25 仮面舞踏会
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アイリスに1人が投票した。
ベネットに6人が投票した。
ベネットは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アイリスが無残な姿で発見された。
今日は、特別なことのない一日のようだ。さあ普段通り、誰かを処刑台にかけよう。
現在の生存者は、ディーン、オスカー、フィリップ、セシル、ヨーランダの5名。
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[男の剣はどちらかといえば柔であり、侵入者の剣は鋭であった。 決闘などではなく純粋な修練としてであれば その争いも十分に楽しめたのかもしれない。 けれど、男は今はそんなことを考えている気はない。 余裕がないのではなく、もっと別のことを考えていた。
オスカレットを腕の籠に捕らえてよかったのだろうかと 彼女が真実に望む事とはなんなのだろうかと
そんなことに気をそらしているからいけないのかもしれない。 生まれたのは一つの隙。心臓を貫きたい剣先が脇へと逸れる。
ああ、まずいな、と。 そんな短い事しか思わなかった。 一瞬というか、あっという間というか。 走馬灯なんて言葉は所詮、生者の夢想に過ぎないのだろう。 痛みだとか、敗北感だとか、そんなものよりも]
(+0) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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─── 、 。
[こんなときに女の名前を呟いてしまう自分に 浮かんだのは呆れたような苦笑だった]
[次に目が覚めたとき、自分の頬を叩くオスカレットが見えた。 違和感しかない。何故自分は自分の体を見ているのか。
理由なんて一つしかない]
(+1) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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何だ、死んだのか。
[聴こえる叫び声。その様。 どうせ己に跨ってくれるなら、生きているうちにして欲しかったと そんな下らないことを考えてしまうくらいには冷静らしかった。 もしかしたら、現実があまりにかっとんでいたものだから 自分も変に振り切ってしまったのかもしれない]
そんなことを言ってくれるな。 イゾルテはイゾルテで、君の事を随分気に入っているらしいのに。
[館に残してきた少女が、自分の死を知るのはいつになるのだろう。 それを思うと、流石に溜息が一つ零れた]
(+2) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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― 空客室 ―
気に、致しますが…
[声はくぐもり、掠れた。 ランプの光が揺れる。眉間の皺をそのままに、男は金糸を振った。甘い香りに、男の好む清涼感ある香りが混じり絡む。]
(0) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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―別邸・空き室―
まあ、無理に笑顔でなくても、かまわないさ。
[片手伸ばして、囁き誘う。 ハンカチ持つ手は胸において]
素のままで そのほうが、私は愉しいからな。
[ソファに座ったまま微笑みかけた]
(1) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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[銀が、王子の背につきたてられたのを見て、 そのタイミングを見計らったように、部屋の中へ踏み入れる。 白の姫はその様子を、どう捉えていただろうか。 彼女に悠然と微笑むと、こっそりと囁いた。]
(2) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[声に、断罪の色は含まれていない。 この場にいるという事実だけで、見逃したという事実だけで、 自分は共犯。]
(3) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[疑問への答えに、お兄様はどう思われたでしょう。 きっとその思いは、痛み耐える声に遮られ、私には届きません。]
困ったわ。 猫のようにあっさりと……とはいかないのね?
[痛がられる様子に、少しおろりとした時でしょうか、鸚鵡の君が姿をお見せになったのは……。私は囁かれた言葉に、少し首傾げて、囁き返しました。]
(4) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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いけない人だ。 まるで、以前貴女は、猫も殺めたことがある、とでもいうような。
[それが真実だとは知らず。 口元に指を当て、悪戯に微笑む。 それから囁かれた言葉には、沈黙と。 もう一つの質問を。]
(5) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[甘い香りが、血の匂いが、頭をクラリとさせ、身体の芯を熱くさせます。どこかぼぅっとしたまま、鸚鵡の君の言葉を聴いて、質問には的を得ているかはさておき、お応えはするのです。]
(6) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[どこかぼんやりとした表情の皇女を見つめると、 その唇に、自らの唇を当て。 冷めた色をするそれに歯を立てて、その唇に赤をにじませることだろう。 そしてその血を一掬い、横たわる王子の唇に重ね塗る。 一連の動作を、皇女が許せば・・・だが。]
どうやら、少し意識がおぼろげなようだ。 ほら、ぼんやりしている暇はない。 王子を完全に葬らないと、貴女が疑われてしまう。
[さて、まだ王子に息はあるだろうか。 心臓に耳を当てて確認すると、 一度銀のナイフを抜き取り、もう一度同じ場所に突き立てた。 栓を抜かれた身体からは、大量の血が溢れ。
その姿を見遣ってから、皇女の意志を問うように振り返る。]
剣は、このままにしておきましょう。 後は?
