255 【ヤンストP村】private eye+Violine
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[夢を見ていた。
何が起こっているのかよく分かっていない 幼いアポロを父親は抱え。
母親に謝っていた。]
『すまない』
『いいえ、あなたがこの街に残ってくれないと。 この子はあなたと愛し合って生まれた子でしょう。』
(5) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
|
|
『どうかーーねぇ。 生き証人になってくださいね。
愛し合って生まれる子が、 子供なのよ。』
[これからキングスの子を産むことになっても、 此処が家族の“世界”。 此処以外に“世界”などないのだ。
だから、この世界で産んだ子供は、―――]
(6) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
|
|
[何を言っているか理解が追いつかない。 ただ、遠くに行ってしまう母親を 呆然として見ていた。
空に遠く、艇が翔んでいく。 母を乗せて、この世界から“消えてしまった”]
(7) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
|
|
[でも、
親父は。
母の想いを、母の懇願を、 裏切ったではないか。]
ふざけんな、此処から出たら 夫婦の縁も“終わり”ってか。
呪ってやる。 あんたも、その女もだ。 俺は絶対に許さない。 あんたら一家を呪ってやるからな。
[―――――家族であって、家族ではない。 では、アポロは一体 “何” 。]
(8) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
|
|
―早朝―
っ……あー……や、べ。
[パピヨンの怒鳴り声は良い覚醒となった。 店を畳んで駆けつけたら寝ているし 深夜のうちに揺らしもしたが一向に目覚めなかったと。
食事を終えた食器はそのまま。 仮眠を取るにしてもせめてソファを使えと小言が降る。 食器は片されているし毛布は掛かっているしで、 これは流石に、頭が上がらない。]
起きがけにガンガン怒鳴るなよ……。 それより、やべえな……
[がしがしと短い髪を掻き回しては、 いやな夢見の割に深すぎる熟睡を恨む。]
(15) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
|
|
あーうるせぇうるせえ! 叫ばなきゃ話が出来ねえのかってんだ 帰らんでいい、それより皺隠しの化粧直しとけや 時間がねえ、この後続きに取り掛かる いいからそこで待ってろ!
[待たせておいて逆ギレてしまうあたり 更年期が始まったのかもしれない。]
朝飯も作った? ………そりゃ、……悪いな。
[妹からの連絡は、果たしてあったのか。 …携帯を確かめる前に顔を洗おう。
口元のトマトソースは拭いてもらったらしいが、 口の中が気持ち悪くて、歯も磨きたい。]**
(18) 2018/11/30(Fri) 00時半頃
|
|
居、…ねぇ…… [あれだけ引き止めたのに、顔を洗い歯を磨いて戻れば パピヨンの姿は何処にも無かった――――
が、
コンソメ味の野菜リゾットとホットココア それに、口を付けずに残っていた 意図的に残しておいたタルトタタンは 温め直してタッパーに入れられていた。
先に買出しを済ませるから 昼前にまた来る、あんたも家に帰れ 深夜も電話が鳴っていた>>21
そういった旨の書き置きがあったので 慌てて携帯を手に取り、履歴を見る。 夕刻過ぎから妹の着信は何度か残っていた。]
(53) 2018/11/30(Fri) 08時頃
|
|
[食べ始める前に、ひとまず妹にメールを打つ。]
『待っててくれたのに本当に悪かった、 寝ちまってた。
朝飯の後、土産を持って帰る。 イルマがタルトタタンを焼いてくれた』
[朝1に講義があったか否かを把握ままならないが 無い前提で打った内容を送信し。]
はあ……。
[気の重さを乗せた溜息は何処にも伝わる事はない。 テレビを伴に黙々と朝食を口に運ぶ。 タッパーと手荷物を車椅子の下籠に下ろし アトリエを出て、自宅に続く帰路を辿る。]**
(54) 2018/11/30(Fri) 08時頃
|
|
― 開かずの部屋 ―
[アトリエのハコには元々骨董屋が入っていた。 物によっては温度で状態の劣化を急がせる為 空調設備は最新で、アトリエに使うには打ってつけ。 美術品も一定の温度を保たないと劣化を急がせる。
一室は、殆ど開ける事のない倉庫部屋屋だった。
倉庫は倉庫でアトリエの裏にプレハブを置いているが 倉庫部屋は特殊な機会でのみ必要とする物品のみ収納している。]
(58) 2018/11/30(Fri) 10時半頃
|
|
[土壁に張り付いた 不気味な仮面の数々――――――――――
