267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 12時頃
白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 12時半頃
白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 21時半頃
|
[ ─── ふうん、って、只、其れだけ。
出していた種は飲み込んでしまって、 はんぶんだけしょくぶつの 何者かは、 置き直されたスプーンを取り、 養分を、黙々 と、 ]
(0) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
「 きっとこのあたたかいスープも、 しらぎくたちのものとなるのでしょう 」
「 わたし という養分を余さず吸って 」
(1) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
[ みにくいにんげんが、 うつくしい植物の栄養となるのならば、 いっとうしあわせなおわりなのでしょう。 ]
(2) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
[ ……たべもの、というものを、 はじめてすべて食べきった気がする。
空になった皿を、トレイを、 せんせいが手に取るのを眺めながら、 わたしはベッドに根をはって、 重たい顔を上げて呟いた。 ]
(3) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
─── せんせい。 やっぱり十年、生きられなかったから。
十年経ったら花びらでも供えて頂戴。
[ まだ、おぼえていた さくらのおはなし ]*
(4) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
──── 星降る時の彼女は
(5) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
眠り続けようと思いました。 窓の外も空の話も興味はありませんし、 まぁるくなっている脚は、 今やほんとうに根のようです。
明日か明後日かわかりませんが、 きっとかたちを無くして、 しらぎくの養分となって骨も残さず消えるのでしょう。
(6) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
ああ そうだというのに、 未だ見えているにんげんの片方が、 窓の外を捉えてしまったものですから、 ……どうしてだか、気になってしまったのです。
流れ星に祈る歳はとうに過ぎました。 だからきっと、はんぶんのうつくしい花々が、 空を求めているのでしょう。 見えなくたって空を向いているとは 果たして、何時聞いた話でしたか。
曖昧な自分自身の欠片。 みにくいにんげんの記憶。
(7) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
……しょくぶつのため、というのも不思議でしたが、 ぼんやりと窓の外を見上げていたはんぶんは、 身にかかっていたシーツを ─── 歯と片手で布団から剥がし、 顔半分をかくすように被ってしまって、
ばけものあつかいされるよりは、 夜中に異常者扱いされる方がマシだったのでしょう。 徘徊する患者と呼んでくれて結構、そんな風に、 先ず室内で床に転がり落ちたうえで、 壁を支えに 文字通り身体を引きずりました。
(8) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
花々の"最初"には 相応しい場所があったように思ったのです。
(9) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
くうそうびょう、であるゆえか、
(10) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
一歩踏み出せば 袖口の位置が何時もと異なって、
(11) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
二歩躓けば 周りの物の位置が何時もより高く、
(12) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
三歩忍べば 真白なシーツを半分以上引き摺るようになり、
(13) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
硝子をこじ開け、 息も絶え絶えに中庭へと落ちた時には、
(14) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
もう忘れてしまった 蕾だった頃の" "
(15) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
真白に隠れた、細い身体は、 きっとこんな風に思ってしまったからでしょう。
"養分"で"苗床"でしかないにんげんだって、 みにくいにんげんが成長したすべてを 取られてしまうんだって、 結果 時間が巻戻ったかのようなことなんて、 144数える中に前例があったかは 定かではありませんが、
………きっと此だって幻想の一種かもしれず、
(16) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
星がひとつ落ちてゆきます
(17) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
[ ─── シーツも、寝間着の裾も引きずって、 その夜、わたしは星空のもとへいた。
髪飾りなんて素敵なものと評して良いのか、 顔半分のおおきい白菊を抱えたまま。 ただでさえ無い体力がこんな身体じゃあさらに無く、 ぺちゃ とか、そんな音を立てそうな様子で 中庭に倒れながら。
此じゃあしらぎくさんよりしろいかたまりさん。 ]
(18) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
──── ………、
[ つかれたなあ、正直に思う。 なんでこんな所に来てしまったのかすら思う。 と言うより色々と動き辛い。 根は這っているし寝間着とシーツが邪魔をする。
ひらべったくしろいかたまりは伸びていて、 ……其れでも潰す訳には、と、 ひとまわりちぃさくなった手で、 ひとつふたつ、白菊を摘んでは脇に置いていく。
幾ら摘んでも咲く気がするけれど。 ]
(19) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
…………、
[ ぽと、と ひときわおおきい白菊を落として、 地にのびたままそらをみあげた。 ]
(20) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
[ ……姿の所為だ、きっと。 おんなじなまえのあの子、知らない名前のあの子、 思い出してしまって、黒が揺れ、 ]
(21) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
──── やっぱり名前って呪いよね、……
[ ばからしい って 力なく呟いて、 "しらぎく"の種を、もう一度 飲み込んだ。 ]
(22) 2019/06/17(Mon) 23時頃
|
|
[ 白菊に囲まれた場所で、高い碧を見上げた。
もう立ち上がる気力も無かったので、 包まれた身体を起こし、座るに留め。
……すがた は、何時かのこどもであれ、 精神だけは何時も通りであったので、 真白の隙間から、睨んで、 ]
(29) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
|
[ 重さに負けたはなひとつ、また、落ちる。 ]
(30) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
|
…………何で居るの。
[ 答えになっちゃいない返事を先に投げ、 花弁と一緒に溜息も零して、 ]
(31) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
|
……死に場所なら此処が良いのかしらって、 植物は引きこもらない方が良いのでしょう。 病院の中散らかしちゃった気がするけど、 どうせ最期なんだからどうにでもなると思うし、
[ あっち、って、硝子の方を示しつつ、 見てよ此 とか、示したちぃさな片手を上げて、
─── 気怠げにわらった。 ]
(32) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
|
植物になったと思ったらこんなになってるし、 一緒にこの白菊も、どんどん大きくなるし、
……特異体質にも程があるでしょう、 良い実験体にもなれるんじゃない。
[ もう 成ってる、とか。 そんな客観的な事実なんて、知っていないので。
自嘲だったのか単純に面白がっているのか、 わたし自身ですらやっぱり分からなかった。 ふと 明日にはずっと寝てるんだな って 過ぎってしまえば如何してだか泣きたくなるけれど、
適当に喋るくちびるも、泣きだしそうな何かも、 咳ひとつで閉じてしまった。 ]
(33) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
|
[ たねを、おとしながら、 ]
(34) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
|
……せんせいこそ ねがいごとでも?
[ 真白と、花と。 どちらにも隠れていない瞳で、また、見上げ、 ]**
(35) 2019/06/18(Tue) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る