41 アンデッドスクール・リローデッド
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ラルフに7人が投票した。
セシルに1人が投票した。
ヴェスパタインに1人が投票した。
ベネットに1人が投票した。
ラルフは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
奇跡
帰ってきた!黄泉の国から、今日の襲撃で死んだ犠牲者がかえってきた!能力を失ったかもしれないけれど、それは些細なことだよ!ね!
人狼、一匹狼、賞金稼ぎなどに襲われた死者は生き返る。ただし、その能力は失われる。
現在の生存者は、ローズマリー、リンダ、セシル、サイラス、レティーシャ、ヴェスパタイン、ベネット、ソフィア、ネルの9名。
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― 武器庫 ―
――…。
[二階の都合の良さそうな場所で休もうと考えるも この武器庫から出てきた人物に、 その部屋を、確認される愚は犯したくない。
相手が誰なのか、確認して――。 不死者臭い人物なら――、 こちらは女、油断を誘いつつ、 殺しに走るのも有り。
この不死者退治で、目的が一致する人物に見えるのなら。 とりあえず話し合うのも有り。]
(0) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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貴女、ね――。
まって…。 貴女は、これから…どうする心算?
[>>3:240を見て――。 フォローに対し拷問と言っていた女。 その反応を脳裏に浮かべれば、 まだ話し合う余地がある。
昔から知っているとか、好きの感情で、 信用を口にする人達より。
それでも油断なく、視線を向けて。]
(1) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時半頃
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わ、かった 急がなきゃ、いけないのは分かった、けど
[ナイフをぐっと握りしめた手は、関節が白み始めている。 目を凝らす様に奥の扉に視線は注がれていたが]
髪、あお? あお、 ――あお。
[震える声音>>265がもどかしい。思わず視線をベネットに戻して、彼の蒼白さを知る。 聞いた情報では思い浮かぶのは一人しかいなくて、けれどその一人だけで十分だった。 食堂の扉の方へ駈け出そうと、足元を強く踏み切る]
(2) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 21時半頃
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コーネリア!ダメだ!
[扉の向こうには既に気配がする。 開ける訳にはいかない。 運動部ゆえの足の速さでコーネリアに追いつくのはそう難しくもない]
開けるな!あいつ、自分ででてこなかったんだ!
[時間はあった。出れる時間は十分に。 なら、彼は「出なかった」としか思えない]
(3) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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[武器庫を出てすぐだったか>>1 掛けられた声に顔を上げる。 ああ、この感じ。 少しだけ遠い位置から見ている。 それは彼女に妙に似合うな、といつか遠くに思った記憶]
……どうするって
[武装した自分の、特に手の中の銃を見て、 ふと気づいたように、銃身をポケットの中に仕舞い込む。 安全装置は嵌めてある。]
……どうしょうかね
[少しだけ困ったような笑い顔。 あやめを殺したあの手の感触が未だ思い出されている]
探せ、と―― 謂われても どうやって探すんやっちゅー話。 それならみーんな一層殺した方が早いけど、……けどねぇ。
(4) 2011/12/06(Tue) 21時半頃
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[引き留められる、勢いで手の中の刃物が落ちた。 さかさまに落ちるナイフはけれど、床に弾かれ、跳ねて音を立てる。]
ダメって、 し、んじゃうよ。 タカハシ死んじゃうよ。 なあベネット、死んじゃう。
[自分で出てこない、の言葉を否定するように首を振る]
死にたかったの?タカハシ
(5) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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[門が破られたのならば、ガラスの窓はただの紙と同じ。一刻も早く窓を閉めなければ。 食堂のドアの前にはベネットとコーネリアがいた。]
いったい何が…!!
[コーネリアを止めるベネットの声>>3で何があったかはおよそ、わかった。 わかったが、わかりたくない。わかりたくない。わかりたくない。わかりたくない。]
(6) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 22時頃
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…――――
先に出るって
[ロゼットが先に出ても、罠発見くらいにしかなるまいに いや、だから彼女がそれをかって出たのか 部屋に籠ると言う事は、罠を張られると外に出られないと言う事 食事を持ちこんでいるわけではない以上、必ず外に出るのだから 誰か、無差別な殺意ある者がそう言う事をしないとも限らない]
…――――
死ぬ時は、一緒に死ぬって言ったろう
[それでも、彼女に続いて、部屋を出る なにか、騒々しい]
(7) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 22時頃
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[コーネリアの声に、叫びに、ラルフの涙を思い出し…1発だけ床を殴る]
だからってなあ…!!!!
[今までの日常にはもう戻れない。恐らくラルフはそれに気づいていたのだろう。]
(8) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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そうね。
探すと言っても、難しいわよね?
