204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、モニカ、イースター、アオイ、リツ、テッド、クラリッサ、藤之助、ジェームス、フランクの9名。
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[ 紫煙を纏い、夜道を歩いていた。 藤と共に夜を過ごす事も幾度かあろう。 彼奴はいい店を知っているから、 美味い酒がいつも呑めるから信頼もしている。
しっかし、放任主義と思われているようだが 断じて違うと伝えたい。 ほら、みんなで考えた方が、 より団結も深まるだろう? 俺なりの、温情だ。]**
(0) 2016/12/18(Sun) 08時頃
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[メーリングリストに送ったメール>>1:349と、松本に送ったライン>>1:350に反応はあったのか、無かったのか。 とにかく、料理とケーキの係は自分と松本で何とかなるだろうし、多分何とかなるだろう。
その晩、自分はいくつかお菓子の試作品を作って見た。 キラキラの小さなキューブゼリーを埋め込んだバタークッキー。 ココアクッキーにアザランを埋め込んだもの、同じく上に砂糖を乗せてキラキラと輝かせて見たもの。 カップケーキに赤いドレンチェリーを乗せたもの。 いくつか作ってピンと来ない。 さて、アイデアは浮かぶだろうか? ちなみにこれらのお菓子は追加で持っていくかもしれないし、その前に誰かの胃袋に治るかも知れない。 当分、ちょっとしたお菓子を買うのは控えよう……と、大量にできたお菓子を見て*反省するのだった。]*
(1) 2016/12/18(Sun) 08時半頃
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ー12/23朝ー
[そんな訳で>>1本日の自分オヤツは自作品。 今日は出かける予定もあるので、そんなに量は持ってきて居ない。 きし、ぎし、ザクザク。また霜を踏みながら大学まで向かう。 お菓子は食べたら無くなってしまう。 そうした、形に残らないものの方が気楽だろうか? 不本意ながら自分の得意分野では、ある。 樹村はそんな、キラキラしたお菓子なら嬉しいと言っていた。 三辻は雪と星なら星が好きと言っていた。 エコタワシはどうやらダメらしい。可愛く編むことも、できると思うのだけど。]
(2) 2016/12/18(Sun) 09時頃
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[ポツリと呟いた言葉はきっと誰にも聞こえない。 聞こえていたとしたら、神様くらいなもの。 そもそも、あの人のことを考えて用意したって、直接渡せる勇気なんて、無い。 恥ずかしくて、もし、何で?って顔をされたら恥ずかしくて今度から顔も見られなくなるかもしれない。 話したり、だって。 ふらりと寄った購買の雑誌コーナー。 そこでふと目にしたのは。
【気になる彼もきっと振り向いてくれる!クリスマスに使いたい「男心を掴む決めゼリフBest5」】
思わず手に取ってしまった。 パラパラと、その特集のページを探して見入ってしまう。 しかし、なぜかそれらは全て○○が入り伏せられている。 多分、その時々によってそこに当てはまるセリフを入れろ、と言うことなのだろうが。]
(3) 2016/12/18(Sun) 09時頃
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「こんなにマルマルしたの、初めて」 …狙って言うの…?
