人狼議事


174 くのんさんと(ケッコンカッコカリ)する村

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【人】 記者 イアン

[あれからカフェにはあまり行かなくなった。
期待しても、どうせ彼女はいないから。
世間はクリスマス一色。
もしかしたら、恋人もいるのかもしれない。

そんな自分はクリスマスイベントのために今日も残業で、帰る頃には時計の針は既に9の文字を通り過ぎていた。]

 …んーーっ………はぁ。

[大きく伸びて息を吐く。
長時間のデスクワークは辛いものだ。
ようやくひと段落。続きは未来の自分に任せよう。

パソコンの電源を落とすと荷物をまとめ、
お先に失礼しまーす、とオフィスを後にした。]

(5) choro 2015/11/03(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 届くといいな、か……

[帰り道、誰かへ向けられた月>>1を見ながらぽつり。
時折見かけるネイルの画像に、
浅津さんの顔を思い浮かべてはすぐに消して。
考えない、考えない。]

 (最近月のネイルが多いなあ。)

[この子も月が好きなのだと思うと少し嬉しくて、届くといいねという想いも込めて星を飛ばす。]

 …………

[いつものカフェの前を通っても、素通り。
けど、ガラスの窓越しに見えた姿に思わず足が止まった。]

(6) choro 2015/11/03(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 …………え。

[──彼女だ。
見間違えるはずがない、ずっと探していた人が、ガラス一枚隔てた向こうに、いる。
いつぶりだろう、もう会えないと思っていた彼女は、やっぱり変わらず綺麗で。]

 コンコンッ!

[ガラス窓を軽くノックして、
彼女がこちらに気づいたなら
笑顔でひらりと手を振った。

今まで悩んでいたことなど忘れ、
ただ彼女と話したいと、店の中へ。

時間も遅く、客もまばらな店内。
靴音を響かせ、まっすぐ向かうは彼女の席。]

(7) choro 2015/11/03(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 ……やあ、久しぶり。
 相席いいかな?

[いつかと同じ台詞で、返事を待たずに向かいに座る。]

 もう会えないと思ってた。
 浅津さん。

[再会を喜ぶ気持ちを隠そうともせず、
少し困ったように眉を下げながら笑いかけた。]

(8) choro 2015/11/03(Tue) 09時頃

【人】 記者 イアン

[「王子様!」と呼ばれれば、
きょとんとしたあと、ぷっと吹き出してくすくす笑う。]

 わかおうじ、です。
 お礼……なにかしましたっけ?
 
[王子様なんてガラじゃないと再び名乗るけど、覚えていてくれたことが嬉しくて自然と目が細まる。
礼を言いたかったと言われても、思い当たる節は無く。
むしろこちらがいい思いをしたのだから
なんて、言葉にはしないけど。]

(12) choro 2015/11/03(Tue) 12時半頃

【人】 記者 イアン

[会えて嬉しいと言われれば、更に笑みを深めて]

 俺も、嬉しいです。
 あれからずっと、探してたから。

[そう言った後に、しまったと口に手を当てる。
これじゃあ まるで──…]

 ッ、えっ!あ、コ、コーヒーひとつ!
 はい、遅くにすみません…!

[注文を取りに来た店員に、びくり。
タイミングがいいのか、悪いのか。
慌てて飲み物を頼むと、話題をそらすために視線をウロウロ泳がせる。挙動不審。
ふと視線を落とせば、彼女の綺麗な指先に目がいって]

 …………あれ。

[不意に言葉が漏れる。
このネイル、さっき……]

(13) choro 2015/11/03(Tue) 12時半頃

【人】 記者 イアン


 え?……あぁ、いいんです、全然。気にしないで。
 俺もいただいちゃったし、かっこつけさせてください。

[そういえばそうだった、と笑って。
あの量、全部食べ切れたのかな。
何かしたかと首を傾げられれば、ぶんぶんと手を振り]

