158 Anotherday for "wolves"
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― 昨晩・墓場にて ―
[>>1:495「随分愛らしくていいんじゃないか」などと 膨らされた白い頬に面白がるような言葉を一つ。 狼の真似をする人狼の少女の何とまあ、可愛らしい事。
少し悲しそうな顔で笑う彼女の言葉に、 自分は 叶えとばかり祈ってきたなと、 村医者はふと思い知らされる。]
――そう。多分、 …だから。
[信じられる人を繋いでくれたのだろうと。 桃色の唇がふわりと小さな弧を描く。 震える睫を見下ろした。 >>1:496 動かないで、などと言われたから、 喉奥で小さく唸って とてもとても逃げたくなったが踏みとどまる。 大人の威厳? 知ったことではない。]
(22) 2015/05/13(Wed) 06時半頃
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…………どっちでもいいんだよ。
[カビるのもひからびるのも大差ないと 己のミスをそんな言葉で誤魔化しながら 胸を張るかのような満足げな仕草には呆れ返った。]
[くるりと舞う風はそっと地上から熱を奪う。 小さく震えたマーゴットを見下ろした。 >>1:497 それは何かを怖がるようにも見えたから、 自分の領分ではないと知りながらも するりと潜るようにして重ねられた指を 拳を開き、優しく握って、 それは己を落ち着かせる意味も多少、含まれていたが]
……いや。 行こう。
[マーゴットを彼女の家まで送っていった。]
(23) 2015/05/13(Wed) 06時半頃
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[明日という日が今日と変わらぬ日であるように、
――そんな願いは何だか、 叶えてもらえる気はしなかったから 只、只。
墓地の出口で声を聞きながら―― 小さな祈りを、隠れる月に捧ぐ。*]
(24) 2015/05/13(Wed) 06時半頃
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[ ――マーゴットを送ってから、 診療所に帰った村医者は夕食を少しだけ齧って、
空いたベッドと、本棚の絵本を見ては 帰らぬはいつもの事だと、 黙ってそっと寝床についた。 いつもより早く帰ってきた>>2と察すれば まどろみの中、「意外じゃないか」――などと思ったが。]
(25) 2015/05/13(Wed) 07時頃
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― 翌 早朝 ―
――アル。
[声をかけた。 ベットをそっと覗き込めば エンジェル・ブルーの双眸は見えただろうか。
机の上にはパンの袋と牛乳。鍋にはシチュー。 朝陽は覗けど、どこか静かで不気味な朝。 鳥の声すら聞こえない。]
朝飯。食べるのか。
[返事があるのかないのかはさておき。 そっとベッドから離れて、ローブの裾を払う。
思うところがあって教会に歩を向けてみるつもりだと 起きていたら伝えただろうが、 寝ていたならば言わないまま。*]
(26) 2015/05/13(Wed) 07時頃
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[青い闇の中でゆらり、 スカートが蝶のように舞う。 ダンスのステップにも似てとても軽やかに。
豊かな黒髪は鈍く光を纏いて 微かな月星のライトがぼんやりとその人の輪郭を縁取った。
赤い可憐な頬も長いまつ毛も見えはしないが。 ひらり、ひらめいた白はきっと小さな掌だ。]
こっちこそ。 ──君と話せてよかった。
おやすみ。
[見えていないと知りながら、向けるは笑み。 ゆるり、乙女に背を向けて
夜道を行く。]
(71) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[──背に落とされた「また」に、立ち止まり]
ああ、また──。
[足音は、暗闇の向こうへ遠ざかる*]
(72) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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─ 早朝 診療所にて
珍しい顔、してるな。
[見つめた『狗』の目に、ふとそんな感想を。 いつもより低い声にも、 どこか虚ろで、揺らぐまなざしにも 特に怖じることはなく、 寧ろ僅か、僅かに面白がるように。 少し心配も混ざった眼差しで相手を見る。
出会った頃の目に似ていると思った。 あの時言われた言葉は今もそうなのだろうか。 ──ふと思ったが、相もかわらずそれに関しては「好きにすればいい」と思っていた。
朝食を食べるといわれれば、こくり頷く。 人間とさして変わらぬ食で人狼は生きていける。 甘いにおいは食欲を誘うものだし。]
(84) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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万に一つでも君が来ないってこたわかってら。 言っただけだよ。……わかった。何かあればね。
[──などと。いつもは行き先すら、 アルカイドに伝えはしないのに言う。 なぜだろう、と自問したが答えは出なかった]
[白い手が強張るのを悟る。 鏡をじっと見つめ、懺悔でもするような彼を 見下ろし、それから息を吐く。]
……そもそも、普段からサボってるくせに。 大袈裟だろう?
