76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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ヴェスパタインに1人が投票した。
ヤニクに1人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
ノックスに1人が投票した。
エリアスに1人が投票した。
5名を処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェスパタインが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ヤニク、オスカー、ノックス、エリアスの4名。
妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/30(Sat) 09時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/03/30(Sat) 09時半頃
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君も咲けるよ、きっと
[完全に力を失ったヴェスパタインの身体を抱え、薔薇はうっそりと*笑んだ*]
(0) 2013/03/30(Sat) 10時頃
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[彼は、サイラスとは違い、すみっこで、宙をみている。 だから、薔薇が精気を求め、踊りいく姿も眸に映していても、心には映していない。]
ああ、ロシェの姿がみえる。 どうしてだろうな。
[ぼんやりと。]
(+0) 2013/03/30(Sat) 11時頃
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[暫くその場にぼんやり、くず折れていたけれど、 ふと顔を上げて立ち上がる。
ふらりその姿を消したあと、辿るのは自分が埋めた薔薇の気配]
(+1) 2013/03/30(Sat) 11時半頃
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[足は何故か迷わずにひと時の分身の元、たどり着く。 情事の残り香に混じった、大事な人の元。
扉の前、暫く躊躇するかのように額をつけて深い呼吸。 見たくないものを見るために]
───……。
(+2) 2013/03/30(Sat) 11時半頃
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[そこにあるのは薔薇を受け入れた褐色の彼と、自分と同じ青い眼と金髪の後輩。
余程深く交わっていたのだろう。 そんな様子が見て取れて。
胸に沸くのは後輩への深い嫉妬。 同時に自分への嫌悪感]
ごめん。
[眠る相方の頬に、触れられない手を伸ばす]
(+3) 2013/03/30(Sat) 11時半頃
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[思うところ向かうサイラスの姿が見えた。 本当に眩しく見える。
きっと、細い手首でも、揺らせば気付いてくれるだろうけれど、 首を穏やかに振って、やわく諦念の笑み。]
ああ、眠っていたい。 ずうっと……。
[寂寥混じる笑みとため息。 この薔薇の幻影が終わるのを惜しみながら。]
(+4) 2013/03/30(Sat) 11時半頃
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[一瞬、後輩の胸元にナイフを突き立ててやりたい感情に駆られる。 が、彼だって望んでこうなった訳じゃないだろう。 きっと、薔薇のせい。きっと、その筈だ。
それでも深呼吸をして、落ち着くのに随分と時間がかかったもので。
ヤニクもおなじ思いをしたのだろうかと思えば ただただ、申し訳なさと自己嫌悪だけが胸に満ちる]
ごめん、二人とも。 俺の、せいで。
(+5) 2013/03/30(Sat) 12時頃
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[引き寄せられるように、逃げ込むように。 どこに向かっても、辿りつく場所は同じ]
オスカー…?
[月明かり照らす中庭。 ベンチの上の人影の名を、呼んで。
それが彼なのか、あるいは彼ではないのか分からないけれど。 呼べる名は、一つしかなかったから**]
(1) 2013/03/30(Sat) 12時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/30(Sat) 12時頃
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[まだヤニクが目覚めなかったなら、彼の身体を清めた後に服装を整えて布団をかけた。 やがて自分の方も整え終えれば。]
…サイラス先輩を探さなきゃ。
[この人を置いて、彼は一体何処にいるんだろう。 あそこまで求められる事は羨ましかった。
既に彼が眠りについた事も知らず、サイラスを探す為に部屋を出た。**]
(2) 2013/03/30(Sat) 13時頃
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[夢の自分がここに居ることは勿論彼はしるまい。 ヤニクの体に触れているのを見るだけで胸が締め付けられる思いであったけれど。
小さく、「ありがとう」と呟いた。 そして、彼が部屋から出たあとのこと。 ヤニクにささやきかけるように呟いた]
ヤニク。好きだよ。本当に、好きだよ。 だから、隣に居させてほしいよ。
(+6) 2013/03/30(Sat) 13時頃
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[ヤニクの隣、後輩が寝ていた部分。 そこに自分も横たわる。 勿論ヤニクの体温を感じることはできないけれど、 肩口に顔を埋めるようにすりよって、あの時感じた暖かさを思い出す。
青い眼の猫が、夢の中でも寝息を立てる。 ほんのわずか、幸せを感じながら*]
(+7) 2013/03/30(Sat) 14時半頃
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[夢の中で眠る猫、また瞼がふるり震えて目を覚ます。 夢から醒めた夢、何も記憶と相違なく
未だ眠る部屋の相方。 好きで、大事で、傷つけてしまった人]
ヤニク。起きろよ。なぁ。 俺、ここにいるよ。もう、寂しくないだろ? 離れないよ?ずっと一緒にいるよ。
だから、起きろよ。
(+8) 2013/03/30(Sat) 19時半頃
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…。怒ってるから、起きてくれない? 俺が離れたから?不安にさせたから?
