人狼議事


160 東京村

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ジャニスは、そろそろ眠いので皆に追従しよう、布団布団。

bou 2015/06/12(Fri) 01時頃


【人】 MNU機関 ジャニス




[―――目を覚ました先は、白い天井に
消毒液の匂いに溢れていた。]
 

(48) bou 2015/06/14(Sun) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[腕、足、肋骨、その他諸々の骨折、打撲。
頭は強く打っており、出血も少なくはなかった。
運ばれるのが少しでも遅ければ危なかったという。

…いや、むしろ遅かった筈。
「死んでいた」筈だった。

青年が階段から落ちた日と、
運び込まれたという日は二日のずれがあった。

二日、あの状態で放置されていた筈なのに。
命を落としかねた「異常」達に
不思議と救われた、という事なのだろうか。

ともあれ奇跡か、はたまた異常を起こした青年に
医師が下した診断は「三ヶ月以上の入院」であった。]

(49) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[暇を持て余すように本を読む青年は、
病室のベッドの上、包帯だらけの痛々しい姿をしている。]


  『散々な旅行になっちゃった』

 『別にいいって言っただろ…
  好きに遊びに行けって』

[大阪とかいいんじゃないか。知らないけど。
いつか来た客の故郷を上げて興味も薄そうに言う青年に、
見舞いに来た妹は実に不満そうな顔で、
布団の上に新品の携帯を投げて寄越す。]

(50) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[持っていた携帯は、ここで目を覚ました時には
失くしてしまっていた。
新しい携帯を用意しなくてはいけなくなった
この際に、電話番号は変更する事に決めた。

あの番号を使い続ければ、
次は妹が危ない目に会うかもしれない。
バイト先には警察も来ていると聞いた。

これ以上リスクを抱えて
「異常」を垣間見て遊ぶのは危険だろう。
今でさえ「行き過ぎた好奇心」の代償は高くついている。
しばらくは大人しく暮らすしかなさそうだ。

…もっとも、逃げる事さえ満足に出来ない、
大人しく暮らすしかできない身体ではあったが。]

(51) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[暇つぶしに、と妹がコンビニで
買ってきた本に目を落とす。

「本当に怖い怪談・都市伝説」などと怪しげに書かれたタイトルと血しぶきの舞ったデザインの表紙。
大怪我した入院患者に贈るには随分な品に思えて、
青年は妹の心情を察した。これはきっと怒っている。

中をめくれば、
ドッペルゲンガーだの鏡の国だのメリーさんだの
信用の薄い噂話が軒を連ねていた。

その内のドッペルゲンガーのページに目が留まる。
医学的には自己像幻視。本人が見たもうひとりの自分の姿は、ある程度説明出来得るものらしい。

…やはりあの時、階段に居た自分は、
追い詰められていたが故の幻覚だったのだろう。]

(52) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス





  『私のせい?』

[雑誌を読みふける青年に、ふと声がかかる。
かけられた妹の声はいつもより曇っていた。
視線が雑誌から妹へと向けられる]

(53) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  『留学したいって言ったのも、
   帰ってこないのも 私がいるから?』

[妹へと向いた青年の顔は、
驚いたように細い目を瞬きさせて]

(54) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『………びっくりした』
 

(55) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『お前、結構自意識過剰だな』
  
  『もう一回落ちろ、バカ兄貴』
 

(56) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 『揚花、』


[見舞いを終えて帰ろうとする妹に
青年は静かに声をかけた]

  
 『近々、一回帰ろうかな』
 

(57) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[青年の言葉に、
今度は妹が目を丸くした。]


   『…そっちは暇だ、こっちは忙しいとか
    今までいろいろ文句言ってたじゃない。』

 『たまには、死ぬほど暇なのも
  味わっとこうかなって。』

   『現状が一番暇じゃないの?』

 『あー… や、まあ
  再確認も重要だと思ったから』


[病室を後にする妹を送ろうと青年は車椅子に乗る。
ぼろぼろ。カッコ悪い。などと妹に笑われながら、
壁にかかった鏡を過ぎて、青年たちは病室を後にする。]

(58) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス





[――ベッドの上に放られた雑誌は、
ある一ページを開いている。]

 

(59) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


【 〜都市伝説『鏡の国』〜

自分の名前を刻みつけた鏡を使って合わせ鏡を作り、
覗き続けて、鏡の中の自分がもしも勝手に動いたら、すぐに片方の鏡を伏せる。

伏せた方の鏡を誰かに渡した後、次に別の鏡を見ると、自分ではなく渡した人間が見える。
この際鏡に映るのは、渡した人間の真実だといわれている。
鏡の国に行ったもうひとりの自分が、鏡を渡した対象を連れてくるのだという。】
 

(60) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[……鏡の国に行ったもう一人の自分は、
意思を持っている、という事だろうか]
 

(61) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[……病室にかけられた鏡の中。
そこを通り過ぎた筈の青年の姿が映る。

鏡の中の青年が、自分のポケットを探るように動いた。

取り出されたのは、あの日失くしたはずの携帯電話。
それを鏡の中の青年はゴミ箱の中へ投げ入れた後。

また、鏡のように青年の後を追って動き出した]
 

(62) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




[…それを、青年本人が気付くことは無い。

青年は「贈り物」を手放してしまったのだから **]
 

(63) bou 2015/06/14(Sun) 23時頃

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