[ぞんざいに、その絹糸のような黒髪を 宥めるような仕草で二度ぽんぽんと叩こうと。 それから、唇の片端を持ち上げて]
きっと今日も平和さ。退屈なほどにね。
(85) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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[気休めの言葉を吐いて、 琥珀を僅かに撓めてみせた。]
[よそうだけだった朝食のシチュー。 アルの分をよそっては、机に置く。 そして自分も言葉少なに朝食をとった。]
───、昨日は。
なんでもない。
[食事の合間、そんな言葉を小さく落とした。]
[食器を片付けたなら、 静かに、教会の方へと足を向けた。 空を仰ぎ思うのは八年前のこと。 ──それは何故か、言い知れぬ不安に塗りつぶされる。
視界の端に揺れる黄色い花。*]
(86) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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―教会にて
……なんだ?
[訪れた教会には人だかりができていた。 どさりと誰かが倒れる音。>>14 ひどい血の匂いに、思わず教会内部へ踏み込んでいた。]
?! ラディスラヴァ、
[駱駝色の髪には見覚えがあった。 倒れる村娘の傍にしゃがみ、焦りの滲んだ声で彼女を呼ぶ。 どうやら気を失っているらしい、と悟れば ――ハ、と、恐れを抱きながら前方を見た。
そこには。]
(92) 2015/05/13(Wed) 16時頃
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[ レンズの奥、琥珀色の目を見開いた。 ]
[死のにおいが鼻をつく。 ごろごろと遺体が転がる礼拝堂。 手が、足が、千々に裂かれ、中身を暴かれ、 それらが赤い尾を引き方々に投げ出されている様子は。
繰り糸の切れた人形のよう。 もしくは幼子に振り回された玩具のようだ。 顔ばかりが無傷であるのが、 いっそ残酷さを引き立てていた。
──人間でなく、人狼の仕業である事は明らかだった。]
(95) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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誰がこんな、……!! 、ヴェスパー……
[血を吸い込んだ射干玉の黒髪。 族長の名を思わず呼び、 転がる人間の女性の遺体に視線を転ずる。 吐き気のするような惨状の中、一つ確かに燻るは獣性。 噫、あの滴る血を舌で拾ったならば──恐らくは。 (それがどんなに意識の底に鎮めても抑え難い「本能」というものなのかもしれなかった。)
ギィー…………。 響いたのは古い扉の軋る音なのだろうか。それとも。
村医者が立ち尽くしていたのは数秒。 ──駱駝色を見つめ、いけない、と悟る。 ]
(96) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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ちょっと。どいてくれ。……どけって!
