人狼議事


171 獣[せんせい]と少女

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【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−昼食の後−

[太陽が、一番高い場所に昇る、頃。
長く黒いローブの裾で、足元を撫で、ながら。
静かな足取りは、ことさらに、ゆっくりと。

短い影を、従えて。
獣たちが、少女たちが。

共に過ごす、最後の瞬間を目に、焼き付けるように…。



そうして思い出すのは、最後に契った彼女のこと。

「せーんせっ!」

そうやって、恐れも戸惑いもない笑顔で。
躊躇いなくこの腕の中に、飛び込んできた少女は、もう、いない…。]

(5) 2015/10/11(Sun) 01時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[歩くうちに、見つけた少女。
顔の左側。ミルクティー色の、柔らかそうな髪を、ひと房。
三つ編みに編んだ少女は。
いつから、上手に髪を、編めるようになったのだったか…。

周りに誰か、いたのなら。
気づくのを待って。声を、かける。]

 ―――……ヒナコ。

[おいで、と。手招きをした、あと。
長い上体を少しだけ、折って。]

 渡したい、ものがある…から。
 後で、書庫まで来て…ほしい…。

[後になって。
ヒナコが誰かを連れてきたら、どうしようかと、思ったが…。
引き返すのも、気が、引けて。
足はそのまま、書庫へと向かった。**]

(6) 2015/10/11(Sun) 01時頃

鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/11(Sun) 01時頃


鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/11(Sun) 12時半頃


【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−記憶の水底−

[人の街へ降りてすぐ。
祭りで賑やかな裾野の街で、彼女の白い手が、黒い皮手袋の手を引いて走る。]

 そんなに、走らなくとも…。

[祭りは逃げたりしないと。
口元に苦笑いを、浮かべれば。振り返った彼女は、桜色の唇を、尖らせて、すぐに笑った。]

「せんせぇには見なれたお祭りかもしれないけど、わたしは初めてなんだから。全部見ようと思ったら、ちょっと急いだくらいでちょうどいいわ!」

[初めて見る、ものに。次々興味を示して。
彼方の店、此方の店へと。
せわしなく飛び回る様は、まるで駒鳥のよう。]

(75) 2015/10/11(Sun) 17時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


「あ!あっちで肖像画を描いてくれるって!」

[そう言って、工房の若い弟子たちが出す露店に、彼女はまた、駆けて行く。]

 君一人で、描いてもらうといい。

「ダメよ、せんせぇも一緒じゃなきゃ!」

 ……しかし…。

[彼女と違って、歳を取らない自分が。
肖像画に、自分の姿を残すのは…。
そう思って、若い青年画家の、前に立つのを躊躇った……が。]

「せんせぇが一緒じゃなきゃ、意味がないじゃない!ね?せんんせぇお願い!」

 ……………………わかった。

[結局は、彼女のお願いに敵うはずもなかった。*]

(76) 2015/10/11(Sun) 17時頃

鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/11(Sun) 21時半頃


【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−昼食後、巨大書庫−

[当面の用事を済ませ、あとは特にすることも、無く。
どこか落ち着きのない、がっこうの空気を愛しく肌で感じながら。
定位置と化した書庫の奥で、静かに本の、頁をめくっていた。]

 ―――……ヴェラ、か…?

[こんな、奥の席まで。
彼がやって来ることは、珍しい…と。
文字から顔を、上げて。親しい友の、顔を見れば。

差し出された、二枚の紙>>143

そこに描かれた、羊の頭骨は。
最初に貰った5枚>>1:153よりも、ずっと上達していて。多分、誰に見せても、「これはモスキュートだ」と、答えただろう。]

 また…描いてくれた…のか。

[ない表情の代わりに。声色を、優しく緩ませる。]

(168) 2015/10/11(Sun) 22時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[そして、一緒に差し出された、二枚目には…。
成人した、男性を思わせる、顔は…。

確かに。クラリッサだと言うのには、無理があり。
あの日、一目でこれを自分ではないと、見抜いたクラリッサの洞察眼に、内心で賞賛を送る。>>1:161>>1:234

私には、この男性に覚えが、ない。
だが、ヴェラがわざわざ、二度も描いて寄越したという事は…。

おそらく、知らない人物では、ないのだろう…。]

 ………ヴェラ。
 また、間違っていたら、すまないんだが…。

[座ったまま、隣に立つ、ヴェラを、見上げて。]

 これは……私、か…?

