人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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【墓】 公証人 セイルズ

[ココアは名を呼べば振り返り>>+2、こちらへ焦点を合わせてくれた。認識されたということが少しばかり胸を温める──酷い姿だったのだ。自警団員たちのように、呼びかけても聞いてくれない可能性だって、十分にあった]

[傍にゆっくりと近付いて、間近で彼女の瞳を見下ろす。
 ──けれど、彼女に求められても>>+3黙ったまま。
 首を横に振りはしなかったけれど、頷いてみせもしない]


[数字と事実を扱ってきたセイルズは、元より推測も嘘も口にする方ではなかった。これまでだって招集者の死を肯定せず、それはつまり、招集者の生を肯定できないという事でもある]

(+13) 2018/12/08(Sat) 22時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

[彼女への回答は、沈黙が肩代わりしてくれていた。
 ぽろりと涙が零れ、胸元で彼女を受け止めた時>>+3、彼女を労る言葉の代わりになったのは背を撫でた腕。動きにはココアへの感情が自然と乗って、今度は彼女を宥める様に発露する]

[優しく、ゆっくりと。細かな震えを感じながら。
 彼女が現実に追いつく時間を、傍で待つ]


[とはいえ十分な時間を置いたところで、周囲の状況を見れば、落ち着いたかとも大丈夫かとも口に出来るはずがなくて]


 ……一旦、ここから離れないか。


[こんな時でもやはり、前置きの全てがするりと落ちる]

(+14) 2018/12/08(Sat) 22時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

 

 自警団は今動けない、から
 私の家に来ればいい。

 少し眠るにしても
 ここでは、心が休まらないだろう


[二階に累が及んでいなくとも、出入り口はこの1階。ベッドに籠もっている間は離れられようと、例えば水を飲むというだけのことで、再びここを訪れ、何度もこの、踏み躙られた居場所と砕けた希望を、直視する事になる]

[順当に行けばまずは自警団の事務所を頼るべきだろうが、彼らは今、火事によって出払っている]

(+16) 2018/12/08(Sat) 22時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

[低く囁いた声は、音量の割に良く聞こえた。
 辺りに人も、動くものもない為に。
 無理もないだろう。時間が時間だし、他者が見に行くのであれば、遠くからでも火の手が見える火事の側で──勿論、自警団と同じくココアが頼るべきである義妹も、この場にはいない]


[抱きしめていたから、彼女の反応は見えなかった。
 また顔を赤くしているのかもしれない。
 けれど今度は、そのまま引き下がるつもりもなかった]*

(+18) 2018/12/08(Sat) 22時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/08(Sat) 22時半頃


公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/08(Sat) 23時半頃


【墓】 公証人 セイルズ

── 自宅 ──

[着いてすぐ彼女を導いたのは、リビングルームのソファだった。
 傍に立ち、彼女を深く腰掛けさせる]


 茶を入れよう。少し待っていてくれ。


[セイルズはそのまま床に膝を付くと、彼女の瞳を覗き込んだ]

[ひとときの動揺ではなく、何年も掛けて胸中に積もっていたものを、すべて流しているのか>>+24と思う程、彼女の涙は長い間続いていて──それ故に体力も削られてしまったのだろう。家に行こうと促したときも、歩いている最中も、どこか茫洋としていた>>+25>>26


[だから、安心して良いと、すぐに戻って来ると、きっちり伝わるようにじっと見つめる]

(+32) 2018/12/09(Sun) 00時頃

【墓】 公証人 セイルズ

[そうして台所に向かうと、極力手早く用意をした。
 湯を沸かしている間に茶葉とポットを出し、二人分の茶葉を量っておく。また薬入れを探し出し、取り出したのは睡眠薬。片方のカップだけにころりと入れた]

[──普通に飲んで貰っても良かったのだけれど。
 力ない今の彼女に、来て直ぐ薬を飲めと言うのは憚られた]


[沸いたお湯をポットに注ぎ、蒸らすこと数分。やや濃く淹れたミントティーをカップに注ぎ、砂糖入れを添えて持っていく]

(+33) 2018/12/09(Sun) 00時頃

【墓】 公証人 セイルズ



 砂糖は多めに入れた方がいいだろう、
 きっと落ち着くから。


[リビングテーブルにカップを並べると、敢えて彼女の隣に腰掛けた]*

(+34) 2018/12/09(Sun) 00時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 00時頃


【墓】 公証人 セイルズ

[ココアは緩やかに眠りへと落ちて、静かに傍にいてくれる。
 触れ合う身体が温かい]

[頬に落ちた彼女の髪は、細い絹糸のようだった。髪と遊び、頬へ触れる──そこは預けられた身体より尚柔らかく滑らかだった。
 そうしていても瞼は開かれない。薬の効果が主因ではあろうけれど、警戒をされていないからこそ、すっと眠ってもくれたのだろう]