[ざわめく人々に喝をいれて ラディスラヴァをそっと抱えた。
混乱した頭は冷静な判断を欠き、 蒼白になった村医者は 一先ず彼女を教会の外へと運ぼうと。**]
(97) 2015/05/13(Wed) 16時半頃
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― 教会前にて ― [ごめんよ、と云いながら軽い体を持ち上げれば、 駱駝色がゆらりと揺れただろうか。 「どけ」と喝をいれる村医者の声には 苛立ちと 恐怖と 焦燥がいりまじり それは聞くものをどこか不安にさせる色をしていた。]
――、サイラス、
[かけられた声>>121に顔をあげる。 風に靡く金色の髪に、蒼い目が見えた。薬屋の養子だ。 「何があったんだ!?」という問いに、 蒼白な顔で唇を戦慄かせ]
” あってはならん事 ” が起きてしまった。
族長と、人間の女性が、――中で、 誰かに八つ裂きにされて、 …………噫、 見にいかない方が、いい。 特に子供は。
(145) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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このこは見て気を失ったようだから。
[ラディスラヴァを示す。]
……近くに寝かせられる場所はないかい、
[また一歩、教会から逃れるように足を踏み出し サイラスに尋ねる。診療所までは少し遠いのだ。
少し割れた人だかりは、再び乱れていく。 医者が「見るな」と言ったとて、誰が守るだろうか。 中の惨状を。血に染められた祈りの場所を。 見ないままにしておくことを。]
「――過ちが起こってしまった。 それが意味するところは、即ち。
>>1:#5
その可能性を追う心の余裕も、また、まだ、無く*]
(146) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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― 回想 早朝/診療所 ―
[小鳥のさえずりは、逆に静寂を深めるよう。 アルがぽつりと落とす声に耳を傾けた。>>104
一歩では近すぎ、三歩では少し遠い。 二歩くらいが丁度良い。
少なくとも村医者はそう思っているし その距離を保てる相手の事は、 度々皮肉をぶつけるものの 嫌いではない。 そう、嫌いではないのだ。
ふと虚ろにわらう様子にかすかに首を傾げる。 ぼろい小屋にそっと吹き込む隙間風に 狗の黒髪がふわりと揺れた。>>106]
さあ。なんでだろうねえ。
(147) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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[というか、覚えていたのか、なんて。>>107 気紛れな「猫」がそういう事を覚えていた事に 少し、ほんの少し驚きながら、 嘲るごとき笑いに、皮肉げな笑みを返す。
――それでも、いつもと少し違う様子>>108には 些かの不安を覚えていた。
医者の目が一瞬、 患者を診察するそれになっていたことは きっと、気づかれてはいなかっただろうが。]
そうさ。
[手を伸ばし頭を撫でる。 零れた小さな笑みに、かすかに安堵。>>110 それでやっと、食事の用意を始めた。 食事中の言葉には、そうかい、と答え睫を伏せて>>111
――ふと聞こえた声に、きょとんと目を開いては]
(148) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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馬鹿だねえ。……本当に。
[思わず、笑っていた。 笑い声の先が朝の空気に溶けて、 どこか寂しさを誘っていた。 *]
(149) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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― 教会前 ―
[嘘だろ、と若者の唇から零れる言葉は 首を振るまでもなく彼自らの声で塗り潰される。
信じられないのも無理はないと思う。 だが人間達が人狼に向ける視線が 何より胸につかえそうなまでに馨る血のにおいが 場の惨状を、如実に伝えている。
一瞬、彼女の手が彼女自身の首元へ。>>159 ラディスラヴァが倒れた理由が、 中に居た女性にあるのだという事まではわからない。 村医者はオーレリアの事をよく知らないから。]
(162) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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[――けれどきっと、死んでいる人達の名は、 伝染するようにこの村に広がっていくだろう。 どのように死んでいるのか、も。そんな予感がした。
声を絞り出し、それから頷くサイラスの青目を見る。 自分がどんな顔をしているか 村医者にはよくわからなかったが 彼の言葉を聞くに多分、情けない顔をしているのだろう]
ああ、……情けないな。
――、ルパートの宿、か。
[一瞬、眉根に皺が寄る。 元々は教会で彼らに祈りをと思っていたのに――。
――否。 そんな感傷も、過去の因縁も、何もかも。 ラディスラヴァやサイラスには、何の関わりもないこと。 折角示された道筋を、突っぱねる事はできない]
(163) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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いや、ありがとう、サイラス。そちらへ行こう。
