人狼議事


279 宇宙(そら)を往くサルバシオン

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視点:


【人】 消防隊長 トルドヴィン

― 談話室 ―

[朝。談話室に入ると、既にワクラバの姿>>3が見えた。他にも誰か来ていたかもしれない。
 クラゲに寄生された技師の名が映し出されているモニターを一瞥して、腕を組んで壁に寄りかかり、人が集まるのを待っている。*]

(4) 2020/09/01(Tue) 00時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2020/09/01(Tue) 00時半頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[名前を呼ぶ声>>6の方に顔を向けると、肩に軽く触れられる感触と共に、燻んだ瞳と目があった。]

 ……おはよう。

[返すのは短い挨拶のみ。そのまま、ワクラバの方へ漂っていく姿を少し見送って。
 定位置のクッションの上に飛び乗ったアーサーの姿も見えれば、そちらに目を向ける。
 シルク同様挨拶を返してから、]

 アーサー。宇宙クラゲの姿は見えたか?

[そう問いかけた。*]

(12) 2020/09/01(Tue) 12時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[そうして、人が集まってきた頃。
 男は壁から背を離して談話室を見回した。]

 ……今朝、ここに来る途中。
 ヘリンの部屋から清掃用ロボットが出てくるのを見た。

[彼女は談話室には来ないだろう。淡々とそう告げる。]

 寄生されていない者と宇宙クラゲの数が同数になれば、彼等は昼間でも襲い掛かってくる――だったか。
 今日もクラゲを見つけなければ、全滅だろうな。

[男はただ、その事実だけを述べた。**]

(13) 2020/09/01(Tue) 12時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2020/09/01(Tue) 12時半頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[なんで、と声を上げる少女>>20に視線をやる。]

 …………。

[トルドヴィンにはクラゲの思考などわからない。
 悲鳴のような少女の叫びに、ただ口を引き結んだ。*]

(21) 2020/09/01(Tue) 21時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 ……そうか。

[アーサーから返ってきた簡潔な答え>>23に目を閉じて。
 彼を詰る少女の言葉>>27に、目を開けた。僅かに触角が揺れる。]

 ……。

[見てくる>>24、と声を発したアーサーを止めることはしなかった。
 ミタシュがついていくのを見て、組んでいた腕をほどきかけたが、後を追うのはやめた。そのまま、壁に背を預ける。]

(38) 2020/09/01(Tue) 23時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2020/09/01(Tue) 23時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

 わからない。
 思い当たるようなことは、特にないが。

[ヒューマノイドの問いかけ>>25には、ゆるく首を振った。少なくとも彼女はアーサーのように、何かを知る能力があるというようなことは、言っていなかった。]

 発見の手段、か。
 わたしは、スプスプイがまだ何かを教えてくれる気がしているんだがな。

[息絶えたスプスプイの分隊と、本隊。今は全てミタシュが胸元に持っている彼らの亡骸。
 それらを指して、男はそう呟いた。]

(47) 2020/09/01(Tue) 23時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[蜜を持っているか>>46、と問われれば目を瞬いて、頷く。]

 ああ。

[ポーチから濃い琥珀色のチューブを何本か出して、シルクに差し出した。]

 どうぞ。好きなだけ。

(48) 2020/09/01(Tue) 23時頃

トルドヴィンは、自分も一本、蜜チューブを開けて舐めている。

2020/09/01(Tue) 23時半頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[やはりどこか頼りない様子で近付いてくるシルク>>51に腕を貸しつつ。]

 ああ、ヘリンがコーヒーに入れたら美味いと言っていたな。

[それは確か、彼女とシルクのファーストコンタクト>>0:192でもあったか。そんなことを思いながら。]

 ……いただこう。

[念の為>>52、といった問いかけに頷いたのは意外だったろうか。
 無事淹れてもらえれば、新しく開けたチューブを一本分。コーヒーと、カップの底に溜まった蜜。濃度の違う二つは、軽くカップを揺らしているうちにだんだんと混ざって、境界線が見えなくなる。]

(57) 2020/09/02(Wed) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[すっかり蜜の溶けたコーヒーを少しずつ、噛むように飲みながら。
 シルクからの問いと視線>>55に顔を上げた。]

 ……そうだ。
 スプスプイの分隊が、本隊が死ぬ前に死んでいたとしたら、と考えていた。

 本当はどちらが先に死んだのか。
 少なくともわたしには見分けられない。

[男の視線は、分隊を預けられていたワクラバを向いている。
 それは昨日も考えたこと。断言できないと、一度は保留にした可能性。>>3:89

 故に、わたしはワクラバが疑わしいと思っている。

(63) 2020/09/02(Wed) 01時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[そう名指しして、一口コーヒーを飲む。
 続く質問を、ゆっくりとした言葉を。シルクに視線を移して、ただ黙って聞く。>>56

