95 天国に一番近い島
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シーシャに1人が投票した。
リッキィに5人が投票した。
ホレーショーに2人が投票した。
リッキィは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
シーシャが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、テッド、エフェドラ、ホレーショー、グロリア、カイル、ソフィアの6名。
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2013/09/13(Fri) 00時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/09/13(Fri) 00時頃
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―通り―
[集会所への道を進む途中、前方から来た少年が、正面からぶつかってくる>>5:100。 避けようと思えば避けられたのかもしれないが、前方不注意な様子の少年は、遅かれ早かれ誰かにぶつかるだろう。 そう思うと半ば無意識にその飛び込んできた体を受け止める。]
おーぅ、大丈夫かぁ?
[反射的にだろう、謝る少年に尋ねるが、少年はこちらを認めるや否や、顔色が変わる。 おや?と思っていれば…理由はすぐに知れた。]
(0) 2013/09/13(Fri) 00時頃
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[飛び出した問いに、男は一瞬目を丸くするも…口元で笑った。 徐に、目の前の少年の頭に手を乗せ、ぐいと引き寄せる。 そして、耳元で低く囁いた。]
そいつぁ、あまり大声で言いふらして良いもんじゃぁ、ねぇんだぜ?
[噂は噂で存在するが、処刑人としての話はまた別である。 しかしそう言う事自体が、肯定を意味していた。 男はあっさり少年を解放すると、その姿をまじまじ見やる。]
見たことねぇ顔だな。 観光か?
(1) 2013/09/13(Fri) 00時半頃
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―回想:BAR Sylvania―
そおかあ
[テッドの方便にのんびり耳を傾ける。>>5:61 職業柄、少年が適当を言っていることは察せられたが、彼の真実に特別興味があるわけでもなく。 ソフィアが彼に頭を下げ、記者がどうのと話すのが聞こえれば、彼は嘘だと言っていた。>>5:63]
嘘はよくないよお?
[そう声を掛けつつ、彼が外に出て行くならば止めることは無い。 エフェドラにとっての少年の認識は、なにやら警戒心のある観光客のひとりのまま。]
えー
[グロリアにお手上げと言われて、呑気な顔のまま、棒読みでがっかりを表現する。>>5:69 買い物が出来ずに落胆するソフィアには、ごめんねえ、とグロリアへの説明を依頼した。 案内については、グロリアかソフィアが申し出ない限りはエフェドラからは何も言わないだろう。 そこに他意がある訳ではなく、単純に気が利かないのだ。]
(2) 2013/09/13(Fri) 00時半頃
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はあい
[扉を叩く音に応える>>5:72が、それは結局開かれることはなく、微かな話声を残して、気配はどこかに消えて行った。>>5:90]**
(3) 2013/09/13(Fri) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/09/13(Fri) 00時半頃
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[男にグイと引き寄せられる。 腕力の強さが、体格を象徴するように強い。 まるで万力のようにテッドの頭を掴んだまま話さない。]
『そいつぁ、あまり大声で言いふらして良いもんじゃぁ、ねぇんだぜ?』>>1
[脅し…にしては、殺気がない。 むしろ、大声で言いたくないから内緒話でもしたかった、ぐらいの声色だった。 正直最初の男の印象からは程遠い雰囲気に、脱力した。 腕の力が緩めば、一歩退いて距離を置く。]
『見たことねぇ顔だな。観光か?』
[観光…と言われれば観光なのだろう。 休暇をやる、とゾーイにニヤニヤ笑いながら言われた日々が遠い日のようだった。]
…ああ。ヨソもんだよ。 そーいうアンタは島の人間なのに島民を処刑するのか。
[配達の兄ちゃん、とやらが処刑されたと聞いたことを思い出して、吐き捨てるように言った。]
(4) 2013/09/13(Fri) 00時半頃
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テッドは、ホレーショーを改めてみると大きいな…とマジマジと観察していた。**
2013/09/13(Fri) 01時頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/09/13(Fri) 01時頃
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― 路地裏 ― [握られていたナイフが、鈍く、光を返してくるのが見えた。 先程まで視界に映っていた彼女の手の中に手品のように現れたそれを、ナイフだ、と認識するのに少しの時間がかかり。]
――……、ッ!
