人狼議事


246 とある結社の手記:9

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【人】 洗濯婦 ベッキー

―回想―

[マリオが「おいひいね」とあたし達の隣の席で食事をする。(>>2)この光景だって、いつもの愛しい風景。美味しそうにシチューを頬張るマリオの子供特有のもっちりとした頬を軽く揉んで、思わず表情が緩む。]

 ほっぺが落ちそうだねえ〜!

[マリオは頬をいじられることを嫌がることもあっただろうか。ベッキーは少しのスキンシップに満足して、笑って手を離す。マリオを見ていると、不安がっていた自分を一層情けなく思う。この子が笑っていてよかった。パティが、スージーが、みんなが守ってくれていたんだ。
今夜はみんなぐっすり眠れますよう。

父がマリオを部屋へ送るのを見届ければ、やらなくても良いと言われていた片付け(>>1:340)を少しだけ、手伝っておこうと思った。**]

(13) 2018/07/27(Fri) 13時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―朝(私室にて)―

[ベッキーの部屋もまた、一階にあった。ルパートの部屋ほどロビーに近くはないが、その異様な物音はしっかりとベッキーの私室まで届いた。]

 ……ッ

[この物音はおそらく、サイモンの部屋の方角から。…思い違いでなければ。]


[なに、なに、なに?! 何が起きてるの!?
すっかり飛んでしまった眠気に目を見開きながら口を抑え、息を殺してベッドに潜る。
次はあの足音がこちらに来るのかもしれない。

どれくらいそのまま震えていただろうか。物音が止み、足音が宿を後にするとようやく息をつく。]

 …パパ

(14) 2018/07/27(Fri) 14時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[はっとした。あの謎の足音は私の部屋にこそ来なかったけれど、父はもう起きている時間のはずだ。
慌てて寝間着のまま部屋を飛び出し辺りを見回せば、サイモンの部屋に見知った人影が3つ。手前からノア、ラルフ…]

 パパ!!

[ルパートの姿を確認するとノアとラルフの間を縫い、丸まった父の背中に飛びつく。そして次に目に入ったのは、血で汚れた部屋。

あたし達の家。]

(15) 2018/07/27(Fri) 14時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[息が短くなる。歯が鳴るのを抑えられない。
慌てて父の両頬をつかみ顔を凝視する。生きていることを理解できれば腕を掴み、体に怪我がないかを確認した。
そして勢いよく後ろの二人の方を振り向きその姿も。]

 二人とも無事?!

[青ざめた顔で二人に確認を取る。
今更気づいたけれど、三人の手には掃除道具が握られていた。]

 …… は…

[そういえば、この部屋を使っていたのは]


 …………ふたりともありがとう。
 あたしも手伝うよ。


[着替えてくるね、と言い残しルパートから手を離せば、自室へと向かっただろう。]

(16) 2018/07/27(Fri) 14時頃

ベッキーは、めがねめがね…しながら歩いている。

2018/07/27(Fri) 14時頃


洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/27(Fri) 14時頃


洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/27(Fri) 14時頃


【人】 洗濯婦 ベッキー

―朝・説明前―

[サイモンの部屋を後にし、着替えのために自室に戻ろうと部屋を出たところで人影に出会う。(>>25)よく見えないけれど、この影の形は…]

 ピスティオ?
 ……!

[近づき、目を細める。覗き込まれて眼鏡を忘れたのかと問われれば心ここにあらず、といった様子でその声に答える。]

 うん、そう、眼鏡。そう…。
 あたし慌ててて、部屋に置いてきちゃって…さ。

[朝の挨拶も忘れ、目を細めたままピスティオの顔をぼんやりと見ている。よかった、彼もなんともなさそうだ。息を吐いたら、ほんの僅かだけれど緊張が解けた気がした。]

(104) 2018/07/27(Fri) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

 それで、…それでさ。

   サイモンさんの、部屋が…。


 …すごく、汚れちゃってて。
 今起きてきた皆で片付けてるとこ。

[ピスティオにも伝えなくては、と思ったのに。口をついてでてきたのは、濁した言葉。
騙したかったわけでも、隠したかったわけでもなかった。
ただ、まだ口にすることが恐ろしかった。目の前の優しい表情を曇らせたくなかった。]

