158 Anotherday for "wolves"
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―― 回想/昨夜酒場で ――
[アルカイドとのひと時は和やかに過ぎる。 偶然とはいえ、こうして共に食事できるとは思わなかった。 村で、本屋で、稀にスティーブン医師のもとで、 言葉交わすことがあっても、彼に猫のような気配を感じていたから、 気まぐれに立ち寄る猫のペースに合わせて会話を楽しむが常。
勧めたミートパイをおいしいと頬張る彼>>1:511に 「だよね」と嬉しそうに頷いた。
オーレリアが作ったのだとルパートから聞いたから 彼女にも感想を伝えようと思うのだけど その機会が失われるとは、その時は思わずに。]
(73) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[子供の頃から外で遊ぶより本を読む事が多かった。 ドナルドやグレッグ、ラディスラヴァと外で駆け回る事はなく、 忙しい父母の代わり、弟妹の面倒をみていることが多かった。 仲良さげな三人の姿は時折みかけてはいたけれどそれだけで。 予想つかぬ展開とドナルド>>16が言えば、 不満そうにしていた男はクツと喉を鳴らして笑い]
そうだね。あの頃はキミが読書家とは僕も思わなかったよ。
[同意はやや軽やかに懐かしむように。 拗ねるなんて言葉を使ったがゆえの、 アルカイド>>1:512の反応に、う、と言葉に詰まる。]
大人になってそういう事言われるとは思わなかった。
[複雑な心境が滲むような呟きが落ちて。]
(74) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[アルカイドの蒼に一瞬過ぎるさびしげな色は 瞬く間に消えてしまったから 見間違いだったのかもしれないけど どこか覚えのあるようないろに思えて心に残る。
きょうだいの手本となるように。 代々続くこの家系を継ぐのは生まれた時から決まっていたこと。 許婚なんて相手も幼い頃から当たり前のようにいて、 残念ながらその娘ははやり病で随分前になくなったから 親には彼女が忘れられないのだと理由をつけての独り身で。 取り巻く環境が“いい子”であることを強いただけ。 やんちゃな彼>>17とその幼馴染が眩しくて 己に幼馴染と呼べるほど親しい相手がいないことを 寂しいとも感じたのは今はもう遠い記憶。]
(75) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[ドナルドのまとめ>>18に「そうだねぇ」と笑み零すは 酔いがまわりよく考えずな返事だと飲み友達ならすぐに知れよう。
それからのドナルドとアルカイドの遣り取り>>19は ぼんやり眺め口挟むことはしなかった。
ドナルドが疑問に思う>>20こともその時は気付かぬまま。]
(77) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[蟒蛇とは程遠いのが一目で知れる本屋は からから笑う一人称の変わったアルカイドの声>>1:517に]
……ん、そうするよ。 アルカイドはお酒、強いんだね。
[飲んでも酔った風には見えぬから そんな言葉を向けてひとつ頷く。
散会前に席立つが見えれば、「またね」なんて声掛けて ひらひらと掲げた手をかるく揺らした。]
(78) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[案じる声>>30に顔をあげる。]
――…なんとか。
[大丈夫、と言い切れるほどではなかったらしい。 ルパートの淹れてくれたあたたかな茶が染み入り、 グレッグからの水差しは随分減って さすがにその頃には苦しさ覚える熱も紛れてきていた。
ドナルドはまだ帰る様子はないけれど 思いのほかゆっくりと過ごしてしまったと思う時間。
ルパートに「ごちそうさま」と代金を渡して ドナルドや顔なじみには「またね」なんて声を掛けて 家族の待つ我が家へと帰るためふらりと酒場を後にした。**]
(81) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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―― 朝/自宅 ――
[起きるのはいつも通り早くも遅くもない時間。 二日酔いになることなく鳥と共に目覚める。 ふあ、と欠伸して、のろのろと寝台から起き出した。 身支度を整え廊下に出れば、同じく起き出した弟と会う。 重なるは、おはようの挨拶。 弟が不意にベネットへと顔を寄せ、クンと鼻を小さく鳴らした。]
「甘い匂いがする」
[弟の言葉にベネットは首を捻る。]
昨日飲んだ蜂蜜酒がまだ残ってるのかな。