[彼女と共に、このまなびやを、去る前の。*]

(169) 2015/10/11(Sun) 22時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−巨大書庫−

[書庫に、用事があると言うヒナコと共に。>>178
一度書庫へ戻り。
以前、ヴェラに渡した、紙と、ペンを、しまっていた場所から。
包みをひとつ、取り出す。]

 ………これ、だ。

[それは裾野の街の、職人に作ってもらった。
ミルクティー色をしたの皮手帳。
私の手には、少し小さくとも。
ヒナコの手には、丁度いい大きさだろうか?]

 私の力で、作ったものではないから…。
 消えることは、ない。
 荷物でなければ、君の旅の、共に連れて行って、やってくれ。

[携帯用のペンと共に、それをヒナコに、差し出した。]

(211) 2015/10/12(Mon) 00時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ……それと。
 ひとつだけ、覚えておいてほしい、ことがある…。

[少女の前で、初めて膝を折り。
同じ高さから、ヒナコの目を見つめる。暗い眼窩の中に浮かぶ、青い鬼火のような光。]

 私が。
 君の旅の、見届けたいと願ったことを…。

[このまなびやから巣立ち、これから見るであろう、たくさんの物が。街が。人が。
外にある全ての物が、ヒナコの目にどう、映るのかを。
その傍に寄り添って、獣に比べれば短い、少女の命が終わるまで…。]

(212) 2015/10/12(Mon) 00時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ただ、これは私の希望だ。

[言い聞かせる声は、文字や言葉を、教えていたあの頃と同じように。
つとめて穏やかに…。]

 君が、他のせんせいと旅に、出たいと望むなら。
 私はそれを。
 ヒナコの意思を、尊重したい。

[だからこれは、ただ、知っておいて欲しかった、だけなのだと。*]

(213) 2015/10/12(Mon) 00時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−巨大書庫にて−

 練習…したのか…

[練習したと言う、ヴェラの言葉>>175に。感嘆を込めて呟く。
見上げれば、向かい合う視線。

伝わったと、嬉しそうに微笑んだヴェラから、もう一度手元の似顔絵に、視線を移して。
ほんの、数百年前。
彼女と旅立つ前までは、自分の顔だったはずの、それと。途切れた記憶を、結びつけるように。]

(218) 2015/10/12(Mon) 00時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ………そう…、だな。

[少なくともヴェラは、覚えていた。
覚えていて、くれた。

なら、懺悔や未練を、紡ぐように。
少女たちとの旅を、記してきた私の行動も、無駄ではないのだろう…。]

 ……ありがとう、ヴェラ。

 ―――我が友。

[面と向かって、口にしたことのない言葉に。
微かに照れや、気恥ずかしさを感じながら。*]

(219) 2015/10/12(Mon) 00時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−アヤワスカのドレス計画−

[アヤワスカの勧誘で、仲間に加わった、パティシアと共に。>>176

話すのは、主にアヤワスカと、パティシアの二人で。
私はほとんど、聞いているだけだったのだが…]

 アヤワスカが、出来ると思えば。

[言えば、意外に思うかもしれないが。
触れることのない、風景や現象を想像することは、それほど難しくは…ない。

実際は、生き物や、食べ物の次に。
見に付ける衣服のほうが、想像は難しいのだが…。

アヤワスカの言葉に、頷き。
パティシアは、どう思うだろうかと。向けた視線で、尋ねた。*]

(234) 2015/10/12(Mon) 00時半頃

鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/12(Mon) 01時頃


鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/12(Mon) 02時頃


【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−アヤワスカのドレス計画−

[衣服を想像する場合…。
正面から見たイメージだけでなく、横、後ろと。
全体の姿を、イメージしなくてはならない…。
それに、姿だけではダメ…、だ。
布の質感、触り心地。
布の服と、毛皮の服では、着心地が違う…ように。
そういったものも、イメージしなくては、ならない。

そうして、苦心してイメージしても…。
幻想を途切れさせれば、初めからなにも、なかったように。
霧散してしまう…。]

 本当に…

[つくづく、なにも、残らない力…だ…。]

 難しい…な…
 だが、繰り返せば…慣れる、さ。 

(327) 2015/10/12(Mon) 16時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−生誕祭の日の朝・朝食後−

