人狼議事


14 学校であった怖い話 1夜目

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【人】 華道部 メアリー

―放送室―

[優しく握り返された大きな手は、暫くの後に離される。
兄は振り返らない。だから、今どんな表情をしているのか分からない]

いやあっ…!?

[突然のチャイム音。明滅するモニター。反射的にしゃがみこむと、がたがた震えながら身をかき抱いた]

セシルさん? 何処、何処に居るの。

[放送室を見渡しても、いるはずもない。
やがて窓に映し出されるサイモンの惨劇に、ひっ、と喉を鳴らした後、混乱は更に深くなる]


ああああぁぁッ!!
いやだ。いやだ。いたい。いたい。いたい、いたい!

[死ぬのは怖くないと思った。思っていた。
でも、実際に、あの悲惨さを目の当たりにしてしまえば――――…]

(0) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 華道部 メアリー

[兄の叫ぶ声>>1:201が、聞こえた気がした。
けれど、酷く遠くに感じられた]


なんで、なんで、こんなこと。

誰か、誰か、……


[……たすけて、と、言おうとしたけれど。
声は掠れて言葉を上手く音にしてはくれなかった**]

(1) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 華道部 メアリー

―回想・放送室―

おにい、ちゃん…。

[頭上から優しい声>>68がした。
我に返って顔を上げると、そこには兄の大きな掌があった。

知らず、涙が溢れてきた]

………………っ。

[両手を伸ばして兄の手を取って、動けるかとの問いかけにこくこくと頷く。
彼の痛む内心に気づくことも無く。触れた手は、ただ、温かかった]


おにいちゃん。
いなく、ならないでね。そばに、いてね。

[縋るように告げる言葉は、まるで小さな子供のように。
消え入りそうな声は、きっと兄にしか届かなかった]

(156) 2010/07/22(Thu) 00時頃

【人】 華道部 メアリー

―廊下・回想―

[振り払われないのならば、兄の手を握ったまま。
前を行くノックスの背を追うように暗い廊下を歩む。重なる三つの足音。その場を支配する、静寂と暗闇]


――――――……!?

[兄の悲鳴>>134に驚いて、反射的に指先に力が籠った]

でんわ…。

[ばつが悪そうに携帯電話を取り出す兄の姿に瞬きを一つ。
廊下の隅へ離れて行く姿を見送り、空いた手は所在なさそうに前で組まれる]

(164) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

―教官室前・回想―

[戻って来た兄から電話の内容を聞けば、緩くうなずいて。身を小さくしながら、教官室の前までたどり着く]

ノックス先輩、…気をつけて。

[中の様子を確認した後、扉をあけるというノックスへおろおろと声をかけた。難渋している様子に、僅かに身構えて]


中に、何か、あるんじゃ………ひゃあ!?

[呟きかけた所で、大きな扉の音>>128がして肩を震わせる。
体はよろめいて、ぺたりと尻もちをついた]


うぅぅ。

(165) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

―教官室―

[教官室へ入ると、兄とノックスは周囲を調べ始めた。
自分も真似をして動こうとしたのだが、ふいに窓ガラスに近づいてしまい身を竦めた。暗闇の中、鏡のように其処に映るのは、今は自分の姿だけ]


……………。

[思い出されるサイモンの惨劇。息をのんだ所で、扉の開く音がした]

ひぅっ!?

[それは、テッド達に気づいたノックスが彼らを迎え入れる為の音]

………あ。

[大きな声を出してしまったことに対して、赤くなった後、俯いた]

(169) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

[部屋に集まる人の数が増えてくれば、常のように隅っこへ移動して蹲る]


――――…ほ、放送室、が、…。

[パティからの声>>141に、ぎくりと緊張したように其方へ顔を向けて。喋りかけた纏まらない言葉は、全て兄>>143が代弁してくれた]

…………………っ。

[パティの「殺し合い」という言葉>>145が、胸に痛い。身を抱くように更に小さくなりつつ、眉を寄せた]

(170) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

[この中に、「鬼」がいるのか。
「鬼」を殺さないと、此処から逃れることはできないのか。

けれど誰が鬼なのかなんて、分からない。だったら、――――…]

……………っ。

[顔を上げればテッド>>146と視線があった気がして、慌てて俯いた。長い髪がふわりと揺れる。
ノックスとテッドがどんな会話で盛り上がっているのかは、知る由もなく]


こわい。

[小さな声は、多分誰にも届いていない。
考えた末に思い至ったこと。少女にとって、「一番こわいこと」は]

『そんなこえーのかよ!』

[思考に重なるように、テッドの声>>153が耳に届いた。
何処か場違いに明るいその声に、きょとんとして瞬く]

(180) 2010/07/22(Thu) 02時頃

【人】 華道部 メアリー

[子供みたいな二人のやり取りは、内容までは分からない物の、なんだか楽しそうに見えた]


―――――くすくすくす。

[ほんの少しだけ、表情が緩んだ。そうしていれば、今度は此方を見たノックス>>159と目があった]

……………っ!!

[慌てて俯くのは先ほどと同じだが、今度は真っ赤になっていたとか]

(181) 2010/07/22(Thu) 02時頃

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