人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 昨日:保健室 ――

[なに、といわれたら、
それは社会の真似事だよ、と答えた。>>406

あのな、でもそれはここに限った話じゃないんだ。
家族も。学校も。
結局は狩りの練習みたいなものじゃないかなあ。

だめだめ。
俺はそういうことを言ういきものじゃない。
馬鹿で成績が悪い養拓海なので、

臨時の先生に"もっとちゃんと看病して!"

そんなおねだりもしない、いいこですので
尻尾を巻いて犬のようにベッドの中に逃げるのです。]

(0) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[だから、
最後まで聞こえてしまった
回答のような、独白のような、
キョースケの言葉たちを>>3:413>>3:414>>3:421]


 …………そっか。


[ただそこにあるものとして、受け取ったサインだけ。
一言だけ。
去りゆくキョースケに聞かせた。>>3:421

がらり、と扉が開いて、閉まるだけの音がして
足音が遠ざかっていく。

きちんとその足音が聞こえなくなってから――
俺は、静かに自分の胸を押さえた。]

(1) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 ……ごめんな。


[笑いながら俺は謝った。
胸が苦しくて痛くて、こんな感覚は初めてじゃない。

与えられた言葉たち。
渡された感情たち。

……ちゃんと理解できるよ。理解できてしまうから、
思い出させてごめんな、って、もう届かない背中に呟く。

手が触れたって同じ景色を見るわけでも
同じ温度になるわけでもないのに、
痛みだけ共有したみたいで
本当に馬鹿だな、と自分に嫌気がさす。]

(2) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 おやすみ。キョースケ。


[囁き落とすように呟いて
胸の中に痛みを抱えて、
……そうして、眠りについた。*]

(3) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
[進行停止、の赤をじっと見ていた。]
 

(4) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[小学生の頃だった。

新しい餌が入っていないので、仕方ないな、と器に盛る。
このところ母さんはたろの世話をサボりがちだ。
どことなく考え事が多くなったみたいだから
それも仕方ないのかもしれない。

尻尾を振るたろはふんふんと湿った鼻を鳴らして
おれの目の前でうろうろと歩いている。

乱れた毛並みは、別に換毛期だからじゃない。
柴犬は塊で毛が抜けるけど。
どことなくおぼつかない歩みは眠たいからじゃない。]

(5) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 たろ。おまえまた、父さんに蹴られたろ


[ドッグフードを食べながら尻尾を振る犬の頭を撫でて
おれは苦い気持ちで、そう聞くけれど
「なあに?」っていいたげに、たろは鼻先を寄せてくるだけだ。

おれは黙って首輪を外した。
鎖をとって、ガレージを開け放った。
たろは、じっとおれを見ている。]


 にげろよ。
 にげて、いいよ。
 それで、もっといい飼い主さがして。

 ……外、好きだろ

(6) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[たろの真っ黒な目に俺が映ってる。
「わん!」って大きな声で鳴くと
リードを持ってきて、おれの周りを走り出した。
ちがう。そうじゃない。
おれは思わず「違う!」って言って、たろを蹴っていた。

――悲鳴が聞こえて 蹴った って事実に、目を見開く。

おれも父さんとおんなじ血が流れてる。
やだ。やだ。いやだ。絶対やだ。
あんなのとおんなじになんかなるもんか。
カッとなったら人を叩けばいいと思ってる。
あんなのとおんなじには……ならない。

首を横に振りながら「でてけ」をくり返した。
それでも、鼻を鳴らす音だけが響いて、
たろはガレージから逃げやしない。]

(7) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 わかってるんだろ。なんでにげないの。
 なんで。なんで、なんで……


[逃げたいとか、逃げたくない、とか
そういう話ですらなくて、
逃げることが……
逃げられるんだって可能性があることが
頭からすっぽり消えてしまった。

そんな顔で、たろはおれを見ていて、 ]


[きっとそんな顔で、俺は親父を見ていた。]

(8) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[進行停止の赤を見ていた。

歩行者も多く車通りの激しい交差点。
そこの電柱に今年も花を供えて
高校生になった俺は赤であり続ける信号を見ている。

小学校六年生の冬。
走るのだってどこか痛そうで
ずっと後ろをついてきていた犬が
青になった信号を見て、「わん」と一声鳴き

歩き出そうとしていた飼い主に先行して駆け出して、
ブレーキがかけられなかった車に轢かれて死んだ。]

