255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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[地下室は、元々只の倉庫だった。叔父はそこに人を迎え入れる事など考えておらず、途中から現れた同居人の部屋だって上に置いた。窓の代わりに換気扇が低く唸り、本棚の隅には薄闇残るここは、本の中でも大切なものを陽の光から護る場所]
[叔父のものを継いだセイルズは──そこに、大切なひとを隠した]
[差し出したコップを、何の疑いもなく手に取ってくれたココアは、決して薄闇が似合うひとではない。鎖だってそうだ。肌を噛まないよう、彼女に繋がる箇所だけは布を巻き付けていたけれども、たったそれだけで鋼の持つ無骨さも凶暴性も減らせる筈がない]
[それでも手は止まらない。止められない]
(+64) 2018/12/10(Mon) 23時半頃
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[意識を失いくたりとしたココアを運ぶのも、その片足をベッドの足と繋ぐのも、水のない地下室へと飲み物を運び入れるのも──昨夜のように、喜悦と苦痛を胸の裡にてかき混ぜていて]
[故に、幾度目かの往復でクッキー>>+2を携えて降りたとき。 目覚めたココアと目が合って──苦痛に耐えるかの如く眉間に皺を寄せて、僅かに開いた唇からは、安堵の息が漏れる]
……ココア、
[呼ばれた名に返すのは、彼女ひとりを表す名前]
(+65) 2018/12/10(Mon) 23時半頃
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[最後の願い>>5:+89と同じ懇願を前にして、少しの間。一歩一歩を噛み締めるようにして歩み寄り、彼女の隣でベッドを軋ませる。 そうして彼女を穏やかに抱きしめ、柔らかい髪を梳くように撫でられたのは、ここに来て漸く先の不安が霞んでくれたから]
大丈夫だ。……大丈夫。 貴女は渡さない。
[再度の懇願>>+5には、別れを見据えた言葉など混ざっていない。 それが張り詰めていた意識を解き、緩んだ口元から、自覚した内心が滑り出る]
(+66) 2018/12/10(Mon) 23時半頃
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私は、貴女が居ないと駄目、で ──大切、だから。
[眼下で揺れる髪の隙間へそう囁いて──揺らめく栗色に唇が掠る]*
(+67) 2018/12/10(Mon) 23時半頃
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[二人分の吐息は、入り交じり換気扇から外へ出ていった。小型の電灯がベッドへとぼやけた陰をひとつ作っている。ココアの体温に浸りながら、セイルズはゆるゆるとその背を撫でている]
[──静かな部屋では、囁き声もよく響いた]
どうしても制限は多くなるが ……出来る限り、貴女に不自由はさせたくない。
[通信は駄目、ここから出るのも暫くは駄目。義妹への連絡がまだだと言われれば、彼女の端末を持ってくるだろうけれど、その後は居場所を知られぬよう、電源を落としてしまなければいけない。 それと、目下の問題として手洗いが無いというのもある。 非常袋の簡易トイレは一日分が精々。後で補充しなければ]
(+78) 2018/12/11(Tue) 00時頃
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風呂も暫くは難しいから、 後で温タオルでも持ってくるが……
[──しかし改めて口にすると、かなりの制限だ。 この状態でそもそもセイルズに叶えられることなどあるのかと、彼女に見えぬ位置で少々の困り顔]*
(+79) 2018/12/11(Tue) 00時頃
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[彼女をここに隠すための行為は、全てセイルズが望んだもの。彼女のパンは他に代え難いけれど、決して“パンを焼けるから”彼女が大切なのではない。 だから絶対に、迷惑だなどと思いはしない]
少し前に言ったこと>>1:407を、覚えているだろうか。
[伏せられてしまった>>+88彼女の瞳を追いかけて少し身を離し、覗き込むようにして、彼女を見つめる。今のセイルズには戸惑いも薄く、静かに凪いだ眼を向けて]
私は──どうにも、人と関わるのが不得意で。 貴女>>2:3が教えてくれたとおりに、 貴女のことを考えて──それで漸く 貴女が大切なのだと、気づけた程で、
(+95) 2018/12/11(Tue) 01時半頃
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だから、貴女が傍にいないと 貴女と話して、教えて貰わないと、駄目で、
今だって…… こうするのが幸せなのだと、初めて知った
[ついと近寄り、髪に触れた唇を、次は首筋へ。 ──こうして肌と肌を触れ合わせるのも、触れた箇所から震え>>+87を感じるのも、例えようもなく心地良い]
(+96) 2018/12/11(Tue) 01時半頃
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ここには何も持ってこない。 怖いことも、辛いことも。
──だから、皆忘れて、ここに居てくれ。
[震える声を受け止めて、彼女の耳朶に囁いた]*
(+97) 2018/12/11(Tue) 01時半頃
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[そうして、不自由はさせたくないのだと告げたのだけれど──やはりそもそもの制限が、壁のようにしてそびえている。彼女に頼まれた義妹との連絡だって、彼女自身に遠慮される状況>>+90]