 どんな顔をしていたかなど、自分ではよくわからないが。

[そう言いつつも、男はあの時、隠そうという気も恐らくなかった。>>3:182

 ……"おまえらも災難だな"などと。>>3:180
 自分を害するだろう相手に向けて、よくも言えるものだと感心しただけだ。

[男は表情を変えることなくそう答えて、またカップに口をつけた。
 男の解釈は、もしかしたらワクラバの意図するところとは違っていたのかもしれないが。*]

(64) 2020/09/02(Wed) 01時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2020/09/02(Wed) 01時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[意外だ>>67、と言われれば一度瞬きをして、]

 そうだろうか。……そうかもしれないな。
 確かに得意ではないが、

(79) 2020/09/02(Wed) 09時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 ……これだけ甘くすれば、流石にな。
 それに、君は薄く淹れてくれたようだ。随分飲みやすい。
 ありがとう。

[そう言って見せるようにカップを反対側に傾けた。口に運ぶ回数の割に、減るのは随分遅い。
 触角は、最初の一口目はぴりっと揺れたが、その後は目立った動きは見せていない。薄さかたっぷりの蜜のおかげか、流石に慣れたのかもしれない。]

(80) 2020/09/02(Wed) 09時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 そうだな、肯定もできない。

[だからこれは、判断材料のひとつでしかない。
 ただ、男の抱いた疑念を覆すような情報は、今のところワクラバの口から出てきていない。]

 ……。

[こんな顔。>>69と何やら苦労して再現しようとしている様子を真顔で眺める。白い眉間にうっすら皺が刻まれたのを見て、表したい表情は見当がついた。]

 ……ふ。

[微かに息の漏れる音。笑ったのかもしれなかった。
 口元は、カップに隠れて見えない。]

(81) 2020/09/02(Wed) 09時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[何故ミタシュについていかなかったのか>>71、と問われると、少し困ったように眉を下げた。まさか一枚絵のように見られていたなど、思いもしていない。]

 ……アーサーがいれば大丈夫だろう。
 それにあの子は、

[言葉を切る。薄いコーヒーに視線を落とす。]

 わたしが思っていたよりずっと強い子だった。

[そう答えて。シルクからワクラバへ問いかけられた言葉>>70>>72への回答を待つように、男もワクラバへと視線を向けた。**]

(82) 2020/09/02(Wed) 09時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2020/09/02(Wed) 09時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[男は、これまでほとんど語らなかったワクラバの話を黙って聞いていた。案外喋るな、と思いながら。
 言葉の通り、証明する術はない。>>92
 しかし、彼自身の言葉で理由の説明があるのとないのでは、印象は変わってくるだろう。

 時折甘いコーヒーを舐めながら耳を傾けていたが、]

(109) 2020/09/02(Wed) 21時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[気の毒に。>>97
 そう聞いた瞬間、触角がぴりぴりと震えた。
 それでも、こちらへの問いかけ>>99を聞くまでは黙っていた。]

 わたしならば言わない。
 自分を害する相手は、すなわち敵だ。
 習性や本能は理解する。我々にもあるものだからな。
 だからと言ってこちらを害する敵に対して、同情も共感もしない。例えしたとしても、表明などしない。

 それは、

[――わたしの星では、反逆と呼ばれる。

 最後の言葉は呟くように吐き捨てて、言葉を切る。下がり気味になった触角が揺れた。
 クラゲ騒ぎが起きるまで、船の中に敵はいなかった。故に、トルドヴィンが外敵に対する烈しい気性を見せることも、なかった。]

 ……すまない、取り乱した。
 しかし、その考え方をわたしは理解しない。

[そう言って、しばらくは無言で話を聞く姿勢に戻った。]

(110) 2020/09/02(Wed) 21時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 …………なるほど。
 嘘を真実で補強する、か。
 それで、ヘリンが襲われたから、名の挙がったもう片方のわたしか。
 まあ、筋は通っているな。

[自分を疑うワクラバの言葉>>101>>102には、先程よりも冷静に返す。疑われたもう一人、シルクにちらりと目を向けて。またワクラバに視線を戻した。]