 だからあたし、…着替えてくるからさ。
 ピスティオも部屋に戻ってなよ。


[はぐらかしたようで、少し後ろめたい気持ちになりながら言った。それでも彼は手伝いに行くかもしれない。行かないのかもしれない。どちらにせよきっとすぐに真実を知ることになるのだろう。]

(105) 2018/07/27(Fri) 23時半頃

洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/27(Fri) 23時半頃


洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/28(Sat) 00時半頃


【人】 洗濯婦 ベッキー

―朝・説明後―

[直接見たわけでも、聞いたわけでもなかった。
血だらけの部屋を見ただけ。
だから、勝手に"そう"なんだと思い込んでいた。そして結社員から改めてサイモンの死を聞かされ、思い込みではなかった事を実感する。]

 ………

[眼鏡を外して、眉間を押さえる。

 どうしてこうなるんだろう。

外した眼鏡をまたかけ直して、配られた投票用紙を眺める。はっきりと見える。見えるけれど。

 ―…何だろう、これは。]

(184) 2018/07/28(Sat) 01時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[結社員が宿を去ろうとすると、リンダやスージーが声を上げる。パパの知り合いのおじさんやイヴォンおばさまも加わり、ちょっとした騒ぎになった。あたしといえば、それを呆気にとられておろおろと見ているだけだった。スージーがこっちに寄越した視線もの意図も、察することができずに。(>>98)

皆の話を聞き取り咀嚼することも叶わないまま。
自分のいる空間の喧騒が、まるで悪い夢を見ているようだった。]

(190) 2018/07/28(Sat) 01時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[あたしを現実に引き戻したのは、おばさまがピスティオを打った音…ではなく、ピスティオが吹き飛んだ時の音だ。(>>151)]

 ちょ…っ あんたたち暴れないでよ!

[反射的に大声を上げる。ここにきてようやく、周囲の有様を目の当たりにした。
少しだけ冷えた頭で、リンダが取り乱したこと、スージーが怒っていたこと、おばさまとピスティオが占い師だと名乗り出たこと、ぼんやりと眺めていた悪夢を思い返す。]

(194) 2018/07/28(Sat) 01時半頃

ベッキーは、間の抜けた顔で、家具の心配をしている。

2018/07/28(Sat) 01時半頃


【人】 洗濯婦 ベッキー

[深く、深くため息をついて。しかし、ため息をついても仕方がないのだ。
少しでも現状を把握しようと、周囲を見渡せばピスティオの頬に当てられたハンカチーフを持つ手が目に入り(>>201)、は、と声が漏れる。いつの間に怪我なんて! すぐさま部屋の棚にある救急箱を取り出す。部屋の隅の棚を開いて、左上が定位置だ。思えば、今まで出番がなかったのは幸運だったのかもしれない。]

 リンダ。

[救急箱を取り出し、すぐさまけが人に声をかける。既に手当済みのようではあるけれど。]

 ごめんね、あたし慌ててて、気づけなくて。
 手当…は、もうしてるみたいだけど、これ…。
 ロイエに任せたほうがいいのかな。
 とりあえず洗ったほうがいいかも。

[そう二人の友人に声を掛ける。そしてピスティオの方へ向き直り]

 あんたは自分で抑えなよそのくらい…。

[と呆れた声を出した。]

(212) 2018/07/28(Sat) 02時頃

洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/28(Sat) 02時頃


【人】 洗濯婦 ベッキー


[スージーの言葉(>>216)には呆れ顔で]

 まったくだよ。贅沢者め。
 ほら、ちゃんと起きて座ってな。

[と、軽口を叩く。実際のところ、自分が増えたからってハーレムがどうだとも思わないけど。
リンダがいつもの、柔らかな笑顔で手当の申し出を受け入れてくれれば(>>217)、ロイエの方をチラ、と見る。(>>223)
二人の優しさに許されて、何かまた胸にチクリとしたものを感じる。]

