人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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視点:


【人】 本屋 ベネット

[侵食が進み、異形と化した鉱石瞳。
それが映したものに気づいて、不思議そうにチャールズを見上げる。]

…チャールズは、特別なんだね。
それは、徴印《しるし》?

…加護なのか、烙印なのかは…判らないけど。

[話せる時が来たら、聞かせて欲しいとねだった。]

(4) 2010/07/20(Tue) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

…っ……。

[突然、胸が痛くて、苦しくて。
なぜだか判らないけれど、頭の奥が熱くて痺れて…]

……なに、これ………。
[胸を抑えて、背中を丸めて…生身のままの右目がポロポロと涙をこぼす。

塗り替えられる思考。押し付けられる感情。
脳裏に浮かぶ姿は、あの…

パニックを起こした身体は、きゅうと痙攣を起こして。
何が何だか判らない…判らないけど


 うた が、 きこえ る 。]

(9) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

ベネットは、胸苦しさに息が詰まって、とさりと倒れた。

2010/07/20(Tue) 00時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

[差し出されたチャールズの腕の中、微熱めいた身体はきゅうと硬直して震えて。
はくはくと、うまく息の出来ぬまま、震える手は頼るように彼の腕へと縋った。

それもそのうち、くたりと脱力して眠りに落ちる。]

(25) 2010/07/20(Tue) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

[夢うつつに腕の中で聞いた、穏やかな声色の昔語りは、目覚めたときにその手帳へと刻まれるだろう。
その身に背負う痛みを、己の魂へと分かつように。

ヨナと共に食べた、秘密のトゲの実のように。]

…チャールズ、僕は……本当に酷い人間です。
[歌が開いてしまった、心の扉。鍵をかけて仕舞い続けていた罪。
微かに漏れたうわ言は、告悔に満たぬ一欠片。]

(57) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

[人々が部屋へと戻る前、また上がってきた体温に喘ぎながら。
聖職者の腕の中で零した微かな告白は、未だ平和だったころの罪。]

僕は、人を殺しました。
問い詰めて、殺してしまいました。
僕の家族になる筈だった、婚約者《ターリャ》と、お腹の中の子を。

だって、その子は

僕の子供じゃなかったんだもの。

[日記の中に残って居るのは、親同士が決めた婚約と、少しづつでも愛そうとした事と…

彼女の葬儀のあくる朝、彼女の兄が、首を吊って居た事。
そんな事実が淡々と、流麗な字で綴られて居た。]

(150) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

[容体は次第に悪化していて、手当てを受けるころには殆ど意識はなくて。

ただ歌が聞こえるから、夢と現の狭間でもがいた。]

(153) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

…ごめんね、ありがとう。
[手当てをされる間も、たまに浮上する意識は済まなそうなうわ言。
何時の間に転移したのか、右の太腿にもぼこりと腫れ物。熱持ち脈打つそこはまるで、妊婦の腹のよう。
表皮もその位置までは、鉱質への変性を広げていた。]

(176) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 00時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 00時頃


【人】 本屋 ベネット

[一通り手当てを受けて、床に横になる。
人々の声。
時折幼く明るい声が交じるから、なんだか和むような気がして頬を緩めた。]

夜、随分長いね。
[未だ暗い窓の外と左手首の自動巻きの時計を眺めて、そういえばヨナは来てるのかなとあたりを見回した。]

(194) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

…うん、平気。
このくらい…いつものことだし。

[心配そうな少女の言葉に少しだけ笑顔を作って、中庭に出て行く姿を小さく手を振って見送った。]

…また、切開しなきゃだめかな…これ。
あまりいいものじゃないし、ヤバげなの出てきたら不味いよねぇ…。
成長させすぎて、手に負えなくなるのも困るし。

[腫れて熱を持つ太股をさすりつつ、どうしよう…と迷った声。
身を磨り減らして異形の子を産み続けるのも、酬いなのかも知れないと思った。]

(205) 2010/07/21(Wed) 01時半頃

ベネットは、逃げたミニクマは何処へ行ったのかなんて知らない。

2010/07/21(Wed) 02時頃


【人】 本屋 ベネット

[床に臥せったまま、チャールズに小さくうなづいて。
入ってきた熊の姿にちょっとびっくりした。]

最近のくまさんは…礼儀正しいんだね。

[何処かズレたことを言いつつも、腫れ物の切開をしてもらうなら、痛みを堪えるために手ぬぐいをキツく噛む準備。]

(214) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[治療とはいえど流石に、衣服を半ば脱がされるのには戸惑って。
それでも抗議することも出来ず、顕になるのは鉱晶化の進んだ痩せた肌。
握りこぶしよりも少し大きな腫れ物の表皮が裂かれると、鉛の蜈蚣や三本耳の兎、紅葉を羽にした蝶、ヌルヌルと粘液を垂らす雀にぴちぴちと暴れるミントの葉…出来損ないの幻想生物は生まれては消え、生まれては逃げ。]

…何回切ったら良くなるんだろ。
[手当てをされながら、ポツリと零す不安。
悪化する一方なのも、もう長くはないのも、本当は分かっているのだけれど。

それでも、思う以上にこの体は生き続け、切り開けば暫くは容態も良くはなるのだろう。]

