241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[禁忌に関しては一旦おいておく。 今考えてもわからないし、わかった所でどうなるものかも、思い至らないのであれば。 現状は、近寄らないほうが良い、それだけでいいだろう。
それよりも、彼女の用事の方だ。>>@46 このゲーム向きでの性格ではない、というのは、私も人のことを言い切れないだろうけど。
死神と友好関係が築けている人、ということは、本当に良い人なんだろうな、と思う。 ……この立場で望むことではないのだけれど。 生きていると良いな、とも。]
(207) 2018/05/22(Tue) 15時半頃
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はい! スージーさんが、あん屋で、ですね。 会ったら、伝えておきます。
[建物の中、というのも伝えられれば、頭に入れておくだろう。この世界では、外と中の危険度は差が大きい。>>@47 よく考えなくても、待ち合わせに適しているのは中だ。
そして、まさかのお説教。>>@47]
え、あ。 はい。いちご大福……ですよね。 えっと、すみませんでした! 伝えておきます!
[見られているのだから、怒られても当然だ。 それは一般的な倫理観から測ったものなので、彼女特有の事情があることなんて、思わなかったけど。
とにかく、羽ばたいていった女性にお辞儀をして。 その姿が遠くなるまで、手を振っていよう。]
(208) 2018/05/22(Tue) 15時半頃
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[さて、一段落つけば、ミッションを考える。 死神の少女を思い出す、言葉遊び。]
つつじをかって、つみのあめ。 いどといけにかめよ。
……かじつ、の、を、みっつめ、……いや。 みっつ の……。
[並べ替えている時に、できそうな言葉。 それを片っ端からメモして、組み立てていく。 浮き上がった重要そうなワードは。]
(209) 2018/05/22(Tue) 15時半頃
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……近い?
[子どもたちの影に紛れて逃げてきたのが、幸いで。 東エリアには、多分目的地の1つ、バナナストア。
それを思いついた瞬間、周囲も気にせずに走り出した。]
(210) 2018/05/22(Tue) 15時半頃
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― 東エリア/バナナストア霧江店 ―
[そう遠くない位置にある店に入って、周囲を見渡す。 果実が3つならば、多分ここも含まれている。 けれど、ここで果実の入っているもの、というと。
嫌な予感を抑えながら、店内を見渡してみようか。*]
(211) 2018/05/22(Tue) 15時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 15時半頃
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―西エリア:盟海珈琲店―
ごきげんよう、マスター様。
バッジのコレクションの調子は如何かしら? わたくしも、以前のロリータテール、 大切にしておりますのよ。
[さて、無表情な青年と、道中で幾らか言葉を交わしつつ、 いちご横丁を後にしたジリヤは 数日振りの場所に足を踏み入れます。
カランコロン、と軽いベルの音と、 漂うコーヒーの香りに顔を綻ばせました。 けれども、漂う空気がどこか重いと感じるのは、 客たちの纏う空気が澱んでいるせいでしょうか。]
(212) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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[マスターに紅茶を注文したのち、 その内のひとり――小太りの男に歩み寄ったジリヤは ごきげんよう、と優雅に頭を下げました。]
恵まれた方ですのね。
[開口一番と、その碧の眼差しは、 優雅とは程遠いものでしたが。]
(213) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 16時半頃
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何かを与えてもらえない、何も面白くないなんて まるで駄々っ子のようですわね。
無条件でおもちゃを与えてもらえるのは、 子供くらいですわよ。
[まくしたてたジリヤは、男が荒々しく口を開く前に、 テーブルに「いちごカルタ」を(静かに)叩きつけました。]
街の歴史や哀愁を感じさせる写真と句、 此方のロゴマークの温かなタッチ。
どう?此方のカルタ、 今の貴方が追い求めているものではなくて?
[テーブルの上のそれを、男に差し出します。 彼の反応を眺めながら、ジリヤは微笑みます。 聖母を思わせる眼差しで。]
(214) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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現に、こういった玩具も廃れてはいませんわ。 キリエ区には、まだまだ貴方を楽しませてくれるものが 沢山あるはずよ。
此方は貴方に差し上げます。 けれど、他の――自分を楽しませてくれるものは、 自分の手で探しなさいな。
……貴方の人生は、長いんですから。
[既に死んだ人間が何を言うのでしょう、と ひとり、心の中で苦笑を浮かべたのはさておき。
男の反応を一通り眺めたのち、 少女は再び店内を見回しました。]
(215) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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[見慣れた姿>>204を見つけたなら、 マスターにそちらのテーブルを示して、 男の向かいに腰かけたでしょう。]
ごきげんよう、俊太郎様。 御加減がよろしくないんですの?
