246 とある結社の手記:9
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ロイエに1人が投票した。
ベッキーに1人が投票した。
ラルフに5人が投票した。
パティに1人が投票した。
ラルフは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パティが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
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―朝―
[昨夜。投票用紙には、人狼だと知った人。その仲間だと察した人。その人たちの名前を書くか迷った。迷って、迷って…結局やめた。 だって俺は、おかしくなってしまったから。普通の人の振りをするのは、嫌だと思ったんだ。]
………。
[結社員が俺を連れに来る前。今日も血の匂いを辿って、それを見つけて。変わり果てたパティを見下ろす。彼女はパティさんを食べて、美味しかったのかな?やっぱり食べられる方が羨ましいなと思った。だって彼女の身体の中で、血肉として残るじゃないか。
…結社員の迎えの足音が聞こえる。俺は、人殺しの仲間だから。ごく当たり前の様に、受け入れた。**]
(0) kmcnb 2018/08/04(Sat) 07時半頃
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/* 途中からヨアヒム邪魔だったわ。 ルパートに浮気したかったわ。だいすきよ!けっこんしてください!
メイドにしたかったわ。 リンダに先越されて歯噛みしたわ。 娘vs息子でいがみ合えばよかったのよ!(ひどい奥様
(1) mononoke 2018/08/04(Sat) 10時頃
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イヴォンは、ログ読みが終わらないわ!(ひどい!w
mononoke 2018/08/04(Sat) 15時半頃
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[ノアさんを信じきれなかった自分が、許せなかった。
彼は己に「這ってでも此処を出なきゃいけない」と本気で怒っていたけれど、そんな彼の気持ちを二度も裏切ってしまった。投票で人間を何人も殺してしまった。自分にそんな価値があるのだろうか?妹が無事だとしても、合わす顔が無い。逃避だと思う。
ともあれ、最初に信じると決めたリンダの口から「モンドは人間」だと聞いた時から、どういう形であれ明日には死ぬのだろうという諦めがあった。
それなら、最期にしたい事は…]
(3) kmcnb 2018/08/05(Sun) 21時頃
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[聞きたい事があるか(>>5:-171)
この問いかけには、暫し迷った。人狼は人間を食べないと生きる事ができなくて、此処に閉じ込められたから知り合いを食べているのだとしたら…只、悲しい事だと思った。
可愛がっているように見えたマリオ。親しく見えたユージンとノア…己にとっても大事な友人で、何故彼らを選んだのか聞きたい気持ちはあった。
然し、もし楽しんで捕食していたのなら。自分が見た彼女の涙が、全て演技なら。少なからず嫌悪感を抱いてしまうだろう。全てを受け入れて、好きだと伝えられないだろう。だから、聞かずに一方的に想いを伝える事にした。
これが、臆病者でどうしようも無い自分が、最期にしたい事。]
(4) kmcnb 2018/08/05(Sun) 21時頃
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[食べてあげられない(>>5:-201)
この言葉から、自分は人狼の身代わりとして明日結社員に引き渡されるのだと知る。…最初に考えた事だ。最も、あの時は能力者を護る時間稼ぎという、己の中で正当化した理由。今は、人狼たちに利用されると明確に分かっているのだが…
他に残っている人は、人間と証明されているパティ。そしてルパートの娘ベッキーと、ロイエの大事な主人リンダ。自分以外に適任は居ないだろう。
自分以上に殺される理由がある人は、居ない。]
(5) kmcnb 2018/08/05(Sun) 21時頃
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[人狼の味方をする。
その誓いを示す為に、手の甲へ口付けた。恋愛感情とか、そういうものとは別のつもりだった。だから、彼女からの口付けにはとても狼狽えたけれど。
これも演技で、俺は騙されているのかな。でも、それでも良いや。お墓に入ったら、ノアさんに直接謝りに行こう。死んだら声は出るようになるかな。そんな事ばかり考えて…
とても楽しい最期の夜だった。**]
(6) kmcnb 2018/08/05(Sun) 21時頃
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ぅるるるるる───…
[そこに響いていたのは、低い唸り声だけだ。]
(7) taru 2018/08/05(Sun) 23時半頃
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―― ――
[覚悟は、出来ていました。 出来ていたというよりも、そうあってくれるほうがいっそのこといいと思っていたのかもしれません。 今日も箱の中の名前は統一性がなく、狼さんたちが狙い澄ました誰かか、虚しくもどこかへ連れられて、命を絶たれるのでしょう。 ああ、と、あたしは深く息を吐きました。 もう、どうしようもないのです。これがこのまま繰り返されて、何をしたところで多数決の数は覆らなくて、あたしたちは無残に息絶えるほかないのです。
誰の思いをまとめることも出来ず、ただ独りよがりに、敵意を貫いただけのあたしに残された仕事は、唯一この命を捧げることだけでしょう。
願わくば、かの狼の牙に。食い千切られて苦痛にふるえる人間を、ひとりでも減らしたいと思いますが、果たしてそれは叶うでしょうか。]
(8) mmsk 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[いずれにせよ、おしまいです。 あたしから語れることは、もうありません。
本当は、こういうかたちで締めくくることは望んでいませんでしたが、今更動くことは、ないでしょう。
だからここで、筆を折ることにします。 願わくば、願わくば、あたしの愛する誰かが、あたしの愛するこの村が、なるべく苦しまずに済むように、あたしたちに牙立てた狼さんたちが、遠くに逃げて行き、その先で、討たれてくれればいいと思います。 ああ、こういう望みは、薄情でしょうか。 止められなかった無力なあたしの、最後に出来る村への配慮のつもりだったのですが。]
(9) mmsk 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[そろそろ、夜更けです。 末筆ですが、この記録をあたしの生涯の友に捧げようと思います。 とはいえ、もう出会えぬ友です。見つけたあなたが、好きにしていただいても構いません。 本来なら冒頭に書くべきだったのでしょうが、忘れっぽいのです。許してくださいまし。
それでは。]
(10) mmsk 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[鍵のかかっていない宿の扉は、ノブをひねられれば素直に開く。 傍机に向かっていた女は、その気配を察すると微笑みを湛えたままゆっくりと立ち上がり――]