 じゃあ、傷口流しちゃおう。

[そう言ってすぐ近くの手洗い場へリンダの手を引く。きっと皆の会話を聞き逃すことはないだろう。リンダの手を取り、傷口を水で流しながらチクチクするところはないか尋ね、棘が入っていないか確かめる。問題がなさそうであればそうならそのまま傷を手当をしただろう。]

 …ごめんね。

[何を、ともなく口に出す。昨日無視をしたこと、恨んだことは気づいていないかもしれない、………。
そんな頼りなげな謝罪に、もし彼女がいつものように柔らかく笑ってくれたら、同じように返すだろう。傷口に巻かれた包帯は、とても不格好だった。]

(228) 2018/07/28(Sat) 03時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[『嫌いじゃない痛さ』(>>231)と表現するお嬢様に対しては目を丸くして、]

 あたしは痛いのやだけどねえ。

[そう言うとふふ、と笑った。
リンダも微笑みを返してくれる。優しいお嬢様だ。ロイエが心酔するのもわかる気がする。似た者同士だと言われれば、それは頷くとロイエが怖い気がする。という顔で薄く微笑みながら首をひねった。]

 早く痛くなくなるといいね。
 さ、戻ろ。

[そう言って眉を下げて笑い、お嬢様を直ぐ側のロイエの元へと送り届けた。]

(232) 2018/07/28(Sat) 03時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[リンダの手当を終えれば、皆の会話に耳を傾ける。
パティの言葉(>>215)にハッとした。]

 そっか…

[そうだ、サイモンは何も突然勝手に血を噴き出して死んでしまったわけではない。誰かに殺されたのだ。]

 サイモンさん…

["ここに居る誰か"に? 本当に?未だに受け入れられない。だって疑わしい人間なんて一人も居ない。そもそも人狼なんて本当にいるんだろうか。でも確かに、サイモンは誰かに"殺された"…。"占い師"だったから。じゃあ、次に狙われるのは…。ベッキーがすい、と自信なさげな表情の横に手を挙げた。]

(238) 2018/07/28(Sat) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

 そういえば、おばさまとピスティオのどっちかが
 『占い師』だったとして…
 や、正直あんまり話わかってないんだけど。

[あの、その、と自分の無学に照れくささを覚えながら次の言葉を紡ぐ。確か、おじさんは占い師は一人、と言っていた気がするけれど。(>>203)]

 二人のどっちかの言ってることが本当じゃないとしても、
 ピスティオは人狼じゃないってことでいいのかな。

[そうだと嬉しい、と期待しての発言だった。一人が人狼ではないと分かれば、全員同じに思える気がした。本当は誰も人狼なんかではなくて、あたしたちは誰の名前も書かなくていい。そんな未来を期待していた。]

(239) 2018/07/28(Sat) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー




[だって、だって、だって、


こんなのとても恐ろしくて耐えられない。]

(240) 2018/07/28(Sat) 04時頃

洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/28(Sat) 06時頃


洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

2018/07/28(Sat) 15時頃


【人】 洗濯婦 ベッキー

[ノアの告白(>>243)が続けば、自信なさげに挙げていた手をゆっくりとおろす。]

 え…
 ノアも占い師、かあ…はは…

 ……そっか。

[気まずそうに口角だけをゆるくあげて力なく笑った。投票用紙を握る手が震える。これでもうわからない。あたしのほのかな期待は一度ぶっ壊れてしまった。
そしてノアの口から人間だと言われたラルフの方を、少し羨ましいと思いながら見つめていた。彼が中央のテーブルにメモ置くのを(>>256)、スージーが覗き込む。(>>267)]

 …ラルフは何て?

