152 【R18薔薇】名も無き孤島再戦
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エフに8人が投票した。
シーシャに1人が投票した。
エフは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
シーシャが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ゴロウ、チャールズ、リー、フランク、黍炉、バーナバス、ススムの7名。
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[少し経っても帰ってこない。 何をしにいったのかと気になり、錫杖を片手に外に出た。
探しても見つからずほんとに何かあったのではと心配になったあたりで、防波堤の上に人影が見えたから。 足音と錫の音を鳴らして、いつもののんびりとした口調で近づいて行った。]
…なあんだ、見張りだったのか。 狸って、海泳げるのかなあ。
[>>2:279自分の呼び名にはそう返し。 煩いと言われた錫杖は構わず持ったまま 壁に寄りかかり、シェイを見上げる。 シェイの長い後ろが潮風に吹かれて、 動物の尻尾のようにひらひらと靡いた。]
錫杖、そんなに煩かったかな。
[遠くで鳴らしてたはずだけど、とぼやいて。 …それから暫くの間話をしてから。 ススムを起こさないよう家に戻り、少しの睡眠を取っただろう。]*
(0) 2015/03/10(Tue) 05時半頃
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/* お疲れ様です。
プロからずーっとお相手してくれてありがとうございました(ぺこりん) 色々エスコートしてもらえてありがたかったです。 RP村の墓下ってRP解除しない感じなのかしら…よく分かってないのでとりあえずご挨拶だけ。
他の人と絡む機会ほぼ奪ってしまったのはごめんね? オレは幸せだったけど。
(+0) 2015/03/10(Tue) 05時半頃
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― 湖畔、回想 サクラバ帰着
[ぼとっ と鈍い音を立てて、汚れきった萌黄のストールと石が地面に不時着>>235する。
降って来たゆるーい再会の言葉>>266を拾うことに必死だった僕の耳は、それの行方を知ることもなく、呆けた顔でぺたりとその場に膝を折った。]
…おそい。 遅い!
[僕はゆっくりと差し出された手>>267を、右手でぺしりとなぎ払う。 重ねるはずだった右手はそのままサクラバの上着の裾を掴み 立ち上がる勢いで、その開いた間合いに滑り込んだ。]
……………おけーり。
[結構な力で引っ張ってやったのに、微動だにしない体躯。
むすっとした顔を作って彼を見上げたけれど その声音まで不機嫌にすることができなくて。 僕はこんな嘘すら付けない自分を呪いながら まだ赤いままの下唇を、また噛んだ。]
(1) 2015/03/10(Tue) 10時頃
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ゴローもフランクに怒られてこい。
[僕は目の前にあるすすけた頬をぎゅんむりと押して モノ言いたげな笑顔を浮かべるフランクへとサクラバを引き渡したんだ**]
(2) 2015/03/10(Tue) 10時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/03/10(Tue) 10時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/03/10(Tue) 10時頃
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──"I" "F"──
[IFとは。 もしも…ならば,…とすれば、と現在・過去・未来の実現の可能性のある事柄について推量する単語。
魔道書で読んだことがある。 この世界から分岐し、それに並行して 存在する並行世界というのが存在するのだと。
それならば"I"と"F"とが 幸せに暮らす世界もあったろうか。
例えばババ様が生け贄と思って育てていた アイに愛着が沸き殺せなくなり、 そのまま三人で幸せに暮すのだ。]
(+1) 2015/03/10(Tue) 11時頃
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[そして成長したアイと俺は、 次世代を育てるべく世界中のスラムから 素質のありそうな子を探し出して育てるんだ。 そう、白い髪した男の子とかいかにも 魔術師っぽそうで持って帰るかもね。
それから妹にしてやったように その子にケーキを作ってやったり 子守唄を聞かせてやったりするのだ。
子供扱いするなって怒られるかもね。 でも俺は聞かないで歌う。]
I know you, I walked with you once upon a dream...