[感染者を簡易に調べる事は可能だけれども、 それは秘めたまま。 同じく困ったような表情を薄く浮かべて。]
でも、手当たり次第に皆殺しと言っても、 その前に、自分が殺されたら洒落にならないわよね。
自分から殺しに行ったのが知られたら、 他の人から、注目されるわ。 殺した人が違うなら……、 今度は逆に自分が他の人から殺される対象になるかも。
なら、先ずは――。 下準備をするのが大切よね。
[くすりと、微笑む。]
(9) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 22時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 22時頃
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グロウさんの後ろに隠れてばっかりじゃだめだもの。
[不器用に銃を構えて、客間の前に出た。近くには誰もいない。誰かがすぐにでも襲ってくるような気配はなかった。 死ぬ時は一緒に死ぬ。その言葉には視線だけで頷いた。]
……人、集まってるみたいだね。 また話し合いでもしてるのかな。
[人が多い場所には、正直あまり行きたくない。ホールでのやり取りが思い出されてぞっとする。]
確かめにいく? 何か、あったのかな。
(10) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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―回想・炎を纏う「ヤチグサ車」の中で―
[己の肉体を炎が食らう。視界はとうに消えている>>3:+10。 ちりちりと奪われていく存在の欠片に、声なき声が伝導する]
「「ベネット」ガ助かるなら「俺」ガ死んダときダヨ」>>3:*21
[そうかもしれない。その端末にさえも打ち勝てなった己のように。 そうだとしても、男の信頼は揺るがない。 たった、ほんの一瞬でもいい。 「元凶」に閉ざされた「あなた」の存在が、支配を打ち破り己が意思で一つの選択を取り得たならば……。 それが、「ベネット・バーレー」という一人の勇者が、生き、勝ち抜いた証なのだから。 ……例えその結末が、どのようなものであったとしても、最後まで諦めず]
(+0) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 22時頃
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俺達の街を、守ってください――――>>3:+13
[――――強烈な爆風が男を襲い、その命の炎を、吹き消した]
―回想・炎を纏う「ヤチグサ車」の中で・了―
(+1) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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―――――――――――――――――――――――
こうして、男は息絶えた。 2つの死を、ほぼ同時に受けて。
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(+2) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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…………そうだ。確かに息絶えたのだ。 ならばなぜ、まだこの世界を感じることができるのだろう。
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(+3) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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物語はなお、終わりの時を迎えてはいない……。
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(+4) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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……………………
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(+5) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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―???―
[瞼の外から光を感じる。 ちらちらと移ろい、煩わしい。 あぁ……あの明りは赤い。ならば、あれはきっと炎だ。 そうか。まだ終焉は来ないのか。肉体はとうに、焼け朽ちてしまったはずなのに……]
焼け……た?
[違和感が、心をよぎる。己はとうに視力を失ったはずではなかったのか。 いや、それ以前の問題だ。 まぶたなど薄い肉は、すでに焼かれて焦げ落ちたはず。 では、なぜ光が透ける? なぜ、己の喉から声が出る? 脳裏に浮かぶ怪訝な疑問に耐え切れず、男はその双眸を見開いた]
ああ……あぁぁ!!
(+6) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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―なおも燃え続ける「ヤチグサ車」の中で―
[夜闇に揺らぐ炎の奥で、生ける死者達が彷徨っている。 その数は、男が死にゆく以前と、それほど変わってはいない。 ……けれど、人影はそれだけではない。 血肉を食らう亡者の他に、傷の一つも負ってはいない、「無事」な人間たちの姿が]
た、助けに……っ!!
[ガラスが吹き飛んだ壊れたドアに、とっさに両手を向けていた。 溶けたドアロックにすがりつき、力づくで解錠を図る。 けれどロックは、ぴくりともしない。力を加える。意味がない。 まるで、拒絶をされているかのように、力の作用した陰りすら感じずに。 必死に押し続けているうちに……ふと、指先がロックの中へと「沈み込ん」だ]
(+7) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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な……っ!!
