48 マーメイドライン
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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壁の向こうだ、やつの足音が聞こえる。いよいよ隣室に迫る。 明日は、もう……
(0) 2012/05/10(Thu) 09時頃
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「やあ、今日も魚が安いよ、買っていかないかい?」
そんな陽気な声にあなたは視線を向けるだろうか。
今日もうららかな日差しの港町。
丘の上の学校では、日々勉学やスポーツに打ち込む学生たち。
街では社会人となった人々がそれぞれの仕事に就いている。
だけれど、忙しないわけではない、どこかゆっくりと時間が流れる場所。
(#0) 2012/05/10(Thu) 09時頃
『ジリリリリ』
古びた本屋の黒電話が鳴り響く。
携帯電話なんてものはまだ普及していないから、
家にあるクラシカルな電話で人々は連絡を取る。
「もしもし?」
本屋ベネットが電話に出ると、一風変わった質問が寄せられた。
その街の伝承の本はあるか、と。
(#1) 2012/05/10(Thu) 09時頃
「あぁ、セイレーンとマーメイドの伝説ですね」
わりと手近にあったその本を手に取り、軽く捲りながらベネットは続ける。
「ファンタジックですけど、何処か恐ろしさも秘めた伝承ですね。本のご注文で?」
その後は商談へと入っていった。
(#2) 2012/05/10(Thu) 09時頃
マーメイドとセイレーン。
舞台は近代ヨーロッパの港町で、
貴女はマーメイドラインの誘いに、耳を傾ける。
昔、海の魔女セイレーンは歌声で人々を魅惑したが、
セイレーンは人魚姫《マーメイド》と出逢い、その美しさに魅了され
うたかたの恋に溺れたと謂う。
しかし女性同士の恋は人々に忌避され、
二人の行方は海の泡しか知らない。
そんな言い伝えと、マーメイドラインのある町の、
小さな、少し切ないお話――**
(#3) 2012/05/10(Thu) 09時頃
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― 岬 ―
[防波堤へと叩きつける波の音を聞きながら、私は今日もこの岬から海を見つめていた。 幼いころから聞いてきたフェアリーテイル。 海の魔女と人魚姫の泡沫の恋に思いを馳せれば、心だけは自由に恋慕という名の海を泳ぐ]
……嗚呼。 私のこの脚が人魚のそれならばよかったのに……。
[この脚が海を自由に泳ぐ魚のそれならば、 おとぎ話の二人のようにきっとあの方の胸に飛び込んでいけるのに。
陸に上がった人魚では、それももう叶わない――**]
(1) 2012/05/10(Thu) 09時半頃
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―自宅―
[潮騒の音が聞こえる古びたアパートの一室。 床に転がったノートの隙間から見えるのは、昔の新聞の記事の切り抜き。 ぱらぱらと風に捲られるページは無視されて、部屋の中を女の溌剌とした声音が満たす]
うん、うん。……そうだよ。元気でやってる。 連載、もらうことができなんだよ! ほんとーに片隅だし、新聞の発行数も全然多くないけど、でも、連載だよ、連載!
