149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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うるさい…癒せるから良いのよ…
[少女を殺した跡に残った疲労感までは、無理だけど。 眉にぐっと寄る皺を、首を振って払う]
本当に"聞いて"よ。攻撃しちゃ、怒るから
[手招いたら 皇子様の眉の下がった表情を思い浮かべて サクラを持たないもう片方の手を取ろう。
皇子様のこと考えたら、尖ってた唇は彼の寂しそうな顔が 移ってしまって、変な感じ。
私は私のやりかたで、彼の言った事を]
行きたい場所があるの
[ローブから取り出した杖は彼に向けず。 只唱える ]
(11) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 00時頃
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Disapparition
[ きゅ、 離れないよう彼の手を強く握って
──ポン
軽やかな破裂音が響くと共に 朱に染まった橙を残して二人は消えた]*
(12) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 00時頃
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― クディッチ競技場 ―
Apparition
[ ポン
破裂音が鳴って手を繋いだ二人が着いた場所 土と草の香りと… 白線が引かれた芝の中央。 周りを囲うのは、その時々で色を変える観客席
ここは ── ]
競技場よ。いつもの 私たちには ここが相応しいかと思って
[なんなら着替えてきましょうか クスリ 手を離して灰蒼を覗き込んだら 歩いてまた数歩、距離を取って振り返る]
(13) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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ケイイチ。 本当は貴方をクディッチで負かしたかったのだけど
[ それは出来そうに無いから 杖をくるり ]
(14) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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決闘しましょう 私が勝ったら、言う事聞きなさい
[ ピシっ 向けた杖先と靡く鬣に 凛とした琴の音は 黒の鷲を捉える ]*
(15) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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[ 忘れるわけもない一年前。 この芝生に叩き付けられて、 地に堕ちた獅子は鷲を牙にかけることすら出来なかった]
ほんっと嫌味。そういうとこ嫌いって言ったでしょ
[向けた杖先から、いつもの厭みったらしい笑顔が見える。 なんだ、いつもと変わらない 安堵が込み上げるのは何故だろう。 いつもと違う彼がそこに立っていたら─── ]
───むかつく
[ ぽつり こんな時に、そんな笑みを浮かべるなんて 狡いのよ。 私、どんな顔すればいいのよ
すぅ 試合前、円陣を組み勝利の意気込みを乗っけるように 一年前のあの時と、同じ調子で、違う強さで ]
(24) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 03時半頃
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スージー・オーランドルック 今日は貴方が獅子の牙に沈む日よ
[選んだのは 淡いピンクと猫目を細めて睫毛を揺らす いつもの不敵な笑顔 いつもの琴の音
負けは要らない。勝つだけ ]
(25) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 03時半頃
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ひとつ、聞いていい?
[ 最初に来た、宛名のないあの手紙 ]
なんで、死ぬな… とか言ったのよ
[差出人に気付いたとき、どうしても不可解で 納得いかなかったから 希望を掴んだ先にその答えがあるか らしくもなく迷って
杖はもう構えてる 優しく笑う灰蒼は何を想ってるの ]*
(26) ぷーすけ 2015/02/19(Thu) 03時半頃
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[ カンザキ 初めて聞いた名前。 いつもはのらりくらり、躱して 謎だけを残していく そんな彼の名 やっとひとつ、貴方のことが知れた気分
キツくあげた口角は緩んで ふっと淡く笑む]
良い名前ね
[ でも、やっぱり最後は嘘をつくのね。 勝ったら、また聞いてやるわ
笑みは変わらないまま ──カウントを開始する]
(46) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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1
[呼吸を整えて この学校で過ごして来た日々を思い出す
デージーと買い物行ったりお風呂はいったり。 時々変なことして遊んで、そのときは嫌だったのに思い出したら楽しかったなんて思えちゃう
クディッチで勝った時はヒーローさんとハイタッチ。 一戦一戦勝利を噛み締めて、負けた時は喧嘩なんてよくした でも、お互い強くなれたよね]
(47) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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2
[ トニーは…私の事女王とか呼び始めて それが定着して皆からそう呼ばれるようになった。 皆、本当に思ってるのかしら。 獅子になれてる? でもね、そう微笑む皆がいたから私、立ってられるの ──チリン あの子が近づく音がする
やっぱり…日常を壊すなんて嫌よ。 なんでこんなことしたの? 楽しく無かったの?
