164 冷たい校舎村3-2
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カイルに1人が投票した。
レティーシャに2人が投票した。
レティーシャは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
────キーンコーンカーンコーン……
(#0) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
[最後のチャイムが、鳴った。]
.
(#1) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
["君たち"は、目を覚ます。
過ごし慣れた久方ぶりの世界で。
深夜。
時の凍ったあの日のはじまりに、君たちは帰ってきた。
ただ、ひとりを残して。]
(#2) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
[──そうして、冷たい校舎は再び口を閉ざした。
たったひとりのために、時計は回り続ける。
凍った校舎の中、世界は今日も、あたたかい。
どうか、"君"に、後悔がないことを。]
(#3) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
[──冷たい校舎の、七五三涼介の時は止まったまま*]
(#4) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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[ 扉が、閉まり ]
[ 月に寄り添っていた赤は (彼の命を繋ぎとめていた灯は) ]
[ 消えた ]
(0) mayam 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ ――静寂、だった。 もしかして、も思わせない程に、 そこには静寂があった。 ]
………、
[ 声も、出なかった。
あの世界の、扉ではない。 現実世界の、手術室の扉が開いて。 その中から、クラスメイトでは無い、 重い空気を纏った医者が出てきて。
――ああ、私は、あの空気を知っている。 人が、確かにこの世界から"いなくなった"って、 そんな、知りたくも無い、ものを。 ]
(1) mayam 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ その先に、歩むことも出来なくて。 病院の入り口から、振り切る様に、 再び夜へと戻っていく。 ――救えなかった。それが、重く圧し掛かって来て。 こみ上げる何かが、抑えきれそうにない。 そしてそれを見られてしまうのは、嫌だった。 ]
(2) mayam 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ ―――七五三涼介は、もう、戻らない* ]
(3) mayam 2015/07/16(Thu) 00時頃
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[ トン、と背を押されるような、 あたたかな感触がして、
きっと、それが最後。 もう二度と、その温度を知ることはない。
振り向くことも、叶わなかった。*]
(4) nabe 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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[葛城に付いて、手術室までの道を行く。 そこにはある種の確信があって。寂しさは確かにあったけれど、それよりも言いたいことがあった。
手術室の扉が開き、中から出てきた人たちを見て、手術室の扉の向こうを思った。
彼が何故自殺をしたのかはまだ知らない。 知り得ないのかもしれない。
けれど、これが七五三の選んだ選択ならば。]
お疲れ様。
[この場にはいっそ場違いな。 柔らかな笑みを浮かべて呟いた。*]
(5) kazue 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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あ……。
["手術中"のランプが、消える。 期待と不安を感じながら立ち上がり、扉へと数歩近づいた。 扉が開いて、医者と思われる男性がゆっくりと出てくる。]
あ、あの…七五三くん、は…。
[震える声で、結果を尋ねる。 医者は、「残念ながら…」と、首を横に振った。]
………っ、
[何も言えず、ただ、身体が小刻みに震える。
頭では分かっている。 多分、彼があの世界の"ホスト"だったんだろう。 こっちに戻ってこないということは、彼にとってはあの世界に残る方が幸せで…彼の選択を責めることなんか出来ないし、それを受け入れてあげるべきなんだ。 それに、彼はきっと、私たちが悲しむことなんか、望んでなくて。]
