人狼議事


97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】

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【人】 執事見習い ロビン

高等部の寮から……

[>>531アスランの演技にしては、キツいものをもってくる。
疑いというよりは、正直な感想。]


……僕の知る限り。
3年なんて近い頃に、寮で自殺者が出たなんて、聞かないよ。
いつの話?

それって、

[何年の事だ、と聞きかけて]

(1) 2013/09/28(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

…………、 まさか、

まだ、1900年頃だとか……

[叔父がいる、アスランがいる、
だからそんなことは、想像もしていなかったけれど。

思いかけ、怪訝な顔を再び作った。]

(2) 2013/09/28(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン





        ( ぱ  ぃん  )



 

(3) 2013/09/28(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

[再びの、音。
外からの重なり音たちに揺さぶられたか、罅が急速に広がっていく。]


っく…… 時間切れ、って?

アスラン、  ぁ。


[声をかけようと。
手を伸ばそうと。

意志は、間に合わない。]

(5) 2013/09/28(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

────── !!

[崩折れる姿が、一瞬で闇にかき消されて消えた。**]

(6) 2013/09/28(Sat) 02時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 02時頃


【人】 執事見習い ロビン

──倫敦/路地裏──

[南天の鳥の名を冠した少年は、空間の狭間に弾かれてから、ここに落とされていた。
鳴り響いた和音が、まだ脳を揺らしているような感覚は、体験したことのない二日酔いとはこんなものかと思わせる。]

う…………

[頭を抱え、座り込んでいる。
考えることが多すぎた。

自称、自殺を図ったという、寄宿学校の先輩。
結局まともに話せないまま、倒れたアスラン。
見間違えでは決してない、叔父。

それに、音域を名乗った少年。]

(54) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

……無茶苦茶だ。

[文献と伝聞で知っただけの、作り事の機関と現象。
……なんて状況を疑っても、仕方のないところにきている。
現実なんて脆いものだ。


すぐに手のひらを返す、嘘に満ちた世界だから。]

(55) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

「あれー?こんなとこで坊ちゃんなにやってんのー?」

[そんな時だった。
少年の身なりの良さを獲物とみたか、薄汚い格好の男たちが、下卑た笑いを浮かべ集まってきた。]

…………何も。

[一瞥したのも無駄な時間だった、とばかり、少年は露骨にため息をつく。
その態度が、男たちは癪に触ったようだった。]

……うるさい。

[虚構の駒鳥の中は伽藍堂だ。
口汚い男たちの騒ぎも、乱暴な何か脅しの音も、耳障りな彼らの心臓の鼓動さえ、大きく増幅して、聞き取ってしまう。]

(56) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

「この餓鬼……優しくしてやりゃつけ上がりやがって!!」

[少なくとも優しくされた覚えはさっぱりとないが、苛立ちを露わにした彼らには、そんなことどうでもいいのだろう。

腕を掴み上げられ、路地の壁へ叩きつけられる。
く、と小さく呻くと、やつらのニヤニヤ笑いが深くなった。]

(57) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

……やめた方がいい。
しにたくなかったら。

僕は、……うまく指揮、できないから。


[これは警告だ。
最終通告でも、ある。

なるべく淡々と言ったつもりの少年に対し、男たちの態度は、変わらない。
むしろ悪化した、とさえ言える。]


「ああ?何言ってやがるこいつ。
 死になくなけりゃつーのは、こっちの台詞なんだよ!」

(58) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

っ……

[振り上げられた拳。
咄嗟に、手を前に出していた。

その手が、絡み取る。
眼前のごろつきの音色を。
乱してはならない、命のリズムを。

帯のように流れる整ったその形が、
ロバートの腕を包むように揺らぐ、そのたびに。]

(59) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

「ぎ、」

[ああ。
巻き込んだのは、一人分ではなかったらしい。
近くにいた数名を巻き込んで、音色が軋み、澱み、悲鳴を上げて行く。]


……だから、やめろって……


[苦しげに顔を歪めた少年の前に、ズタズタに乱れた鼓動の切れ端が浮いている。

路地裏に響いた断末魔は、酷く耳障りで、どうしようもなく醜く千切れた。]

