212 冷たい校舎村(突)
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リーに1人が投票した。
ノックスに5人が投票した。
ノックスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パピヨンが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ドリベル、リー、ナユタ、イルマの4名。
キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2017/03/18(Sat) 00時頃
──午前8時50分──
今日も同じ朝が来る。
冷たい校舎に響くチャイムが運んで来るのは、
眩い朝日などではなく、友との別れだ。
大和蝶美と、能久昴が、見当たらない。
(#1) 2017/03/18(Sat) 00時頃
そして、5度目のチャイムが鳴ったとき、
君は理解しているはずだ。
──ここは、君の世界。
すべて、君の望んだものだった。
君の作り上げたものだった。
派手な電飾も、消えない眼差しも、
笑い声も、すすり泣きも、ささやき声も、
文化祭のあの日も。
最初から、君の中にあるものだったんだ。
どうだろう。文化祭は、楽しかった?
君の求めた何かは、ここで見つかったかな。
(#2) 2017/03/18(Sat) 00時頃
だけど、夢を見続けることなんて、できないし。
いよいよ、決断の時が、やってきたんだ。
もうじき、誰もいなくなる。
君を置いて、皆、いなくなる。
そのことは、もう、わかってるだろう。
だから、君も、選ばなければ。
悩みはない、けれど誰もいない世界に一人留まるか、
痛みや苦しみ、悲しさと、そして、仲間の待つ世界へ帰るか。
時間は残り少ないけれど、よく悩んで、考えてね。
どうか、”君”にとっての、良き選択を。
(#3) 2017/03/18(Sat) 00時頃
冷たい校舎の時は────、
(#4) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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[朝。チャイムが鳴る前に、俺は目を覚ます。 まだ、学校だった。
ゴゥゴゥ。風鳴りは、止まない]
…………。
[ブレザーに着替えて、そろりと教室を抜け出して、 休みなく瞬く電飾のトンネルを進んでいく。
教卓の上に置かれてあったメモ。>>4:212 綺麗な字。「帰る方法を探します」 小さな字。「皆で帰ろうね」
まるで別れを告げるみたいなそれを、思い出した時]
(0) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ チャイムが、鳴った。>>#0 ]
(1) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[それを、漫然と聞いて、そして、 それを見つけたのは、階段に差し掛かった時。 一体のマネキンが横たわっていた。>>4:244]
昴……。
[色素の薄い髪に男子の制服。 間違いなくそれは昴のマネキンだった。
ああ、“帰れた”のかって、思って。
でも、俺もそろそろ帰れるんじゃないかって そう思ってたのに、俺はまだ、ここにいる]
(2) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ふと、思い立ってスマホの電源を入れる。 あのメール、なんて書いてあったっけ?
……なんだか、風鳴りの音が激しくなった、ような。
だけど構わずに、メールを、開いて、 そして、目を見開いた]
(3) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ ―――― ああ、そうだ。
こいつは、死を望んでなんかいねェ。 ただ、死んで“みたかった”だけなんだ ]
(4) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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― 回想:分からない話 ―
[感情が分からない事を、 しょうがないって、諦めながら生きてきた。
自分がどこかおかしい事も、しょうがないって。 人と違う事を知っていて、諦めてた。
でも、一緒に文化祭を作り上げてきた みんなと過ごす時間が楽しかったから。
怒られたり、苦笑いされた事もあったけど、 それでもみんなの事が好きだったから]
(5) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[だから、諦められなくなった。
みんなと同じものに――――“感情を持った人間”になりたかった。
そうじゃないと、 一緒に居られないんじゃないかって、思って、]
[ だから、]
(6) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ 死んでみれば、怖いって思えるんじゃないか? ]
(7) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[夕日が山の端に掛かって落ちる光景を 学校の屋上から眺めてた。
いつか、通に見せた時とは違って、 荒々しい風が赤く染まった街を駆けていく。
ゴゥゴゥと風が髪の毛を乱すのも構わずに、 スマホを開いてメールを打っていた。
死ぬ気はなかった。 けど、もしかしたら死ぬかもしれない。
そうなったらそうなったで、別に構わなかった。 命を失う怖さってのが、分からなかったし。
さよなら、ありがとう、は、伝えなかった。 死ぬか生きるか、分からなかったから。