飛空挺が去ってほとぼりが冷めるまでは 窓から見られる危険も犯したくはない。
清拭は一人だと難しい、と思っていたが トイレも含めて、恥ずかしければ席を外そう。
[その場合、先に簡易トイレの使用方法を伝えておかなくては]
(+98) 2018/12/11(Tue) 01時半頃
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[──そこで唐突に、重要なことを思い出す]
……その。 服の希望はあるだろうか。
[この部屋にないものの次は、この家にないものの話。男しか居なかったこの家には、女性用の衣服というのが皆無。 ズボンやシャツであれば、彼女でも着られる大きさのものもいくつか見つかるだろうが──つまり、全く、下着が無い]*
(+99) 2018/12/11(Tue) 01時半頃
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[彼女は、服を作るという]
[セイルズは元より人の機微に疎い自覚があったけれど──睨まれたために尋ねられられなかった、彼女が俯いた>>+105理由だとか、困って口にしたことで余計に睨まれた>>+106理由だとか、向き合うとどうにも霞を追いかけている気分になる──“サイズから個人が特定出来かねない>>+106”という事実は初耳だったし、下着は作れるものらしいというのも初めて知った]
分かった。
……その、何が要るか良く判らないので そこもまた、教えて欲しい。
[針と糸は分かるのだが、それ以外にも確か種々の道具がなかったか]
(+132) 2018/12/11(Tue) 23時半頃
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[──ああでも、こうして彼女と話していると、いかに自分がものを識らないのか痛感する。 これまで日常生活に困っておらず、仕事柄公共事業になる類のものについては一通りの知識があると言えど、触れてこなかった分野というのは確かにあって──そういう事柄は、ぽかんと空白になっているのだ]
本当に、貴女がいないと駄目だな、私は、
[困っているのに、ついつい笑ってしまう。 また彼女に睨まれるだろうかとも思ったのに、中々止められない]
(+133) 2018/12/11(Tue) 23時半頃
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──ああ、そうだ。 後はシャツが要るんだったか。
[そうして会話の続きに戻るには、彼女が俯いていた>>+105のと同じ位の時間が掛かってしまう。そうだ服の話が残っていたと思い出して、セイルズのものを着るというなら選ばなければと考えて]
[あてもなく探すのも時間がかかるから、彼女のサイズは知っておきたい。 セイルズがここに居てもいいだろう、彼女を着替えさせない方法で]
[着ていたベストのボタンを外す]
(+134) 2018/12/11(Tue) 23時半頃
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ああ、これなら大丈夫だろう……か?
[脱いだそれを、そのまま彼女に羽織って貰って──というかいそいそと着せて、ボタンを合わせて確かめる。大きく皺が入って判り辛いが、胸囲が足りないということはなさそうだ]
[……セイルズに、先刻彼女の身体が跳ねた>>+104理由の正確な所を推測するというのは、大分荷が重い。心地の良い口付けは、抱きしめて撫でていた事の延長線にあった。 ので、服のことを確かめている間、彼女の胸元を掠めた指も快かったのだけれども──その接触が彼女にとっても特別である可能性は、やはりすこんと思考から抜け落ちている]*
(+135) 2018/12/11(Tue) 23時半頃
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[快い感触が時折入り交じりはするけれど、セイルズの思考も本筋を見失うまでは至らない。このベストが入るのだから、大体あの辺りの服ならば──と思い浮かべて、そして]
[皺を伸ばしていた指先を、彼女にそっと掴まれる>>+148]
……?
[彼女の顔がほんのりと火照っていて、絞り出された声は最後の懇願にも似ている。セーターを編むときには胴回りを測らなければいけないように、彼女の場合は胸囲を見ておかなければいけないし、“作業上の接触”の域は越えていなかった──筈、なのだけれど]
(+152) 2018/12/12(Wed) 01時半頃
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……恥ずかしいのは、駄目だろうか。
先程抱きしめた時にも触れたものだから、 この程度の接触は問題ないのかと……
[彼女は服を着たままで、手洗いや着替えといった個室で為される事柄に踏み込んでもいない。首を傾げる。分からないこと、先程は聞き損ねたけれど、今度は教えてくれるだろうか]
[──それに今はもうひとつ、尋ねたいこともあるのだ]
(+153) 2018/12/12(Wed) 01時半頃
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……それと、その
貴女に触れていると──心地が良くて、 離れがたい、のだけれど
[駄目だろうか、と呟いた。 下心>>+147というには少し、触れる事自体に重きを置いていたのだけれど──禁止されたらどうしようかとも、少し思う]**
(+154) 2018/12/12(Wed) 01時半頃
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