(223) 2010/07/21(Wed) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

[死なないでほしいと、真摯に見つめてきた青い瞳を思い出しながら、気を失うように眠りに落ちた。*]

(224) 2010/07/21(Wed) 03時頃

ベネットは、ガストンの毛皮は、かろうじて生き残った小さい物達に取って格好の隠れ場所になりそうだ。

2010/07/21(Wed) 03時頃


【人】 本屋 ベネット

[少し眠って、熱が下がって。
調子のいいうちに、必死で走らせるペン。
書き留めておかなければならない事が、沢山たくさんあるから。

覚えて居る限りの全てを、この手帳へ。
ふわふわの羊毛に包まれたウミウシが、頭の上でまるくなってじっとそれを見ていた。]

(246) 2010/07/21(Wed) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

[歌声は耳に優しくて、癒されるもののはずなのに。
思い出すのはあの時の、憤りと後悔ばかり。]

…ターリャ……。

[あの声が、あの憂いを帯びた潤んだ瞳が。
責め続ける。けれど許すことなどできなくて。

これは罪、これは報い。産まれることの出来なかった子へも。]

(254) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット

[歌が聞こえる。

ゆっくり蝕まれる思考、混同していく記憶。

僕のものになるはずで、でも最初から僕のものじゃなかった。
彼女の生涯はずっとあの人と共にあったなら、勝ち目などあるはず無いじゃないか。

連れて行く。僕のところから奪われていってしまう。
その姿は、金髪の青年が気遣って連れて行く豊かな長い髪の後ろ姿と重なって融け合って…

よく、わからな…い。]

(255) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット

うん、聞かせて。
あなたの見てきた事を。

[傍に座る長い髪の女を見上げて、ペンを構えた。]

(271) 2010/07/21(Wed) 13時頃

【人】 本屋 ベネット

[色のない歌姫の紡ぐ、悲しく凄惨な歌。
何処か心奪われたように、鉱質な指先はそれを書き留める。]

争うものをすべて壊して、君と二人きりになったら…
もう壊すものがなくなれば、君と共に生きていられる?

それとも、二人きりならば、君自身と壊し合うしか無いの?

[魅入られたように呟く言葉。

聞こえる歌が沁みるたび、ぼくはぼくでいられなくなる。]

(284) 2010/07/21(Wed) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[居てあげるとは、言えなかった。
あまり長くは持ちそうにないから。

それだけでは、なかったけれど。]

そばにいられれば、いいのにね。
[彼女の意思とは裏腹に、既に魂は囚われている。
彼女の中に潜む何かは僕の心を狂わせていく。
許せず赦されぬ罪の記憶が、融けて混じって殺せと歌う。

生身の左手は、身に帯びた山刀にそっと触れていた。*]

(288) 2010/07/21(Wed) 16時半頃

【人】 本屋 ベネット

[あぁ、うたが きこえ る。]

…水、飲んでくる。

[先ほどよりしっかりした足取りで、倉庫を出て行こうとする。

うたが、

歌が聞こえるから、


探さなきゃ…]

(346) 2010/07/21(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

ころさな、きゃ

(352) 2010/07/21(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ふわふわと何処か夢の中のように、聞こえる歌に背を押されるままに。]

ねぇ、きみ。
ターリャを見なかった?
[通りすがりのソフィアに問、]

(356) 2010/07/21(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

ターリャは、ぼくのたいせつなひと。
ふわりとした髪の、かわいいひとだよ。

[まだ幸せだったころのような、春の陽射しのような笑み。]

(360) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

そうだね、城の中ならきっと…。
[こくんと素直に頷いて、廊下を歩き出す。]

きみも、見つけたら知らせてね。
──…なきゃ、いけないんだ。

[頭の中で、歌はやまない。
腰に下げた山刀の柄に触れながら、城内を、姿を求めて彷徨った。]

(366) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

[呼ぶ声が、したから。

名前を、呼ばれたから。

あのこえが、したから。

ぼくが、愛そうとした、あのこえが。]

(374) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

うたが、 きこえる よ。
[混ざって、混じって、分からなくなる。]

きみは、永遠に、ぼくのものにはならないから。
愛そうと、愛そうとしたんだ。

(377) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

ターリャ…
[マーゴの姿を見つけて、あの時のように笑った。

わからない。わからないけど、

うたが、やまない。耳のなかでやまない。]

(389) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

何故、今更。

[何かをこらえるような、泣き笑い。]

きみが、ぼくのものになれないなら、
愛そうとなんて、しなきゃ良かったよね。

[混同する記憶は、面影を追う。
うたが、きこえるから、わからなくなる。]

(398) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

赦さなくて、いいよ。
[戸惑うマーゴの元へと、ゆっくりと歩む。]

だってターリャ。
ぼくは、きみを、

許せはしないから。

(404) 2010/07/22(Thu) 00時頃

ベネットは、マーゴへと山刀を抜いて斬りかかった!

2010/07/22(Thu) 00時頃


【人】 本屋 ベネット

[みみのなか うた は やまな い]

(413) 2010/07/22(Thu) 00時頃

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