[マルマル、は、○○部分である。まんま読んだ。 暫し、その雑誌とにらめっこ予定。]*
(4) 2016/12/18(Sun) 09時頃
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[――恋愛は、苦手だ。 それが片思いならなおさらだ。
叶うことなら、平穏な人生を送りたい俺にとって。 相手の一挙一動に、動揺して。 心臓が激しく動く感覚は、結構しんどい。
なのに思うことをやめられなくて。 気付けば結構な時間が流れてた。
クリスマスパーティへの参加を決めたのは、それが理由。 いいかげん、胸の奥に秘めた思いと決別してもいい頃だ。
もっともそれは、告白なんてまっとうなものではなく。 卑屈な俺らしく、何とも後ろ向きな手段によるものだけど。
―――最初から片思いだって、言ってるだろ。 叶わないって知ってるんだ。 どうか、俺にこの恋を、諦めさせて。]*
(5) 2016/12/18(Sun) 10時半頃
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― 12月23日:公園 ―
[朝から妙なことに巻き込まれてしまった。 ちくちくと針を動かしながらため息をつく。
駅から大学へ向かう途中にある小さな公園。 いつもは視界の隅に入れるだけで通り過ぎるけど、今日は少し違った。
小学生くらいの男の子が一人で立っていた。 学校はどうした、学校は。とも思ったが。 あれか。もしかして今日は国民の休日と言うやつか。 大学生には関係ないのが悲しいところ。
ならば珍しくもなんともない。 そのまま通過しようとして―――できなかったのは。 男の子が、今にも零れそうなくらい瞳に涙を溜めていたのと。 その手に、腕のとれた猫のぬいぐるみがあったから。
……別に男の子が心配なわけではない。 ぬいぐるみが気になっただけなんだ、俺は。]
(6) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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何してんだ、お前。
[園内に入り、ぶっきらぼうに声をかけ、高みから見下ろした。 俺は目つきがよくないから。 最初はずいぶんと怯えさせてしまった。
しばらくして、男の子がようやく口を開く。]
―――“まぁちゃんのぬいぐるみを、壊してしまった”
[話を要約すれば。 まぁちゃんというのはこいつの女友達らしい。 見ればわかるけど、友情以上の感情もあるんだろう。]
(7) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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[いつものように一緒に遊んでいたら。 まぁちゃんとやらが、少し早いクリスマスプレゼントに貰ったぬいぐるみの話ばかりするものだから。 何故かむしゃくしゃして、ぬいぐるみを無理やり奪い取ろうとしたところ、布が避けて綿が零れる事態になったということだ。
まぁちゃんは壊れたぬいぐるみを置いて、泣きながら去って行ったらしい。]
……… お前、少しは素直になれよ。 でないと人生いろいろ失敗するぞ。
[不器用すぎるだろ。
俺もたいがいあれだけど。 人のふり見てなんとやらは、今はみないふり。 仕方がない、と肩をすくめ。]
(8) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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貸せよ。 俺が直してやる。
[その時の男の子のキョトンとした顔は なかなかに傑作だった。
ソーイングセットは鞄に入れっぱなしだし。 修理くらいならできるだろう。 何より男の子の頭にくるくらい馬鹿な行動が、 誰を思い出して、放っておけなかった。 ぬいぐるみを受け取って、近くのベンチに腰を下ろす。]
(9) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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ほらよ。もう壊すなよ。
[そんなに時間は掛からなかったと思う。 修理が終わったぬいぐるみを、男の子の顔面に押し付ける。 壊れた箇所をぺたぺた触って「本当に直ってる…」と茫然しているのを捨ておいて、後はとっとと立ち去ろうと。 そんな背中に飛んできたのは、幼い言葉。
―――なんでにーちゃんは男なのに、 さいほーできるんだ?]
……別にいいだろ。
だってそのお陰で、 まぁちゃんのぬいぐるみを直して、 ごめんなさいって言えるんだから。
(10) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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[それで男の子が納得できたかはわからない。 確認しないまま、公園を後にしたから。]
はぁ。
[ため息とともに出てくるのは、白い息。 気付けばクリスマスパーティはもう目前。
“やーい。律のオカマ野郎 縫物やぬいぐるみが好きなんて、へんなやつー”
どこからか響いてきた声に、 苦虫を噛み潰したような顔になる。 いつかの、不愉快な記憶。>>0:101 相手の顔なんてもう覚えてない。 なのに、囃し立てる声だけは今もなお鮮明で。]
