人狼議事


270 「  」に至る病

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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 虹追い アイリス

どうせ、殺されるわみんな。…みんな


/* 死ねばいいのに */

(0) 2019/10/05(Sat) 01時頃

村の設定が変更されました。


酸味探し ドリベルが参加しました。


【人】 酸味探し ドリベル

[曇天に鐘が鳴る。
 ねっとりと湿度が肌に絡みつく夏が過ぎ、時計塔から響く音色は冷たい風に乗ってカーテンを揺らした。]


 ごめんなさい…、我慢しようと思ったのに。
 ごめんね、アイリス…。


[透明な雫を眦からぽろぽろと零し謝っても、自身の膝に頭を乗せた幼馴染は虚ろな呟きを繰り返すばかり。
 彼女の首に宛がったハンカチが赤く染まっていく。]

(1) 2019/10/05(Sat) 01時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 私は食べなくても平気。本当よ。
 お腹なんか全然空かない、心配しなくていいのよ。


[もう何十年も同じ言葉で嘘を吐いてきた。
 けれど一度も幼馴染を欺けたことがない。

 今だって本当は、自身の口元に残る余韻を意識するだけで気が触れそうな多幸感に包まれる。]

(2) 2019/10/05(Sat) 01時頃

受付 アイリスが参加しました。


【人】 受付 アイリス

[静かに泣く彼女の腰に、するすると細い腕を絡める。
 囲った腹の中では自分の血が彼女の肉と一緒くたになっているだろう。]

(3) 2019/10/05(Sat) 01時頃

【人】 受付 アイリス


離れて行かないで?
いつも、

ねーぇ、ドリベルぅ


[甘えた声を出すと幼馴染の吸血鬼は一層顔を歪めた。その苦しそうな顔がとても。]

(4) 2019/10/05(Sat) 01時頃

【人】 受付 アイリス



いつでも、ょ?


[縋りつくように彼女の頭を抱え、そぅっと鮮血の乾かぬ首筋へ導いた。**]

(5) 2019/10/05(Sat) 01時頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2019/10/05(Sat) 01時半頃


天のお告げ (村建て人)

・10月8日朝7時に自動開始いたします。それまでに入村をお願い致します。

・秘話を使えるのはペア相手のみ。
 ただし2dは秘話禁止、それ以外は秘話に籠るのも可。

・白ログでは吸血行為以外のエログロ描写禁止。

・中の人発言は灰とメモのみ許可。
 メモでの過度な打ち合わせや過度な中身会話はご遠慮ください。
 ただしペア間での村外相談は進行中も可です。
 不特定多数が閲覧できる場所ではご遠慮下さい。

・プロローグは吸血行為によって眷属契約を結んだ経緯を描いてください。
 (経緯を書き終わったら1dを先取りし、現在の物語を始めるのも可)

(#0) 2019/10/05(Sat) 01時半頃


天のお告げ (村建て人)

プロローグは長めにとっているので焦らず転ばずゆっくりお越しください。
また季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です、
体調管理に気を付けて楽しんでくださいね。

ついでに御使い相手決めに使用しますので、
全員[[fortune■]]を振っておいていてくださいな。
(■を抜いて振ってください)

入村パスワードは企画WIKIに埋めておきます。
分からない場合はお手数ですが村建てまでご一報ください。

よろしくお願いいたします。

(#1) 2019/10/05(Sat) 01時半頃


公証人 セイルズが参加しました。


【人】 公証人 セイルズ



[結露で曇った窓の向こうで、真っ白な亡霊が笑っている。

”調子はどうだい?”と唇だけで問いかけても
昔のような色鮮やかな笑みは返らない。

柔らかな髪も絹の肌も、愛らしい唇さえ色を失った亡霊が
白い顔をまっすぐこちらに向けて、
枯れかけた白薔薇のように微笑むだけ。]

 

(6) 2019/10/05(Sat) 03時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 

 ("Keep your promise.")

 

(7) 2019/10/05(Sat) 03時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 
[亡霊が記憶どおりの言葉を紡ぐ。
それに何かしらを返す前に溜まった結露が窓を滑り落ちた。

雫に拭い去られるかのように窓の向こうの亡霊が姿を消す。
後には曇天を背にした大学キャンパスがあるだけだ。

ほんの少しの血を混ぜた珈琲が香る机上で
窓も開けていないのに鼻先を雨の匂いが掠める。
出したばかりの煙草が湿気ていく。]
 

(8) 2019/10/05(Sat) 03時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 
 
 ("You'll never ever, never ever,
   never be happy without ....")

 

(9) 2019/10/05(Sat) 03時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 

[音もなく、またあの季節がやってくる。]*

 

(10) 2019/10/05(Sat) 03時半頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 回想:リンディン大学 ――

[巨大な時計塔にまで重い雲が垂れ込めそうな、
コートが手放せない季節のことだった。

大学の教室で、1人の男が教鞭を執っていた。]

 「運命は我らを幸福にも不幸にもしない。
  ただその種子を我らに提供するだけだ」

  そう、ある哲学者は語ったが
  君たちがこの教室で学ぶ歴史についてもその通り。
  この学問が直接君たちの食費あるいは就職先、
  あるいは未来の恋人に結びつくことはそう無いだろう。
  ――教授になろうという奇特なものでもない限り!

