。散歩するところも増える。
[公園も様変わりするのはまだ口にせず]
テッドだって、全部俺にあわせなくていい。
(+82) 2013/12/22(Sun) 14時頃
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〜〜ッ、ばかぁ ……
[顔下半分を腕で隠す始末。 完璧とかなんだそれ、と吠えるだろう]
――ぅー……。
[それ、はやや小さめだが人間のものと同じで]
ひぁ、ん…!
[舐められただけで、 びくん、と仰け反る。]
ミ、ナぁ…… ふ、
[指を噛み、声を抑えようとしながら、ミナーの動きひとつひとつに腰が浮いた ]
(+83) 2013/12/22(Sun) 14時半頃
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――っ、ん、ぅん……
[返事も、あえぎ混じりになり。]
ぅん、……わかっ、……た
(+84) 2013/12/22(Sun) 14時半頃
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