見据えるケイイチに 言葉なしに問う]
(48) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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3
[ もう一度想う 親友 あの子もきっと今、戦ってる。 私はあの子のために、 騎士となった 絶対に負けられない
みっつ唱えたら 呪文を紡ぐ。 金獅子の牙は痛いんだからね ――]
(49) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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Expecto patronum(守護霊よ来れ)!!*
(50) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[『3』重ねられた声。 先に仕掛けられる呪文
ふわ 風がぐるりと私の周りを舞う。 風は徐々に薄ら色を纏って 一つの形を成してゆく。 金に対為す白銀の鬣が靡いて 所々に光る白銀の金の輝きは意志の強さの証
声のない咆哮をあげ、一直線 攻撃は最大の防御でしょ?
相手の呪文は耳に入らなくて、身構えたのも一瞬 金に不意に触れたのは 真っ赤なカトレアの花 ]
──っ!
[花を手向けた本人は獅子の奥。 またさっきみたいに優しく微笑んで
翠は大きく見開かれ ]
(61) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 03時頃
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なに、してんのよ!!!!
[なんで なんでなんでなんで
攻撃してきなさいよ いつもみたいに負かすつもりで来なさいよ
馬鹿じゃないの ほんと、 ほんと]
大っ嫌い…!!
[ムカつくのよ人の心見透かしたようなとこが。 ムカつくのよ、私がすること全部貴方にからかわれて。 ムカつくのよ、こうやっていつも。今も私の想いを砕いてくの
向かう銀の牙は 微笑む彼の身体をすり抜けて がぶり 傷をつけることなく 風に再び消える]
(62) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 03時頃
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[刹那 消えたと同時杖の代わりにカトレアを携えて 彼の前に歩んでいく。 馬鹿 クズ 幾らでも罵倒は思いつく。 目の前で止めた足。ピンクを尖らせた顔を寄せて
怒ってます
そう意思表示。 決闘受けるって言ったじゃない。 それも嘘なの?
顔を離したら杖に代わる矛を彼の頬へと 振りかぶって
──ぺちん
頬にじんわり真っ赤を咲かせたら カトレアの花を彼に渡すの ]
(63) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 03時頃
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私の勝ちで良いわね。カンザキケイイチ
[カトレアの花言葉 "あなたは美しい" 獅子の奥から見えた貴方の微笑む姿は、灰蒼を細めた貴方は 悔しいけど 私を動かすのには十分で 獅子にも怯まず据える姿は 紛れもなくレイヴンクローの気高き鷲 負は頬にぶつけたから
初めての褒め言葉 受け取りなさいよ]*
(64) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 03時頃
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勝ったら 言う事聞く約束よ
[赤が彩られた頬に、痛む様子。 ざまぁみろ ふん、鼻で笑ってやる でも見せる笑顔は いつもの憎らしい笑顔。
さっきのは幻想だったのかしら。 でも 自然とつられて浮かぶ笑顔 勿論、理由なんて言わない。 言ったらまた笑われる]
負け犬が吠えるのも大概にしなさい
[ 先ほどと同じようにもう一度手を取って──
のつもりが頬に添えられた手は私を簡単に捕まえる。 不意をつかれて… 瞬きを数度
あ
と声を出すと同時瞬きは止まった]
(80) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 06時半頃
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[柔く頬に触れる熱 彼が咲かせた花は 白を真っ赤に染上げる
また 私を簡単に惑わせる ]
〜〜〜〜大っ嫌い!!!このクズ!!!!!
[大声で叫んだら、乱暴に手を掴んで連れてってやろうか。 私のお姫様の元、 彼の相棒の元へ。 あの子達の一番の味方は私たちでなくちゃいけない] [ スヴェンに謝れ
あんな悲しそうな顔させてんじゃないわよ。 勝利者の命は絶対守らせてやるから クズ
それで
それで全てが終わったら 皆で此処で また会えるのかしら ]*
(81) ぷーすけ 2015/02/20(Fri) 06時半頃
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