(60) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

……こんな僕が、どうして……

[グウェンドリンの家名を得たのは、ひとえに音色へ触れられる特性のせい、だと思っている。
家族の誰も、触れられない。
どころか、最も力ある祖父さえ、音色を見ることがかろうじて可能という程度だった。
叔父は、もっといろいろとできた、らしいが。

自分が触れた結果音がどうなるのか。
知ってから、誰の前でもこのスキルは使わなくなった。
できることなら、誰も知らないままなら、よかったのに。

素晴らしいと口にしながら嫉妬を隠さない父親。
理解のできぬものを見る目の母親。
世界はいつだって、簡単に手のひらを返す。

"こんな事"が出来ると知られれば、また残酷な視線を浴びなければならないだろう。
家を離れ、寄宿学校に暮らすことで、家や血、力から離れられた、はずなのに。]

(61) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ……うるさい。


[いつもより、騒がしい。
周りが。音が。

1900年代とやらは、こんなにも音に溢れているのか。

いま、たった今人を殺してしまったというのに、少年の頭の中は鳴り響く不協和音《ゴートリンゲン》に苛まれ続けていて、嘆くことさえなく。]


しずかに、して……

[ふらりと歩き出せば、腰を抜かして逃げられなかったのか、数名のごろつきが悲鳴を上げた。
這いずって逃げようとする後ろ姿へ、少年の手が、伸びる。]

……見られたら、だめなんだ。
僕が「こう」なのは……しられたら、だめ。

[その数名が動かなくなるのに、時間はかからなかった。]

(63) 2013/09/28(Sat) 15時頃

【人】 執事見習い ロビン

こんなこと……したく、ないのに……

[なのに。
喉が熱い。
いつもより大きな音たちが、いつもよりごりごりと少年の理性を削って行く。

壊れてしまった囀りは、とうの昔に手遅れなんだ。

少年以外の命が終わった路地裏で、疲れきった表情の少年は、座り込んでいた。*]

(64) 2013/09/28(Sat) 15時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 15時半頃


【人】 執事見習い ロビン

……っ。


[>>118劈く高音に、少年はびくんと全身を強張らせた。
咄嗟に両耳を塞ぐが、もとよりこの身体が、「音」を遮断できるはずもない。]


うる さい……

[喘ぐように吐き出して路地の壁にもたれながら立ち上がる。
視線の先には、少し離れていても見える、荘厳たる大聖堂。

そこから、何度も音が発されているのは、聞こえていた。]

止めて、よ。

[あれを崩したら、止まってくれるだろうか。]

(123) 2013/09/28(Sat) 21時頃

【人】 執事見習い ロビン

[足は軽い。
心は重い。

ことり、靴底が石畳を踏むが、移動としては殆ど成されないうち、]

………… ん……

[>>130黒い塊が、近づいてきた。]


さっきの……


[声音を聞き間違えることはない。
塔の上で聞いた声と、同じだ。
獣の姿に、困ったような表情を向ける。]

(134) 2013/09/28(Sat) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

[見るからに獣だ。
聞いたのはしかし、青年のような声だったはず。]

……

[それに。
聞こえる「命」は、とても複雑な音色だった。
ただの動物では持ち得ない。
ただの人間では持ち得ない。



懐かしいと、 感じる そのリズム──────]

(135) 2013/09/28(Sat) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

南天の、雛……?

[>>138獣の「声」に、ふるりと身を震わせる。
薄まった血と伝承では、何のことかはわからなかったけれど、自分のことを指しているのはわかる。]

……僕は、やめろって言ったんだ。

[消極的に肯定して、苦しげに吐き捨てる。
懐かしい気配に、静かな指摘に責められているように感じて、小さな両翼でぎゅうと身をだいた。]

(145) 2013/09/28(Sat) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

────────っっぁ!!