[机に突っ伏した男の向かい、砂時計を傾けながら ジリヤはその顔を覗き込みます。
それは、いつかのオシリスカメラで見た顔です。 青ざめて、今にも倒れてしまいそうな、 ……大切なおもちゃを取られた子供のような そんな表情を彼は浮かべているように見えました。
ジリヤは手を伸ばし、振り払われなければ なだめるように彼の頭を撫でたでしょう。]
(216) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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可哀想に、何かあったんですのね。
……そうよね、パートナー様――ワレンチナ様が あんなに恐ろしい方なんですもの。
[彼の様子は、パートナーに関係ないのかもしれません。 オシリスカメラでの急変した様子を思い浮かべつつ 敢えてジリヤはそう口を開きました。]
(217) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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俊太郎様は、ゼン様を覚えていらして? 以前のミッションのいちご横丁で、 一緒に塀を掃除してくださった、銀髪の王子のような方。
ワレンチナ様は、昨日 あの方を殺したんですのよ。
[ご存じだったかしら、と ジリヤは眉を下げて、男の顔を伺います。]
(218) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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[俊太郎は、優しい、甘い方だと思います。 数度会っただけですが、あの振る舞いが演技ではない。 そう言った印象を受けていました。
ですが、このゲームは、一蓮托生。 いくら片方が強くとも、 もう片方が倒れてしまえば、生き残ることままなりません。
であれば、毒を盛ればいい。より、甘い方に。 それは、誰かに教えてもらった生き残るための策でありました。]
(219) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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[さらさらと落ちる砂時計の砂を横目に、 ジリヤは言葉を続けます。 彼の具合が悪いことを、忘れたふりをして。]
ゲームのルールを覚えてらして? 「ゲームにおける生き返り人数は最大で4人まで」
―――「生き返れるのは2ペア」とは、 どこにも書いておりませんのよ。
[お分かりいただけるかしら、と、 三日月のように口元を釣り上げて ジリヤは微笑みます。聖母のように、碧眼を細めて。
何一つ、嘘は言っておりませんもの。]
(220) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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……あの方、ゼン様たちのバッジも奪っていましたわ。 貴方の知らない彼の顔に、どうかお気をつけて。
[疑うなら、ご本人にお聞きになってくださいな。 そう付け足して、ジリヤは紅茶のカップに手を伸ばします。
砂時計の砂は、全て落ちておりました。**]
(221) 2018/05/22(Tue) 16時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 16時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 16時半頃
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[パートナーの吐息>>+20もものともせず 雑に飛び掛った男の突進も見事かわして ピグノイズはつったかたー!と。 どこかへ見えなくなってしまった。]
…………
[俺はというと、水族館の入り口にて 地面に突っ伏して動かなくなっていた。 (生きてます)(死んだが)]
(+27) 2018/05/22(Tue) 17時頃
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――ぐぞう…あのブタ、 なんか食いもんで釣ったりでもしないと あの素早さ……今の俺には辛いものがある。
[参加者だったときは手足が燃えましたので 擬似的な身体強化も出来ていた。 試しに寝転んだまま掌に力を込めて開いてみると 灯ったのは可愛らしい掌サイズの炎。 ぽいっと放ろうものなら空中で消えた。儚い。
思えばパートナーも不服そうにしていた。 今までより確かにサイキックが弱体化している。]
(+28) 2018/05/22(Tue) 17時頃
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[―だが、確かにまだ炎は消えていなかった。 内側で燃え続けている。]
仕方がねぇな…。 こうなりゃ生身とこれでやれるだけやるか。
[よいしょ、と身体を起こして 土がついていれば軽く払う。 それから、いつものようにパートナーの傍に行って 作戦会議を始めよう。]*
(+29) 2018/05/22(Tue) 17時頃
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−兄間薬品付近・路地裏−
[私は、人通りの多い交差点ではなく、 ほとんど人の通らない細い路地裏を選んで バナナストアへと向かっていた。]
(222) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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[雑踏で賑わう現代の都会の裏側、 ほとんど陽の当たることのない静かな路地。 私の歩むローファーの音だけが カツンカツンとコンクリートに響く。
目につくのはゴミか落書きばかり。 参加者はおろか死神の姿すらそこにはなく。
この身体で参加者に会いたくないという警戒心が 私を路地裏へと向かわせたのかもしれない。]
(223) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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── 盟海珈琲 ──
[目の前に、誰かが座る気配。 名前を呼ばれて、のろのろと顔を上げる。]
ごきげんよー。ジリヤ……
[真っ青な顔で、伸びてくる手を振り払う事も出来ない。]
ワレンチナが……なに……?