(7) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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フィリップは、ヨーランダの囁きにひざまずき。
2011/02/14(Mon) 02時頃
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――――…?
[ローズマリーと別れ、またあてもなく離宮をさまよっていると、ぞわり、と妙な感覚が彼女を襲い、それに間髪いれずベネデットの悲鳴が聞こえたような気がし、彼のいるであろう方向を反射的に振り向いた。
嫌な予感がし、彼女を遮っているかのように見える壁をすり抜け、真っ直ぐに彼の部屋へと。
壁の中からベネデットの部屋へと入り目にしたものは、背中から血を流すベネデットと、其処にある妹と兄の友人の姿――― ]
(+3) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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[ぼんやりとしていた私は、鸚鵡の君がされること拒むことはございません。]
あっ……―――
[白の仮面が床に落ちました。 次に噛みつかれる唇の感覚に、甘い声が漏れます。
視界には、広がる紅、仮面外された薄青は、うっとりとそれを見詰めますけれど]
短剣は、大事なもの、なのだけれど。 でも、そうした方が、いいなら。
[声かけられて緩く頷きます。 頷きながら、そっと私は切れた唇を、己の舌で舐めとるのでした。]
(8) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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―――――――――!!!!!!
[兄の友人に手を下され、大量に流れ出る血を前に、彼女は声にならない叫びをあげた。]
(+4) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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ヨーランダは、鸚鵡の君に、囁いた以上の望みは特にないので、お任せしますと告げました。
2011/02/14(Mon) 02時頃
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貴女はいつか、僕の指に見惚れていたけれど。 貴女にもほら、同じように、血は流れていましょう。
[拒まれぬのを確認し、もう一度彼女に歩み寄ると、今度こそ優しいキスを。 そうやって、自分の唇にも、彼女の赤をにじませて。]
短剣は、貴女の身元を明かすものですか?
[質問をしながら、てきぱきと着ていた上着を王子に当て、 遺体を包んで抱きかかえる。 力の抜けた身体を持ち上げるのは、少々力が要った。]
(9) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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ええ、私の身体にも紅は流れているの。 とても、不思議だけれっ―――……んっ
[2度目の接吻け。1度目のそれも意味をよく判っていなかったけれど。 きっと何かに必要なのでしょうと、ぼぅっとする頭で思います。]
……ある意味、私の身元を明かすものかもしれません。
あの、私も手伝った方がいいですか?
[危機感薄い様子で質問には応えながら、おずおずと手を差し伸べるのです。]
(10) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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ありがとうございます。 では、一緒についてきてくれますか?プリンセス。
[彼女の答えに優しく微笑むと、そのまま遺体を抱え、先ほどくまなく調べた隠し通路を通り。 ある部屋の隠し通路扉の前に、その遺体を不自然な傾きで座らせる。 時間がくれば、ゆっくりとその身体が音を立てて倒れるよう。 部屋の主は、ディーノ・ディンディア。 彼だけは、この遺体に隠された意味、突き立てられた銀の剣の所有者に気づくかもしれない。 それは彼が、護身用にと手渡したもの。
一連の作業が終わると遺体を包んでいた上着を外し、 自らに血がつかないよう慎重に手に持ちながら。 今は亡き王子に深々と頭を垂れた。]
(11) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[小さな呟きは、皇女だけに聞こえるだろう。 顔をあげると、その薄氷のような瞳を覗きこみ、にこりと笑った。]
ああ、仮面を取った貴女を、初めて見たかもしれない。
これは、僕の我侭ですが。 どうかこれに僕が関わったことは、内緒にしていただけますか。
(12) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[私はフィリップ様がなさることを、唯追うだけでした。 そして、呟かれる言葉に、少し首を傾げれば白の髪が揺れました。]
そうね、私はずっと仮面をかぶっていたから。 ああ、でも此方に来た、舞踏会に出る前の夜は外していたのよ?