(6) はねねこ 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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[そういうこと、一応頭では分かっていても、そう簡単に割り切ることなんて出来なかった。
だって、大好きな友達が居なくなってしまった。 彼とはもう、二度と話したり笑いあったり出来ないんだ。 もっと、私が彼にしてあげられること、なかったのかな。 あの世界で、ずっと、永遠に一人ぼっちで居るなんて、そんなの。 笑って、「おかえり」って、言いたかったのに。
そんな思いばかりが浮かんできて、どうしようもなく悲しくなってしまって。 泣きたくなんかないのに、いつも笑顔でいたいのに。
俯かせた顔に、涙が滲んだ**]
(7) はねねこ 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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―病院裏口―
[ 月すら見えなくなる物陰は、すぐ見つかった。 見回して誰もいないことを確認すれば、 病院の壁に背を預けて、俯く。 声をかけたことが、駄目だったのだろうか。 過去ではかけなかったことに、後悔していたというのに。 それを克服できて、今はかけることが出来て。 そうして、救えるかもしれないと。 そう、思っていた、筈だったのに。 ]
―――、
[ とうとうしゃがみこんで、膝に顔を埋める。 冬の風が髪を揺らして、あたたかさを奪っていく。 ぼろ、と。零れるものが、服を濡らしていって。 だけど、大泣きなんてしたくないから、 唇を噛んで嗚咽を殺す――痛かろうと、知らない。 ]
(8) mayam 2015/07/16(Thu) 12時頃
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[ …お母さん、兄さん。 やっぱり私、貴方達の様には、なれない。 それがどうにもならないことだったとしても、 いつだって道を、間違えている。 自分のことも、だれかのことも。
それは受け入れたつもりだったのに、 やっぱりどうしようもなく、悲しく私を突き刺して。 零れるものを止めることを、 きっと暫く、赦してくれない* ]
(9) mayam 2015/07/16(Thu) 12時頃
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[灯りが不意に消える。 こちらの世界とあちらの世界を繋ぎとめていた、小さな灯り。>>+6 扉が開く音と来夏の震える声、そして返される結果を、どこか他人事のように聞いていた。
私、自分が弱いってことをよく知っている。 一度折れてしまった分、それに対して、私はとても自覚的だ。
だから、ここにいたら、七五三のために皆が集まってきてしまうんだろうことも。 その中で、私が一番、弱くて折れやすいって、少なくともそういう認識だろうということも。 弱い人は、弱いからこそ周りが気遣ってくれてしまうんだってことも。]
(10) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 19時半頃
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[きちんと、皆、泣けた方がいいでしょう。 差し伸べられた手や、頭を撫でてくれた手。いくつかの優しさを思い返す。 もしも、私のせいで誰かが上手く泣けないなんてことがあったら、それはきっと不幸なことだ。 だって彼は、私たちの友人なんだから。
ソファから、ゆるりと音もなく立って、出口の方へ歩きはじめる。 どこへ行くのと問われたなら、少しだけ微笑んで「大丈夫」と返しただろう。 表情も声音も、たぶん、ただただ落ち着いていた。*]
(11) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 19時半頃
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──病院 → 外へ──
[病院から外へ出た途端に、冷気を感じる。 その感覚を随分懐かしく感じたのは、あの世界にいたからだろうか。 あそこは扉がすべて閉ざされていたし、校舎に足を踏み入れた時から空調も整えられていた。 帰ってきてからは車に乗せてもらってここまで来たし、それどころではなかった。
どこへ行こうか。 漠然と思ってみて、愚問だなと苦笑する。 家からここまで来たんだから、家に帰るぐらいしかない。 生憎と、それ以外に場所を見つけられるほど、私の世界は広くない。家と学校、それだけ。 いくら広大な物語だって、さすがに夜露をしのいではくれない。 役に立たないな、と、薄らと思った。
兄の「連絡するように」という声も、コートのポケットに沈んでいる携帯の存在も、忘れたわけではなかったけど。 肌を刺す冷気が今は有り難いような気がしたから、連絡はせずにそのまま足を踏み出す。 たぶん、こっちの方でいいでしょう。 方向が合っているのかは知らない。きっと、どうでもいい。]