[男は言い切って軽く笑い飛ばす。
生徒が笑ったのを見ると、
人差し指を立てて「けれど」と添えた。]

(11) 2019/10/05(Sat) 03時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 
  先人が積み上げてきた歴史の上に
  僕たちは今も生きている。
  土台を知っておくことは今の話をする上で有用だ。

  政治家がしきりに口にするあの話題は一体何なのか?
  国家間の協定や経済の動きの理由は?
  歴史の文脈を読み解いていけば今がわかってくる。
  今がわかれば、よりよい未来へ向かう一助にはなる。
  君たちにはそのつもりで大いに学んでほしい。

[彼は――リンディン大学に籍を置く”吸血鬼”教授、
セイルズ・ウォルフォードは、
にこりと微笑んでそう語った。]**

(12) 2019/10/05(Sat) 04時頃

セイルズは、参考書の71(0..100)x1頁に指が触れ、――少し、追憶するように目を細めた**

2019/10/05(Sat) 04時頃


公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/05(Sat) 04時頃


弁務官 ジャーディンが参加しました。


【人】 弁務官 ジャーディン

[ジャーディン・ヴィラドメアは世界に絶望していた]

  ……太陽が、憎い

[何故ならこの肌を焼いてくれない]

  ……ニンニクが、憎い

[何故ならこの身体に対して劇物ではない]

  ……銀が、憎い

[何故なら銀製のナイフで皮膚を裂いても普通に治る]

  ……水が、憎い

[何故なら流れる水を普通に渡れてしまうからだ]

(13) 2019/10/05(Sat) 07時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  ……十字架が、憎い

[何故なら掲げられても1ミリも苦痛がないからだ]

  ……どうしてだ

[何故招かれてない家に普通に入れてしまうのだろう。
その行為は普通に犯罪であるだが――]

  ……どうして、オレは不完全なんだ

[鏡に写る自分を見る。
吸血鬼らしい白い肌、赤い瞳、金髪をした青年の姿]

(14) 2019/10/05(Sat) 07時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  ……蝙蝠にも、狼にも、霧にもなれない
  ご先祖様に申し訳が立たないじゃないか

[ジャーディンは正真正銘の"吸血鬼"。
ただし"物語上の吸血鬼"を理想としてしまった為に
現実を拒絶している拗らせた"吸血鬼"なだけである]

(15) 2019/10/05(Sat) 07時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

―― 書斎 ――

[黒を基調とした室内は肌の白や血の赤を思わせる色合いの
 調度品で装飾されていた。
 部屋のカーテンは閉め切られており日光を通さない。
 電気もつけない薄暗い部屋には立派な机があり、
 その上には乱雑に本や紙束が置かれている。
 紙の合間からは大型のモニターがその威を示しており、
 煌々と光る画面を見るのは『毎朝の日課』を済ませた
 ジャーディンであった。

 黒張りの革椅子に胡坐をかいて座る男は、
 キーボードを叩いていた]

(16) 2019/10/05(Sat) 08時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[不意に電話が鳴る。
 ジャーディンは手を伸ばし子機を取ると通話ボタンを押した]

 『スチュアート先生ですか』

[子機から編集の不躾な声が聞こえジャーディンは眉を顰めた]

 「我が名はヴィラドメア……
  至高にして孤高、高貴な……」

 『あー、はいはいそうでしたね』

[その様な何時ものやり取りをしながら話をする。
 "吸血鬼"作家、ジャーディン・ヴィラドメア。
 執筆の片手間に自分を主人公とした同人誌を描く、
 この世界では極々一般的な吸血鬼である**]

(17) 2019/10/05(Sat) 08時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[そして――打ち合わせは5(0..100)x1分後に終わった**]

(18) 2019/10/05(Sat) 08時半頃

弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

2019/10/05(Sat) 08時半頃


逃亡者 メルヤが参加しました。


【人】 逃亡者 メルヤ

── 少女は語る ──

[それは、今よりずっと前のこと。
 あるところに小さな女の子が一人いました。
 女の子が暮らしていたのは集合住宅という古い家で、そこには"お母さん"という名前の人も一緒に暮らしておりました。

 "お母さん"は一人だけでしたが、女の子の"お父さん"と呼ばれる人は何人もいました。
 いつもは伸びきったワンピースを着ている"お母さん"が、キラキラする粉を肌にまぶすようになり、綺麗な洋服を着て出掛けるようになる。
 そんなときには何日かすると、決まって新しい"お父さん"が家に来るのです。

 それでも、女の子の家族は"お母さん"一人だけ。
 背が高かったり、低かったり。髪の毛が多かったり、少なかったり。
 いろんな"お父さん"が家に来ましたが、長く"お父さん"で居てくれる人はいませんでした]

(19) 2019/10/05(Sat) 11時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[新しいお父さんが来て少し経った後のことです。
 その日、朝起きると家の中には女の子が一人だけ、
 "お母さん"の姿はどこにもありませんでした。
 
 その日はあいにく雨降りでしたから、
 外に遊びに行くことはできません。
 そもそも、文字も時計も読めませんから
 家の中に暇をつぶすものもありません。

 それでも、
 テーブルの上には菓子パンの袋が置いてありましたから。
 退屈だなぁなんて呑気に考えて、
 女の子は一人でお留守番をしておりました。

 けれど、その日もその次の日も、
 女の子の"お母さん"は家には帰ってきませんでした]

(20) 2019/10/05(Sat) 11時頃

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