[少女たちが、食堂を出る…前に。
皆を引き止める、アヤワスカの傍に、さりげなく立つ。>>284
物理的な距離は、それほど関係ない…が。
やはり、近くにいたほうが、安心するのだろう。

アヤワスカに、ひとつ、頷き。
私の意識と、力を。
アヤワスカの心に、重ねる。

繋がる細い、力の糸を結び…。]

 君なら、できる…。

[一年間。ひとりで、こつこつと、頑張った君…だから。]

(328) 2015/10/12(Mon) 16時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[クリスマスの雪のような白。>>285
ミツボシの瞳の色をした赤。>>286
ヒナコの白と色とりどりの花。>>287
クラリッサの薄い桜色。>>288
コリンの鮮やかな赤と白。>>289

アヤワスカの、一年の努力の成果を、たっぷり5分間、目と記憶に収める。

今までの誰も…。彼女だって…。
アヤワスカほど、短期間で、ここまで見事に、衣服を織り上げた少女は…いなかった、はずだ。

姉妹たちに、「誕生日おめでとう」>>291と。
満面の笑みで、だいすきと言うアヤワスカ、に。
私とパティシアに、ありがとうと、言うアヤワスカに。]

(329) 2015/10/12(Mon) 16時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 …まだ、お礼を言うのは…。早い。

[取られた手>>295に、僅かな緊張。
少女の手は、やはり小さく。暖かい…。]

 君にだって、ドレスが必要…だろう…?

[一年前。
巨大書庫で、君が言ったこと…だ。

灰かぶりの少女に、ドレスを着せた魔法使いを、指差して。
『この本にはせんせいがいるから』>>1:206…と。

魔法使いの、役は。]

(330) 2015/10/12(Mon) 16時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

 ――― パチン

[魔法使いらしく。
指をひとつ、鳴らす。
表情を、浮かべることができれば。
少しだけ、何かを企むような、笑みを浮かべていた…かもしれない。

一年間。秘密の練習をしていたのは…、アヤワスカだけでは、ないのだ。]

 ……誕生日、おめでとう。

[パティシアに知恵を、貸してもらい。
想像したのは、アヤワスカの髪と、同じ色。
宝石のように、輝く、葡萄色。
丸いシルエットを描く、スカートには。
レースをふんだんにあしらい。
胸元には、穢れのない、白い一輪の薔薇を。]

(331) 2015/10/12(Mon) 16時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 魔法は、3分間だけ……だ。

[クリスマス、ミツボシ、ヒナコ、クラリッサ、コリン。
5人の少女たちへ、順に視線を、巡らせて。

先ほど、アヤワスカがプレゼントしたドレスを。
“少女たち全員が、ドレスを着ている姿”を、想像する。

ずるいと。言われる…だろうか?
けれど、最後にひとつくらい…。
せんせいらしいことをしても、いいだろう…と。

努力した、アヤワスカへのご褒美…。
その、つもりで。
姉妹たちの、元へ。アヤワスカの背を、押した。*]

(332) 2015/10/12(Mon) 16時頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

−巨大書庫・昼−

[用意した手帳は、思っていた以上に喜んでもらえた、ようだ。>>249
白で統一されたページ、は。
この先にある、少女たちの…。
ヒナコの、未来のように…。

その白紙のページに、なにを、記すかは…。
ヒナコの、自由だと。
どこへ行くのも。何を、見るのも。]

 ………いい、のか…?

(348) 2015/10/12(Mon) 19時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[渡した手帳ごと。
小さな手に包まれる、黒い皮手袋。>>250
無機質な皮ごしに伝わる、ヒナコの、手の感触と、温もりを。

握り返そうとして、まだ、躊躇う…。]

 契約は、一度きり…だ。
 本当に…。

[私でいいのか…?

その言葉を、飲み込んだ私は狡いのだろう…な。]

(349) 2015/10/12(Mon) 19時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[静かに伏せて、頭を垂れる。]

 神木の枝に実りし果実より、
 生まれた穢れなき御身よ…

 我が身を盾とし、我が牙を剣とし
 我が力の、全てを以って…

 御身を守り、御心に従い…、
 御身が朽ちるその時まで、

 御守り申し上げると、誓約申し上げる…。

(350) 2015/10/12(Mon) 19時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 我が誓いを、受け入れてくれると言うなら…

 どうか、赦すと…。


[せんせいと少女から、少女と従者へと。
過去に、幾度となく謳った、誓文を奉げて赦しを待った。*]

(351) 2015/10/12(Mon) 19時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[古いだけの、誓約の文言。
今ではこれを、言う獣も少なくなったか…。
私にとって、これを口にするのは、ひとつの、くぎり。
そして…。

赦すと言った、ヒナコの言葉に小さく安堵する。>>377

そして、言葉を詰まらせた、ヒナコに。
顔を、上げようとして…。]


 ヒナ……?!