[小さな囁きが終わり、私の方に鸚鵡の方が向けば、お言葉にはそのように。付け足すのは]
私の家庭教師にも?
[伝えられない場合の不都合を考えて、そのような疑問。]
(13) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ええ。 残念ながら。僕は家名に傷を付けることは許されないのですよ。
[本当にわがままを、と言ってもう一度頭を下げ。 それから手を彼女に差し出し、帰りを請う。]
では、参りましょう。 部屋にお送りします。
[その手を取られれば、隠し通路を通り、彼女を部屋まで送る心つもり。]
(14) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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……努力はするわ。
[鸚鵡の君の言葉に、やや間を開けて頷くのは、隠し通せる自信がなかったからなのですけれど。 あの方は、私が黙っていても、千里眼のように色々見通してしまう人ですから。
なので、差し出される手を取るのは気が引けたのですけれど、手をお借りしなければ、体調的にも来た道の複雑さからも部屋に戻れる気がせず。]
宜しくお願いします。
[私はその手を取ったのでした。]
(15) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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では、今宵はよく眠れますよう。 …難しいかもしれませんが。
[苦笑いしながらそう残し、彼女を送り届け。 後することを頭にめぐらせる。 隠し通路を渡り自分の部屋に戻ると、 まずは血にまみれた上着を火にくべてしまおう。 衣装が足りなくなってきているが、また洗ってしまえばいい。 そうして眠れぬ夜を過ごしても、 次の日はそ知らぬ顔をして、人の波を渡るのだ。]
(16) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ええ、おやすみなさい。 鸚鵡の君も、どうかゆっくりとお休みになって?
このご恩は何かの形でお返しできるといいのだけれど。 私は助けてもらってばかりね?
[送り届けられればお礼の言葉を。 苦笑に返す表情は、仮面ない今晒されたままですけれど、きっと鸚鵡の君が思われるより、私は、淡々とした表情をしていたと思います。
部屋に戻るとアンナが私の姿を見て驚いた顔をします。 仮面は、思い出せば、第四王子様のお部屋に置きっぱなしな気が致しますし、私の下唇は朝よりも深く傷ついておりましたから。適当にいいわけを述べてから、私は寝台にもぐりこみました。
――……けれど、眠れないのは、人を殺めたことが理由ではなくて*]
(17) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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―――嫌。
[彼女はゆっくりと首を振り、震える声でそう呟いた。
嗚呼、まさか兄の友人と妹に、愛した人の命を奪われるなんて。]
何故ですかお兄様―――…。 何故こんな事になってしまったの? 私の―――…所為?
[ベネデットの前に崩れ落ち、呆然としながら呟いた。]
(+5) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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[その夜、離宮に居た者の耳には、どこからか女がすすり泣く様な声が聞こえてきたかも知れない。**]
(+6) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 09時頃
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[気付けば、琥珀を差し入れてくれた古い友人の部屋に辿り着いている。焼かれた臭いは僅か、それよりも血の香りが強く感じられた。 友人の声が近くで聞こえた>>+2と言う事は、相手も死んでいると言う事。 オスカレットは去っただろうか。部屋が静かになってから、古い友人に話し掛ける。]
──…… ワイアット。 何故、仮面に呪われても居らず 危うい立場でも無いはずの、お前が死ぬ。 誰の手で、何故…… 殺された。
否──
(+7) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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