 ええっと、いや、
 そういう意味じゃなくて、
 ……な、なんでもないです。

[少し落ち着こう、俺。と言い聞かせ、
肩を縮ませながらコーヒーに口をつける。
ふ、と彼女が柔らかに笑えば
カップ越しにちらりと覗き見て]

(初めて笑ってくれた、気がする)

[前に会ったときは顔を真っ赤にして慌てている印象しかなかったから、少し嬉しく思ったり。]

(51) choro 2015/11/04(Wed) 19時半頃

【人】 記者 イアン

[指先を見ていたのがバレたのか、彼女から月の話が出て
相槌を打ちながら、“願掛け” “若王子さんにお礼言えたから”なんて言われれば、自分のために?と少しドキリ。]


(いやいや、あくまでお礼を言うためだぞ、
自惚れるな、自分。)


[でも、小さな月に込めた願いに、わずかでも自分の存在が入っていたなら──
そう考えると、ちょっとだけ、嬉しい。]


 ……俺も、見ました。綺麗な三日月。
 同じ月、かな。


[そうだったらいいな、と心で呟いて]

(52) choro 2015/11/04(Wed) 19時半頃

【人】 記者 イアン


 王子様…ですか。はは、照れますね。
 9割くらい、名前のイメージに引っ張られてそう。

 俺も浅津さんのこと、
 シンデレラみたいだなって思いました。
 落としていったのは
 ガラスじゃなくてアクリルでしたけど。
 …大事なものなら、拾えて良かったです。

[指先で揺れる王子を見ながら笑って。
あのキーホルダー、好評だったのは知っていたけど、もぎ取られる程のものなのか。こわい。
運営チームさんに、と言われれば
ぴくりと少しだけ肩を揺らして]

 ……担当のやつに、伝えておきます。
 最近疲れてるみたいだから、
 たぶん、励みになります。…ありがとう。
 課金もほどほどにね。
 …運営側の俺が言うなって話ですけど。

(53) choro 2015/11/04(Wed) 19時半頃

【人】 記者 イアン

[この前>>1:121キャンディも買ってたでしょう、と言いそうになって、ゲホゲホ。
危ない、まだ彼女がえありぃさんだと確信できたわけでもないのに、口が滑りそうになった。

そうしている間に、彼女はバルスを放つためにスマホを触っていて。結局間に合わなかったようだけど。

この子もそういうのやるんだなあ、とまじまじ眺めていれば、『フォロワーにこのカフェの常連がいる』だなんて。
へえ、と若干うわの空気味に言葉を返す。

……これはもしかして、もしかするのでは?]

(54) choro 2015/11/04(Wed) 19時半頃

【人】 記者 イアン


 奇遇、ですね。
 俺も、フォロワーに
 このカフェの常連さんがいるらしくて。

 その人、手がすごく綺麗で。
 指先に 月が浮かんでるんです。
 ピンクに、紫色のお月様。

 …………キミのと、同じ。

[カチャリ、小さく音を立ててカップを置いて
じっと彼女を見つめて言葉を待つ。]

(55) choro 2015/11/04(Wed) 19時半頃

【人】 記者 イアン


 あれ、ビンゴ?

[予想以上の反応。
ちょっとカマかけたんだけど、とにこにこ笑って。
項垂れる彼女と対照的に、机に左手で頬杖をつきにやける自分は、たいそう意地悪に映るだろう。]

 気付いたのは今だけどね。
 むしろ、お互い気付くの遅すぎて笑っちゃうよ。

[“幻滅”の言葉にはふるりと首を振って否定する。]

 いいや。
 本当のキミを知れたみたいで嬉しいよ、すごく。

 魔法なんかなくても、綺麗なドレスがなくても、
 御伽噺の王子様は シンデレラを選んだだろ?

[俺だって──]

(68) choro 2015/11/04(Wed) 22時半頃

【人】 記者 イアン


 えっ…

[『死んじゃってもいい』
どこかで聞いた、言い回し。
あれは、なんの言葉だったっけ。

数秒固まったあと、その答えに行き着けば
頬の熱が一気に上がって]

 ──…〜ッ!!

