24 ロスト・バタフライ
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>>1:264
うーん、困るか。
膝小僧擦りむいたくらいなら、 そうかもねぇ
つまんない…か。 僕は心細かったよ。 そういう時に誰かが傍に居てくれると 楽しいよりは、ほっとして…
[困ったように下がる眉。口許拳を宛て少しの間]
(8) 2011/01/27(Thu) 02時半頃
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うん、わかんないか。
[トニーの満面笑みに 口許宛てていた手で髪をくしゃりと撫でやる。 くるりと回る様子に瞬き、重なる質問に考え込む>>1:267]
…トニーの言う通りかな。 話して、何が起きても構わないと思わなければ話さない。
[見上げる視線、うん?と首を傾げ。 トニーへ向いていた視線、窓の外の霧の中へと移る]
埋めてあげられれば、良かったな。 悪霊でも、何でも。 そう思ってるよ。
[うん。と、静かに頷き視線が戻る]
(9) 2011/01/27(Thu) 02時半頃
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[約束。 何か納得したように頷くから、また頷いて>>268]
ロビンに同じこと言ってみるといい。
[雑魚寝で良いというトニーを 通りざま軽く小突いてから物置へ向かった]
(10) 2011/01/27(Thu) 02時半頃
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―― 寝室 ――
[寝室には2段ベットが2つ。 足りない分は物置から古びたソファーを運び出し寝室の隅へと置いた。 窓を開け寝具の埃を叩き出す。汲んできた水で床にモップをかける。 ロビンほど細やかで行き届いてなくとも、 女子供が寝泊りするにはそれなりに清潔にはなったろうか]
湿気がなぁ…
[ふっくらとはいかない寝具。 据え置きのストーブへと充分な薪を用意しておいた]
そろそろ向こうも支度出来てるかな。 このまま、何も…
[希望的な憶測、全て口に仕切れずに。 ため息。組んだ手は祈りの形に似ていた]
(16) 2011/01/27(Thu) 03時頃
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おや、おかえり。
[暖炉の間に戻れば、ロビンが外から戻ったようだ。 いつもどおりの顔。何も気づかず手にした果実に笑みを浮かべる]
また何か増えたのかい。楽しみだな。 ああ、掃除終わったからいつでも休めるよ。 トニーはソファーになるけど、転げ落ちないようにね。
[男らの毛布を部屋の隅へとまとめて置いて。 サイモンの分だけすぐ手に取れる位置へ]
(22) 2011/01/27(Thu) 03時半頃
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まさかこんなに豪華な食事が出来るとは思ってなかったよ。 ありがとう。
[ロビンや釣りをしてきたノックス達へ、ほっこり笑う]
あれ、ピッパとヨーランダは食べないのか。 出来立てが美味しいのにね。
[無い姿に残念そうに呟いて。 食卓が狭ければ女子供ら先に促し、後から手をつける]
ロビンも一緒に食べないかい。 ここはお屋敷じゃないんだし、 同じに食べ終えた方が手間はないだろう?
[言っても聞くかは判らず。一度断られれば再度強請りはしない。 食前の祈りを捧げた後、綺麗にたいらげた*]
(25) 2011/01/27(Thu) 03時半頃
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―― 朝 ――
[外気が流れ込み部屋の空気と混ざる気配に瞼を上げた]
…、…。
[少し横になる心算が、どれくらいの時間が経ったのか。 もぞりと起こしかけた頭。 不意に誰かの足が顔を跨ぎ行くのに今度こそ目が覚めた]
あ、あぶ…
[もう少しで踏まれていたかもしれない。 引きつった笑みで再び床に頭を預ける頃。 また別の誰かの気配に、身体を起こしがてら枕元の眼鏡を探る]
…、どうか あ。
[ぺしっとペラジーの足に眼鏡が当り床を滑り行く]
(88) 2011/01/27(Thu) 21時半頃
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[今や健康的な目は数字にはならなかったが、 眼鏡をぺたぺた手をついて追う様は、 頭に眼鏡こそないものの …だったかもしれない]
ああ、だいじょうぶ。だいじょうぶ。
[固まる様子のペラジーへと声を掛けて、 眼鏡の無事に胸を撫で下ろしつつ身体を起こす]
おはよう。ペラジーも大丈夫かな。足。
[眼鏡追ううちに入り口近くまで来ていたらしい。 寝癖を無造作に混ぜながら、微かな異臭に鼻を鳴らした]
(99) 2011/01/27(Thu) 21時半頃
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[コクコク頷くペラジーに、良かったとコクコク頷く]
え、あ、じゅ、殉職?
