171 獣[せんせい]と少女
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、少女が6人、囁き狂人が8人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2015/10/08(Thu) 00時頃
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あれから1年。
今日はいちばん「とくべつなひ」
とくべつが はじまるひ。
(#0) 2015/10/08(Thu) 00時頃
きょうから「せんせい」は 先生じゃなくて
あたしの なにに、なるのかな。
「 ――ねぇ、 せんせ。
わたしの「 」に なってくれる?」
(#1) 2015/10/08(Thu) 00時頃
神木から彼女たちが生まれ落ちて10年。
つい昨日のように思えるあの日から1年。
今日は此処で彼女たちの管理を務める「最後の日」
そして
彼女たちの自由が、はじまる日。
(#2) 2015/10/08(Thu) 00時頃
今日から「獣」は 「せんせい」ではなく
選んだ唯一の少女を 主として守り、生きる。
「 ――私の全てを与えよう。
御身が朽ちるまで、御護り申し上げる。」
(#3) 2015/10/08(Thu) 00時頃
寿命の半分以上を共にすごした少女たちが
全員揃って此処にいるのは
今朝が最後か、それとも今夜か、明日か。
外への期待に目を輝かすもの
不安に顔を濁らすもの
いつもどおりに過ごすもの
皆、それぞれ 選ばれ 旅立ち
数日の内に
賑やかだったまなびやは、静かな無人の時を迎える。
―――もう、すぐ。
*
(#4) 2015/10/08(Thu) 00時頃
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[ いつからか、ついに喉も鳴らなくなった。 いつからか、瞼も持ち上がらなくなった。
身体の表面もだいぶ壊死がはじまって 白い被毛の下は、どす黒い斑が浮かぶ。
いま 感じることができるのは 瞼の向こうの明るさと 時折鼻をくすぐる、スープの香り。
( そういえば ) ( あの子達に「死」を教えることは、なかったな。)
それは多分、永遠を生きる自分達よりも 少女たちのほうが 本質的な「死」を理解しているように思ったからか。]
(1) 2015/10/08(Thu) 00時頃
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[ 呼吸もひどく おっくうで 不規則な空気の流れだけが、獣のそばにある。
( ねぇ、せんせ? )
幻だとわかっている声ばかりが、そばにある。
( せんせーってば! )
目がひらかないから、聞こえる足音が 幻か ”あの子たち” かわからないけれど
( ヴェスは私が居ないとだめね。)
―――そう。私には―――。
夢か現か幻か、ふわりと背中が温まった。*]
(2) 2015/10/08(Thu) 00時頃
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─授業中─
[反芻するように呟くヒナコに いつものように、本の物語の世界に 思いを馳せているんだろうか、と想像して。 もっとも、今日は時々ある居眠りはしていない>>426 ようなのでまあいいかと流してみたり。]
そうですね。 うはうはですかね。
[その後、大きさについてあれやこれやと答弁をしたのは また別の話。]
(3) 2015/10/08(Thu) 00時頃
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─授業のあと─
[手に光るコインを手にするミツボシが不安そうに呟くのを聞いて、不安にしてしまったかと言葉をかける] ここにいるせんせい達の力を使えば お金なんてきっとすぐに手に入れられますよ。 その為の力ですからね。
[と、安心させるように。 あわよくば少女たちが 自分たちの力を使ってどう生きるのか 考えられるように、知恵を貸すつもりで。]
(4) 2015/10/08(Thu) 00時頃
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──畑──
[抜け駆けなんて語弊がある>>0:539 ユージンの声は風に乗って鼓膜をノックしたけれど、自分は肩を竦めてにやりと笑みを浮かべた。]
やっちまったなぁ。命を粗末にするなってまた誰かに怒られそうだ。
[長く無造作に伸びたままの前髪は時折便利だ。 彼の経験>>0:540を聞いても見た目は変わることなく耳を傾けられるのだから。]
困るよなぁ。
[本音を隠すには優れている。]
(5) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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[彼の能力を知らない訳でもない。 実際苦労することはあったのだろう。 今でこそ少女らを風で運んだりしているようだけど、それだって一歩誤れば事故になりかねない。 その点を考慮すれば彼の努力は評価されるべきなのだけど。]
ユージン。 これは泥棒じゃなくて、“採集のお手伝い”だ。