[と尋ねれば、読み上げてくれただろうか。そうでなければメモを覗きに行った。]

 …あたしも占いはできないよ。

[そう言って、首を振る。もちろん人狼なんかでもない。と付け足そうとしたが、口を開くだけで、言葉が出ることはなく。視線を少し落としながら席に戻った。] 

(275) 2018/07/28(Sat) 15時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


[ラルフのメモの後半(>>256)や、皆の話す占い師だから、共鳴者だから、という話は正直よく理解できなかった。占い師だから人狼に狙われる。混乱する頭で理解できたのはこれが精一杯。マリオのような小さな子にもわかっている様子なのに、自分と来たら。こんな形で己の要領の悪さを思い知る羽目になるとは思ってもみなかった。]

(286) 2018/07/28(Sat) 16時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[父が食事の用意のためにキッチンへ向かう。(>>270)少しでもこの場から離れたいという思いがあったのかもしれない。「あたしも」と父の後に続こうとしたとき、マリオの愛らしい声が上がった。(>>271)驚き、足を止めて振り返る。]

 マリオ、あんた…

[全身から血の気が引くのを感じる。こんな子供が、どうして]


 …ユージン!あんたマリオに何吹き込んだんだよ!
 人を殺すかもしれない票だよ!?何考えてんの!?

[そう声を荒げてユージンを責めた。さっきまでマリオと話し込んでいたのは彼だ。きっと何かを吹き込んだんだろう。でなきゃあんな子供があんなことを言い出すわけがない。]

 ………………
 
 …もうやだ…。

[案の定、涙をこらえることはできなかった。その場に蹲り、震えることしか。]

(289) 2018/07/28(Sat) 16時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[うずくまって、全身で涙と震える体を抑え込んでいた。顔を腕と膝で覆っているので直接見えはしないが、近くにユージンの屈む気配があった。(>>293)彼が言葉を発すると、ほんの僅かにびくっと体がはねた。

彼の声はとても落ち着いたもので聞き慣れたいつもの声より、もう一つくらい、落ち着いていたのかもしれない。、ベッキーとはまるで違っていて、自分ですらすぐに彼の言うことが正しいと思っただろう。その実感は、ひどく惨めな気持ちにさせた。]


 …あたしは。


[腕を握る手にぎゅう、と力がこもる。]

(304) 2018/07/28(Sat) 17時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

 ……あたしは誰の名前も書かない。

[小さな、小さな声で。目の前の人間にだけ聞こえるようにそう言うと、ずっと鼻を啜り上げ顔を上げる。先程ユージンを睨みつけていた顔は、この僅かな時間ですっかり憔悴していた。

床に手を付き、脚に力を込めて、ゆっくりと重たい体を持ち上げる。
既に何か手伝えるという状態で、すごすごとキッチンへと引っ込んでいった。]

(305) 2018/07/28(Sat) 17時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[「誰かに預ける」自分よりずっと大人で正しい人が、自分の選択をそう言った。(>>311)憔悴した顔は、そのまま目線を下に落とした。]



 …押し付けるのも、やだね。


[そうガサガサの声を更に掠れさせながら答えた。
いっそ家ごと燃やしちゃおうか。…なんて、冗談でも、思うだけでもパパに叱られそうだ。]

(314) 2018/07/28(Sat) 18時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[一度目に入ったユージンの表情は、なんでも納得して割り切った人間のものではないように見えた。それ以上はベッキーから言葉を発することなかった。

ふらふらとキッチンに向かいながら通りすぎる時に、ワンダのそばにいるマリオの頭を一度、ぽん、と軽く撫でる。よく、ようく考えてえらかったね。 そしてワンダをちらりと見やり、すぐに目をそらす。彼女にも、何も言えないままロビーを後にした。]

(315) 2018/07/28(Sat) 18時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―キッチン―

[キッチンに入ると、父とロイエの姿があった。なにか話しているようだったけれど、(>>313)]

 ロイエ、居たんだね。
 ありがと。

[そう言うと、ロイエが居るなら任せてもいいか、と古びた椅子を引き、そこに全身の力が抜けたようにどすんと腰を落とし、顔を両手で覆う。今、父のいるキッチンはベッキーにとって最良の逃げ場だった。二人の会話には特に遠慮することもなく、ぐったりと息をつくだけだった。]

(316) 2018/07/28(Sat) 18時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―キッチン―

[椅子に腰掛けていると、ロイエが紅茶を持って声をかけてくれた。(>>317)]