[無事だと思った筈の眼鏡をおろりと見下ろす。 無事だった。無事だと思いたい。 少しフレームが歪んだようだったが無事のうちだ]
ロビンのは冗談か本気か判らないよ。
[にこやか顔へと、眉を下げて微かに笑う]
ああ、アイリスもトニーもおはよ。 僕のだよ。
[トニーへ答えながら、眼鏡は掛けず胸ポケットへ仕舞う。 相変わらず漂う異臭はよくよくすればかぎ覚えのある匂い]
いや、僕が先に見てこようか。
(111) 2011/01/27(Thu) 22時頃
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フィリップは、アイリスの視線を受けて、ちょっと待っていたらと軽く手で制す。
2011/01/27(Thu) 22時頃
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…、……。わかった。
[トニーもアイリスも止めても行きそうな気配に 思案した挙句、一緒に行くことにした]
ペラジーも居るからゆっくり行こうか。
(117) 2011/01/27(Thu) 22時頃
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評判になるほど冗談を言うんだね。
[ふとんがふっとんだ。 と言うロビンを想像して思わず口許に手を宛てた]
ああ、そうだね。 此処に居ない顔もあるし、 ロビンは小屋で様子を見ててくれるかな。
[ふと見ると、トニーがペラジーを気遣う様子。 感心したようにしげしげとロビンとトニーを見やってから どうするのかと少し様子を見る]
(122) 2011/01/27(Thu) 22時半頃
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おはよう、レティーシャ。
[ノートからレティーシャへ。視線を移して挨拶を返す。 説明はロビンとアイリスがしたから、自分は重ねずおいて]
うん、そうか。待ってるか。
[残るらしきレティーシャへ、ほっと息を吐いた]
(125) 2011/01/27(Thu) 22時半頃
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頼もしいな。男の子。
[トニーへと誇らしげにそう言って。 首を傾げるレティーシャへは、なんでもないよと笑みをつくる]
(131) 2011/01/27(Thu) 22時半頃
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[アイリスがレティーシャへ語りかけるのを聞きながら、 霧の中、蹲るでもなく歩いていた事思い返して 少し心配そうに眉を下げる]
僕が起きた時には部屋に居なかったけど。 わからないな。
[レティーシャの手帳覗いて、首を横に振った。 トニーがペラジーを促す言葉に頷き、 彼らよりは少し前を歩く心算で向かうことにした]
(139) 2011/01/27(Thu) 22時半頃
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[匂いを辿り霧の中へ少し歩を進めたところ]
[不意に奥から飛んでくる鋭い声。 真っ先にアイリス動きを止めようと手を掴かもうとした]
僕だ、フィリップだ。
そっちは誰だ。
[のんきなノックスの声とすぐに繋がらず、 霧の奥へと足を止めたまま声を投げた]
(143) 2011/01/27(Thu) 23時頃
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[大丈夫と告げられれば、いくらか強く掴んだ手を離す。 真剣な眼差しに返す顔は、笑わず押し黙るよう]
いや、もう向こうから来るみたいだ。
[言えば、霧の中からこちらへ近寄るノックスの姿。 注意深く霧の中へと傾けていた耳は呟きを拾う]
…っ、そうか。
[声音が硬くなるのを自分でも感じる。 誰がと問うより先に、ノックスの言葉で死体の主を察して]
とりあえず、中へ戻ろうか。
[促せば、ロビンの声もこちらへ届く。 何を馬鹿なとその声に何も返せぬまま。 彼の居る方を見ても霧の中で表情までは判らなかった]
(159) 2011/01/27(Thu) 23時頃
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ニールが、サイモンを見てるんだ。
わかるね?