[提案には表し方を訂正しつつ二つ返事で承諾を>>0:541 収穫用の籠を探し出せば野菜を回収していく。
大きく鳴る腹の音は二重奏になったことだろう。 あまい匂い>>0:519が漂い始めれば尚更に。]
今日はご馳走だな。*
(6) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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[ 砂時計の砂が落ちるよりも、物凄くあっという間な1年。
1週間、みんなと過ごしたのがつい昨日のように感じて、 でも時の流れはしっかりとわたしに刻まれていた。 ]
……うん。 やっぱり変わってない、ね。
[ 地面に降り立つと倒れそうになって、 彼の腕に抱き留められる回数も、随分と増えた。
ありがとう、とお礼を彼に伝えて すっかりまっしろになってしまった髪を揺らし、 水色に薄まった瞳を、三日月の形に細めた。** ]
(7) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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─回想・物見小屋でのこと─
[治したい、と勇気を出したクリスマス>>1:545に対し 力を貸すではなく手のひらで力を使うにとどめたのは 彼女に対して失礼だっただろうか。]
クリスマスの手で、誰かを癒すのは また、今度。
[そう濁すのは自分の勇気が足りなかったから。 せんせいである以上、力の使い方を学んでもらわないと いけないのだけれど。
両手を広げ、笑顔を浮かべるクリスマスの顔を見ると 今はそれでいいか、なんてつられて笑みを零した。]
(8) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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―いちねんまえ・お金のはなし―
…… そっか。 せんせいも、いっしょ。
[>>4ぽつんと呟いた言葉は、 エフ先生に聞こえてしまっていたみたい。 でもね、先生たちがいるよって言ってくれたから、 わたしの不安はさっきよりも減ったわ。
そう、わたしたちには、先生が居る。 おねえちゃんたちみたいに、 先生と一緒に、旅立つんだ。
だから、ひとりじゃない。
昔、ブローリン先生がわたしの不安を 拭い去ってくれたみたいに。 先生たちと一緒なら、この不安もきっと、 いつかは消えてくれるはず*]
(9) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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― 一冊の本とクッキーと ―
[モスキュート先生に借りた続きの本。>>0:298 蜂蜜を食べるくまさんの本を先に読みたいけど。 他の本の方が先に借りたから、順番に読むつもりで。
モスキュート先生から本を受け取った、三日後。 また読めない文字があって、書庫に行ったら 本を手に笑顔のヒナコが見えて。>>0:477 思わず本棚の影に隠れてしまう。
ちょっとだけ聞こえてしまった会話は、>>0:552 昨日わたしが借りた本のこと。]
(10) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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[ヒナコにたまにじっと見られてることがあったりしたけど もしかして本が戻ってくるのを待ってたのかな。>>0:475
ヒナコも読みたかったのを知ってごめんねって気持ちと 同じ本が好きなのを知って、嬉しい気持ち。
うまく言える気がしなくて、 一度黙って書庫から部屋に帰ってから。 ヒナコがいなくなった後、書庫にもう一度顔を出した。 でもモスキュート先生はわたしに 本を返すようには言わなかった。>>0:554
これが、ヒナコへのごめんねが ありがとうに変わった瞬間。]
(11) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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[次の日のおやつは、焼きたてのさくさくクッキー。 わたしの分を半分、こっそりヒナコのお皿に入れた。 ないしょのありがとうの気持ちといっしょに。
そして順番を入れ替えて その日の夜から読み始めることにした。 この本を次に読むヒナコはどんな顔をするだろうって そんなことを考えてたら翌朝また寝坊したのは いつものお話。]*
(12) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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―いちねんまえ・おねえちゃんと―
[その日の夜は、おねえちゃんと一緒だった。 お外の話をせがめば、おねえちゃんは、 わたしたちの知らないたくさんの世界を おしえてくれた>>0:383
そして、前とは違う、髪の色のことも。]
前の色も素敵だったけれど、 その白のいろも、とてもきれい!