[ばっと反射的に通りの方へ駆け出すも、彼女はすぐ背後に迫ってきていた。 ドンッと殴られたような衝撃が背中から伝わったところで、勢いのまま転倒し、男は通りに転がりでる。
熱い。 刺されたのだ。 そう認識した途端、痛みが脳まで突き抜けた。]
(+0) 2013/09/13(Fri) 01時頃
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ぐっ、ゲホッ、ッ…、
[息を吸い込めば、ひゅっとどこから空気が漏れるような音が鳴りそのまま咳き込んだ。口を抑えていた手は紅く染まっている。
吸い込んでも吸い込んでも、息ができない。 通りを歩いていたのだろう、他に数人、焦ったような人の気配がする。
ああ、このままなら俺は――。 ホレーショーに謝らなきゃ。エフェドラにも。 巻き込みたくなくて、彼女には何一つ、言い残していない。 カイルにだって、頼れって言っておいて、なんてざまだ。]
――…がはッ、
[自嘲は血の塊となって地面に吐き出される。 リッキィはどうしたのだろう。 それを、確認する間もなく。視界は昏くなっていった。**]
(+1) 2013/09/13(Fri) 01時頃
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ヴェスパタインは、赤い魚の姿でひらひら泳ぐ
2013/09/13(Fri) 01時頃
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―BAR 自室 シャの死を知る前―
元捜査官ねえ
[早速届いたモリスからの報告書―自警団員への聞き込みから得られた情報―を見ながら、ポカロを飲む。 シーシャはどうやら、独自で捜査を行い自警団に助言したらしい。 考えられる犯人像として彼が提示したのは、力のない男性、もしくは女性。>>4:2]
優秀なんだあ
[薄く笑いながら、一通り目を通したそれを火にかける。 報告書は使わない灰皿の中、青い炎と共にすぐに墨へと変わっていくのだった。]
(5) 2013/09/13(Fri) 01時半頃
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[息が、できない。
ごぽり、と水の底に沈んだような感覚。
昏くなっていく瞼の裏。
浮かんでいた影はそのまま輪郭を失い、 少しずつ少しずつぼやけていく。
やがて、感じていたはずの痛みが、熱が、薄れていき。
次に瞼を押し上げれば、 ――目の前には、優雅に泳ぐ赤い魚の姿があった。]
(+2) 2013/09/13(Fri) 01時半頃
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― BAR Sylvania ―
…
[それを知らせに来たのは自警団員だったか、それとも別の誰かだったか。 シーシャが襲われたと告げる彼らに対するエフェドラの対応は気丈なものだった。 静かに、黙って告げられる事実に耳を傾け、応対を済ませれば、そっと自室に戻る。]
ばあか
[ドアに背中を預けて、それだけを呟く。
仕事に支障をきたすなと言った筈。 自ら、進んで死にいくなんて。 そこまで、馬鹿だとは思っていなかった。
シーシャの遺言により、リッキィは今日中にも処刑されるだろう。 彼女は一体、何がしたかったのか。 何に憑かれていたのか。 人狼だと言い張った人間の姿が浮かぶが、エフェドラには彼女の死を悼む気持ちは全くなかった。]
(6) 2013/09/13(Fri) 01時半頃
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-BAR 自室 リッキー処刑後-
――やっぱり、晴れない、かあ
[窓の外、島を覆う霧に呟く。
途絶えた聲の気配。 彼女はおそらくホレーショーに処刑、されたのだろう。
晴れない霧は未だ血が足りないと*告げている*]
(7) 2013/09/13(Fri) 01時半頃
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―朝:広場・モニュメント前―
[早朝、古老達より処刑の続行が告げられた。 一連の殺害の犯人であるリッキィが捕まったのにも関らず。]
だよねえ
[滑稽なほど、色彩豊かに美しく飾られたモニュメントをエフェドラはぼんやり眺める。 あの時、カイルとここに来た時は、こんなことになるとは思っていなかった。
――ポツリ。
頬に落ちる雫。 それは瞬く間に増えて、地面にしみを作っていく。 空を仰げば、濃霧の向こう。 どこまでも続く鈍色が見えた。]
(8) 2013/09/13(Fri) 01時半頃
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[ ――知っている。
私の"生"を望む人間など、この世界には存在しない――
ざああああと爆ぜる雨の中。 エフェドラは一人、傘も差さずに佇んでいた。**]
(9) 2013/09/13(Fri) 01時半頃
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[水の向こう側からのような、くぐもった音。 何か、詰られるような声が聞こえた気がした。>>6 けれど、それは音でしかなく。 その意味まで、届くことはなかった。]
なん、だァ……ここは……?