この地で亡くなった者の死骸から 顔を型取ったものもあれば 『食用』で発つ者が告別式を望むのであれば 或いは、それ以外の用途でも希望があれば。 型取りではなく男が顔面を計測し、作る。
つまり、暗所一面を不気味に飾るマスカレイドは すべて、死人の顔ということだ。]
(59) 2018/11/30(Fri) 10時半頃
|
|
[奇妙なのはヌヴィル夫妻の≪死顔≫。
仮面の額にあたる箇所を 五寸釘で穿たれている。]
(60) 2018/11/30(Fri) 10時半頃
|
|
[男は、この地を離れる前に 他の死顔は葬儀屋に押し付けるつもりでいる
だが憤怒の痕跡は―――――――――――― 必ずや、…処分しなくては]**
(61) 2018/11/30(Fri) 10時半頃
|
|
― 陽だまりパン工房前 ―
[昨日と変わらない ――けれど、 すれ違う住人らの表情は 少しだけ昨日と違う商店街を車椅子で進む。
男が車椅子をパン屋の前で留めたのは 朝飯のリゾットが足らなかった訳ではない。 パン屋の窓からピスティオの顔が見えたからだ。>>71
彼方が丁度最後列に並べば こっそりと出入り口から 顔を覗かせた男と距離が近くなる。 目が合えば無言で手招きし、顔を貸せと示そう。]
(72) 2018/11/30(Fri) 19時半頃
|
|
[手配書でも回っているのかと言わんばかりに 潜めた声で話しかける。]
昨日は伝言ありがとよ、御蔭で胃袋が幸せになれた。
[なぜ伝言したかというと文明の利器ではなく ご近所付き合いの尊さを今一度実感したかった… まあ、嘘だ。
なんでまたこんなにコソコソとしているかといえば 流石に約束>>0:490をひとつも出来ていないのに ココアにあわせる顔が無いからにほかならない。 かつての後輩で副団長に出世した男も居るらしいが 店内の奥までは覗けない現状だ。]
(73) 2018/11/30(Fri) 19時半頃
|
|
[お前も召集になったんだな、と話を長くするのは またの機会にすることにして、今は聞きたい事だけ。]
なあ、昨日って花屋は配送回ったか? フローラ、どんな感じだった。
[帰れば家に居るのだし、早く帰らねば余計に角が立つと 分かってはいたが、気まずさが肩にのしかかる。 せめて昨日の様子だけでも知れたらいいのにと……]*
(74) 2018/11/30(Fri) 19時半頃
|
|
[他の客に列を譲らせたのは詫びる所>>86 ましてや今頼みたかったのは 介助では無かっただけに貧乏籤を引かせてしまった。]
シッ……声がでけえ、故障じゃない。 [指を一本立て、隠密を促す。 そんな依頼はピスティオの商店でも 中々あったものではないだろう。 どんな仕事でも滅多にない事だが。] っと
[ピロロっと無機質なメールの音が鳴っただけ、 男もまた忍びにはなれなかった>>84
携帯を漸くまともに使い始めただけに 着信音を変える方法があるのかさえ分からない。 当時、自警団で支給していたトランシーバーの方が まだ中年にも馴染みのある機能の乏しさだった。]
(90) 2018/11/30(Fri) 21時頃
|
|
[ピスティオとこうして口を訊くようになったのは 父親が死んでからの話だ。
それ以前はアポロと呼ばれる方が多かった。 男が死んだら、妹は姓で呼ばれるようになるのだろうか。 フローラの方が余程響きは可愛いものだけれども。
ヌーと呼ばれると自分が牛になった気もするが 好きなように呼ばせておき、今に至る]
ああ。昨日帰るつもりだったが、寝ちまってよ。 なんだ、勿体つけんな、いいから聞かせろって。
[急かすような言い回しを選ぶも、 内心、あの泣き出しそうな顔が脳裏に浮かぶ。 聞きたいような、聞きたくないような妙な気分だ。]
(91) 2018/11/30(Fri) 21時頃
|
|
………そっか。
[ずっと泣いていた、というものでは無かっただけ 幾分マシには聞こえるが、 それでも充分気落ちしているとわかった。>>89
メールを覗き込めば、妹からだった。
内容は……責め立てるものでは無かったし、 言うほど意気消沈しているものではないにせよ。 こうしてピスティオから聞けばやせ我慢を疑う。]
は、運搬物は生モノだってのに まけちまっていいのか? バレたら親方にどやされるぞ。
[いつもの様に笑い――――それから。 車椅子に座る相手と小声で話す分、 少し屈んで貰えていたおかげか 手の届く距離にある頭をわしづかもうと。]
(92) 2018/11/30(Fri) 21時半頃
|
|
イルマはウチ来た時は そこまで怒ってなかったぞ。 [寂しかった―――、 あの言葉を他人が代わりに伝えたら それこそ後でモップで殴られそうだ。
わしゃわしゃと乱雑に短い髪をかき乱し]
股引か腹巻でもプレゼントして 機嫌直して貰え。 女ってのは実用性あるもん渡せば 案外笑って済ませるもんよ。
此処に居れる時間が短いなら 仲違いしたまんまは嫌だろ?