[とっさに指を、引き離す。無機物にのまれた指先には、微塵の変化も見られない。 ただ、あってはならない出来事に触れた違和感が、心地悪く残るだけ。 さらば、ガラスの砕けたフロントから這い出して。 そう考え、車いすを取ろうと振り返り――――男は、ようやく気がついた]
俺は……やっぱり、死んだんですね。
[運転席の背後には、消炭となった男がいた。 さすがのウイルスも爆熱により、耐えきることができなかったのだろう。 人としての体をようやく保った痩せこけた黒炭が、ただの「物体」として、男を見返していた。 そうか。そうゆうことだったのか。 だからロックにしがみついた瞬間、己は「踏ん張る」ことができたのか。 男は一抹の寂しさを感じながら、車のフロントへと這い出していく。 そしてそのまま滑るように、アスファルトの上へと「二本の足」で、降り立った]
(+8) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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[二本の足で、地面に立つ。180半ばの長身ならば、これまでよりも遥かに視界が高い。 どうゆう原理なのかは、分からない。 けれど、車いす生活によりやせ細り、変形した二本の足は、かつての筋力を宿している。 もっとも、筋力という表現が、正しいものかどうかは分からないが]
なるほど。今は「21グラム」の体、というわけですか。 そうですよね。この体になっても車いす、じゃ、かないませんから。 俺の体は物体を動かす力はないようですし……「不具合」のないよう、適応しているのかもしれません。
[ドアロックに感じた無力感。 死しているからこそ、生なる世界に作用することはできないのだろう。 ポルターガイストなんて迷信か。もっとも、そうであった方がいいような気もするけれど]
適応しているからこそ、傷も火傷もありはしない。 ……つまり、あの方々も、そうゆうこと、だったんですね。
(+9) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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[生ける死者のはびこる街を、男はぐるりと見渡した。 死人の闊歩する脇で、しゃがんで抱き合うカップルがいる。 強く唇を噛みながら、夜空を睨むスーツ姿の男がいる。 両手で顔を覆い隠し嗚咽する老婆の肩を、二十歳そこそこの茶髪の若者が悔しそうに撫でている。 そのほとんどは悲痛な面持ちで、身に降りかかったであろう悲劇を嘆いてはいるけれど……涙を流している顔までは、男は見つけることができなかった。 もっとも、一部にはいかにも時代錯誤な服装をした者も見られたから、全員が全員、今日の混乱の中、命を落としたというわけではないのだろう。 彼らが生者でないことは、不思議な感覚で判別がつく]
妙な感じです。生物的には死亡したはずの感染者の方々と、俺達みたいな肉体をもたない本当の死者が入り混じっているなんて。 動くも死んだ人間なら、俺達のことを何て呼んでいいのか、訳が分からなくなりますよね。 生き物と対比して、逝き物、さしずめ「逝人」と言ったところでしょうか。 …………あ。
(+10) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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先生、今は…早くバリケード、つくんないと。 俺らも食われちまう。
[きっ、と食堂のドアをにらみつけて]
タカハシってやつの為なら、早くやろう。 疑うやつを増やすわけにはいかないし。
(11) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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―なおも燃え続ける「ヤチグサ車」の傍らで―
[ふと、ワゴンに寄りかかりしゃがみ込んでいる壮年の男に気がついた。 その顔には、見覚えがある。 男の声に反応したのか、彼は力ない表情のままこちらを見上げる]
あの、あなたは……焼き芋屋さん、ですよね。 この季節、学園によく、いらっしゃる。 あぁ、あそこにいた教師の一人です。ほら、車いすの。
[そこまで言い切り、彼もようやく男が誰であるか理解したのだろう。 微かに親しげな表情を浮かべ、けれどすぐに視線をそらし、そっと車の下を指差した。 そこには、踏み砕かれ、焼け焦げた感染者の遺体が一つ。 判別はつかない。けれどきっと、逝人と化した彼のもの]
……申し訳、ありません。
(+11) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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[彼は、いいんだ、とでも言いたげに、首をゆっくりと左右に振った。 それでも俯いてしまった男に向けて、逆に励ますように煙草を差し出す。 赤い、マルボロのソフトケース]
いえ、俺は吸いませんか……。
[言いかけて、気がついた。男の手には、死の炎を呼び起こした火種、あのライターが握られている。 ライター。こんなもの。あの火炎の中で、とうに爆発してしまったはずなのに。 いわゆる、「物の幽霊」と呼ばれる類のものなのかもしれない。 彼の煙草も、双方の服も同じ。 この世界にはきっと、こんな失われた物の魂が、いくつも転がっていることだろう。 生の世界とは関われないかわりに、死の世界へと誘われた物を、掴む力はあるようだ]
……煙草なんて、学生ぶりです。ありがとうございます。
[まぁ、いいか。そう思い直し、男は彼の隣りに腰かけながら、マルボロのケースに手を伸ばす。 一本だけ受け取るつもりだったが、ケースごと全て託された。 抜き出した煙草を口にくわえると、火をともして紫煙を吐き出す]
(+12) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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……酷いことに、なりましたね。
[隣りの彼は頷きながら、ふっ、と小さな溜息をついた。 見つめる視線を追っていけば、そこは他と変わりない街角。 死人と逝人が混在する風景の中、そう言えば、と目を凝らした。 あの歩く死者達の魂……逝人はここにいるのだろうか、と。自我を失い隣人を襲う者たちの心は、はたして分離しているのだろうかと。 けれど、対になる1人の2人はその場で見つけることができなくて、かわりに、男は奇妙な光に、目を奪われたのだった]
あれは……いったいなんですか?
[どこかから立ち昇っていく光の柱。おそらく地上から照射され、天へと昇り消えていく。 幾筋も、幾筋も。バラバラのタイミングで放出され、空の彼方へと吸い込まれて。 応えのないことに疑問を抱き、隣りを振り返ろうとした瞬間]
(+13) 2011/12/06(Tue) 22時頃
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