送った後。思い出して、もう一通作成する。送る]
(8) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[「人を人たらしめるものとは、何ぞや?」
この問いに答えなんて決まってなくて、 きっとたくさんあるんだろう。
でも俺は“感情が分かる事”だと思った。 自分のも、他の誰かのも。
それが出来ない俺は、果たして人間なのか。
だから、欲しかったんだ。 ―――――― 欠けているもの が]
(9) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[フェンスの向こう側に立って、眼下を見下ろす。 風の音だけが耳に届く。 夕日の赤が目に染みて、目を閉じた。
―――― 宙に傾く身体を止めるものは、何もない。
激しくなる風鳴りが響く中、 俺は目を開けて、そして、苦笑した]
(10) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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( やっぱり、駄目か )
[死のうとしてるのに、心は全く揺れ動かない。 あーあって、他人事みたいに思って、
身体が地面に叩き付けられるその瞬間まで、 俺は ―――― 笑ってた]
(11) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ グシャッ ]
(12) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[何かが硬いものに叩き付けられるような 激しい音の後、風鳴りの音は聞こえなくなっていた。 もう何も、スピーカーからは流れない。
だけど、そんな事、気にしちゃあいなかった。 俺の目は、メールに釘付けになっていた]
(13) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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………… はは。
あはははは! なんだ!そういう事かよ!
[おかしくて、おかしくてたまらない。
紛らわしいメール文。 消えない電気に派手なイルミネーション。 スピーカーから聞こえる声と音。 黒板に書かれたたくさんの目。
全部、全部、俺の中にあったものだ。
―――――――― ここは、俺の世界だ ]
(14) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[瞬間、電飾が砕け散った。
次から次に、勝手に壊れていく。 カラフルな色が消えていく。 教室に、廊下に、ガラス片が散らばる。
廊下の電気は急に壊れたみたいに、 付いたり消えたり、明滅を繰り返す。
ぱらぱら。ガラスが床を叩くおと。
一歩踏み出せば、それを打ち消すように、 ぱり、と足裏で音がする。
ぱり、ぱり、ぱりり……。
熱に浮かされたように、ふらりふらりと、 昴のマネキンを通り過ぎ、階段を昇っていく]
(15) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ アンタらが、もし気まぐれに、 あるいは偶然に、あるいは必要に駆られて 始まりのチャイムと共に届いたメールを開いた時。
差出人を化かして、隠した、文字の羅列は 崩れるように形を変えて、元の姿に戻る。
そこに並ぶのは、一人の、人でなしの名前だ ]
(16) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ 「差出人:橘 理一」―――― ってなァ ]
(17) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[三階を歩いている時。 理科室に差し掛かって、足を止める。 扉をじぃと見つめた後、それを開いた。
さっき見た時は、黒板に、 落書きみたいな白い目が覆いつくしてたのに、 今その目は、全部、赤いチョークで塗りつぶされている。
でも、そんな事はどうでも良かった。
水野のマネキンに近づいて、 その胸に刺さっている銀色を見つめる]
(18) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[いつか、那由多が手を伸ばして、 掴まなかったそれを、掴んで、引き抜く。
血は、もうでなかった。
包丁にこびり付いていた血を、 窓に掛かっているカーテンで拭き去り、 腰の後ろのベルトに抜き身のまま、差した。
羽織っているブレザーはそれを隠すだろう。 それから理科室を出て、その足は屋上へ向かう]
(19) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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[ この世界の始まりであり、
終わりでもある、その場所に ]**
(20) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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── 夜:2階教室 ──
[ へーき って、素直に信じるには、 理一、おまえ、ちょっと、 ”いつも通り”じゃ、なかったよ。
だから、俺は、ふわりと視線を上げて、 ただ、言ったんだと思う。]
……へーきじゃ、ねーよ
[ そのとき。
”知ってる”って、
心のどこかで、思ってしまいました。たぶんな。]
(21) 2017/03/18(Sat) 00時半頃
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