[ぼんやりと、焦点を結ばぬ目で見詰めた女性が紡いだ言葉>>217 誰が恐ろしいって? ワレンチナは俺を気遣ってくれて、無表情で無愛想だけど、それはきっと”大切なもの”が欠けているせいで、きっとアイツは良いヤツだ。]
(224) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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[……しかし、私はそれに囚われるあまり 大事なことを失念していたのだろう。 警戒すべきはもっと他にあっただろうに。
______さらに入り組んだ薄暗い道で ビル影から突如として現れた黒い影。
深い漆黒を纏ったウルフは 僅かに口元に光る鋭い牙を向け 少女の中段目掛けて襲いかかった!]
(225) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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[だから続く言葉の意味>>218が飲み込めない。 今、ジリヤは何て言った? なんて……]
…………え?
[ジリヤの目を真っ直ぐ見詰める。 目の焦点が、急速に一点に絞られて。 目の前に座る女子高生の顔を、まじまじと見詰めた。]
(226) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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ころ……した?
[ゼンは、勿論覚えてる。 氷の薔薇を作って見せてくれた。 花を贈ると良いと言ってくれた。 初めて見た……楽園の獣を倒した時の、キラキラと輝く氷の中に佇んでいた姿。 パートナーに、コインを放る姿は、まるで本物のヒーローみたいで。 俺にとっては、王子様って言うよりも、”憧れのヒーロー”だった。]
(227) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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うそ。
ゼンがそんな簡単に死ぬわけねーよ。
ワ、ワレンチナのサイキックは、人を殺せねーんだ。
[パートナーのサイキック情報なんて、本来は漏らす物じゃないのかもしれない。 でも今は、そんな事考えられない。 頭痛も忘れるくらい目を見開いて、目の前の聖母みたいな表情を浮かべた、悪魔みたいな顔の女を見詰めて…… こくり。と、喉が鳴った。*]
(228) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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……っ!!
[私が気付いた時には既にゼロ距離で。
咄嗟に防御の構えを取ることもできず、 右足を踏み込んで回避を取ろうとする______]
(229) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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[その刹那。再び体芯に襲いかかる鈍痛。
一瞬硬直した身体は黒い影を交わしきれず、 ケモノの鋭牙は一瞬で右腕を紅に染めた。]
(230) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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きゃっ……!!
[血飛沫と共に、鋭い痛みが身体を襲う。 腕を見れば、牙による亀裂が2本。
着地したオオカミはまだ物足りなさそうに こちらを睨みつけて威嚇している。
もちろん奴を倒さなければならないが、 まずはこの傷をどうにかしなければ このままでは出血多量で倒れかねない!
私は急いでオオカミから距離をとり、 転がった包帯を拾って止血をした。]
(231) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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[ひとまず落ち着き体勢を立て直せば ようやく相方にテレパシーを試みる。]
兄間薬品の近くの路地裏に来てくれ。 ……正直マズいかもしれない。
[それでも、詳しい状況を話す暇もなく 二度目の襲撃が飛んでくれば、 今度は虹色の幕でなんとか交わして。]
とにかく急ぎだ!!
[それだけを伝えて、オオカミの方に向き直った。**]
(232) 2018/05/22(Tue) 18時半頃
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― 東エリア→???道中 ―
[まさか死神に倫理観の説教をされるなんて思ってもいなかったのでしょう。>>208 濡羽色のお嬢さんとわかれた後、女は南の方角へ向かっていた。
南を選んだ理由は簡単。 彼も参加者である以上、ただ闇雲に探すよりミッションに関わる場所を回った方が理にかなっていると思ったから。
東エリアにいないとすればここから近いのが南―― いちご横丁だったからにすぎない。]
(@48) 2018/05/22(Tue) 19時頃
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