人狼議事


160 東京村

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【人】 MNU機関 ジャニス

[昼になる少し前程。

今日の予定を確認しながら、
少ない授業割を終えた青年は学校から出て、
最寄り駅へと足を向けた。]

(69) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[Twitterを眺めながら歩く。
朝は山手線運転見合わせを嘆くだけのTLが、
今は奇妙な「消えた人身事故」>>#1の話題で賑わっていた。]

[駅員、運転士、乗客。
朝の新宿駅ならその数は膨大だろう。

その人々が「落下した男女」を
見ていたにも関わらず、その痕跡は見当たらない。

男は、日本人離れしたハーフらしい顔つき。
女は、口許に大きな痣が有った。

痕跡の見当たらない「消えた人間」と「痣の女」。
文字を追いながら、ふと「どこか似てる」と思い浮かんだのは、昨日出回った二枚の画像のことだった。]

(70) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 …………

[TLから、昨日のワタヌキからのDMを表示させる。
そこに書かれた連絡先を数秒見つめる。
少しだけの逡巡の後、青年は携帯へと打ち込んだ。]


[『あいり』の携帯に、知らない番号からの着信が入る]

(71) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 23時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 23時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯の奥に、『あいり』の声が聞こえた。
ほんの少しの逡巡の後]

 ……大平さん、すか?
 
 どうもぉ。 こんにちは。
 昨日、お会いしたジャニスです。

[へらへらとした軽い声を、携帯の奥へと向けた。]

 すいません、いきなり電話して。
 大平さんに、ちょっと連絡したいことがあてすね。
 
 今大丈夫すか?
 

(78) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 いやね、昨日 大平さんの、落し物 渡したでしょ?

 それが、あれだけじゃなかたんすよ。
 渡しそびれたちゃたものがあてですね…

 すいません、僕の不手際す。
 申し訳ないです。

(80) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 お手数おかけしちゃうんすけど、
 よかたら、うちの店の方まで
 取りに来てもらえませんかね?

 そちの都合のいい時間でいいんで…

 どうでしょう?
 何時なら、とかありますか?
 

(81) 2015/06/06(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯の向こうに、安心したような声を向ける]

 は。 ほんとすか
 やぁあ、すいません。ほんと助かります
 また店長に怒られるとこでしたぁ

 は、今からでも大丈夫? ありがとうございますぅ

 すんませんけど、僕も今お店向かてるとこなんで…

 そうですね…
 13時くらいになたらお店につけるかと思うんす。

 どうでしょ?
 大平さん、それで大丈夫すかね?

(87) 2015/06/06(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 は。 13時に、香港小吃で。


 ありがとうございます、よろしくお願いしますね

 じゃあ、失礼しました。
 また。


[…そう告げると、青年はゆっくりと指を動かして
通話を切った。]

(91) 2015/06/06(Sat) 00時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 00時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 …………………。

[『あいり』との通話画面から戻った携帯を、ゆっくりと握り締め。長く深く、息を吸う。]


[そうして青年は、新宿に向かう電車に乗った。山手線に巻き込まれるように、朝は遅延していたこの路線も、遅延はもう解消されていた。]

[問題なく新宿に着いたのは13時前。時間にまだ余裕がある。昨日と同じく、店までの慣れた道をゆっくりと歩く。]

[電車に揺られている間、
身体が空腹を訴えていたので、駅の売店で
大して食べたいとも思わないパンと缶コーヒーを買って
感慨もなさそうに食べながら向かった。]

(121) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[遠く離れた故郷の妹なら
兄のこの様子を叱っただろうか。

食事はちゃんとしろ、とか。
歩きながら食べるな、とか。]

(122) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[――故郷に居る妹は、本当に出来た妹だった。
自分よりも頭も良く才能もある、優秀な子。

成績とかそういうもので、
一度だって妹に勝てたことはない。
親の期待は兄よりも妹に注がれた。

だからといって優秀な妹へ、
青年が嫉妬することは決して無かった。

むしろ心から感謝しているほどだ。]
 

(123) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[妹が居るから、今の自分は自由なのだ。

留学と銘打って遠い異国の地で
家族を背負う責任を持つこともなく。
危険な遊びすら味わって、自由に暮らせる。


今の自分の「日常」は、妹の存在の上に出来ている。]
 

(124) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[…新宿駅の東口から歩いて少し。
そろそろ店が見える頃だ。

食べ終えたパンの包装袋をくしゃりと丸める。
缶コーヒーの残りを煽り、
青年は店の表側の道ではなく、
裏側の細い路地側へと足を踏み入れた。]

[店の裏には、業務用の大きなゴミ箱が置かれている。
そこにゴミを捨てて、店の表道路へと出た時だった。

――ふいに手にした携帯が震え始めた]
 

(125) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  、

[思わず びく、と肩が震えた。
携帯の画面に映ったのは通話画面。

――ただ、そこには見知った妹の名が表示されていた。
青年は は、と浅く息をつく。

タッチパネルに、静かに触れた。]

(126) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  ――『お兄ちゃん?』

 『…おー。何?』

  ――『昨日言った集合場所と時間なんだけど
     ごめん、飛行機の着陸が遅れちゃって。
     ちょっと予定変更したいんだ』

[携帯越しの妹の声に、怪訝そうに眉を寄せて
黙ること数秒。次に出た声は思わず大きいものになった。]


