97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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[これは死を齎す声《ヴォイス》]
(0) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[神父の手を頭に感じてすぐのこと アルトの歌声《ヴォイス》に絶望の響きを感じた
深く暗い深淵を覗いたかのような
それが自分のものであったと 「セシル」が感じたのに気づくのは もうしばらく後のことだろう]
(7) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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コンデンス? また、鼠の振りですか?
[肩から下りた人形使い《パペットマスター》が ひとの言葉を発さないことに首を傾げる
次の瞬間、ふっと力が抜けるのを感じた]
(9) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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あ、マスターは…アスランにそこまで…
[そろそろ、交代なのを感じた 本来の持ち主であるアスランが起きるのだろう
コンデンスはアスランに 人の言葉を「話さない」のではなく「話せない」 その理由も納得がいった
*意識が遠のく*]
(13) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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― 在りし日の木陰・2 ―
[季節は一体、いつだったろう。 穏やかで、風も少ないお昼前。
小さな教会の片隅にある。 緑なす一本のプラタナス。
その木陰で小さな子どもがひとり。 今にも泣きそうな顔で佇んでいた。
『誰が駒鳥いじめたの?』
彼に尋ねてみたが、首を横に振る。 それは、こうしてる時にはいつものこと。 そして、そのまま彼がなかなか動かない。 そうなってしまうのも、いつものこと。
しばらく、考えるまでもなく。 隣にストンと膝を抱えて座り込む。]
(52) 2013/09/30(Mon) 12時頃
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[行かないの? と、いいた気な顔で。 自分を見下ろす彼に、にっこり笑い。 一緒に座ろうと、地面をぽんと叩いて誘ってみる。
怪しいものを見る眼差しに。
『だって、ここでも歌えるし』
と、どこ吹く風。
まるで、それに合わせたように。 そよりと戦ぐ一陣の風。
『ほら、歌ってる』
葉擦れの音でざわめく梢を指差して。 ひらりと舞う蝶を指差して。 微かに聞こえる車の音も、そうだよと。]
(53) 2013/09/30(Mon) 12時頃
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[童話めいた言葉をするする紡ぐのを見て。 毒気を抜かれた彼は。 どこか呆れたように、どこか諦めたように。 ゆるゆると、その隣に腰を下ろす。
2人の見ている風景が。 2人の聴こえる音楽が。 同じものかは分からない。
けれども、頬を撫でる風だけは。 等しく優しく、柔らかかった。
さわさわと鳴り出す梢に視線を移す。 そのタイミングだけは、同じだった。
教会から、聖歌が流れてくる。穏やかなひと時。]
(54) 2013/09/30(Mon) 12時半頃
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[その終わりを告げに来たのは。 黒いスータンに身を包む「神父」らしき青年。 群れから逸れた仔羊を、迎えに来た羊飼い。
駒鳥は、素知らぬ顔で立ち上がり。 渋々ながら、頭を撫でられて。 戻ろうよ、と口にする。
いつもの彼に。小生意気な駒鳥に。 ふわりと微笑みながら。 勢いよく立ち上がり、服の土埃を払う。
彼は自分とは似てはいないが近かった。 けれども、彼は「自分が欲しいもの」を持っていた。 けれども、彼は「それには」気づいていなかった。
先へ行く彼の背中を見つめる。]
(58) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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[自分は、決して不幸ではない。 むしろ、この箱庭の中では恵まれ過ぎていた。
だから、これは贅沢な望みなのだ。 全てを欲してはいけない、望み過ぎてはいけない。
そう、自分にいい聞かせる。 服の胸元をぎゅうっと掴みながら、自分を宥める。]
(59) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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[ふと、自分の頭を撫でる手で我に返る。 「神父」がこちらを見ていた。
金色の木漏れ日が。 梢の葉と共に煌めくモザイク。 それを背景にした「神父」は。 まるで聖歌で歌われる遠いもののように思えて。
どこか、胸が痛んだ。
撫でられて、嬉しいはずなのに。 泣きそうになった。
あれは、一体いつだったのか。 彼は一体誰だったのか。 胸の苦しさが、何だったのか――分からないまま。]
(60) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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[正午を告げる《鐘の音》が。 一際、高らかに。 大きく鳴り響いた記憶だけは確か。]
(61) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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クシャミは、へっぷしゅん、とくしゃみをしてから目を開けた。*
2013/09/30(Mon) 13時半頃
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…あ、神父様?
[夢の続きみたいな気がしたが。 視界に入った神父は。 自分とさほど背格好の変わらぬ青年で。 昔の夢を見たのだと。]
(79) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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あ、コンデンス…どうした…って
[それよりも自分の今の状態に。]
…………………えっ?
[間抜けな声。]
(91) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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明之…《音色》が変わった?