(12) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[少し歩いて、歩道橋が目に入ったので、なんとなくそちらへ進む。 この時間に車なんてほとんど通りっこない。 だから、堂々と道路を横切っていっても良かったのだけれど、見晴らしのきく場所を選ぶ。 蹲ってしまった時のあの狭い視界の真逆を、せめて選びたかったのかもしれない。
折れないための悪あがき。 階段を一段一段、あがってゆく。]
(13) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[最後の一段をあがって、そこから見える街並みを眺める。 信号や夜間照明の光が点々と煌めいていた。 そういえば、──文化祭の時も、色とりどりのライトがチカチカと瞬いていた。
それを思い出した瞬間、今まで立っていたのが嘘のように足が崩れた。 ずるずるとへたり込みながら、やっぱり、ぼんやりと思う。 ああ、また、足掻いてみたって意味がない。 私、本当に弱いなぁ。 だけど、今度はあの校舎で感じたような悲壮感はなかった。
代わりに、視界が一気にぼやけてゆく。 光が歪んで滲んで、混ざり合っていった。]
(14) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[七五三くん。あなたは、何を望んでいたんだろう。 校舎を模した世界に、あのメンバーを集めて、豪奢な食事さえ用意して。 あなたが、望んでいた者は、何。
本好きの心得。物語に浸ることを糾弾されないための、不文律。>>1:183 空想は、あくまで空想。現実と空想を混同してはいけない。 私はそれを、どこまで守れていたんだろう。
物語の真っただ中にいるように不可思議なあの世界で、本当に、心の底から喪失を恐れていたんだろうか。 ここにいる誰かの世界なら、きっと、最後には優しい物語で幕を閉じる。 どこかでそんなことを思っていたから、あっさりと帰れてしまったんじゃ、ないの。 私は、帰るべきじゃ、なかったんじゃないの。
頬に当たる冬の夜風が、あんまり痛いからなのか、 足をつけたコンクリートが、どんどん熱を奪ってしまうからなのか。]
(15) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[声すらあげ損ねたまま、ぼろぼろと零れる涙を拭いもせずに、思う。
──現実をきちんと見ろよ、馬鹿。 物語は、現実に匹敵するほどの力なんて、持ってやしない。]
(16) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[泣きながら、柵を支えに立とうと試みる。 錆びた感触が手のひらにざらついて、少しだけ痛い。
幾度か手に力を込めて立ち上がろうとして、失敗して。 数回繰り返した後に、本当に唐突に、もういいや、と思った。
またそんなものばかり読んで、って、何度言われただろう。 ──そんなもの、いつまでも、読んでいるから。
大きく、息を吐き出した。 白いそれが、あっという間に黒に溶けていく。
だったら、もう、いい。私、もう読まない。 読みたく、ない。*]
(17) Maki_hinata 2015/07/16(Thu) 20時頃
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── 現在 ──
「リツ、」
[ がばっと体を起こす。 顔を覗き込んでいたらしい姉が、慌てて退いた。]
「そんなとこで寝てたら風邪引くよ」
……え?
[ 瞬きを繰り返しながら、ゆっくりと体を起こす。 自宅にいた。ソファで眠りこけていたのだという。 マグカップと、読みかけの小説。 あれ?そうだっけ。奇妙な違和感。
寝るならベッドで寝ろと言う姉の声を受け流し、 置きっ放しになっていた携帯を開く。]
(18) nabe 2015/07/16(Thu) 20時頃
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[ メール、と、着信。 メールの内容に目を通して、勢いよく立ち上がる。]
── ちょっと、出てくる。
[ いってらっしゃーいと、送り出す姉の声は軽い。 慌ただしく部屋着を着替え、防寒具を身につける。 ほとんど手ぶらで家を飛び出す律に、 姉はそれ以上、何も言わなかった。*]
(19) nabe 2015/07/16(Thu) 20時頃
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―夜:柏原家自室―
[あぁ、夢じゃなかったのか。 画面に表示された、メールの文言。 それを見て思い出すのは、先程の夢の結末。
本当に、助けられなかったのか。 まだ、何か、出来る事はあったんじゃないのか、と。 責める声が聞こえて来るような気がして、耳を塞ぐ。
スマートフォンを枕元に放り投げて、再びベッドに突っ伏した。毛布を頭から被った小さな塊は、震えて、ただ、嗚咽を漏らすだけ。
きっと、メールの通りなら、皆は病院に居るのだろう。けれど、足を運ぶ気にもなれない。
どんな顔をして、皆に会えって言うんだ。*]
(20) ふゆのひと 2015/07/16(Thu) 20時頃
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