[酒を飲める年齢でない弟にはそれは判断つかぬらしい。 「どうだろ」なんて言いながら二人揃って台所に向かう。]
(134) 2015/05/13(Wed) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 21時頃
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[手分けして作る朝食。 男二人というのが少々むさ苦しいが致し方ない。 朝に弱い両親がこの時間に起きてくる事はほぼなく 朝と昼はベネットと末弟で用意することが多い。 サラダにスープ、ハムエッグ、パン屋で買ってきたカンパーニュ。 簡素な食事をしながら、他愛ない話をする。 食べ終われば片付けをしていつも通りの日常が其処にあった。]
「そういえば昨日の集会、どんな話だったの?」
[思い出したように問う弟の言葉にベネットの動きが止まる。]
……隣村の噂、お前も知ってるだろ? その件に関してで、噂は本当だったから――
[掻い摘んで長からの話を弟に伝え、両親が起きたら伝えて欲しいと頼んだ。]
(150) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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[戸棚から花瓶を取り出し井戸水で満たす。 それを持ち家を出ると本屋の扉に手をかけた。 抵抗なく開く扉。]
あ。
[昨日そのまま出たのだと思い出し片手で頭を抱える。]
不用心だな。 あー、大丈夫とは思うけど 一応在庫の確認しといた方がいいか。
[手を下ろしやれやれと肩を竦めて中に入る。]
(153) 2015/05/13(Wed) 22時頃
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―― 本屋 ――
[窓をあけて本の確認をしながら埃を払う。 埃かぶる本を手に取りたいとは思わぬだろうと 店の掃除も毎朝欠かさずすることのひとつ。
水差しには可憐に咲くマーガレットの花。 家から持ってきた花瓶に移し変えてカウンターに飾る。]
これでよし、と。
[そうして定位置に腰掛けて、 傍にある本を取り、栞の挟んであるページを開いた。]
(161) 2015/05/13(Wed) 22時頃
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―― 本屋 ――
[少しずつ読み進める物語。 吹き込む風が未だ読まぬページを捲ろうとする。 軽くページを押さえたところで、 掃除したときに開けた窓がそのままだと気付いた。 本に栞を挟み、慌てて窓辺にゆく。 開かれたままのそれを閉めようとして、 外が些か騒がしいことに気付いた。]
……ん、
[怪訝そうに眉を寄せ外を気にするけれど 騒がしい、と思うだけで、窓を閉める。
同じく騒ぎに気付いた弟はというと 兄と違い一目散に駆け出して教会で何があったかを知る。]
(206) 2015/05/13(Wed) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 23時半頃
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[本棚にはメアリーがルパートに買ってもらったと同じ本>>82も並ぶ。 文字が多い本がダメならと選んだ絵本を メアリーは面白そうと言い、それに決めたから、 第二、第三の候補であった絵本は また次の機会に紹介しようとしまわれた。
それはいつの話だったか。 もう読み終わってもよい頃合だが 感想は聞きそびれたままである。
未だ読み終わらぬことは知らないけれど 楽しんで傍においてもらえるならその本も本望だろう。]
(226) 2015/05/14(Thu) 00時頃
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[カウンターの向こう、いつもの席に座りなおす。 置かれた読みかけの本より先に 黒の双眸がマーガレットの花へと向いた。]
――…、
[可愛い花だと思う。 無意識に伸びるその手の、指先が花弁に触れた。 花弁の表面を軽く撫でるようになぞり 触れることなき花屋の娘を思う。]
(240) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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[花から手を離し、来客>>244を迎える。]
おはよう、アルカイド。
[ひらり振るわれるその手に、軽く手を掲げて応え。 見られた事への動揺が彼の少しのぎこちなさに気付くを遅らせる。 歩み寄るアルカイドを見遣り、ことと僅か首を傾ける。 問いかけ>>245に、きょとと瞬き]
聞いたって、何を――…?