[その時のわたしは、まだ体の変化の理由を きちんとは知らなくて。 だから、笑顔でそう言った。そう言ってしまった。
そんなわたしの言葉にも、 おねえちゃんは笑ってくれていたのだろうか。 それとも――、 *]
(13) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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−記憶の水底−
Rock-a-bye baby, on the treetop, When the wind blows, the cradle will rock,
[暗い、暗い。 月も、ない。夜の、がっこう。
エフの部屋からの、帰り道。
歌とも言えない。 静かなメロディーを、口ずさんでいると。
彼女が…。 まだ、10歳にも満たなかった、幼い彼女が、いた。]
(14) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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「せんせぇ、それ、なぁーに?」
[彼女は、よく夜中に、こっそり部屋を、抜け出す子だった。 何度言っても、夜の散歩を、やめないから。 見付ける度に、部屋まで送ることを、何度も繰り返していた。
歌は、私などより。 ブローリンの方が、上手いだろうと。 子守歌なら、彼に頼みなさいと。
言っても、聞かない彼女が。 何度も何度も、続きを、強請るから…。]
(15) 2015/10/08(Thu) 00時半頃
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[嗚呼、私が喰らった、最後の主。
雪の精に、色を分け与えられた。 小さな花の名を持つ、君よ。
旅の初めに。 戯れに、力を使って私の顔を、隠した君は。 死んでもなお、私の顔を、返してはくれなかった…ね。]
(16) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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[羊の頭骨を、肩に乗せた。 異形の獣が、歌を口ずさむなど。
誰も
―――誰も
知らない、だろう…*]
(17) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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[オズウェルを交えた酒の席では 結局自分だけモスキュートの力を借りた酒を 呑むことになったのは不服だったが、それでも 久しぶりに大勢で話が出来たので結果良しとなったか。
あの時からあっという間に一年。 一年前より大きくそして大人になった 少女は、契りの年を迎える。
日に日に表情を変えるのは まるで万華鏡のような。 煌めいて 輝いて 色や模様は違っても 毎日を美しくのびやかに生きる彼女たちは 黒髪に染め、角を失った我が身からはとても眩しく見えた。]
(18) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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[その日もいつもと変わらぬ 石の寝台には 寝そべる男と 傍らの酒瓶。 机の上には針山のようにねじ込まれた吸い殻と灰皿。]
あぁ…。頭が痛い……。
[気怠そうに頭に手を当ててごろりと寝がえりを打って また再び鐘が鳴り響くまどろみの中へ**]
(19) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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― 9歳の思い出・一冊の本とクッキーと ―
[“わたしたち”は同じ神木から生まれ、 同じ“がっこう”で時を過ごし、 同じものを分け合って過ごしてきました。
少なくともヒナコは、いつからか、 素敵なものはみんなで分け合うべきだと、 そう強く思いながら時を過ごしてきました。
お茶会の場にみんなが集まる前に、 タルトタタンを先だって味見した時だって、 みんなの分を残しておくように気を付けていましたし。
何より、本を読み終わるよろこびをよーく知っていましたけれど、 それをはやいものがちでひとりじめしようとは、 思うことはありませんでした。巨大書庫の本はみんなのものだから、と]
(20) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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― 一年前、畑での事 ―
…わかってるよ。採集、採集な。
[>>6自分だけでなくブローリンのお腹も鳴ったなら 一緒に隣の林檎を盗む提案をしようかとも思ったけれど。
そんなことをしたら、やましい気持ちを隠したまま、タルトタタンを食べることになってしまいそう。
盗み時はわきまえている。 盗むのは…一番楽しそうなときに、一番おいしそうなものを、ほんのちょっとだけ。 …今はその時とは、ちょっと違う。]
皆で食べるごちそうほど 美味しいものはないしなあ。
[ そして、美味しそうなにおいに、 楽しみだ、と笑って。 「採集のお手伝い」にせいを出した。]
(21) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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いいんです。 わたしがせがんだら、クリスマスのたのしみがへっちゃいますからねー。
[だから、それでいいのかと訊ねてくるモスキュートに、>>0:554 はっきり頷いてそう告げました。
さすがに、その時借りようと思ってた本の他に、 クリスマスがすでに3冊読み終わってない本を抱えているとまでは、>>0:298 思っていなかったヒナコですが。
そして、このやりとりを、当のクリスマスに、ちょっとだけ聞かれていたとも。>>11]
(22) 2015/10/08(Thu) 01時頃
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