[気付いた時には彼女は会計を済ませ外に出ていて
椅子が倒れてしまいそうなほど勢いよく立ち上がり、そのあとを追いかける。
カランカラン、ドアの音を背に聞けば、
少し先にその姿を捉えただろうか。]

 ……っ、待って ください

[思わず伸ばした手は、彼女の白くて細い手を捕まえて]

(77) choro 2015/11/05(Thu) 14時半頃

【人】 記者 イアン


 遅いから気をつけては、こっちのセリフ。
 やっと見つけたのに、いなくならないで。
 
[はあ、と白い息を吐いて、
振り返ってくれたならその瞳をじっと見つめる。
握った手は、そのままに。]


 写真じゃ、いやです。
 美味しいものを食べるのも
 綺麗な月を見上げるのも

 全部、キミと一緒がいい。


 ………今日、また会うことができて
 やっと、わかりました。

[気付かないふりをしていた、その気持ちの名前が。]

(78) choro 2015/11/05(Thu) 14時半頃

【人】 記者 イアン





    俺、浅津さんのことが好きです。

 
 

(79) choro 2015/11/05(Thu) 14時半頃

【人】 記者 イアン

[薄暗闇の中でもわかる、綺麗な肌や長い睫毛。
ほんのり香る柔らかな匂いは、女の子のもので。
今更になって距離が近かったのだとわかり、
少し顔が熱くなる。
それでも離れず、離さぬまま、彼女の声に耳を傾け
うん、もちろん、と落とされる言葉一つ一つに大きく頷く。

“好きな人”の言葉にはゆっくりと目を細めて]

 王子様みたいにキラキラしてないし、
 スイーツ好きだし、ポエミーな男だけどいい?

[きゅっと手を握りなおしながらくすくす笑う。]

(109) choro 2015/11/06(Fri) 06時半頃

【人】 記者 イアン


 ………うん。
 俺のこと、好きになってください。

 魔法が解けても
 離れちゃだめだよ、オヒメサマ。

[チョコレートみたいに甘い空気に包まれながら、
繋がる指先に、王子様がするみたいにキスを落として*]

(110) choro 2015/11/06(Fri) 06時半頃

【人】 記者 イアン

─ 別れたあと 自宅 ─
[ぼすん。
家に着いて上着を脱ぎ捨てると、
そのままベッドに身を沈めて。
ごろりと寝返り、天井を向けば
左手で目を覆い、深く息を吐く。]

 …………えりさん。

[帰り道、ようやく教えてもらった名前を声に出す。
浅津絵里さん。えありぃさん。
口にすると彼女の顔が思い浮かんで、
そうすれば、今日の出来事も思い出すわけで。]

 〜〜〜ッ

[急に恥ずかしさがこみ上げてきて、
がばりと勢いよく起き上がる。
気取ったセリフに気取った態度、
彼女が王子様なんていうから、その気になって。]

(128) choro 2015/11/06(Fri) 22時頃

【人】 記者 イアン


 (あぁ、なんであんなこと…!)

[カアァ…と赤く熱を持つ頬を冷まそうと、
薄いシャツのまま部屋のバルコニーに出る。
流石に冬だ。寒い。
ぶるりと震え両腕をさする。
でも──…]

 ……………月…

[あの日見たような、金色の月。
前は消えそうな三日月だったけど、
今日のは少し、満ちている。
さっきまでは見えなかったのか、
それとも彼女に夢中で気がつかなかったのか
どちらなのかは、わからないけれど──]

(129) choro 2015/11/06(Fri) 22時半頃

【人】 記者 イアン


 カシャッ

[ポケットから取り出したカメラは月を写していて。

時計の針はとっくに12の文字を過ぎていた。
シンデレラはもう、夢の中かな。**]

(130) choro 2015/11/06(Fri) 22時半頃

【人】 記者 イアン

─ つぶやいたー ─

-------------------------

 イアン@___ian
 今度は、となりで

 [添付:月の写真]

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(131) choro 2015/11/06(Fri) 22時半頃

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