88 めざせリア充村3
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…ライジが行きたいところで……いいの。
[深く尋ねてこないライジの察しの良さにほっとする。 今度は抱き上げられないので、自分の足で歩きつつ、 海、という単語に少し頭を傾けた。]
うみ……みずうみ。 ……本の絵で見たことが……ある…くらい。
[音を繰り返して、頭を横に。 この体を持ってからは一度も。 その前も指で数えるほどしか、研究所から出たことはなかった。 更に前、外に住んでいた時期もあったはずなのだけれど、 擦れた記憶の中に、絵で見たような青はなかった。] ……ライジはある…の?
(7) 2013/06/23(Sun) 00時半頃
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[内臓されている機械が拾った声は極々小さなものだった。>>13 本人も無意識に零したようなもの。
また見られる、なんて見え透いた嘘の希望など言えない。 だから聞こえないふり、気づかないふりで進む。
中庭に入ると一角が焦げた形跡があったけれど、 無事に鎮火しているなら目を瞑っておくことにする。 下草は焼いてもまたすぐに生えてくるから。]
今はない……の。 …もう少ししたら……あるけど。
[それまではライジと一緒にころころ日向ぼっこ。 その間もセキュリティチェックは欠かしていないので、 サボリではないのです。]
(22) 2013/06/23(Sun) 01時頃
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[中庭は、太陽の光を直接浴びられる唯一の場所。 ライジと一緒にころころと転がって、 頭に盛大に絡まった下草を笑われながら取ってもらった。 焦げている部分へ笑い混じりの呟きには、 「焼け野原にならなくてよかった」と少し真剣に頷き。
やがて微睡み始めたライジ>>82の傍でぼんやりとしていれば、 それほど時間は経たない内に、他の来訪者が現れた。>>37 ライジが眠っていることを知ると足取りを潜めたものに変えて 近づいてくるヤニクは微笑ましく思う。
……思っていたら、寝ぼけたライジに腕を掴まれて、 顔面から地面と激突した。]
……痛そう…ね。
[盛大な転びっぷり>>88に、思わず呟く。 彼の能力で傷はすぐに消えるが、顔に付いた土はそのまま**]
(89) 2013/06/23(Sun) 10時頃
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[座っている自分を見て言うヤニク>>99に小首を傾げる。 ライジの愚痴めいたもの>>103には軽く視線を伏せて。
実験の内容を決めるのはミナカタやポプラの役目ではないが、 ぞの内容と結果はこちらにも通知されている。 ライジに蓄積する疲労は最もなこと。
少し、流れてくる外への視界に意識を移したのは、 二人の会話に耳を傾け続けることからの逃げのようなもの。 何もできない後ろめたさからの逃避。]
…………。
[そこで網に引っかかった二人の姿>>104>>106と、 その声も聞こえていて>>109>>110、微笑ましく思う。
そのせいで、向けられる視線>>105に気づくのは遅れた。 外に視界を向けていたせいで少し下がっていた翠の明度を 元に戻して、くるりと煌かせた。]
(117) 2013/06/23(Sun) 13時頃
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…………。
[なんだか好戦的なムードになりつつある>>113>>116?と ライジの近くからちょっとだけ距離を取って、 止めた方がいいかと少し悩む。
……ライジとヤニクなら、ヒートアップして 我を忘れることはないだろうと最終判断。]
……やるなら……ちゃんと設備のあるところで…ね。 ここだと……危ないから…。
[二人なら大丈夫だろうという信頼の下、 最も心配されたのは中庭だった。]
(118) 2013/06/23(Sun) 13時頃
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[どうやら移動をするようで>>123>>129。 見学しに行くべきか、ここらで別行動をしようか悩みながら、 とりあえず一緒に中庭を出る。 ナユタとモニカがそこにいるのは知っていたので、 ちょこりと二人を見ているだけ。
モニカの言葉>>132には、ことりと首を傾けて、 つぶらな瞳で怒ってないよとアピール。]
(133) 2013/06/23(Sun) 13時半頃