[重々しい空気を感じる。 彼の言わんとするそれに思い当たらぬかゆるゆると首を横に振った。]
(259) 2015/05/14(Thu) 01時頃
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[蒼が窓の外へ移ろうにつられるようにそちらを見る。 いつもと違う騒がしさが其処にあり アルカイド>>247が話題にするは騒ぎの件と感じる。
気付かぬように、ふれぬように、 無意識に遣り過ごそうとした話題。
昨日も感じた不安がむくりと頭を擡げた。 彼の口から綴られる原因にぴくりと肩が揺れる。]
――…族長、と、人間の女の子? 殺された、って…… 族長がそう簡単にやられるわけ、ない、って。
[動揺が声にあらわれる。]
(260) 2015/05/14(Thu) 01時頃
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人狼が、人狼を殺すなんて――… まさか、そんなこと……
[ない、と続けたいのに喉からはくぐもる音だけが漏れ]
なんで、こんなことに……
[アルカイドの気まぐれな冗談、なんて考えは浮かばない。 彼から感じるぎこちなさと、重さが冗談でもないと感じさせる。]
らしい、って事は見たわけじゃないんだね。 じゃあ、確かめよう……!
[立ち上がれば椅子が勢いよく弾かれガタと鳴った。**]
(261) 2015/05/14(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 01時頃
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―― 本屋 ――
[思い出したように返されるアルカイドからの挨拶>>287も 彼の携えてきた知らせを思えば理解できる。 微笑ましいと思われたは知らぬ事だからさておき、 花から手を引っ込めるタイミングが遅れた自覚があったから 見られた事>>259との認識に繋がったようだった。
距離縮む音と、間も、 はじめはその重さも意識はせず。
ああ、けれど、 開かれた彼のくちびるが音を綴るまでの間>>288が その重さを肌に感じさせる。
伏し目がちの彼>>288は何か考えるように見えた。]
(306) 2015/05/14(Thu) 11時半頃
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[酒場で一瞬聞いたとは違う普段聞く一人称。 日常と、非日常が交錯する今。
アルカイドが落とす声>>289に小さく頷き。 ほんとなら、という前置きに続く言葉>>290の、 音色が、空気が変化したような、つめたさ。 威圧されるかのように、また肩が小さく震えた。]
――――……それって、 族長が『平和』を保つ為に掲げた方針が、 気にいらないから、族長を、って事かい?
それなら、……いや、まさか、
[集会場に見知らぬ顔はなかった。 隣村で事件を起こした『誰か』の可能性は薄れ]
(307) 2015/05/14(Thu) 11時半頃
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[まあるくなる蒼>>294は何に驚いたのだろうと思う。 一瞬のことだったから気のせいだったかもしれない。 思い直して、どうしたの、と問うことはせず]
教会で確かめられるなら。
[しっかりひとつ頷く。 遺体があるならずっとそのままにするは考えがたく どこかに安置されている可能性も否めない。 行ってみればわかるだろう、と。]
(308) 2015/05/14(Thu) 11時半頃
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[教会や神に対するアルカイドの思い>>295までは察せず 些か怪訝そうに悩むような彼を見る。]
……あぁ、そうなんだ。
[遺体を見たがる物好きではない。 アルカイドの言に少し考える風にして]
じゃあ、先生に聞いてみよう。 もう、戻ってるかな……
[スティーブンがいつ教会へ行ったかは知らず 何処へ行けば会えるかを考える。]
(309) 2015/05/14(Thu) 11時半頃
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[扉が開く音>>284がして、 アルカイドの声>>297に続くように]
やあ、ドナルド。 おはよう。
ああ、うん、……今、アルカイドから噂は聞いた。 確かめにいこうと思ったんだけど すでにスティーブン先生が行ってるみたいだから
[どうするか考えているところだと暗に告げる。**]
(310) 2015/05/14(Thu) 11時半頃
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[ドナルドの問いかけ>>315は唐突にも感じられた。 けれど彼のことだから何か意味があるのだろう、と 一度、二度瞬いた後、僅か考えるような間をおいて]
――――…隔世遺伝なら、 あることだろうと思うけど。
[提示された条件で導く答え。]
まわりをみても自分だけ、なら、きっと、僕でも、 おかしい、と思ってしまうかな。
[赤毛と言われて重なるのは目の前にいるドナルド。 その両親の髪色も例えと重なる。 昔祖父母が、かの家系は見事な銀糸ばかりと言ってはいなかったか。 触れぬように考えぬように、しまっていた記憶がのぞく。]
(335) 2015/05/14(Thu) 13時半頃
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[専門家、とドナルドが言えば>>322頷く。 スティーブンの検分なら確かだろう。]
診療所に行ってみる?