[目の前で、ひらひらとヒレを優雅に舞わせ踊る魚に、そっと手を伸ばしてみた。 男の手は、指先まではっきりとした輪郭を保ち。
ここがどこだかわからぬまま、ぼんやりと辺りを見回した。**]
(+3) 2013/09/13(Fri) 02時頃
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[>>5:55 広い手の骨張った感触と約束を思い出して、胸をぎゅうと握る。きっと、カイルの中にも届いているはずだ。
この人の言葉は…この人は、白い霧を晴らす光になるかもしれない。そうであればいいと、願う。
幼馴染を慰めてくれたことに感謝を。その原因が自分であることや、自分では慰める事がもうできないのだと思うと後悔しか浮かばなかったけれど。]
未練って…厄介っすね。
[はあ、とため息をついて水面を仰ぐ。]
(+4) 2013/09/13(Fri) 03時頃
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[>>5:64 カイルの震える手に苦笑いを浮かべる。]
無理して触んなくてもいーのに。
[それでも、スクリーンのむこうの抜け殻が羨ましくて、自分の頬にそっと手を当ててみる。]
………うん、頼んだ。
見てるから。どんな結果になったとしても。 ちゃんと最後まで目を反らさずにみてるから。
[胸ポケットには、くしゃくしゃの白い投票用紙が二枚。もし…もし、自分が感じた違和感が本物であれば、この先目を背けたくなるような事があるのかもしれない。 幼馴染が持つ、自分の中の弱さと向き合える強さが羨ましかった。自分にもう、何も出来ないならば、せめて目は背けずにいようと誓う。**]
(+5) 2013/09/13(Fri) 03時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/09/13(Fri) 03時頃
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―回想・集会場―
[横から掛けられた声に意識が浮上する。 離れたはずの集会場の景色に意図せず不思議そうな顔をしていたのか、近くに居た女性――仕入れでもお世話になっている魚屋のワンダおばさんが集会場の外で倒れていたのを周りの人達が運んでくれたのだと教えてくれた。
人の温かさに触れて僅かに表情を緩めた後、はっとして手元を見る。 メモと3通の手紙は変わらずに手の中にあり、そこで漸く安心したような息を吐いた。
家に送ろうかと話をされていたところに、慌てた様子の自警団員が転がるように扉から入ってくる]
「――シ、シーシャが襲われた!!!」
[建物内に響く声に、周りがどよめいた。同時に、冷や水を掛けられたように意識が覚醒する――手紙を届けなくては。
ふらつく足を動かしてどうにか長老へシーシャの手紙>>5:88を届ければ、そのまま力尽きたように意識を手放した**]
(10) 2013/09/13(Fri) 06時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/09/13(Fri) 06時半頃
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……。
[いつしか幼子からまた魚へ姿を変えたらしいヴェスパタインを眺めていれば、新しい声>>+3]
いらっしゃい。 あんたも、死んだわけだ?
[見渡すシーシャと視線が合えばそんな風に話しかけた。]
(+6) 2013/09/13(Fri) 06時半頃
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……そうかね
[俺にはそれ>>+4は分からない、きっと理解することは無いだろう。けれど]
それでも
お前が生きた証なんじゃねーの。その未練は
しっかり見とけよ……言わなくても分かってるだろうけどな。
[グレッグが見つめるそれに視線を向けた**]
(+7) 2013/09/13(Fri) 07時頃
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―回想>>4―
[少年の問いには意外そうな顔を見せる。]
そいつを決めんのは、俺じゃぁねぇんだが… 俺はどっちかっつーと、お前さんらは外部の人間巻き込むなっつぅもんだと思ってたぜ。 そんなもん島の連中だけでやってろ、ってな。
[そして再び口元で笑う。]
まぁ、話はそこで済まないとこまで来てやがる。 元々、島の人間か否かはあんまり関係ねぇしなぁ…
[男は霧に覆われた空を何とはなしに見上げた。]
(11) 2013/09/13(Fri) 07時半頃
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―集会所―