(11) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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……うるせえよ、馬鹿。 出てくんな。
[あの時にも「別にいいだろ」ってはっきりと言えたのなら。 俺は、もう少し自信をもって生きられたんだろうか。]**
(12) 2016/12/18(Sun) 11時頃
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─ 回想/デパートのかえりみち ─
[ …… 落ちる視線に、>>1:394 何かまずいことを言ってしまったのではないか、 はたと気付いた時には、もう遅いんだ。
今日は、結局なにも買えぬまま。 外はもう、随分と暗い。]
…… うん、かえる。 ええと、またね。 ─── ニモせんぱ、
[ 届く言葉に、眸がまあるくなる。]
(13) 2016/12/18(Sun) 12時半頃
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[ 一度視線を落とすけれど、 もう一度この眸にかなこちゃんを映して。 そうして、ちいさな声で、おへんじをする。 口許をゆるめて、微笑みかける。]
ばいばい、かなこちゃん。
[ …… ─── かなこちゃん。
最寄りの駅までは一緒にきてくれて、 さようならをする。 電車に揺られるわたしは、窓の外を眺めてた。 低くある空に浮かぶ、輝ける星たち。 白い妖精さんがふわふわ泳いでるように見えたかな。 真っ赤なわたしのお鼻は、 サンタさんの相棒のトナカイさんに、 そっくりだって、だれかに笑われた気がした。*]
(14) 2016/12/18(Sun) 12時半頃
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[でも。こんな特集>>3>>4を興味津々で読んでおきながら、それを活かすことはきっとできないと思う。 誰かの心を掴むなんて無理だと思う。 好き、と口にできない臆病者が、都合が良いにもほどがあるから。 その人を思い浮かべると、胸の鼓動が高鳴って切なくなる。 だけど、小学生の頃みたいな、あんな思いは、もう2度と。]*
(15) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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ー小学生の頃ー
[子供って残酷だと、子供の時にも思ってた。 何を話していたのかはしらない。 でも、男子で色々な話をしていたのだろう。 女子だって三年にもなれば、色気づいた話の1つや2つ出てくるのだ。
誰が好き、嫌い。 キスってどんな感じだろう? オシャレな洋服に可愛い小物。 そんなものに興味を覚えるくらいには自分も年頃のおませな女の子だったのだ。
だけど、空と仲良しの男子が言った。クラスで一番足が速い子。
『なあ、海の好きな奴って誰ー?』
周りでは男子を嗜める声。 ニヤニヤ笑う、若しくは興味津々でこちらを伺うクラスメイト。 一気に顔が赤くなる。 だって、その時、自分が密かに好きだったのは。]
(16) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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─ 12/23 朝 ─
[ 天皇誕生日の今日だからといって、 大学の講義が休みになるかどうかは、 教授次第だったように思う。
今日の午前は、なにも予定はない。 けれどわたしは、まるで癖のように、 キャンパスへの道を歩いて行った。
道中で、猫のぬいぐるみを抱きしめる、 小学生くらいの男の子とすれ違った。>>10]
ぬいぐるみ、すきなのかな。
[ 僅かな親近感。 頬をゆるめてその子とすれ違おうとするけれど、 表情がなんだか、苦虫を噛み潰したよう。]
(17) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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だいじょうぶ? …… あとから後悔するほうが、 ずっとずっと、つらいんだから。 いま、素直になった方がいいと思うんだ。
[ 思わず、声をかけてしまった。 喧嘩しちゃったことも、見知らぬお兄さんが、 ぬいぐるみを直してくれたことも。 ぽすんと頭を撫でて、わたしはそう言葉をかける。 最後にえらぶのは君だけど、 悔いのない選択をしてほしいと思うのは、 お姉さんのわがままかなあ。]**
(18) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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[誰かが言った。 『もしかして海、此奴が好きなんじゃねーの?』 ゲラゲラ、けらけら、笑い声。 いよいよ顔は赤くなって、何も言えなくなって。 そうなの?と楽しげな女子。 辞めなよ、と言ってくれる子。 ヒューヒュー、囃し立てる男子。 ウェー、と吐く真似をする男子も居た。]
え、え、えっと、えっと………。
