人狼議事


24 ロスト・バタフライ

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【人】 墓守 ヨーランダ

―― 現在・古びた花壇 ――

 ……

[半分程の水を遣り、
 華の無い花壇を見下ろしながら何事かを
 ぶつぶつと独り呟いていた。]

 ―――?

[背後に人の気配を感じて、
 座り込んだまま緩く首を其方へ向ける。
 やがて白闇の中に見慣れた姉の姿が見えてくるだろうか。]

(9) 2011/01/26(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[髪を撫ぜられれば、
 姉へと同じように手を伸ばし撫ぜ降ろす。
 互いの形を確認するかのように。]

 予感?

[姉妹であっても感覚は姉の方が鋭い。
 くん、と鼻を鳴らして虚空を見上げる。]

 ……そう。

[その点、嗅覚は妹の方が鋭いようで。
 何かを悟ったように姉をじっと見つめ小さく頷いた。]

(15) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……姉さん。

[抱き寄せられれば小さく名を呼んだ。
 我が身を辿る指先から幾許かの感情を知る。
 器は鋭く、互いを探る為の手段。]

 待って。

[身体を離せば、
 報せに行くと言い出す姉を声で制す。]

(20) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 何故だと思う?

[緩やかに首を傾ぐ。
 色彩の薄い唇は細く高い音を奏でた。]

 今までも。
 間隔は空いていたけれど、
 人が訪れた事は、在った。

[姉は何を、どう感じているのだろうか。
 自身が感じた事と同じなのだろうか、と思い
 じ、と見つめたまま返答を待つ。]

(27) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そう。

[姉の言葉に緩やかな頷きを見せた。
 後に何か思案するような少々の沈黙。]

 ………姉さん。
 其れが、誰かの願いだったら。

 其れを私達に止める権利は―――

[有る、のだろうか。
 確かな言葉にはせず、姉の手に触れ
 じ、と眸から眸を逸らさない。
 正に今、姉がしようとしている事そのものなのだから。]

(29) 2011/01/26(Wed) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……

[姉の声に言葉は返さない。
 同じものを見て、感じてきたからこそ
 きっと分かり合えてしまう事もあるのだから。]

 願いは、きっと。
 代償を必要とするの。
 其れが生き延びれるだけの物とは限らない。

 今までが偶々、そうだっただけかも知れない。

[もう一度。
 姉の身体を求めるように両手を伸ばした。
 拒まれなければ強く、抱く為に。]

(37) 2011/01/26(Wed) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……―――

[長い付き合いなのだ。
 姉の謂い掛けた言葉と気遣いは厭でも分かる。
 ふわりと華のように笑んでは]

 姉さん。
 私は時々、思っていたの。

 私達が今日まで此処に居れたのも、
 誰かの願いなのかもしれない、って。
 

(41) 2011/01/26(Wed) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[姉妹の存在を揺るがせる一言だとは分かって居ても。
 指先が姉の背を確かめるように蠢いて]

 それでも。
 今日、この瞬間までの私の思いは二人のものよ。

 姉さん。

[眸を閉じて、そっと唇を寄せる]

(42) 2011/01/26(Wed) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……

[触れ合う唇は暫しの忘却。
 言葉の無い温もりを分かち合えば、
 そ、と身体を離し何時もの眸を向ける。]

 姉さん。
 本音を言えば、私は。
 極力、彼らに何かを言うべきじゃないと思ってるの。

 それでも―――

[ふ、と諦めたように笑って]

 姉さんはきっと、それが我慢出来ない人、よね
 

(49) 2011/01/26(Wed) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ん。

[絡めた手に力を篭める。
 其れが、答え。]

 姉さん。
 一つだけ、約束して。

[歩みだす前に、一つ。
 言葉を先に、歩ませた。]

(53) 2011/01/26(Wed) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 "願い"の邪魔をしない事。

[優しい笑みに返すは、一つの結論。
 其れが二人の終焉になろうとも。
 此の日まで此の場所に在れたのだから。]

 それと。
 ………私を置いて行かない事。

[くすくすと愉しそうに笑い先を歩み出す。
 二つになっちゃった、などと
 らしくない語調で*漏らしながら*]

(56) 2011/01/26(Wed) 04時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想・湖畔の小屋 ――

 ……

[姉と手を取り合い向かった先は湖の傍の小屋。
 其処に居る面々を一望するも、
 発する言葉は無く、姉の言葉を初め、
 周りの人々の言葉を黙って聴いていただけ。]

 ―――

[只、一点。
 幼い子がくるくると言葉を変えていく様を
 興味深げに、じ、と見つめていた。>>70>>71]

(260) 2011/01/27(Thu) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[フィリップの言葉>>68には
 長めの間を置いて、小さく頷きを返すのみ。
 矢張り声は返さない。]

 ……。

[主に人々の遣り取りを目で追う事。
 其れが双子の妹の在り方だった。]

 ―――、私の?

[ロビンから紅茶を差し出されれば
 きょとりとして、首を傾ぎ。]

(266) 2011/01/27(Thu) 02時頃

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