だから、心配しないで。おかあさん。 あたし、この街が大好きなんだ。本当に、ここに引っ越して良かった。 素敵な人達にも、会えたしね。
うん、……うん、それじゃ。またね。
(2) 2012/05/11(Fri) 01時半頃
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[軽い音を立てて、電話の受話器を置く。 次に目を向けるのは、床に転がったノート……ではなくて、開け放たれた窓の外。 青い海が飛び込んでくる。古いアパートだけど、海の見える場所を借りて本当に良かったと思ってる]
素敵な街だよね。 海も、空も綺麗。雰囲気もすごい素敵だし、それに……。
[不思議な伝承。 胸が締め付けられるような伝承に惹かれて、きっと自分はこの街にやってきた。 人魚姫と海の魔女のような物語を、いつか書いてみたい。 誰にも言ってはいないけど、時々そんなふうに考えたことがある**]
(3) 2012/05/11(Fri) 01時半頃
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―― 町役場 ――
必要な書類を纏めた分が此方です。 ご確認下さい。
[事務的に役場の窓口で住民に書類を手渡す女。]
お気をつけて。
[形ばかりの挨拶を向け、業務に戻る。 午後から会議室を使用する手はずを整えなければならない]
(4) 2012/05/11(Fri) 11時頃
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[会議室の扉に手をかけた時、男性の部下から声が掛かる。 手伝いましょうか、とおずおずと告げられる言葉に 冷たい表情を浮かべて投げた言葉]
自分の仕事もろくに出来ないくせに、 人の仕事を手伝おうなんて何様の心算? 会議室の準備は私がやるから さっさと仕事に戻りなさい。
[冷たくあしらうのもいつものこと。 部下が悄げた顔をするのも、いつものこと。
世の中は甘くない。こうして厳しい人間も居ないと回らない。 それがきちりと制服を着こなした女の、プライドに近いだろうか**]
(5) 2012/05/11(Fri) 11時頃
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― 仕立て屋 ―
[柔らかな光沢を孕む白百合色の布に、針を落とす。 深い海色の硝子を拾い上げ、刺し、また海色の硝子を拾う。 今度は先程よりも淡い、透き通るような青]
――――……
[言葉も無く針を刺し続ける女の視線の先で、白が青に飾り立てられて行く]
……ふぅ。
[暫くして。 ぱちり、と鋏が糸を断つ音に重ねて、小さな吐息の音。 そのまま仕上げたばかりのドレスをトルソーに着せ掛け、少し離れて全体を俯瞰する]
(6) 2012/05/11(Fri) 14時頃
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[織柄を浮き立たせるような、海の青、飛沫の白]
[煌めく白百合にそれはとても映えて見える。 長い前髪を留めたピンを外しながら、満足げな笑みを口元に*浮かべた*]
(7) 2012/05/11(Fri) 14時頃
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―― 自宅 ――
[久々の仕事の休みで。自室の片付けに勤しむ。
机の上を片付けながら、ふと手に取る写真立て。 其処に写るは、自分と、今は亡き姉。
3年前、海から水死体となって見付かった姉。生きている時に、こっそりと教えてくれた、あの言葉。
『海の様に、とても綺麗な人を、見付けたの』
きっと、恋をしているのだろうと。いつか、紹介してくれるのを、心待ちにしていたのに―――]
どうして死んだの? 姉さん……。
[開け放たれた窓から見える、海へと想いを馳せて。**]
(8) 2012/05/11(Fri) 17時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/11(Fri) 17時半頃
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―港―
…ぃよっと。
[釣り針と餌を付けただけの、即席の釣り糸。 左手首に付けた、ブレスレット状の糸巻。 兄に頼んで加工してもらった釣り具を海に投げ込み、 少女は港に座り込む。]
…帰ってこないかねー。馬鹿アニキ。
[本を読みつつ呟いて、 糸が引かれれば左手を振る。 なんて事の無い少女の日常。 何にもならない少女の日常。]
(9) 2012/05/12(Sat) 00時半頃
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…ありゃ。流れ藻か。 アニキみたいに上手くはいかないもんだね、どーも。
[大物を捕ると沖に出て、半年経っても帰らない。 父は一月で死を認め、母は三月で諦めた。 諦めきれない少女は一人、本を読みつつ船を待つ。]
…何時になったら帰ってくんのかねー。ホントに。
[少女も半分諦めて、既に理由は意地が八割。 流れ藻外し、沖に投げ、 餌付け直して投げ込んだ**]
(10) 2012/05/12(Sat) 01時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/05/12(Sat) 01時頃
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[――…しゅるり。 衣擦れの音を残して白い靴下を脱ぎ棄てる。 二つに分かれた脚を放り出すように海へ投げ出し、 白く泡立つ波をぱしゃぱしゃと跳ねあげて、遊ぶ]
……ふふ、つめたい。
[まるで小さな子供のようだと。 あの時貴方が私に言った言葉が心に降りてくる]
(11) 2012/05/12(Sat) 01時半頃
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今の私を見ても、同じことを言ってくれるかしら。
[飛沫を跳ねあげるのをやめれば、 緩やかに打ち寄せる波が脚を包んでまとわりつくかのよう。
心に浮かぶ影に瞳を伏せて。 波の誘う音に。 ただただ耳をすませていた――**]
(12) 2012/05/12(Sat) 02時頃
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[身体に沿うよう優美な線を描くドレス。 その膝下から尾鰭のように広がるフレアの流れを確認し、もう一度満足げに――或いは疲労を露わに――息を吐く]
んーー……!