(11) mmsk 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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[傍机の上、一冊の日記帳が亡骸を見下ろしていた**]
(12) mmsk 2018/08/06(Mon) 00時半頃
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─ 朝、 ─
[いつもの朝だ。ここ数日の当たり前の朝。 今日も結社員が彼女を運び出していくのだろう。
毎日掃除をしていた、掃除夫は、 今日も、掃除はしたんだろうか。それとも。
……今日は、いつまでも血の臭いがなくならないな、と思った。]
(13) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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─ 朝、処刑連行時 ─
[がしゃん、解錠の音が響く。足音。
票は見事にバラバラだった。 拍子抜けしたくらいだったけど、これで終わりだ。 彼が最後の人狼だといって、おわり。おわる。
今日もまた、つれていかれて行く人を見つめる。 当たり前のように受け入れるその姿を、じっと。>>0
がしゃん。施錠の音が、響いた。]
……。 はあ。
[ひとつため息をつく。これで、これで…。 終わるんだろうと思う。思って、]
(14) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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[ぱっと、顔をあげた。 扉を見つめる。そわ、そわそわ。落ち着かなくて。
連れていかれたラルフ。 響く馬車の音、馬の嘶きが耳に残る。
えっ、あれ。そうか、あれで。おわりだ。 おわりだ。もう、会えないんだ。
自分で殺すよりも、全然現実感がわかない。 かわりにわいてくるのは焦燥感だ。]
(15) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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えっと、 …… もう、しんだかな。 まだいきてるかな。
[心の底が、落ち着かない。 どうして、彼には私の声が届かないんだろう。]
……。
[彼が連れていかれたら嘆くと言った。 でも、いつ嘆けば良いんだろう。いつ、いつ?いま?わからなくて、だって、本当に、ほんとうにしんじゃったの?]
(16) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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[ドンッ、 扉を叩く。]
ねえ、 あの、 もう、
(17) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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[ドン、ドンドン、 また叩いた、もう居ないのは解ってる。]
ねえ、
[扉を叩いて、声をかけて、次に出た言葉は、]
(18) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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─── 待って…!
(19) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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まって、ねえ、おねがい、まって! まって、まだ死んでないんでしょ? だって見てないもの、ねえ、
[扉を叩く回数が増える。]
おねがい、お願いよ、まって、 待ってってば!きいてる!? きいてよ!! ねえ、 ── ねえ…!
(20) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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ラルフを、つれていかないで!!
[どうして私は。 そんな事、心にも思ってなかったじゃないか。]
つれていかないでってば!! つれて、 つれていかないで、 ころさないで、…… ころさ、……
[最初に殺したのはどんな相手だったっけ。 もう全然覚えてないけど、小さい頃だったから、 たぶん相手も小さい子だったんだと思う。
食べたいなって思って。食べた。 相手は何て言ってたっけ。
全然、覚えてない。]
(21) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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[かけられた鍵を力一杯引っ張っても、どうしようもならない。壊れない。びくともしない。早くしないと、ああでも、ダメだ。きっとだめだ、もうなんの音もしない。]
……、…
[大きく息を、吸って、はいた。]
ぁ、…
う。
(22) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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ううう、ううううううううううっっっつ!!!!
[両手で顔を覆って、膝が地面に突く。 そのまま座り込んだ。]
うああああああぁあっ、 ! いやだ!いやだ、やだ、いやだいやだ、 ラルフ! らるふ、らるふ、…ラルフ……、 うう、ああ、う、ぅううう、だ、や、 んぐっ、うう、や、ぐ、ううぅうう、ぁ、……
やだよぉ……
おいて、いかないでよ
[う、ぐ、うええ、と大声をあげて泣いた。泣いて、止まらなくて、途中咳き込んだり、鼻をすすったり、嗚咽がもれたり、とにかく泣いた。もう袖だってびしょびしょで、こんなに泣いたのなんてきっと生まれてはじめてだ。]
(23) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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[ないて、ないて、ないて。 大きく深呼吸をして、また泣いた。
すん、
落ち着く頃には、どれだけの時間が経っていたか解らない。 最初に嘆くと宣言していたのだから、たぶんそっとしておいてくれるだろう。してくれてなくてもただただ泣いているだけだったのだが。]
……ラルフ。
[どん、ともう一度扉を叩く。口許が戦慄いた。 でもそこから漏れたのは泣き声ではなくため息だ。
深呼吸をする。]
(24) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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…… はあ。 あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 おちついた! すっきりしたあ。
[少しかれた声でそういうと、立ち上がった。 目元をぐしぐしと擦るとべしゃべしゃだ。すん、とまた鼻をならす。]
(25) taru 2018/08/06(Mon) 03時半頃
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