 わたしは先程も言った通り、ワクラバ、
 君を疑っている。
 アーサーが違うだろう、というのは同意する。
 残りの一匹は、シルクかモナリザのどちらかだろうと思う。

 ……そうだな、クラゲと対話しようとしたことは、正直あまり理解ができないが。
 それを理由にシルクを疑わしいとは、特に思っていない。

(111) 2020/09/02(Wed) 21時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ミタシュの変化の可能性について問われる>>104と、少し考えるように黙り込んだ。]

 …………。

 これは、わたしの贔屓目なのかもしれない。
 幼体、子供は大事に扱わなければならない、というのが故郷の方針でな。いや、それこそ習性と言った方が正しいか。

 ……そういった庇護欲を掻き立てる対象にクラゲが寄生する、というのはありそうな話だが。
 仮にそうだとしたら、どちらかと言えばより弱い存在であることを強調するように思う。その方が庇護を受けやすいだろうからな。

[内緒話>>2:187は内緒話のまま。
 その内容を男の口から語ることはない。]

(112) 2020/09/02(Wed) 21時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[もうひとつ、とつけ足された言葉。>>106
 その頃には、先程の苛立った様子>>110は消えていたのだが。]

 …………。

[無言のまま、眉間に思いきり深い皺が刻まれた。]

 ……馬鹿馬鹿しい。
 クラゲを生かす選択肢など、あるはずがないだろう。

[それだけ言って黙り込んだ。**]

(113) 2020/09/02(Wed) 21時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2020/09/02(Wed) 21時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ミタシュという少女について、シルクが語る話を聞く。>>121>>122
 元より今日、彼女に票を入れる気はなかった。
 ただ、シルクが彼女を信じたい、と言ったことに安堵していた。]

 ……そうだな。
 わたしも、彼女を信じようと思っている。

[僅かに表情を緩めて、シルクの言葉に頷いた。]

(137) 2020/09/02(Wed) 22時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[向けられた視線>>141を正面から見据える。眉間の皺は消えている。]

 クラゲを生かす、と先に口にしたのは君だろう。
 わたしは、敵を生かしておく選択肢はないと言っただけだ。

(146) 2020/09/02(Wed) 23時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 ……。

[シルクの選択>>128を聞いた男は、しばらく無言だった。
 空いた椅子の、三つの方にワクラバを入れるならば。
 自分は、選ばれなかった側だ。]

 ……シルク。
 君には、わたしを選ぶ理由があるのか?
 ワクラバを選ばない、以外の理由が。

[ないなら、別にいいが。
 と、そう聞いた。]

(150) 2020/09/02(Wed) 23時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[二人からの返答>>149>>151に、不可解そうに触角が曲がった。]

 ……つまり、クラゲを炙り出す意図だったと?
 それなら、紛らわしいことを言って悪かった。
 だが、それで素直に名乗り出るクラゲがいるとは思えないな。

[横から聞こえてきたヒューマノイドの言葉>>155に、眉を顰めた。]

 違う。

(158) 2020/09/02(Wed) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[三人が談話室に戻ってくる。
 ミタシュの姿>>154を見つけると、先程からぴりぴりしっぱなしだった触角が跳ねるように上向いた。]

(159) 2020/09/02(Wed) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[返答>>160>>161を聞いて、目を伏せた。
 コーヒー。なるほど、と。]

 そうか。
 …………そうか。

[やはり、慣れないものを飲むべきではなかったのだ。]

 …………。

[目を閉じる。
 あのシュガーキャンディを、もう一度食べたいと思った。]

(167) 2020/09/03(Thu) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[小さな影>>164が近くに来れば、少し身を屈める。]

 ミタシュ。

[キャンディを忘れた、と謝る姿に目を瞬く。]

 構わない。君が食べるといい。

[そう言って、黒い外殻に覆われた片手を持ち上げかけて、下ろした。]

 わたしはそろそろ部屋に戻る。
 眠れないかもしれないが、君も早く休むといい。

[それだけ告げて、男は談話室を後にした。**]

(171) 2020/09/03(Thu) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

― 自室 ―

[端末を操作して、今日も一人の名前を選ぶ。
 迷うことはない。ただ、決めていた名前を選び、票を入れた。]

 ……。

[用の済んだ端末をテーブルに置き、その横に放置されていたナイフに目をやる。欠けた刃を見て眉間に僅か、皺が寄った。]

(176) 2020/09/03(Thu) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

 …………。

[黒い指先で首に触れる。
 男の首全体は体同様、艶やかな外殻で覆われている。

 その喉元、普段は髪の影になって見えにくいであろう位置に。

 深く抉れた一筋の傷がついている。**]

(178) 2020/09/03(Thu) 00時頃

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