278 冷たい校舎村8
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
――チャイムが鳴る――
[しんしんと降る雪の音を、聞いていた。]
(4) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
|
|
[やがてやってきた教室の面々を一瞥し 辰美幸俊は、いよいよ休校かな、と ぼんやり呑気なことを考えていて、 …………?
[圏外であるはずの携帯が鳴る。 不思議に思ってそれのロックを解除すれば、 メッセージが一通届いていて、
文化祭の思い出について言及した ”遺書”のようなものが、見えた。>>1]
……なんだ、これ。
[直後、がしゃん、という音に目を丸くする。>>2]
(5) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
|
|
…………
[胸がざわついて仕方がない。 辰美幸俊は、荷物を持つこともなく、 誰かに声をかけることもなく 物音のした方へ――階下へ、足を向けようとした。*]
(6) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
|
|
――扉を開けて→昇降口へ――
[きっと辰美幸俊よりも先に、 綿津見が駆け足で外に出た。>>12 そしてそれに引き続いて礼一郎が出た。>>17
それを引き留めるつもりもなく、 続いて辰美は夢を追うように、外に、出て]
(18) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
|
|
……な、
[そこには、文化祭があった。
辰美はまぶしいそれにいくらか瞬いて、 まるで夢でも見たように、目をこする。]
…………なんだ、これ。
[思わず困惑が口をつく。 まるで普通じゃない。 さっきのメールといい、この世界といい。]
(19) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
|
|
………
[楽し気な世界に向けてでは、なく、 辰美幸俊は階段を下りていく。
そして、昇降口の前で再び立ち止まった。*]
(20) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
|
|
[真っ黒、だった。]
(42) 2020/06/14(Sun) 01時頃
|
|
[楽しい色彩を塗りつぶすように。 あるいは、白を黒に転じるように。
……あるいは、ここから誰も逃がさない、と そう、示すように。>>3
昇降口には真っ黒なペンキが広がっている。]
(43) 2020/06/14(Sun) 01時頃
|
|
……わだつみ。それ、ペンキ?
[辰美は先客にたどたどしくそう問いかけた。
もちろん、お察しの通り、>>33 テンションがあがるとこではない。
礼一郎はそこにいただろうか。 先に来ていたなら、 もう試していたかもしれないけれど
辰美幸俊はべったりとしたそれに思い切り踏み込んで 昇降口の扉に手をかけた。
……開かない*]
(44) 2020/06/14(Sun) 01時頃
|
|
[努めて冷静に「触んなよ」という礼一郎を見て、 あ、慌ててんな。と辰美は少し思ったりもする。>>51 こういうところ、礼一郎は「フツー」の人間だ。
一方、呑気なのか爆走しているのか インクをべたべた触る綿津見は>>55 もしかしたらこの現象に テンションがあがっているのかもしれない。 炭酸を取り落とした時のように。]
あかねー。
[一緒に開けてくれようとする礼一郎を一瞥しつつ 辰美は首を横に振り、小さく息をついた。]
(64) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
|
|
鍵かかってんならガタつくし 寒さなら……なんか……なんだ…… もうちょっと……こう……
[もうちょっと手ごたえがあるはずだ、 という語彙が思い浮かばず
扉を蹴りつけるならば、 何を咎めることもなく見ている。 一緒に蹴ってみる。けれども。>>53]
(65) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
|
|
[辰美幸俊は昇降口傍にある掃除用具入れから 先が取り外しできるモップの柄だけを持ってくると 2人から離れた位置の扉で そのまま、まっすぐ、面を取る要領で振り下ろした。 一応、傍に二人いるので うるさい剣道部の掛け声は自粛した。
扉と柄がぶつかる音がし、 ――結果。]
(66) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
|
|
…………。 かもな。
[開かずの扉>>57、という言葉を思い出し 辰美はぽつりとつぶやいた。
結論から言うと、 モップの柄が勢いよく折れて、ペンキに沈んでいった。
見事に器物破損だが、 非常事態なので怒られないと信じたい。
ため息をついて、再び綿津見の方を見て。 スマホを開いている姿に、「そういえば」という。]
(67) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
|
|
お前ら、さっきなんか妙なメール届いてなかった?
……遺書、みたいな
*
(68) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
|
|
――現在/昇降口――
……へーき。
[実はちょっと痺れる。ので、軽く手を振った。 破片が手を傷つけなかったのは運がよかった。
怯えている、というか、焦っている、というか どこかしら「いつも通りじゃない」礼一郎が それでちょっと落ち着いたように見えたので 辰美は「まあいいか」と折れたモップの事は 忘れることにする。]
(97) 2020/06/14(Sun) 02時頃
|
|
……。
[謝罪からはじまるそのメールは 綿津見のところにも届いていたらしい。>>60>>79
残念ながらテレパシーは圏外、 異文化コミュニケーションも今は出来なさそう。
ただ、その遺書を見た時、 困惑するようにまた礼一郎が疑問を口にするので 辰美は少しだけ、心配そうに彼を見た。>>85]
(98) 2020/06/14(Sun) 02時頃
|
|
大丈夫か?お前
………
死にかけの奴が 心の中の世界に人を閉じ込める……って
……そう、どっかで読んだ話みたいだ。
[校舎裏のベンチで読んだ本の中身のような おおよそ現実味のない話だ。 目の前の光景と同じく。 それでも、思い出したことを辰美は添える。
やがて大きく息を吐いた礼一郎が ほかの奴らの様子も見てくるというので 辰美は「ああ」と短く頷いた。]
(99) 2020/06/14(Sun) 02時頃
|
|
俺は、……もうちょっとこのあたり見てみる。 少なくともこっからは出られねえし。
わだつみは、どうする?
