人狼議事


263 ― 地球からの手紙 ―

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【人】 迷い人 ヘザー

[ベランダに並ぶ鉢植えには、色とりどりの花が咲いている。
中には太陽の光を受けて、踊るようにゆらゆらと、揺れている花もある。
夫曰く、地球の遠いところで株分けしてもらった花だそうだ。
背中から、花を咲かせる枝を生やした種族が住む地で咲く、“踊る花”。

夫は物書きである。
どこか遠くの場所を舞台にした物語や、詩集。そういうのをメインに世に出している。
だからだろうか、この家には記憶のない私にとってだけではなく、
普通の人の知識にもなさそうな珍しいものがある。探せば手の届くところに。

だがまあベランダで咲いている花は一部を除いて普通の花だ。
どうやら花をこうやって育てることは、私と夫に共通する趣味であったらしい]

(39) 2019/04/20(Sat) 00時頃

【人】 迷い人 ヘザー

[鉢植えに水をやっていると、ふいに風がぶわっと吹いた。
かさかさ、葉擦れの音がする中、私は思わず目を閉じていた。

再び目を開けると、足元には葉っぱがあった。
鉢植えの花から落ちたのではないのは明白だった。かたちが違うのだから。
拾い上げて眺めてみれば、葉っぱには文字が書いてあった。
ちゃんと読むこともできた]


   おて…… まる?

[とは、いったい。
だが、内容を読む限りこれがおてがみの類であろうことはなんとなくわかった。
先日届いた、知らない人からのメールのような]

(40) 2019/04/20(Sat) 00時頃

【人】 迷い人 ヘザー

[つまりはせっかくおてがみをもらったのだ。
返事をすればきっと相手は喜ぶであろう。


ふと、思い出すことがあった。
この世にはいくつもの不思議があると夫が言っていたこと。

水底に暮らすひとじみた知性を持った生き物、
文明のもたらす光のおおよそ届かない場所で生きる小さき人々、
―――言葉をどこかからどこかへ届けるふしぎないきもの。

ふしぎないきもの、のことは、夫も見たことはないという。
だが、その痕跡は、
世界を見渡せばあちこちに転がっているらしい]

(42) 2019/04/20(Sat) 00時頃

【人】 迷い人 ヘザー

[今の私にとっては、存在の確定しないふしぎないきものが本当にいるのか疑うよりも、
顔の見えないどこかの誰かに思いを馳せることの方が重要課題だ。
真新しい便箋に文字を綴り、
咲いたばかりのパンジーや、ビオラの花びらといっしょに封筒の中に収めた]

(43) 2019/04/20(Sat) 00時頃

【人】 迷い人 ヘザー

[さて、どうすれば手紙は届くのだろうか。
そのことについて夫は何か言ってたか……言ってなかったような……

結局、ベランダの片隅に封筒を置いて。
家にあった本に書いてあった、
この地球の、私のいる所よりずっと東の方における、
かみさまに祈るためのやり方を再現した。
二回おじぎをして、二回手を打ち鳴らして、
おてがみが届くよう祈りを込めて、もう一度おじぎをしたのだ。

その後、編み物を3時間した後にベランダを見たところ、
封筒はなくなっていた。
風で飛ばされてしまったか――それとも祈りが届いたのかな?]

(45) 2019/04/20(Sat) 00時頃

迷い人 ヘザーは、メモを貼った。

2019/04/20(Sat) 00時頃


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