 『……〜〜は!?
  お前もう日本に居るの!?』

  ――『はぁ? 何言ってんのお兄ちゃん』
 

(127) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『え、いやお前…っ
  大体、勝手に回るって言ってたのは?』


  ――『何そのギャグ? 面白くないんだけど。
     忘れたなら忘れたっていいなよ。

     昨日そっちから聞いてきたくせに』
 

(128) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 『 ――――、 は?』


  ――『だから、ちゃんと都合合わせるように
     こっちで調整するからって。
     電話で予定聞いてきたじゃない。』

 

(129) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[…言葉に詰まったように、声が出ない。]

[背筋に寒いものを感じる。
途端、周囲の音が嘘のように聞こえなくなる気がした。]
 

(130) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



  ――『ほんとお兄ちゃん、そういうの多すぎ。
     今までだって……』


[耳の傍の妹の声すらどこか遠い。
握った携帯の感覚すら薄れていく。
彼女の言っている事に全く覚えはなく。

 ―――きっと僕は、
 致命的な危険に気付いていなかった。]

 

(131) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



[僕と「あいつ」の電話番号が繋がっているとして。

…僕が、「あいつ」の会話を盗み聞けるなら。


「あいつ」だって そうじゃないのか? ]

 

(132) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



  ――『お兄ちゃん? 聞いてる?』
  ――『それで 時間と場所なんだけど、』


 『 ―――――ッ い、 いい 』

[詰まった声を、焦ったように無理矢理吐き出す。
指の感覚が無い。気付けば強く握りしめていた。]

(133) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『に、兄ちゃんもちょっと急用入ってさ
  いつ終わるかわかんないんだ

  さっさと別なとこ回ってこい』


  ――『は…? そのつもりだけど…』

[携帯の画面をちらりと見る。
通話画面の端に、現在時刻が表示されている。

もうそろそろ、13時になるところだった。
『あいり』と会う時間だ。]

(134) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『 っ 揚花、 』

 『〜〜〜、ちょっと、… っ 画面、
  携帯の画面割っちゃってさ。
  ふいに変なとこ
  勝手に押しちゃうみたい なんだ

  電話代の無駄だから、
  だから、俺からの電話は絶対出るな』


 『俺からあとで連絡するから』

[携帯を耳から放す。
携帯の奥で妹は何か言っているようだったが、
青年はそれを無視して通話を切った。]

(135) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 …………………

[息を深く吸って、吐く。
それを繰り返した。]


[俯いた顔は見えない。

時間はもうすぐ13時になる。
――――やがて、青年は顔を上げた**]

(136) 2015/06/06(Sat) 03時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 03時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[『あいり』の姿が見えた。>>138
青年は声をかける前に、
じい、と細目の奥で彼女の姿を眺めてから。

急いで店内へ入っていこうとする彼女へ、
彼女が気付くように手を振った]

 大平さん 大平さん

[へら、と気の抜けた笑みが浮かんでいる]

 や、すいません。
 わざわざ来てもらって。
 

(146) 2015/06/06(Sat) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[『あいり』に向かってひとつ頭を下げていたところで、
聞いたことのある声がかかる。>>140]


 あれ。昨日のお客さんじゃないすか。
 こんにちはぁ。
 お仕事かなんか、この近くなんですか?

[昨日店で見たときよりも彼女の顔色は良さそうに見えた。
神谷へも頭を一つ下げ、へら、気の抜けた笑みで笑う。
かけた言葉は、呼び止めるというほどのものでもない、実に無難な世間話だ。適当に返して、通り過ぎようと思えば通り過ぎられるだろう。]

[昨日初めて会った風な男女が、店の前で待ち合わせしている。女子高生を連れまわす小汚い男、よりは世間的にまともに見えるだろう。

ただ、『あいり』と彼女が顔見知りだという事を青年が知る由もない。]

(147) 2015/06/06(Sat) 16時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 16時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 16時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 いいえぇ、全然す。

[気付かなくて、という彼女へ笑顔のまま首を振る。
店内へ急いで向かおうした彼女へ、
はたと気づいたような声を出した]


 あ。 もしかして
 おなかすいてました?
 
 お昼、食べてなかたら。
 よかたら、ついでに食べていきます?
 
[一度店内に視線を向けて、『あいり』に視線を戻す。]

(149) 2015/06/06(Sat) 17時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[軽い挨拶だけで済ませた神谷へ、
「またいらしゃてくださいねぇ」、と手を振った後。]

[「そうします」、と答えたひなこ>>150に青年はひとつ頷いた]

 そうすか。
 そりゃよかた。

[笑顔のまま、青年は店の扉を開けて
彼女を店内へと促した。

見知った店員に手だけ上げて挨拶をして、
そこで彼女の方へ視線を戻す]

(152) 2015/06/06(Sat) 17時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[………『おなかがすいた』ら。
それが青年が客に「お茶」を渡す示し合わせだ。]


[細い目の奥、舐めるような視線を向ける。

少し膨れた下腹と
―――少女の股の方を見て。


固唾をひとつ飲んで、口を開く。]



 ――― 化け物に、
 薬が効くとも思えないけど。

 

(153) 2015/06/06(Sat) 17時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[へらりと笑った顔のまま。
それでも細目の奥は、見定めるような色をしている。]


 …なぁんて。冗談す。



 先にお渡ししますね、落とし物。
 店の裏の方にあるんすけど。

[案内するように、
青年は『あいり』は更に店の奥へと促した。]

(154) 2015/06/06(Sat) 17時半頃

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