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…反省してるし……けが、してないから…いいの… でも…危ないから……これからは気をつけて…ね。
[謝るモニカ>>135に近寄って、ちょっとしゃがんで、と手招き。 手が届く距離まで頭がきたら、いいこいいこを頭を撫でた。]
(139) 2013/06/23(Sun) 14時頃
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……あつくないよ。
[擬体の外身は丈夫だから、電気も火も多少なら大丈夫。 彼女達が本気になれば、呆気なく破壊できるだけろうけれど。 逆に今のモニカには、温度を持たない外身は 少し冷やっこいかもしれない。
ナユタもまた謝ってくれるので>>141、 モニカに抱っこをお願いして、ナユタの頭をなでなで。]
(145) 2013/06/23(Sun) 14時頃
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[次はナユタとヤニク…とほのぼのと思い。 こちらはぷちっといかない保証がないけれど、 大丈夫だとは思う。 ここで大洪水なんて起こさないはず。 水に濡れるのはちょっと苦手。]
……だいじょうぶ。 …もし本当に大変なことになる前に……とめてくれる。 ……ライジが。
[モニカの仲裁案>>153には、抱かれたまま ふるふると首を横に振った。]
(159) 2013/06/23(Sun) 15時頃
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[モニカにだっこされるまま撫でられるまま>>165。 そのうち鐘の音が聞こえてこれば、 みんなが渋々だったりあっさりだったり、 掃除に向かうのを見届けて。]
……がんばって…ね。
[こちらはお掃除は免除、ということで。 モニカに途中まで一緒につれていってもらうかもしれないけれど、 診察室のところでお別れしてとことこ歩いていくだろう。]
(169) 2013/06/23(Sun) 15時半頃
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― →診察室→ ―
[モニカに抱かれて省エネしながら診察室へ。 撫でられればくるりと翠を煌かせた。 到着した診察室にはオスカーだけだったか>>181。]
……勝手に掃除して……いいと…思うの。 …変なもの見つけても……黙っててあげて…ね。
[モニカやオスカーに告げて、下ろしてもらおう。>>180 撫でられるままに頭をゆらゆらさせて、 手を振って廊下を歩き出す。]
(183) 2013/06/23(Sun) 16時半頃
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― 廊下→制御室 ―
………、
[聞こえた声に、ふと足を止めて。 そこは、研究者しか立ち入りを許されていない場所。 自分の肉体が眠っている場所。
しばらくその場に立ち止まって、再び進む。 向かうのは地下の奥。*]
(184) 2013/06/23(Sun) 16時半頃
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― 制御室 ―
[部屋に入るのに鍵は要らない。 ここのセキュリティの管理はすべて自分が管理しているから。
扉が開く音で、中にいるミナカタは気づいただろうか。]
みぃちゃん、
[名前を呼んで近づいて、 ミナカタの立つ傍らにあるカプセルに顔を向ける。]
(201) 2013/06/23(Sun) 18時頃
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― 廊下 ―
[ミナカタの腕の中で足をぷらぷら。 歩幅の違いは十二分に思い知らされえているので、 特に降りたいとは言わずにそのまま。]
……ヨーランダ。
[なんだか楽しげなヨーランダを見つけて。>>312 珍しく、優しく撫でられて翠を瞬かせた。]
(316) 2013/06/24(Mon) 00時頃
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− →医務室 −
[高い、高い悲鳴>>365が聞こえた。 ミナカタの腕に手をかけて前のめりに体を伸ばす。 その眼は虚ろなケイトを見ていて。]
……みぃちゃん…ケイトが、
[ミナカタに告げれば、床を蹴る歩幅が広くなる。>>376 診察室に入る頃にオスカーと合流し>>377、 事の経緯を聞いただろう。
診察室へ入れば、ケイトの横へ座って 白い顔を覗き込む。**]
(381) 2013/06/24(Mon) 19時頃
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