[私はあなたを知ってる、 あなたとかつて一度夢で 一緒に歩いたことがあるから…]
(+2) 2015/03/10(Tue) 11時頃
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──昨夜 [あやすような手の動きに口を歪める>>2:278。 この人は髪を触るのが好きなんだろうか、と会った当初を思い出しながら見下ろすだろうか。 子供扱いされているように感じていたが、猫に見えると言われた後では猫扱いな気がしてくる。]
[サドウにも殺される、と言う声はどこか楽しそうに聞こえて。 獲物の状態を楽しんでいるのは、果たして獲物と呼んでいいのかと、そう思いながら殆ど力のこもっていなかった指を外そうか。]
今の、見られたらサドウさん怒るでしょうか
[怒ると恐そう、と勝手なイメージを口にして、見えないかもしれないが笑みを形どる。 彼が寝るというのなら、お返しだと言うように長い髪を撫でてからベッドへ戻ろうとするだろうか。]
(3) 2015/03/10(Tue) 11時頃
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──夜半 [ベッドの隅で丸くなって睡魔を待つ。 眠らなければと思うほど、意識はハッキリとしていった。眠れない頭が思い出すのは何故か昔の仕事のことで、もしかしたら日中シェイに話したからかと振り払うよう寝返りを打つ。]
[頼まれるままに色々した。 物も猫も人だって探した。中から謎の粉が見えても何も言わず運んだ。 「あいつを殺せ」と命じられれば引き受けたし、「死にたい」と言うなら手伝った。後片付けを任せられれば解体し、保管したいなら出来るだけ綺麗に死ぬよう尽力した。 “仕事”だからと理由はついたけれど、やっていることは子供の頃から殆ど変わっていない。]
(4) 2015/03/10(Tue) 11時半頃
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(殺すのが好き、なわけじゃない、と思う)
[オーバーキルはしたことないし、殺人に快楽を覚えたことも無いはずだ。 仕事だから命を奪った。それ以外の理由は無い。はず。]
(……はずってなんだ)
[膝が額につくほど小さくなって、自分で自分にツッコミを入れる。 二人が順に外に出て行くのを音と気配で察すれば、「次はサドウに殺される、だっけ」と楽しげな声を思い出して>>2:279>>0。]
[やっと眠りに就いたのは、ぐるぐるとした考え事が収拾つかなくなってきた頃だったか。]**
(5) 2015/03/10(Tue) 11時半頃
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[この世界とは別に、もう一つの世界が存在するとしたならば
共にあるために 死を選ぶしかなかった結末ではなく 未来を共に生きる選択肢もあっただろうか。
彼の大切な人達と笑い合う世界はきっと。 平凡かもしれないけれど 彼が求めても手に入れることができなかった "普通の幸福"がある世界。
その世界では彼が綺麗だと言ってくれた"白"も好きになることができただろうか。]
(+3) 2015/03/10(Tue) 12時頃
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シーシャは、彼が求めても→青年が求めても
2015/03/10(Tue) 12時頃
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──IFの世界線──
シーシャ、一緒に風呂入るか?
[俺は拾ってきたこの白い子犬を すっかり弟扱いして可愛がっていた。 ぐしぐしと白い頭を撫でで こめかみにちゅっと接吻を落とす。
風呂は森の中のこの小屋の 外に備え付けられている。 勿論大の男二人が一緒に入るには狭い。
要は揶揄っているのだ。 子供扱いすると直ぐにむくれた様子を 見せるので可愛くて堪らない。]
(+4) 2015/03/10(Tue) 12時半頃
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― 回想 ―
あい。すまん。
[父親のように手を差し出したらぺしりと払われてしまったので 苦笑を零して、そのまま手を引く。>>1 するりと白い右手が緑のジャージの裾を掴んだ。 屋敷暮らしのぼんぼんの握力と腕力なんてたかがしれている。
表情と声音に乖離があるようだ。 上手く嘘をつくには彼は正直すぎると思う。
唇、切れたのか。問いかけようとしたら、 男は李の行動に意表をつかれてぱちりと瞬きをする。 ――なんか、本当に子供だな、と少し呆れて笑った。]
……へーい。
[その笑み>>2も頬を押されることによって歪むのだけれど*]
(6) 2015/03/10(Tue) 12時半頃
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───昨夜
さあ。
サドーの本意は分かんねえけど俺が殺されそうな展開こそ喜んで後ろから刺して来そうじゃね? …サドーは勝敗や生死よりもそーゆーの求めてんじゃねえのかな…
[生きる理由は無いが死ぬ理由も無い。命を狙われる身としては迷惑な話だが退屈はしない。 少し話を重ねながら腹の上で猫を撫でる様に微睡む。 髪を梳く指の感触に誘われ意識を手放せば、目を覚ます頃ススムはベッドへ戻って居たか。>>4