(19) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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[違うとも言えなくて。 そうだとも言えなくて。 だって、自分にそんな事を、みんなの前で聞いてきた時点で、きっとダメなのに。 自分のことをなんとも思ってないから、こんなところで巫山戯て聞きにきたんだ、と思った。 『えー、参ったなー!海、俺のこと好きなの?』 へらへら笑った、その子の顔。 悲しくて、恥ずかしくて、悔しくて。 そのまま荷物も持たないで走って帰った苦い思い出。 数日、学校に行きたくないとごねて母親を困らせた。 先生には、謝っているから許してあげなさいと言われた。 何に怒っているのか、悲しかったのかも、よく分からないままだったのに。]
(20) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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ー現在ー
(………好き、なんて、言えないなあ。)
[もし困られてしまったら、断られてしまったら。 きっと、思いは実らないと思う。 だって彼は、………いや。 自分自身にその勇気がまず、ないから。 その先が怖くて、走って逃げ出してしまいそうで。 あの頃のように義務教育ではないのだから、学校行きたくない、で大学を辞めるわけにもいかないから。
きっとそっと蓋をしたまま。 ……それでも、ふと彼のことを考えてしまうのくらい、許してほしい。]*
(21) 2016/12/18(Sun) 13時頃
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― 回想 / 昨夜 −
[ 色んなお店を見てみたけど、結局プレゼントは決まりませんでした。 なにを贈れば喜んでもらえるのでしょう。本のように決められた道筋があれば、悩まずに済むでしょうか。
>>1:349その連絡に気付いたのは夜も更けた頃。 自宅のベッドに寝転がりながら、事細かに記された分担作業の提案を目に入れます。 と そこでふと、疑問が零れ落ちました。 ]
海ちゃんって 松本くんと仲良いんだ。
[ 彼のことですし友好関係は広いのでしょうけど。 すごいなあ なんて感嘆さえ抱きながら、わたしも手短に返信を打ちました。 ]
≪ お疲れ様、始田です。先輩と海ちゃんありがとう! 分担するなら、わたしは買い出しにしようかな。 飾りつけはちょっと苦手だし。 ≫
(22) 2016/12/18(Sun) 13時半頃
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[ 送信。 電源を落として起き上がり 窓の外を見上げました。
空に輝く星はきらきらきれいで、 興味のない人だって 知らずのうちに目に留まるのでしょう。 羨ましいとは もう、思いませんけど。
見つけてほしいのも、その瞳に映してほしいのも 大多数では無くて。ただひとりに、なってしまったから。* ]
(23) 2016/12/18(Sun) 13時半頃
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― 12/23 朝 −
[ 国民の休日は残念ながらわたしには関係ありません。 勤労感謝の日に大人が働くのと同じでしょうか。
キャンパスへの道を歩く人がいつもより少ないのは、 運良く講義が休みになった学生もいるのでしょう。 ちょっと羨ましくはありますが 仕方ありませんね。 ]
…………?
[ 不意に足を止めました。 どこかからちいさな鳴き声が聴こえた気がして。
きょろ と視線を彷徨わせた瞬間、近くの茂みから葉が擦れる音が響きます。 顔を下へ向けますと、そこにいたのは白い子猫。 しゃがんでじっと見つめてみても、子猫は逃げ出しません。 ]
(24) 2016/12/18(Sun) 13時半頃
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ひとり? お母さんとはぐれちゃったのかな。
[ 子猫はなにも答えません。 もしこのまま母猫に見つけて貰えないのなら この子はずっと独りになるのでしょうか。
手を伸ばして頭を撫でてみますけれども、やっぱり子猫はされるがまま。 にゃあ と鳴き声が零れるのみです。 ]
寂しくないの?
[ 投げた問いに返す言葉を 猫は持ち得ません。 苦笑して、また頭を撫でました。** ]
(25) 2016/12/18(Sun) 13時半頃
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─ 回想/食堂 ─
[ 貰った麻婆カレーの味は……なんだか不思議な味がした、とでも言っておきましょう。 感想として“テルヒコはチャレンジャーだね”と藤は答えました。
“いつもは”やら“そんな気分になれない事情”>>1:398やら、そんな言葉を溢すのですから、てっきり聞いて欲しいものかと思います。 直球で尋ねてみれば、盛大に咽られた上に聞くなと抗議された>>1:399のですけれどね。 叩く音に紛れてでもバッチリ聞こえた言葉に、なんだか藤は解せませんでした。
咽た後輩の背を叩いてやる、のは立ち上がらなければならず面倒なのでやめました。 だけれど、そっとお茶を差し出す程度はしてやります。 ]
(26) 2016/12/18(Sun) 13時半頃
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