(9) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[振り向いたあの黒い瞳は
俺にいったい何を訴えかけていたんだろう。
今でも考えることがある。

「あぶないよ」なのか
「先に死ぬね」なのか
それとも。

「こうやって逃げてしまえばいいよ」なのか。]


[何にも知らないまま、青になった信号を渡る。
――後ろから獣の足音が聞こえる気がしていた*]

(10) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 小さな変化 ――
 
[薄暗い4階を歩くと、
獣のもののような息遣いが聞こえる。

何か鎖のようなものを引きずる音。
足音。
何かを咀嚼する音。

それは、ホラー映画のゾンビか
あるいはけだものを思わせるように
静かな4階に響いて

…………振り向けば消えている。*]

(11) 2019/06/14(Fri) 00時頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 00時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― ・・・ ――


 怨むの?
 嘆くの?
 苦しんでいるの?
 死は、何かの反映なの?


[尋ねた。
月も星も見えない暗闇の中で、笑った。

ここはどこだと思う?
公園じゃない。学校じゃない。
ましてや夜でもないし、昼でもない。

例えばあなたには当てられますか、宮古瑠璃。
ううん。いいんだ。聞こえていなくたって。]

(12) 2019/06/14(Fri) 00時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[例えば今投げかけた言葉を聞くのが、
俺の世界に紛れ込んできた
「あなたに捨てられたもの」の幽霊だったとしても

あるいは過去に瑕疵のある俺の
想像の産物、妄想上の恨み、

思い出の中の「公園の少年」、

――密かなあなたの後悔、

そのいずれであっても
語りかけることは、きっと変わらなかった。]

(13) 2019/06/14(Fri) 00時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

  

 いいよ。
 思うまま、望むまま。
 首を切りたいなら切っていい。
 轢いていい。飛び降りていい。

 好きにすごしていい。
 望むままに裁判でもしようか。



  この世界での皆の終わりだけ、
  俺はおしまいに、もらっていくから。

 

(14) 2019/06/14(Fri) 00時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[みやこさん。あなたを怨むことはない。
けれど殺すことを厭いもしない。

だから、なあ。

いいんだぜ、なんにせよ。
俺は――気にしないから。

望むことは、ただひとつ]**

(15) 2019/06/14(Fri) 00時半頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 00時半頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

[しばらく、
目を覚まして保健室のベッドから窓の外を見ていた。

降り積もる雪に
切れないシャッターを切る気持ちにもなれず
ただただ、先ほどあったことを
深く考えないようにして

そこに誰かが来ることがあれば、
何か、話したかもしれないんだけど

いずれにせよチャイムは鳴って、
俺はゆっくりと、保健室から出て行く。]

(25) 2019/06/14(Fri) 09時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[誰がこのチャイムを鳴らしているんだろう。
そう思ったから、向かう先は放送室だった。
開け放たれたその場所に足を踏み入れて

……それから、**]

(26) 2019/06/14(Fri) 09時半頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 09時半頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

―保健室―

[声が聞こえて、くるり、と
冷却シートを額に貼った俺が振り向いた。>>33

いつのまにか七月葉子がそこに立っていて
ヨーコねーさん。と、ちょっぴり起きた頭で
その人のあだ名を呼ぶ俺は
割といつもどおり マネキンなんかじゃない。]


 マネキンとかゆ〜れ〜だったら
 ヨーコねーさんを驚かせられたのにな?


[あはは、って俺は笑ってる。
白いのに銀色の世界から目を背けて
生きて見える人を見て]

(41) 2019/06/14(Fri) 13時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



 具合わるいの? 俺もちょっと熱っぽくてさ。
 ベッドあいてるよ。寝ていきなよ。


[まいっちゃうよな、と言って、再び窓を見る。>>34
七月の手ががたがたと窓を動かそうとするけれど
びくともしないので、でらんないかあ、ってぼやいた。]


 学校ごとすっぽり埋まったら、ぜってー寒い。
 せめて外に出られたら雪合戦できるのになあ。

 ほら、小学校の頃やったじゃん。
 クラスで。雪だるまとか作って。


[思い出話に花を咲かせながら、
俺は少しだけ考えて、こう話を切り出した。]

(42) 2019/06/14(Fri) 13時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン




 ……高本と喧嘩でもしたの?