浅い眠りの中、錫の音が聞こえサドーと入れ違いに見張りの交代へ向かう。通信機を切って居る事を忘れ伝達齟齬からサドーが後を着いて来ている事は知らず。>>2:279
防波堤でどの位話しただろう。少し寝る様伝えればサドーは小屋へ向い、その後朝焼けが滲むまで見張りを続けた。*]
(7) 2015/03/10(Tue) 13時頃
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───朝・漁村
[山肌に朝日が滲む頃。シン・とした空気の中小屋に戻り少し眠る。 サドーもススムも眠っていただろうか。起きていたなら敵の奇襲は無かった旨を伝えただろう。
其々が目を覚まし日が海を照らす頃合い、鹿肉の燻製を齧り今後の話を少しする。]
なあサドー、其々の容姿と武器について情報を再確認したい。銃や弓、ボーガン等の飛び道具を持つ人物像にはアテつけときたい。
先日>>1:166話した刀、は桜庭ゴローだな。手捌きは昨日話した通り。 間合いを考えれば俺よりサドーの方が利は有るだろう。
[サドーの武器なら問題無いか、と間合いに入った場合も想定し。]
チェーンソーは殺傷面に関して一発がでかい。モロに喰らえば骨を断たれるだろうな。一発さえ避ければ重量も有る為次手への反動もでかいが。機動力で対するなら三人どの武器でも問題無い。
[シャベルの未知数には触れず。モグモグと少し考え。]
(8) 2015/03/10(Tue) 13時頃
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── IFの平行世界──
はぁ?何言ってンの。
[子供じゃないんだから1人で入れるしと、 ムキになって言えば余計揶揄われるような気がしたけれど。 きちんと大人扱いしてほしくて過保護な魔術師を睨む。
不機嫌になりながらも 大人しくしているのは 彼に撫でられることが好きだからだろう。]
……2人で入れるほど広くないじゃん。
[色素の薄い肌を他人に見せるのは嫌だ、また気持ち悪いと言われるかもしれない。 自分を可愛がってくれるこの男が そんな事を言うはずがないと信じたかったが 一抹の不安で表情は曇る。]
(+5) 2015/03/10(Tue) 13時半頃
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― まだ陽昇りきらぬ早朝 ―
[笑いとは表情筋の特有の緊張である。しかしながら、それが持つ効果はただ複雑な感情を外側に出すだけに留まらない。頬筋の運動により生み出された鎮痛作用のたんぱく質はストレスを下げて血圧を低下させ、それだけでなく自律神経や免疫作用にさえ良い影響を齎すという。笑いは人の薬なのである。
――そんなことをきちんとは知らずとも、 とりあえず笑えば痛くないことを男は知っていた。
例え実の親父がくたばっていようと舎弟連中に殴られようと 大恩あるかしらが殺されていようと 掌のものが全て零れ落ちようと
笑えば痛みは感じない。 感じていないと思い込める。]
(9) 2015/03/10(Tue) 13時半頃
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[ うつらうつらと覚醒と睡眠を繰り返し、 起きればまた悪夢に薄く笑う。 馬鹿の一つ覚えのようだ。
体を洗ったり朝餉を用意したりする間に 起きたての朝陽がちらちらと木陰から漏れていたか。
掌を透かせば指の間から光が零れ落ちるようで 眩しげに目を細めた。
作戦に関しては昨日話しこんだとおりだろうか。 向かう先は、どうすると仲間に問いかけた*]
(10) 2015/03/10(Tue) 13時半頃
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あとは手榴弾、残る1人は不明、か。 昨日見かけたエフだが武器のような物は見えなかった。飛び道具…銃を持つ可能性はエフかフランク、あと誰だったか。 ナイフや殺傷能力の低い武器なら杞憂なんだが。
[名前一人忘れた、と。聞いた名前と所持する武器、容姿の詳細を再度サドーへ確認したか。武器と敵の人物像を共有すれば、髪を結び支度を整える。]
ススムはどっちと行く? 俺は距離的に遠い鍾乳洞を選びたいが、サドーがそっちに行きたいなら逆でも構わない。
[その後は昨晩話した通り、二手に分かれる話をしたり、荷物を確認したりして二人の希望や意見を確認した後は廃遺跡と鍾乳洞へ向かうだろう。*]
(11) 2015/03/10(Tue) 13時半頃
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─早朝─
…今日もいい天気だねえ。
[窓から差し込む日差しで目が覚めた。 大きな欠伸を一つして体を起こす。
もしススムが起きていれば挨拶をして ドアを開けた瞬間の明るさに眩しそうに目を細めて外にでて。 >>8帰ってきたシェイと入れ違いに顔を洗いに行った後、作戦会議へと移った。]
ん。手榴弾を考えると、敵の武器はほぼ割れてるね。
眼鏡の男がフランク。 ボウガンか銃かは不明だけど、おそらく彼は飛び道具だ。
帽子で顔が見えにくい、バーナバス。 彼の武器だけ未知…なのは昨日までの話。 あれだけしっかり使える手榴弾がこの島にあるとは考えにくいから、彼の武器なんだろうなあ。
(12) 2015/03/10(Tue) 13時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/03/10(Tue) 13時半頃