[それ以前に姿の変化もあったのだが。 変わっていても。 《鈴の音》には彼の面影が。 《魂の音》に変化はあっても。 《聴け》ば、着物を着た彼であるのは分かる。]
(98) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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で、神父様…これ、どういうこと?
[横抱きとは、いわゆる「お姫様抱っこ」で。 「セシル」と呼ばれたことよりも。 この状態の方が、かなりの重大事。]
…っていうか これ、かなり本気で恥ずかしいから 俺を…下ろしてください
[思わず、震え声で敬語になった。]
(99) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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[どのような経緯で。 神父におろしてもらっただろうか。 《音色》も姿も少し変わって。 それでも、面影はそのままの明之に。]
しばらく、見ない間にでっかくなったなあ 着物って…背が高くてもクールだわ
[と、呑気に声をかける。]
…けど、まだまだ悲しそうだ 《探し物》は一体何?
よければ、一緒に探すよ?
[まるで、落とした財布を。 まるで、迷子の仔猫を探すかのように。]
(103) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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おい、今…セシルじゃないとか思って がっかりしただろ?
…それは、俺とセシルに失礼だ、謝れ
[おろしてもらって、すぐにそう切り返す。]
けど、お荷物になったのは悪かった …運んでくれて、ありがとう
[少し照れながらも、礼はいう。]
(104) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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さすがに、この歳で お姫様抱っこされる身にもなって欲しいよ 覚えてろ…近いうちに
絶 対 に や っ て や る
[けれども、かなり気にはして。 にっこりと、目だけ笑わず宣言した。]
(112) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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明之の別名って、ソプラノ? …そういえば、あの少年はアルトだし バス、テナー、バリトンなんていそうだな
[まさか、そのままの天使であるとか。 分かっていないのだけど、思わず返す。]
なら、伴奏は《ピアノ》とかありそうだな… 弾き振りで《ピアノ》が《指揮者》もありだし
[何となく、思いつきを呟いた。]
(117) 2013/09/30(Mon) 23時半頃
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や、全然…分かってない コンデンスが、神父の昔の知り合いだとか 教えてくれたくらいだし
[神父からセシルの伝言を聞き。 デイバッグから、件のノートを見て。 ひとこと。]
セシル…使えねえ…
[ボソッと呟いて。 あからさまにがっかりした。]
(120) 2013/09/30(Mon) 23時半頃
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と、とりあえず…俺も明之の話を聞きたい さっぱり、分かってないけど
[渦中にい流るにもかかわらず。 事情が飲み込めてないのも包み隠さずに。]
出来ることあるならするよ?
(122) 2013/09/30(Mon) 23時半頃
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[ふと、何かが脳裏を過る。 少し考えこんでから、ポツリと。]
いや、伴奏は《ピアノ》だけじゃないか 教会なら…《オルガン》がある
じゃあ、《指揮者》は《オルガニスト》なんじゃない?
[何かの回路が繋がったかのように。]
(124) 2013/10/01(Tue) 00時頃
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あ、明之は…無理させてごめん…
[>>125痛みを堪える彼に近づき。 その、頭を優しく撫でながら。]
(134) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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時が来て、旋律《メロディ》が集まれば分かるから
[そういいながらほほ笑んだ。 声《ヴォイス》を使っていたのだが。 本人にその自覚はゼロだった。
ただ、彼が落ち着けばと思っただけ。]
(135) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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えっ…じゃあ、俺のでいいんじゃ…
[神父と鼠の声を聞き、そう反論した矢先。]
うわ…また、お化け蔦かよ!
[思えばこれには恨み一塩。 恨みを込めて、言い放つ。]
(138) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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とっとと、枯れてくれない?
[>>1:480 奇しくもセシルの言葉と同じであった。 元々、同じ魂を共有していればこそでもあるが。]
(139) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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[ほんの少し勢いが落ちたくらい。 枯れるまでは至らず。]
…やっぱり、無理か
[思うようにはいかなかった。 急かすような鼠の声に。]
分かった、俺も行く! 神父様は明之を連れてって
[と、共に上へ向かって行った。]
(143) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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クシャミは、枯れ切るまでは無理だったようで、がっかりした。
2013/10/01(Tue) 00時半頃
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アルト、またなの?
[さっきの王宮での記憶が蘇って。 声のする方へ、不協和音を頼りに向かうのだが。]
(144) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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神父様、アルトを放しちゃダメ! しがみついて!
[思わず、そう叫ぶ。 彼らは間に合うだろうか?]
(147) 2013/10/01(Tue) 01時頃
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クシャミは、カランカランという、鍵の落ちる音を聴いた。
2013/10/01(Tue) 01時頃
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あちゃ…間に合わなかったか…
[神父に追いついてしまった。 それは、失敗を意味することで。
鍵を拾う神父を見ながら。 手のひらに鼠を乗せた。]
(154) 2013/10/01(Tue) 01時頃
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