[静かに、雪が積もる外を眺めながら**]

(43) 2019/06/14(Fri) 13時半頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 13時半頃


諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 19時半頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 昨日:保健室 ――

 
 あははー。
 シャレくらいいわないと、
 暗くなっちゃうぞ?


[ほら、そういう顔のほうがいい、って
七月を見て俺はくすくす笑ってた。>>55]


 聞いた。
 皆がマネキンになってくんだもんな。
 …………そうだな。


[俺はどっちだろ。
微妙な気持ちのまま、頷く七月を心配した。]

(64) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 そんなに熱はないけど
 頭が痛くてさー。こんな場所だからか。
 でもまだ大丈夫だ。元気!


[いえい、とピースしてみせて、大丈夫だと示す。
それから思い出話に耳を傾けた。

黒板と向き合う時間は中止して
皆で雪のじゅうたんの上を転げまわった。
融けていく雪に土が混ざる様も、
皆の赤い頬も、それは鮮明に覚えている。]

(65) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
 
 楽しかったあ。
 そうそう。白い雪だるまと茶色いのが
 ぼこぼこと並んで……
 雪が減ってきたら、春が近づいてきた気がして…。


 …………いまは、そーでもないんだ?


[同じだと思ってた。
その言葉に、懐かしさと、悲しみを感じ
俺は少し首をかしげて

その悲しみの原因を探りたかったからか
問いかけずにはいられなかったからか、
高本との話を持ち出した>>58]

(66) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[皆で無邪気にはしゃぎあって笑いあう、
そんな思い出の中から帰ってきた七月葉子が
俺を見る。

そうして、少しの沈黙をおいて
同級生の顔をして寂しげに笑った。]


 振られちゃった、かあ。


[浮気まがいのことしたんだろうな、って
俺は高本の顔を思い出している。
何、とは知らないけど。

傷ついた七月の様子を、俺はじっと見てる。]

(67) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 うん。…………今は、悲しい?
 いや。自分がどう思ってたかなんて
 すぐにわかんないって。

 ぜんぜん、笑えない。
 ヨーコねーさんにそんな顔させるあいつやっぱひでえわ。
 っておもうけど。


[笑えないかなあ、って言って、俺は自分の手を組んだ。

――七月が自殺者かもしれない。

そう言っていた高本を思い出して、
もう一度くらい心の中で高本に悪態をついた。]

(68) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 あいつ、ヨーコねーさんのこと心配してたよ。
 どうして喧嘩しちゃったんだろって
 罪悪感抱いてた

 それ以上のことはよく知らないけど。
 ばかじゃねーの、ってとりあえず言っといた。


[俺は高本の言葉のすべてを話すことはない。
そういうのは、本人たちがすべきことだ。
だけども、やっぱり

悲しくて、土に汚れた雪みたいに
ぐちゃぐちゃな感情を見せてる七月が心配で
あのね、って声をかける。]

(69) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 我慢しなくていい
 泣いてもいいし、言っていい。

 俺、聞いてるから。
 ヨーコねーさんの気持ちは、
 ヨーコねーさんだけの気持ちだから
 誰にも笑わせなくていい。大事にして。

 今な、ヨーコねーさんがすごく、
 ……壊れそうにみえるから

 今感じてるそれ、
 吐き出してくれたら、嬉しいけど。


[それすらもきっと、自由だ。
チャイムが鳴って誰かが消える前
俺はただ相対して、七月を見てた。*] 

(70) 2019/06/14(Fri) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― チャイムが鳴った後のこと:放送室付近 ――

[開け放たれた防音扉が見えている。

放送室に踏み入る前の廊下か、
それとも中に踏み入ってからか
どっちか、はわからないのだけれど、

動いている人二人。>>63>>54
田所とキョースケを見かけたなら
きっと声をかけるだろう。]


 また誰か倒れたの?
 ……手伝ったほうがいいか?

 

(71) 2019/06/14(Fri) 20時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[もしも二人が運ぼうとしているマネキンに
イヤホンが見えたなら――

あとでそのイヤホンを××なければ、と思う。
そういう約束だったから。

けれど今は、ひとまず、
マネキンを運ぶ二人を見ているだろう]*

(72) 2019/06/14(Fri) 20時半頃

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