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大丈夫大丈夫、 ぎゅって身体くっつければ入れるって。 こういう風に。
[けらけらと笑いながら、 言葉通り後ろからシーシャを ぎゅうと抱き締めてやる。
過剰なスキンシップで 彼の白い首筋にもちゅっちゅと口付けしながら。]
(+6) 2015/03/10(Tue) 13時半頃
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この2人が武器を此方に向けたら危険だ 手元の動きには十分気を配るようにしなくちゃね。
チェーンソーが李さん、おそらく手榴弾持ちがバーナバスさんね。
[刀とチェーンソーに対して、自分はどれだけ戦えるのだろう。 特にチェーンソーなんて、受け止めようとするものなら錫杖が巻き込まれて折れてジ・エンドではないのか。 シェイの戦闘指揮を聞きつつ、名前と武器を伝え肉を齧り。 >>11エフについては、そこまでの脅威はないと言っただろう。]
エフ、ねえ…彼は私の錫杖を恐れたんだよね。 あの怯えぶり。金属が苦手というのは本当だと思うんだ。
鈍器のような杖を持っていたから、それが武器と思っていたけど。
[もし違っても、金属製の武器ではないだろうと伝え。 ご飯を食べ終われば地図をもう一度広げて行き先の確認をした。]
(13) 2015/03/10(Tue) 14時頃
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いやあ、私は早く歩くのが不得手だから。 お言葉に甘えて遠い方をシェイに任せるよ。
[地図での距離の差は僅かだけれど、その差が山での距離によるものだから、きっと侮れないものなのだと思う。 其の後は、シェイに森で取れる食べられそうなものを聞いたりして。 ススムが此方と来ると言えば、悪い顔はせずに微笑んで。 皆の支度が出来次第、出発しただろう。]
(14) 2015/03/10(Tue) 14時頃
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わ、やめろっ… エフ、離せっ
[抱きしめられたことに驚いて、 抱きかかえられた腕の中から逃げ出すように じたばたと藻掻くがそれは叶わず。 青年は怒ったようにそっぽを向いたが 耳が赤くなっていて それが照れ隠しだということは伝わってしまうだろう。]
………っ。
[首筋に当たる唇の感触にびくりと震えて息を飲む。]
(+7) 2015/03/10(Tue) 14時頃
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[わあ耳まで赤い。 なんて見事に染まるものだと眺める。]
な。風呂はーいろ、シーシャちゃん。
[なんだか美味しそうに見えてきて、 あむ、とその赤い耳を後ろから咥える。 そしてぺろりとその曲線に 舌を這わせるのだった。]
(+8) 2015/03/10(Tue) 14時半頃
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― 回想・一日目・昼 − [数日前、焼き鳥を焼いていた時の事。 通信に乗って盗み聞くようにして聞いてしまった 李とフランクの会話に引っかかりを覚え 鳥を焼く合間に寄ってきた李>>1:151に対して 一度通信を切り問いかけた。
一瞬の確認の筈だった。「生きたいといったが、本当か」と。 己の命のために戦うことができなかった男は 「戦う」理由を、歳若い彼や仲間の希望に見出そうとしていた。
対して彼は「生きたい」と。 彼は嫌いだった笑みを崩さない召使達と 好きだった女の子について話し 「屋敷の外に居るやつらを見てみたくなった」と答えた。
その言葉に嘘偽りはなく、 ただ、男はその「生きたい」を受け取った、と答えて ……そこで会話は終わる筈だったのだが。]
(15) 2015/03/10(Tue) 15時半頃
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[「僕は生きたいから、あんたを守るよ」 そう言われて少し焦った。
「あんたの最優先はあんた自身の命だからな」と念を押せば、 「僕に桜を見せたいって思ってくれるなら 僕の最優先はサクラバになるんだよ」と。 丁度直前に物知らぬ彼に 満開の桜を見せてやりたいと言ったからか。
李は桜庭の中に生きはじめた自分を生きて還したいという。 彼もまた戦う理由を欲しているのだろうか、と考えた男は 逡巡の後それを許し、 (それでも、命を散らすことを許した覚えはない) 只、終わったら桜を見に行こうという彼に 「任せとけ」と笑った。]
(16) 2015/03/10(Tue) 15時半頃
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[あのやりとりの後、 李はごくたまに 己の胸に額を預けてくるようになったのだが――。 男はそれに「子供みたいだな」と笑うのみ。 しぐさだけなら他の人間にも見えているかもしれない。
独身なのにまるで大きな子供でもできたようだと 少し呆れている。 そこに子に対する情のようなものはあるのだけれど それ以上は無い**]
(17) 2015/03/10(Tue) 15時半頃
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