[すり、とまたその頬に頬を寄せて。 なきそうな声で呼びかけた]
起きろよ。…なぁ…起きて……
[夢の身では声は届く訳もない。 触れても、触れられたとしても彼は感じないのだ。 勿論猫の声も、聞こえない]
(+9) 2013/03/30(Sat) 19時半頃
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起き……
[また触れようとして、手を止める。 ほとりと目から零れる水滴はシーツをぬらさない。 それが例え数え切れない程零れても。 薔薇が咲けば皆目覚める。
けれど、彼と日常に戻ることはできるのだろうか。 夢にいるからこそ、今こうしていられるのに]
ごめんな…。こんな思いさせて。 それでも…俺は、ヤニクが大事だよ。 ……あいしてる。
[ふ、と彼の唇に自分のそれを重ねてゆるり離れ。 きしりと鳴るベッドから降りた。 文字通り音もなく、振り向きもせずに部屋を出て*]
(+10) 2013/03/30(Sat) 20時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/30(Sat) 21時頃
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やあ ……エリアス?
[首を傾げ確かめるように呼んだ名前。 発してから、痛みを堪えるよう目を閉じ 開いたのは、赤い紅い瞳。 おざなりに直しただけの服装と、意識を失い抱き抱えられたままのヴェスパタイン。
薔薇の香りは、なお濃く*匂う*]
(3) 2013/03/30(Sat) 21時半頃
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[食堂、談話室と回ったがサイラスの姿はない。
床に散らばった硝子の破片には気づいていたかどうか。 それもそのままにして立ち去った。]
先輩、何処に…。
[傍目から見れば普段通りの姿に見えただろうが、薔薇の毒は確実に身体に回っていて。 白い肌は紅に染まり、吐く息は熱い。]
(4) 2013/03/30(Sat) 22時頃
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部屋に居ないから、どこに行っちまったのかと…
[頷いて一歩一歩、ベンチに近寄っていく。 閉じられ、開かれた紅い瞳。 意識を失ったロシェの姿。 濃くなる薔薇の香りを纏わせる、彼、は]
ロシェの奴、運んでやらないとな。 お前も…そんな格好のままでここに居たら、風邪引くだろ。 人間の身体も、冷えるから。
[言葉を手繰るようにこぼしながら、 ベンチの脇に立ちどまり、屈む。 ロシェの身体を抱え上げようと、眠った彼の肩に手をかけ]
(5) 2013/03/30(Sat) 22時頃
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部屋に居ない……うん、いなかった
此処にいた、そうだよな?
[風邪をひくのだろうか。こんなに身体が熱いのに。 おかしくなって小さく声をあげて笑った。 ヴェスパタインの身体がひかれれば止めることはしない。意識を失った、自分より大きい男。 運ぶのは難儀そうで、出来たとしても彼の身体を傷つけそうだったから。冷えないよう、ただ抱きしめていることしか出来なかった]
ねえ見て もうすぐ、咲くよ
咲くよ
[甘い毒を薄く開いた唇から吐き出すように、ほころび始めた蕾がひとつ、ふたつ]
(6) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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――――……は。
[熱い吐息。 零すと同時に目を覚ます。 身体は鉛のように重く、思考は靄がかかったよう。 限界を越えていたのだろう、目覚めるのは遅く。 しかし隔絶された此処において時間の概念など最早無い。 ただ一つ、身体を重ねた相手がいなくなっていたというだけ]
……ふふ。 美味しかった。
[ぺろりと唇を舐める。 もうその姿にかつての面影はなかった]
(7) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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…行き違いになっているんじゃ。
[ようやくそこに考えが至ったのは、共用施設を一通り回った後。
鈍った頭は極真っ当な考えを弾き出すのにも時間がかかった。
即座に踵を返してサイラス達の部屋へと。]
[ 探さなきゃ、あの人の為に。
早く会わせてあげない と。
熱に浮かされた足どりは危うい。]
(8) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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− サイラスの部屋 −
失礼します。
[ノックをしたが、返事はなく。 鍵はかかっていなかったので断りを入れてから部屋の扉を開く。]
サイラス先輩…?
[寝台に横たわる誰か。 薔薇の香りは濃かったが、それに違和感を感じる事もなく奥へと進んでいった。]
先輩、起きて下さいよ。ヤニクさんが探してる。
[相手の姿を確認すると、その肩に手をかけて揺すりながら声を掛ける。
しかし彼は深い眠りの中でいくら声をかけても起きる筈もなく。]
(9) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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せん、ぱい…。
[−頭をよぎったのは目覚めぬサイモンの姿。
それに続いて断片的な記憶が頭をよぎり、熱に浮かされた瞳に光が差し込む。]
…おれ…。
[薔薇に誘惑されて自分のやって来た事を思い出し、呆然とその場に座り込んだ。]
(10) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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俺は、いた。 お前も…いたんだろ。
[ロシェの身体を抱え上げて身を起こす。 聞こえた笑い声に俯いて。 その視線からは逃げるように、 だが言葉には惹かれるように、 薔薇の樹を見上げる]
咲いてもらわなきゃ、困る。 …もう、集まったのか。 それとも、まだ足りないのか?
(11) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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[蜜を得て。種を撒き。 嗚呼、きっともうすぐだ。 もうすぐ蕾は開くに違いない。 ――苗床となった幾人は眠りにつき。 今のこの身体も、限界が近付きつつあるが。 それは薔薇にとって、重要な事ではない]
さあ、あと一歩…… みんな、みぃんな。 幸せな夢を見よう……
[享楽に堕ちて。 私を。私達を咲かせて]
[本来の意識は殆ど眠りについたその身体。 ふらり、廊下に歩み出る。 既に寮内には、眩暈がするほどの薔薇の香り]
(12) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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[月明かりが、痛いほど眩しい。 小さく小さく身体を丸めて、唇噛んで啜り泣く。]
(+11) 2013/03/30(Sat) 22時半頃
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