[アイリスへゆっくりと声を掛けるけれど。 ノックスの声はこちらまで届いてしまうだろうか]
(162) 2011/01/27(Thu) 23時頃
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うん、ニールも中へ。
[霧の中でも青ざめて見えたニールの顔。 通りざま中へと促すように太い腕を叩きやる。
彼らが来た方向一度振り向き、 けれどすぐそちらへ向かうことせずに。小屋へと向かう]
(173) 2011/01/27(Thu) 23時半頃
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ここから出れる妙案があるなら、 今すぐ出してあげたいものだけどね。
ひとまず、後誰が居ないのか確認しよう。 姉妹の他にコリーンもまだ見かけてないけど、 もし寝室で寝ているようなら、寝かせておいてあげて欲しい。
姉妹を探すのは後にしよう。
[方針尋ねるニールへと答えて]
先に、君たちを送り届けてからだ。
[トニーへも答えるが、少し間をあけ]
トニーはどうしても今知りたいかい。
(185) 2011/01/28(Fri) 00時頃
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[ロビンの提案には頷けず。暫し考え込む。 匂いがするというペラジーの言葉に耳を傾けるも、 今は判らないらしきに眉を下げるに留まる]
そんなになんだ…。 ニールの見解も聞いておきたいけど、
[女の子たちに聞かせ辛いなら、と ニールへ耳打ちを促して後、トニーへと頷いた>>193]
じゃあ、そのときは一緒に行くかい。
(207) 2011/01/28(Fri) 00時半頃
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[ニールの返答に沈む表情]
それは、苦しんだろうな…。
[ぽつり呟き、続く言葉に思案の顔]
悪霊の仕業なら、何故あの場でそうしなかったのだろう。 殺し方も、安置の場所も、見せつけるようじゃないか。
探すにも出るにも、何もかも足りないな。
[やがて足取りは小屋へとたどり着き、ひとまず周囲と合流するか]
(228) 2011/01/28(Fri) 01時半頃
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ロビン、埋葬するなら僕も行くよ。
[確認をしていたいと言っていたアイリスや 彼女を気に掛けていたニールもついてくるだろうか]
その前にひとつ、尋ねたいんだけど。 君は僕のことを信用できるかな?
(229) 2011/01/28(Fri) 01時半頃
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必要、不必要というよりは、 運命共同体になるか。という話だね。
もし、信用できると君が言うのならば、 もし、僕の身に何かあった時に君を道連れにしかねなくても構わないというのならば。
君がみんなを気遣って日常を演じ続けてくれたように、 決意も無く迷い込んだ人たちを少しでも守りたいと思うのならば。
どうか僕に委ねてみてくれないか。
悪霊がこの中にいる事くらい、察しの良い君の事だ。 姉妹の話から推測できているだろう?
だけど正直さっぱり手がかりが無いんだ。 対策も立てず見張りをしてどれ位の効果が見込めるか君になら判るだろう。
だから、覚悟のある君と僕とで、賭けに出ないか? そういう信用の話だ。
(231) 2011/01/28(Fri) 01時半頃
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もしも受け入れてくれるのならば。 此処に居る人へ、これは君と僕との合意であると宣言して欲しい。
そしてそれは、ここだけの話に留めて欲しい。
(233) 2011/01/28(Fri) 01時半頃
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――ありがとう。
埋葬を終えたら君のところへ行く。 君が寝ている間、何か僕に頼んでおく事は?
(238) 2011/01/28(Fri) 02時頃
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フィリップは、声が届くなら、どうか僕に委ねて欲しいと霧の中へ祈る気持ちで――
2011/01/28(Fri) 02時頃
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