[ついてくる?戻る?と、 辰美は礼一郎を見送り、綿津見にそう問うだろう**]
(100) 2020/06/14(Sun) 02時頃
|
|
――現在/昇降口――
…………ならいいけど。
[辰美は礼一郎に頷いた。>>147
子供の頃に読んだようなSF小説。 あるいは、まことしやかにささやかれた噂。 集団失踪というワードが出て、>>148 ああ、確かにそういう話もあったと思い出し
喜びでも悲しみでも、恐怖でもなく ただぼんやりとした色を持った 綿津見の声が耳に残る。>>157]
(192) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
…………あるのかな
[人間の狭い頭の中に人間を閉じ込めるだなんて
三年八組の文化祭を知っている人物から 遺書めいたものが送られてくるなんて
どちらも現実味のない話だ。 目の前のペンキや降り積もる雪のように。 辰美はぽつりと、ただ、相槌を打った。]
(193) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
ドッキリだったら、いい。
[若林先生あたりが「大成功」のプレートを持って 出てこないかな、と辰美は少し現実逃避をしたが、 我らが若林がそんな奇行に走るのも それはそれで嫌だな、と思い直した。>>150]
(194) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
[楽しい雰囲気で彩られた校舎の中を、 ぺたぺたと黒い足跡が這っていく。
どうしたって違和感を覚えるそれを 辰美もまた、綿津見の隣でぼんやりと見て、
通信は遅延中。 数分遅れで返ってきた答えに、 辰美は「おう」と頷き、汚れたスマホをしまう姿に一言。]
……ティッシュ貸そうか?
[ポケットティッシュならあるけど。
そんな会話も、なんだか、 この異世界とは釣り合っていない。*]
(195) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
――いつかの舞台裏――
あ。 ……あー。いや、いいけど。どうも。
[舞台裏。緞帳が揺れる薄暗い中。
差し出されたペットボトルの中で 炭酸の泡がふわふわと浮いていて その向こう側で綿津見が神妙な顔をしている。>>161
辰美が演じる役の相手役、 つまりは七星夏美は今は退席中。 他に誰かがいたかもしれないが、 現在舞台裏はほとんど二人きりであった。
おかけになったテレパシーは (あなたが)電波の悪いところにいるので届きません。]
(196) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
[この前の詫びをいれてくれているのだろうか、 そう辰美は理解したが
神妙な顔をした彼女に対し、 代官様めいて「苦しゅうないちこーよれ」と返すだけの ユーモアセンスを母親の胎内に置いてきた。
ので、単純にうぇーいでもいぇーでもなく 「どうも」と返して炭酸を受け取ろうとして
辰美が受け取る前か後か、 それ>>163が、 正確にはどのタイミングで発されたのかによるが――]
(197) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
[ポニーテールの少女が、 案内役の紳士に言う台詞。>>164
そこに七星はおらず、 紳士にとっての少女はいなかったが、 よく似たポニーテールの少女がいれば、 薄暗い中で、ぱちんと役のスイッチが入り
紳士は微笑んでこう返す。]
(198) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
「礼には及ばないさ。
君が望むならどこまでも。 君が願うならいくらでも。
私と共に見た夢一つ一つが君の力になったなら 今度は君が、私を連れて行っておくれ」
(199) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
紳士は、自分で歩き出せない少女を 子供のように愛していた。
その力になってやりたい、とも。
(200) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
[ほんの少しだけ頬を緩め、 声ばかりはひどくやさしく、そう語りかけると、 綿津見がペットボトルを持っている状態だったなら 取り落としたりなどしないように ひょいと取り上げただろう。
先にペットボトルを受け取っていた場合は、 そのまま一口、炭酸を飲む。]
うま。
[その頃には辰美幸俊は辰美幸俊に戻っていて、 甘ったるい炭酸が体に染み渡るのを感じながら、 相変わらず、この台詞の掛け合いって恥ずかしいな……と 感情をごまかすように頬を掻いていた。]
(201) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
エンドロールのその先で、少女は夢を見られるのだろうか。
(202) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
|
――現在/→体育館―― [ペタペタと黒い足跡を床につけている。 掃除できるか否かという心配を、 今のところ辰美はしていない。
強いて言えば滑って転ばないようにだけ 少し気を付けていた。]
……体育館。 非常口、あるんじゃないかって。
[昇降口から帰れないなら、ほかの出口を探すしかない。 思い当たる場所は保健室のグラウンドに面した扉、 一階の窓、それから、体育館。
辰美はそのまま体育館へと歩いていく。]
(203) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る