―――不覚……、だ。

ヒナコの唇が、触れたあたりに手を、伸ばす。
顔を上げれば、林檎のように、顔を赤くしたヒナコと、目が、あった…。]

(402) 2015/10/12(Mon) 21時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ………あぁ。
 私こそ、よろしく…頼む…。

[無表情な、骨の頭では。
分からない…だろうが…。

私は今、主たる少女の愛らしい様子を。
ただ、目を細めて見つめている…。

そして、改めて決意…する…。
君の、命の物語を記そうと…。
楽しいことも、悲しいことも、苦しいことも、ひとつ、残さず…。
もちろん、楽しいことが、沢山あればいいと…。
そう、願うし…。出来る限り、そうするつもり…だが…。

その…、命の、終わりまで…。
片時も、離れることなく…。*]

(403) 2015/10/12(Mon) 21時半頃

鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/12(Mon) 21時半頃


鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/12(Mon) 23時頃


【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ―――……?

[つんと、引かれたローブの裾。>>431
ヒナコの視線を追う、ように。>>433
指差す先を、振り返る。

ヒナコには、まだ、手の届かない棚の、上。
一列に、行儀よく並ぶ本の。
背表紙に刻印された、文字を目でなぞって…]

 ………あぁ、わかった…。

[立ち上がり、自分には、幾らか低い位置にある。
その本の、背表紙に、指をかけて。
懐かしい一冊を、手の内に収めた…]

(444) 2015/10/12(Mon) 23時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 これで、あっているかな…?

[初めの頃…。
ヒナコは、私の外見に怯えていたのだ。
理由は…、考えるまでも、ない。

それが、たった一冊の本で、変わった。
この本が、私とヒナコを、結びつけたと言っても…。
間違いでは、ないのだろう…。]

 気に入ったのなら…
 持って、行くか…?

[手渡した、本のタイトルは――……。*]

(445) 2015/10/12(Mon) 23時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[その本を…。
よほど、気に入ってるのだろう。

表紙のタイトルを、確かめて。
また、嬉しそうに笑うヒナコの様子に。>>460
人知れず、目を、細める。

その本を、持って行くかと提案した私に。
迷いながらも、持って行きたいと…心の中では、思っているのだろう。
その背を、押すように。
短く肯定の、意を示す。]

(470) 2015/10/13(Tue) 00時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ……あぁ。

[実際に、そうして過去…。
持ち去られた本は、あるのだ。
返って来た本も、返ってこなかった本も…。]

 そう…か。
 なら、次に来る時には…忘れないように、しないとな…。

[借りるだけ。
なら、いつか返しに来ようと…。
先の、約束をして…。

頭の中に、直接響いた声。>>442

(471) 2015/10/13(Tue) 00時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート


 ………ヒナコ。
 まなびやの、出口で。
 ミッシェルが、妹たちに渡したい…、物がある…らしい。

[ヒナコには、獣の声について…話したことが、あっただろうか…?
それとも、他のせんせいから、聞いていた…だろうか?

知らなければ、教えるが…。]

 行く、準備が出来たら…。
 まずは、ミッシェルたち二人に会いに…行こうか…。

[そう、提案した。**]

(472) 2015/10/13(Tue) 00時半頃

鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 00時半頃


【人】 鉱滓皇帝 モスキート

[世界は広い。
それでも、ヒナコが再びここへ戻って来たいと、望むのであれば…。
その望みを叶えるのが、私の務め。
幸いなことに…。
高い山を越える足も、海を渡る翼も。
私にはある、のだから…。

オズワルドの事を伝えた後。
ちょっとだけ待っててと、言うヒナコに。>>485

 分かった。
 なら…、私も少し、時間が欲しい。
 用事が済んだら、まなびやまで…、来なさい。

[そう言って、ヒナコの背を、見送り…。
私も一度、自分の部屋へ足を…向けた。]

(508) 2015/10/13(Tue) 21時頃

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