[暫くそうした後、離れ難さを堪えながら──彼女をそっと抱き上げた]

(+46) 2018/12/09(Sun) 02時頃

【墓】 公証人 セイルズ

[運ぶ先は、叔父が使っていた寝室。
 柔らかいベッドに彼女を寝かせ、布団を掛ける。差し込む日差しはカーテンで遮った。サイドテーブルには先程淹れたミントティーを持って来る。ボトルに入れ替えたその中身には、再び睡眠薬が溶けている]


 “少し仕事に出掛けてくる。
  昼前には戻る。
  部屋からは出ないで、カーテンもそのままで。
  危険があってはいけない“


[区役所の仕事だけであれば、今の薬が効いている内に済むだろうが、万が一彼女が目覚めた時のために、部屋にあったメモ帳を使い置き手紙をした。
 そうして、部屋の扉にも、玄関の扉にも鍵を掛けていく]

(+47) 2018/12/09(Sun) 02時頃

【墓】 公証人 セイルズ

[再び鍵が開かれるのは、区役所から戻ったセイルズが、食事の支度を終えたとき]


[鍋の中にはオートミール、フライパンには鶏胸肉の香草焼。
 ココアがいつ起きてもいいように、コンロの上で待っていた]**

(+48) 2018/12/09(Sun) 02時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 02時半頃


【墓】 公証人 セイルズ

[鍵を開き、静かに作った隙間から覗いた先には、去る前と同じ布団の膨らみがあった。傍に置いたボトルにもまだ触れられた様子がなく、だからきっと彼女は深い眠りに落ちていたのだろう>>+53
 材料ならば他にもあったが、消化の良い物と栄養のある物それぞれを用意して、きっと正解だった]

[布団がもぞりと動いた>>+54のを見て、屋内へと足を踏み入れる。
 身を起こした>>+55のは、かつての住民ではない。
 ──ココアが、そこにいる]


 まだ正午は過ぎていない。
 ──おはよう。よく眠れただろうか。


[薄暗い部屋の中で挨拶と共に向けていたのは、微かな微笑み]

(+70) 2018/12/09(Sun) 21時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

[食事も出来ているのだと伝えれば、彼女はまた、恐縮したように礼を告げた。気にせずともよいのにと、セイルズは再び口を開く]


 どうか、気にしないで欲しい。
 ……私がしたくてしている事だ。


[全てを委ねられたって、むしろ望む所なのだ]

[食卓へと彼女を招き、二人分の食器に食事をよそう。香草焼の隣にはミニトマトを添えて、牛乳で煮込み塩で味を調えたオートミールには、胡椒を一振り。足りなければお代わりもあった]

(+71) 2018/12/09(Sun) 21時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

[セイルズの椅子はココアの向かいで、食器は見分けが付くよう色違い。元二人暮らしの家は、今も二人で使いやすいように整えられたまま。
 そうして最初は黙々と、食器を慣らしていたセイルズだが──オートミールの器が半分に減った辺りで、静かに口を開いた。
 寝室で見せた姿とは違ういつもの真顔に、どこか緊張を滲ませながら]


 この後、なのだが──
 ……貴女には、外へ出ないで、
 ここに居てほしい。

 自警団からの連絡があった場合は
 私が対応する。
 

(+74) 2018/12/09(Sun) 21時半頃

【墓】 公証人 セイルズ



 今日、私はこの後仕事がない。

 不安ならば傍にいるし、
 必要なものがあれば買ってこよう。
 手続きの類も代行する。


[食間にさらりと告げるにしては少々重い“親切”だった。
 それこそ、どうしてそんなに、と問われそうな程。
 けれどそれが望みであるセイルズは、表情にやや緊張こそ滲めども、さも当然のことだとばかりの言いぶりだった]*

(+75) 2018/12/09(Sun) 22時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 22時頃


【墓】 公証人 セイルズ

[告げた望みは、受け容れられた]

[戸惑いもあったのだろう>>+83、義妹の名を挙げるまでにも空白はあった。セイルズも、まだ隠した事柄によって言葉選びが歪んだことには自覚的。それ故に──ココアが最後に言い添えた条件はやっかいだったけれども、それよりも、受け容れられたことへの安堵が勝った]


 ──判った。
 けれど、貴女が義妹に連絡したことを
 他者に伝えないよう、言い添えておいて欲しい。


[それはココアの行く先を隠すための対応で、まだ捕まらぬ“犯人”がパン屋の次にココアを襲えないよう、身を護るための手段とも言える]