よーぅ、邪魔するぜ。 [集会所へやって来た男>>5:98は、いつもと何ら変わらぬ調子で戸を開ける。 奇しくもそれは、カイルが手紙を届けた所>>10であった。 長老の目が、男を捕らえる。 そして、そのまま手紙に視線を落とした。 別の古老の一人が、人払いをする…眠るカイルを除き、その場には古老達と男のみが残された。 その際に、どこかで“シーシャが!”と叫ぶ声が聞こえた気がする。 沈黙が、流れた。]
(12) 2013/09/13(Fri) 08時半頃
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[読み終えた手紙>>5:88を、無言で渡される。 それを男はじっくり読んだ。 シーシャの筆であることは、容易く察せられた。 読み終えると、畳んで返す。]
…こいつを見せるってこたぁ…
[無言の問いに、無言の返答。 彼らに証拠など、関係ない。 外部の人間であることが、話をややこしくさせがちではあるが… しかし、恐らく。 シーシャがこのタイミングで襲われたと言うことは、彼は何かしらの決定打を掴んだのだろう。 勿論確証は無いが、そう考えれば自然である。]
…了解した。
[手を振り、その場を後にしようとする。 と、呼び止める声がかかった。]
(13) 2013/09/13(Fri) 08時半頃
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うん? [曰く、投票用紙にメモが残されていた。 そのメモには男が人狼であると書かれていた。 心当たりを問われる。]
…心当たり、ねぇ。 [一瞬脳内に、一人の少女の姿が過る。 しかし男はそれに気づかなかったことにした。]
…ねぇな。 いや、逆にありすぎるってぇのか? [くつくつと笑う男に向けられる視線は鋭い。]
安心しろよ。 俺が人狼なら、もうとっくにケリはついてるさ。 [そんな何の足しにもならぬことを呟いて。 男は集会所を後にした。 裏口から出たのは、まだ誰かがその辺にいたら面倒だと思ったからである。]
(14) 2013/09/13(Fri) 08時半頃
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―ホテル―
[ホテルへ着くと、正面から堂々入る。 フロントを見れば、親父さんが突っ伏して眠っていた。 疲れていたのだろう。無理もない。 男はフロントの台帳を拝借し、“リッキィ・レインウォーター”の名を探す。 部屋を確認すると、そちらへ向かった。 図体の割に、足音一つ立てず、静かに歩く。 ホテルの中は熟知している、部屋はすぐに見つかった。 軽くノブを押してみるが、案の定鍵がかかっている。 男は徐に、ポケットからピンのようなものを数本取り出した。]
(15) 2013/09/13(Fri) 09時頃
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[今時ホテルの鍵がそれで良いのかとは思うが、ピッキングできるタイプであるそれを、男は難なく開ける。 子供の頃からイタズラで練習してきたそれだった。 ヴェスやサイモンは、何度やっても上手くならなかったけれど。 カチリ、金具の外れる音がした。 男はピンを仕舞い、両手を開ける。]
さて…。
[ノブに手をかけた。 ノブを回した瞬間… 戸が勢い良く開く。]
(16) 2013/09/13(Fri) 09時頃
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[飛び出してきた小柄な影を片手でいなしつつ、軽く転がす。 間髪入れずに地面を蹴り突っ込んできた、その手を捕らえ、軽く捻りあげた。 小さく呻き、手放したナイフを拾い上げ、部屋の中に放り込む。 叫ぼうと開かれた口には、取りあえず空いていた左手をくれてやった。]
…あぁ、人間の歯だな。
[ぎりぎりと噛みつく歯は、ケモノのそれではない。 噛みつかせたまま、体を反転させ、骨が折れない程度に腕を捻り上げ、一旦部屋へと入った。]
(17) 2013/09/13(Fri) 09時頃
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[噛みつかせた左手を、少し持ち上げ胸の辺りに押し付けてやれば、小柄な女性は半ば吊り上げられたような格好になる。 腕を捉えていた右手を離してやれば、体勢が辛いのだろう、吊り上げる左腕にしがみつこうとする。 その間に部屋の戸を、鍵を閉めた。]
殺すだけなら楽なんだがな… 場所が、よろしくねぇのよ。 [聞いているとは思えないが、そんなことを呟きつつ、先ほど投げ込んだナイフを部屋の隅まで蹴飛ばす。]
人死にが出た部屋ってぇのは、使える様になるまですげぇ時間かかるんだわ。 [言いながら、タオルを取り上げ。]
あ、さっきトイレ行って糞した後、手ぇ洗ってねぇけど… [聞こえるように言って同時に頭を抱え込んでいた左腕を緩めてやれば、慌てたように離して落ちた。]
(18) 2013/09/13(Fri) 09時頃
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