 …はは、ありがと。
 ロイエも疲れたでしょ。
 こんな…ほら、あたし達はリンダじゃないんだし。
 少し休みなね…。

[自分相手にまで給仕をすることないのに、と思いつつも自分達も似たものか、と振り返りながら紅茶に砂糖を2杯、ざらざらと溶かした。]

(328) 2018/07/28(Sat) 19時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

 うん、おいしい。

 ……はぁ

[短く息を吐く。お酒の力は、借りたほうがうまくいくこともあるだろうけれど…]

 ううん。だいじょぶ。
 ほら、あたし酒癖悪いから、さ。

[そうこぼしながら紅茶をカチャカチャと音を立てて混ぜ、ロイエといくつか、他愛もない話をした。]

(329) 2018/07/28(Sat) 19時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―キッチン―

[紅茶を混ぜる匙を置き、カップに口をつける。]

 うん…。
 あっち、怖くて逃げてきちゃったよ。
   …はは。

[俯いたままで、人狼についての話を切り出した父に、憂鬱そうに返事をする。(>>331)父の困った顔なんてのは慣れっこだったが、こういう顔は見たくなかった。]


 パパは、どうするの。

[今、これから、投票、ぜぇんぶひっくるめて。どうするんだろう。「飯を作る」なんていい出すだろうか。そしたら、手伝って…いつもどおり。それもいい気がする。]

 …や、言わなくていいけど。うん。

[でも、投票先については聞きたくなかった。自分も口に出したくはないから。]

(332) 2018/07/28(Sat) 19時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―キッチン―

[あっという間に。(>>333)
そう、本当に。瞬く間に皆、当たり前のように占い師だとか、人狼だとか。サイモンさんが殺されたのに…いや、]

 サイモンさん…、死んじゃったからね…。
 みんなが必死なの、…すごくわかるんだけど。

[あまりに日常とかけ離れていた。父が側にいて、我が家で起きたことだから一層そうなのかもしれない。昨日、それより以前と今とのギャップにとてもではないが追いつけない。]

(355) 2018/07/28(Sat) 22時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

 あの中で、きっと あたしだけ頑張れてない…。
 みんなみたいに、できない…。

[そう呟いてまた顔を覆い、しゃくりあげる。
血まみれの部屋を見た。そこに立つ父も、友人も。あんなことが、またあたしたちの家で起ころうとしていて、それを防ぐにはあの中の誰かを殺さなくてはならないのだ。
ああ、こんなに泣いてしまって。父はきっと困っているだろう。昨日から何度も、何度も、弱ったところを見せてしまっている。こんなことでは、いけないのだ。
息をぐっと飲み込み、唇を噛む。]

 …考える力、か。

[言われてみれば、考える余力なんて少しもない。頭の中に小石を入れたら、カラカラと音がしそうだ。]


 ………お肉、食べたい。
 体力つけるには、お肉でしょ!

(356) 2018/07/28(Sat) 22時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―キッチン―

[父はあたしに、みんなのようにするなと言う。(>>366)でもきっと、父は皆と同じようにするのだろう。やっぱり、私だけが甘えているんだ。
ゆっくりと息を整えながら、頭を撫でる懐かしい感触に目を閉じる。この数日は随分父に頼り切りになってしまっている。こんな風に慰めてもらっているのはいつ以来だろうか。]

 パパ。

[絞り出すように声を漏らす。]


 パパ、死なないで。

 …おねが…


[消え入りそうな声で懇願する。せっかく落ち着いてきた涙も、整えた息も、また振り出しに戻ってしまう。悪い想像ばかりを繰り返してしまうのだ。皆の話を聞いていると、恐ろしい結末ばかりがよぎるのだ。
そうならない為の強さが、皆と一緒に立てるだけの力がほしかった。
悪い夢など、かき消してしまえるような。
そのための献立のリクエストは、父を随分躊躇させていたことには気づかぬまま。]

(391) 2018/07/28(Sat) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[『ママがついてるさ』父の言葉を思い出して、ママを想った。助けて、って。
パパがママの名をつぶやくのが小さく、聞こえた。

親子って、似るものなのね。]

(393) 2018/07/28(Sat) 23時半頃

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