(+94) 2018/12/10(Mon) 00時頃

【墓】 公証人 セイルズ

 [ココアがここに居てくれるための事ならば、出来る限り受け容れたかった。外への連絡には危険が伴うけれど、それでも叶えたい。ここがココアにとっての全てになるように>>+85尽くしたい。ここを居場所としてほしい、と]

[だからこそ──別れを前提とした言葉>>+88が、辛い]


 ……わたし、は


[ココアが感謝を告げた瞬間、鏡を見ずとも、自分が酷い顔をしたのが判る。苦痛に喘ぐような、拒絶を示す様な。他者に安堵を与えたいときには、絶対にそぐわないもの。
 けれど今は、嘘でだって、ココアの言葉に応じられない。一度は言えた>>0:567言葉だって、セイルズはもう、口に出来なくなっている]


[彼女は弱々しくでも、笑顔を向けてくれているけれど。
 いなくなっても──だなどと、そんな]

(+95) 2018/12/10(Mon) 00時頃

【墓】 公証人 セイルズ

[がたん、と椅子が鳴る。
 続く最後の願い>>+89を受けて、座ってなどいられなかった。机の反対側に回り込み、ココアの腕を引く。加減をする余裕など無い。彼女の身体を抱き竦め、後頭部へと片手を回した。寂しげな笑みも、懇願する眼差しも、己の身体で覆ってしまう]

[動悸が酷い。
 彼女の後頭部を撫でる腕は、朝と違ってぎこちない]


 ……だいじょうぶ、だ。
 貴女は……大丈夫だ、から。
 

(+96) 2018/12/10(Mon) 00時頃

【墓】 公証人 セイルズ

 
[食事が冷めてしまうとしても、自分からは離れがたい。
 セイルズの心臓が落ち着くのと、彼女が何か声を上げるのと──一体どちらが早かっただろう]*
 

(+97) 2018/12/10(Mon) 00時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/10(Mon) 00時半頃


【墓】 公証人 セイルズ

[包帯を巻かれた傷は直ぐに治るもので>>3:275、セイルズはパンを焼けないココアにだって助けられていて>>4:53──そもそも、怨恨を疑われる域であった封筒だけれど、あれに彼女から仕事を奪う心は込もっていなかったのだ]

[だから気付かない。
 彼女が、居場所を失ったと感じていること>>+85を。
 それ故に、“使い物にならない人間”の行く先を、見据えていたことを>>+89

(+102) 2018/12/10(Mon) 02時頃

【墓】 公証人 セイルズ

[彼女はセイルズを引き離すでもなく、腕の中の温もりは、セイルズの心拍が落ち着くまでの間、ずっとそこにあった。それどころか彼女の腕がおずおずと此方の背に回されて、抱きしめ返してくれる。瞬間胸に湧いた暖かな感情が、痛みと混じって溢れ出しそうだった。抑えきれず身体が一度震えたのも、彼女にきっと伝わっただろう]

[そうして、セイルズの吐息と彼女の呼吸音が重なり、腕の中の身体と鼓動が交わるのを──一体何分聞いていただろうか]


 ……す、まない。
 冷めてしまったな……


[漸く身を離した時には、時計の針も明らかに進んでしまっていた]

(+103) 2018/12/10(Mon) 02時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

[食事はその後も少し続いたけれど、折角の時間だというのにココアが最初に話し掛けてくれた>>+82ような会話はあまり出来なくて、そのまま手早く済ませてしまう。彼女が黙ってしまった話以外にも、この家の話だとか、セイルズ自身の話が出来る時間ではあったのに]

[どうやって彼女を引き留めようか──そればかり考えていた]


[だから、食後に取った手段も半ば無理矢理だった。
 珈琲か紅茶かミントティーか、食後の飲み物を尋ねて、後でと言っていた義妹への連絡>>+98が済まされたのかどうか確かめないままに、小さなクッキーと共に供した飲み物へは睡眠薬を二錠入れて]

(+104) 2018/12/10(Mon) 02時半頃

【墓】 公証人 セイルズ

[ただ片付けるだけの時間も、待ってもらう事が不安になっていた。
 だってもし、彼女が出て行ってしまったなら。
 言う通りにしてくれると>>+89言ってはくれたけれど、地下の倉庫にいる時は、上の事が良く判らないから──セイルズが見ていないうちに、彼女が最後の支度をしに出掛けることだって、不可能ではないのだ]

[地下に置いていた工具類を上の物置へと移動させ、叔父のベッドをばらして、地下に運び入れて、地下倉庫を人が休める状態にする。半日はかかるであろうその仕事の間、そのままで目を離しているのは耐えられない]


[食器を流し台へと運んだあと、工具箱の所へ行って真っ先に探し出したのは──彼女の足を戒められる、鋼製の鎖だった]*

(+105) 2018/12/10(Mon) 02時半頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2018/12/10(Mon) 02時半頃


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