[凝り固まった身体を解すよう、伸びを一つ。 小さな店舗兼アトリエの扉を開くと、厚い前髪の向こうで強い日差しが迎えてくれた]
(13) 2012/05/12(Sat) 05時頃
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いい、天気ね。 ――あら。
[つと視線を落とせば、そこにあるのは同居者の姿。 彼は朝方、ふらりと何時の間にやら、いつものように出掛けて行ったきりだった]
お前、帰って来てたの? ……そう。そういえばもう良い時間ね。
[空腹を訴える彼に、店を出る前に目にした時刻を思い出す。 今は昼が少しばかり多めに回った時間。少々根を詰め過ぎたようだ]
いらっしゃい。ご飯にしましょ。
[言われずともそのつもりだったろう彼を促し、足元に纏わるのもそのままに石畳の道を歩む]
(14) 2012/05/12(Sat) 05時頃
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[道なりに進むにつれ香る潮の香り。 海風が、活気に溢れる陽気な声を運んでくる]
おじさん。これ――そう、それと、あとその小さいの一匹。 ええ、お願いします。
[馴染みの魚屋で、いつもの買い物。 慣れた手付きで袋を手にした魚屋の主人は、「これ売り物になんないからオマケね」と首の折れた小魚を一匹袋に入れてくれた]
(15) 2012/05/12(Sat) 05時頃
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― 海岸公園 ―
[魚屋に礼を言い、港に続く石畳を更に抜けた先にある公園へと向かう。 いつもの散歩道、いつもの寄り道。 この地に伝わる悲劇的にも美しい伝承を示すモチーフが、時折思い出したかのように点在した道]
人魚と海の魔女の道ならぬ恋――ね。
[この街に伝わる伝承。 だとしても、生まれた時から身近にある伝承など、沢山ある御伽噺の一つと何ら変わらない。 何代か前にこの街に移り住んだという祖先なら、その伝承にも何らかの感傷を抱けたのだろうか]
(16) 2012/05/12(Sat) 05時半頃
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……それに。
[伝承が伝えられているからといって、この街での同性愛者への視線が優しいものである訳でも無いだろう。 自身も、思春期特有の憧憬を同性に抱いた事が無い訳でも無いけれど、それも昔の事。 今は気の迷いだったとはっきりと思える。 後は、人並みより少しばかり乏しい程度に付き合いを重ね、別れ]
それに、あたしにはお前が居ればいいわ。
[目の前で、魚を綺麗に骨だけ残し平らげ満足げに毛繕いを始めた猫。 ふっくらとした彼の頭を撫で、長い毛足に指を*通した*]
(17) 2012/05/12(Sat) 05時半頃
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毎日毎日……
[同じ事の繰り返し。]
何度怒鳴れば解るの。 何度言い聞かせればいいの。
あなたは私の部下であり唯の傀儡じゃないの。 人間らしくもっと知恵を働かせないと、 餓鬼扱いされるわ。
[全く――と大袈裟に手を振り、額に乗せる]
いい? 人間らしく在りたいなら其れらしく行動しなさい。 頭や身体を動かしなさい。 応用力ってものを働かせなさい。
(18) 2012/05/12(Sat) 18時頃
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