[金平糖>>0:651に比べて あまりに夢のない贈り物のアドバイスを言い添えて。]
(93) 2018/11/30(Fri) 21時半頃
|
|
……あ、悪ィな並んでるトコ邪魔してよ。 こっち居るうちに またエロ本見せてやるから勘弁しろよ。 んじゃ会いに帰る。 ―――またな。
[本屋で風俗雑誌を買った訳じゃない。 いくつか前の講義で描いたセミヌードの作品を 描いたクロッキー帳のこと。
見せてやったのは大学ですれ違った時だが>>0:78 その時は、戦歴の薄い>>0:491青年は どんな反応をしたのやら まあ見せてやったとか言ってはいるが 男が面白半分で突きつけただけだが………。 自分の事はどうにも口には出来ないまま、 男はその場を後にした]**
(94) 2018/11/30(Fri) 21時半頃
|
|
― 自宅 ―
[車椅子を進めながらメールを返せるほど 流石に器用ではなくて。
むしろ歩き携帯より問題があるだろうし メールは返さないまま、家の前に着いた。
足がこうなってから背の低い位置に 取っ手を取り付けた門を潜るまでは良かったが バリアフリーに改装した玄関を通る前に もう一度携帯を開き、メールを見る。
メールが消えて、黒画面。 ちゃんと、兄貴らしい顔をしているか。 この一家を呪って(――■して)いる アポロという他人の面構えになっていないか。]
(96) 2018/11/30(Fri) 22時頃
|
|
[分からない。
自画像を描くことだけは、したくなかったから>>85
男がどんな顔で妹の前にいるのか。 男がどんな顔をすれば兄らしいのか、わからない。]
(102) 2018/11/30(Fri) 22時頃
|
|
[いつものように、“心がない”顔から目を離し。 携帯をポケットに仕舞い込み、段差のない玄関を通る。 男が帰宅すれば、車輪がキィキィ鳴く。 いつもより少し静かなせいか>>31 妹の部屋にも物音で悟れるものだったか。>>84]
帰ったぞ。 コーヒーでも淹れてくれ。
[台所まで車椅子を進める。 珍しく、水差しは空だった。>>35 代わりに、ウッドフラワー>>0:662を 花瓶の隣にでも転がしといてやろう
なにも ない
のは
さみしい から]
(103) 2018/11/30(Fri) 22時頃
|
|
[車椅子でもそのまま付ける高さのテーブルの上に 椅子の下の網籠から取り出した タルトタタンの包みを広げることにする。
焦げ目の自己主張は些か激しいものの>>0:527 温め直した焼き菓子は充分うまそうだ]
フローラ。
[台所で落ち合えたなら、顔面を見て口を閉ざす。>>84]
……今日はちょっと、濃すぎやしねぇか? そんなにめかしこんで、デートか?
[呼吸をひとつ置き。 ミナモトの言葉>>0:505を頭に浮かべ いつもより気合が入っていると笑った。]
(110) 2018/11/30(Fri) 22時頃
|
|
[それが、目元の腫れを隠す為の 化粧だという事くらい。 二十年余計に生きてれば、察しはつく。
だが、指摘できなかったのだ。
兄の皮を被った、他人は。]*
(112) 2018/11/30(Fri) 22時頃
|
|
[男は半分しか血が繋がっていない。 帰りを待っていた母親ではなく、 裏切り者の父親だけと通う血。 なのに――――兄などと>>123
それでも、フローラを嫌ってはいない。 男にとっては治療院に通う、 目の見えない女児と変わらないだけ 可愛らしい少女だと思う。 守ってやりたい、支えてやりたいとさえ思う。 そこに偽りはないし、 “彼等一家”を愛してさえ、いる。 目の見えない少女と妹。 どちらも同じ価値だ。 ただ。 足がこうなってしまってから 本来頼るべき相手であるのに 必要最低限の交流に留め フローラを何処か避けている。]
(138) 2018/11/30(Fri) 23時頃
|
|
[理由なんて、足がついている人間には分かるまい。 理由など、老いを自覚していない人間に解る筈もない。]
(139) 2018/11/30(Fri) 23時頃
|
|
[男が、今死ねるのを良しとする理由は。 男が、喰われる事に恐怖を見せない理由は。 あれだ、これだと並べた全て、
全部嘘。
アポロはずっと、こう感じていた。
唯一“家族”と呼ばれる俗縁にあるこの娘に 老後まで看取られずに済むから 今年はめでたい―――と。
いくら腕が使え手が使えるからといって 老眼が始まり、膝から下が不全となったことで 衰えゆく身体を持っているからこそ この三年間、自覚が強まった。]
(140) 2018/11/30(Fri) 23時頃
|
|
[―――――いやなのだ。
痴呆して、壊れていく自分を。 家族だと自称する他人に 家族面して面倒をみられるのが。
この街にホームが必要なほど 老人がいたら、珍しくもない考えだろう。
他人に世話をかけてまで生きたくない なら、いっそ一発で死ねたらいいのに。
アポロはこの三年間、ずっと思っていた。 ずっと、中途半端に生かした死神を恨んでいた。 せめて頭を酸で溶かされていれば良かったのに。]
(141) 2018/11/30(Fri) 23時頃
|
|
[それを、隠して、逃げて、別のものにすり替えて
必死に、地獄のような今を生きている。]
(142) 2018/11/30(Fri) 23時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る