[彼が戻るならそちらだろう、と目星つけるものの――]
向こうで勝手にお茶は淹れられないけど。
[どこに何があるかなんて把握していないし、 そもそも勝手は出来ない性格だから 軽く肩すくめて、ドナルドとアルカイドを見遣る。*]
(350) 2015/05/14(Thu) 14時頃
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[族長とそれほど親しいわけではなかった。 グリフィスの家を代表して話すが主で個人的なものは薄く。 それでも彼は恨まれて害される風には見えぬひとで、だからこそ集会で告げられた方針に強く否を唱える者はいなかったように思う。 アルカイドの言葉>>363には]
――…可能性としては在り得る。 けど、そうなると、……
[言いよどむような間があき]
あの時話をきいていた者か、 もしくはそれを伝え聞いた者が疑わしくなるんじゃ……
[躊躇いながらの声は徐々に小さくなる。]
(369) 2015/05/14(Thu) 17時頃
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[族長と人間の女の子の死。 その話を運んだのは一人でなく二人。 それはそれだけ噂が広がっているのだということ。 火のないところに煙はたたない。 二人の身に起きた不幸への真実味が増す状況。
安堵の吐息の後、続く言葉>>364に]
もしそうだとしたら、 そのままにしてはおけないものね。
[同意する言葉を向ける。]
(370) 2015/05/14(Thu) 17時頃
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[ドナルドとアルカイドの会話>>366は気になるものだったが ちらと交互に二人を見遣るのみ。]
[茶を飲んでから向かう、という考えはぽんと抜けていた。 いつもならそろそろ弟が紅茶を用意して様子をみにくる時間だが その末弟は教会の方に様子をみにいっていたからそれもなく。]
[アルカイドの提案>>367に瞬きひとつ。]
それはありがたいな。
[キミの淹れたお茶が飲めるなんて楽しみだ。 そんな言葉が浮かんだが、口にするのは不謹慎な気がして]
(371) 2015/05/14(Thu) 17時頃
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[けれど飲み込む必要はなかったのかもしれない。 重さをはらうようなアルカイドの言葉>>368とウインクに はたと瞬いた後、淡く眸が弧を描く。]
頼もしいね。 それじゃあ、行こうか。
[アルカイドとドナルドの二人を促し、本屋を出る。 花瓶のマーガレットがその背を見送り。 ぱたん、と閉じられた扉には念のための鍵がかかる。**]
(372) 2015/05/14(Thu) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 17時頃
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[悲しそうにも見えるアルカイドの微笑み>>391が まるでその考えを肯定するように――。
苦さが貌に滲む。]
[お茶の話するうち、 張り詰めた頬>>392が和らぐを感じて 僅かな安堵が吐息に混じる。]
ごろごろ、なんて、猫みたいだね。
[彼の言葉>>393から想像した姿が、ソファで寛ぐ猫と重なり、 そんなことを言いながら診療所へと歩みだし。]
(421) 2015/05/14(Thu) 20時半頃
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[外を歩くうち聞こえる声>>395>>389はひとりふたりどころでなく 向けられる視線にも感情が伴うよう。 耐えてくれ、と集会場での族長の言葉が過ぎる。 これほどの負の感情にどれだけ耐えれば良いのだろう。]
――…っ、
[居た堪れなさを感じる。 聞こえた声>>404に一度アルカイドに視線を向け]
ん、何とかする、って…… “過ち”は一族の手で、ってこと……
[族長の言葉をなぞる。]
(422) 2015/05/14(Thu) 20時半頃
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[道中、人の眼差しを避けるように視線を下げる。 足元を見ていれば刺さるような視線も少しはマシだろう、と。
一瞬で崩れた均衡。 共存を示す天秤は傾いて。
これから歩むべきは茨の道か。
自然と早くなる歩調>>404につられるように 足早に診療所に向かう。]
(423) 2015/05/14(Thu) 20時半頃
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