[>>141突如響いた「声」が、耳を、脳を貫いた。

びくんと背を丸め、膝をつく。]

(151) 2013/09/28(Sat) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 って……
誰も、やり方を、しらなくて。

[地に転がり、揺らされた脳が吐き気を訴える中なんとか呟くのは、>>155獣の響きに対する答え。]


触れたら、 ああなる んだ。
みんな、 みんな、

だから……

[試すとか、練習とか。
そんな生ぬるいことが許される効果ではなく。]

(166) 2013/09/28(Sat) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

どうしたら、 良い の……

[強く在ればよかったのか。
どうやって。
嘘の世界だと心を覆ってしまってさえ、こうなのに。


吐きそうだ、と口を押さえながら見上げた獣は、遠くの何かを探しているようにも見えた。]

(167) 2013/09/28(Sat) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

[>>174差し伸べられたのは、手 というよりは、前足。
けれど、]

…… ぅ、

["そんなのいらない"と、意地なら返していた。
相手が知人なら、その手は取れなかったけれど、
獣姿だから、という言い訳が小さくあって。]


  おしえて くれる、 の……

[震えて、片翼を前足へ載せた。]

(179) 2013/09/28(Sat) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

っ……

[>>193柔らかな感触が額から伝わる。
響く言葉と、 これは ───── 映像?]



           [  『   、僕は  』 ]



[混ざりかけた一瞬。

いや、  あれは、僕じゃない。]

(202) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

北天の獣《Karen》……

    浄典の弓手に眠る者《    》 ……?

[うまく音を載せられない。
首を傾げる間もなく、複数の円が美しい軌跡を創りだした。]

く、

[世界の動きは、ひとつひとつが奏でている。謳っている。
高音に劈かれた後の脳には、転移もまだきつい。

ぐらりと揺れて、獣の身体にしがみついた。]

(204) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

──森──

ここ、は……

おま    あなた の、住処?

[到着したのは、"見覚えのない"森。
くらくらする頭を抱え、あたりを見る。]

……"いいところに、住んでるみたいで"?

[弱っている自分を押し殺そうと、慣れた皮肉が口をついた。]

(206) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

……は。
"おかげ さま、で。"
"もう、平気。"

[>>214額の重みにぐらりとなりながら言う。
あのやかましい音は、此処では遠い。
頭痛が少しは和らぐようで、息を細く、長く吐き出した。
吐き気が消えてくれないのが、不快だったが。

動き出せば、ん、と気合ひとつで立ち上がる。
"大丈夫。"
"こんなのは、平気だ。"]

(221) 2013/09/29(Sun) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ……だから、聞き覚えが。

[女王の庭で聞いたものと、今の清浄な音の風がつながる。
もっと前にこんなところを訪れた、なんてことは、ない。]

うちの、ご先祖が、ね……

[長く長い系譜図は一応ある。
見せられたそれは、"もう覚えてなどいないが。"

置いていかれぬよう無理やり足を動かして、たまにぐらつきそうになって。

間は開くが、しっぽの先を見失うほどでは、かろうじてない。]

(222) 2013/09/29(Sun) 01時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2013/09/29(Sun) 02時頃


【人】 執事見習い ロビン

え……

[>>226不満気な一言が獣から出たと思ったら、見やった相手は獣ではなくなっていた。
見慣れぬ肌の色と風貌は、倫敦の街でさえ目立っただろうが、この森のなかではなおさら目を引く。]

……人の形になれるなら、はじめからそうしてればいいのに。

[思い口にしながら、木々の合間に見やすくなった姿を追いかけた。
手を貸してもらうなどごめんだと、片手で口を押さえた状態でついていくから、人型の不思議には気づけなかったが。]

(249) 2013/09/29(Sun) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

──森/大樹の根元──

僕のこれが、祖先に似てるって?
冗談。昔からこんなのだったなら、今までのグウェンドリンってのはただの殺人鬼の系譜だ。
……慰めにしても、もう少し……"いや、そういう期待はしてないけど。"
""

[やがて目の前に現れた大樹に、じわりと胸の底に湧いてくる暖かさ。
違和感に内心首をかしげながら、>>227言葉に咄嗟に反発する。
その上、平然と眠る人影を練習台などと。]


は? ころし……何言ってるんだ、
どういう つもり。

[先ほどごろつきを殺害したことは認めたものの、更に殺害をそそのかされるとは完全に予想外だ。
思わず小さな傷のある指先を握りしめ、険しい顔で見た。]

(250) 2013/09/29(Sun) 10時頃

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