[そう云うも、 人々が騒ぎ、怯える声の大きさに思わず顔を顰めた。 先程より人が増えているような気すらする。 ――ぽつりとサイラスが零した言葉に、 どうだかな、と呟いた。 サイラスが再び口を開いたのはその時。]
[きっと彼は子供の事を想って注意したのだろうが その声音は人間達の感情を更に煽るようだった。 静寂、それから、剣呑な雰囲気。]
君は、あの子のことを思って言ったんだろう? 人にどうみられるかなんて、どうってこたないさ。 ……行こう。
[謝罪には、ふるりと首を振った。 そして足早に歩きだす。]
(164) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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[そうして、宿屋にたどり着く。 サイラスは共に来てくれたのだろうか。
手は塞がっているから 宿屋の入り口にて きつく、眉根に皺を寄せて]
――おーい、グレッグ! …ルパート、
[彼らの名を呼び、ラディスラヴァを 寝かせる場所を貸してほしいと そう頼もうとするだろう*]
(165) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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― 宿屋にて ―
[ラディスラヴァに気遣いの言葉をかけるサイラス。 彼は優しい青年だと、そんな事を思いながら 共に宿屋へと向かった。>>168]
[一度足を止め、それからぱたぱたと駆けてくる>>167 グレッグの姿を見て、昨日の事が頭を過ぎるものの それはそれとして、事情の説明をサイラスに委ねる。 >>169]
――、部屋の場所だけ教えてもらえれば
[グレッグがそれを受けて一拍、 悩むもののルパートを呼ぶ。>>172
己も一度呼びはしたものの、 ルパートはきっと――、と思えば 彼に対する後ろめたさも手伝って、 そんな言葉が出た。]
(189) 2015/05/13(Wed) 23時頃
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[出てきた昨日ぶりの姿に、眉根の皺が深くなる。>>190 呼ばれるのは酷く久しぶりだ。 ――それも、愛称でない方を。
どうしたんだと言いたげな視線を受けた。 それよりも彼女をベッドに、と申し出て 部屋の場所だけ教えてくれれば、と言えば、 向けられた言葉に、二、三度瞬きをする。>>195
――苦渋の滲む表情を浮べた。]
……すまない。忙しいだろうに。
(197) 2015/05/13(Wed) 23時半頃
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[申し出に短く返して、手伝ってもらいながら 宿屋のベッドの一つに、彼女を運ぶ。
そっとラディスラヴァを横たえれば 駱駝色の下に隠された瞼が見えただろうか。 彼女の容態を気遣いながら、]
……教会で気を喪ったんだ。 安静にしていればじきに目を覚ますだろう。 それまではここに置いてやってくれ。
[そうルパートに頼もうとしたが、どうだっただろう。 ここにいると亡きひとの俤がちらついて 酷く口内が乾く心地がする。]
(199) 2015/05/13(Wed) 23時半頃
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[ラディスラヴァを連れて行く最中。 互いに>>203おしのごとく黙りこみ、重い空気が満ちる。 やはり、やはりとなぞる思考。抱くのは諦念にも似た感情。
それでも、それとこれとは別だろうとラディの事を頼む。 返されたのはやはり、短い問い。 答える為に、やっとの思いで口を開いた。]
……教会で、族長と人間の女性が殺されていた。 遺体の様子は酷いものだったさ。 獣に食い荒らされたようだった。 彼女はそれを見たんだ。ショックだったんだろう。
[ラディスラヴァの顔をじっと見つめる。 ルパートの目は見ないまま。]
……過ちは、一族の手で、か。
[ふいに言葉を落とし、黙った。]
(220) 2015/05/14(Thu) 00時頃
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[昔のように名を呼ばれた。>>224 その意味がわからなかった。]
…………「過ち」だろう。 均衡を崩せば ……その先にあるのは、崩壊だけ じゃないのか
[人間の復讐はきっと恐ろしいと、
――ふと思う。
( ……そもそも、均衡だったのか、 )
はたと、顔をあげた。 宿屋の主の顔には不思議と、 驚きも怒りも浮かんではいないように見えた。]
(239) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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……ルパート……?
[琥珀色がレンズの奥で揺れる。]
君は、どう思うんだ
[――『過ちだと君も思うか。』
その言葉にどこか引っかかりを覚えて ルパートの目を見て問いを向けた。]
(241) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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[(外は晴れている筈なのに、 雨の音が聞こえた気がした。)]
[視線を逸らすルパートを見ている。] [キャサリンが死んだ理由]
……それは。
[仕方の無い事][否、己の力不足] [――……それとも。]
[キャサリンの笑みを思い出す。 答えようとして、言いよどみ、 続く言葉に訝しげな顔をした。
目が合う。
鳶色の双眸は炯炯と光を宿し――
ぞわりと、 ]
(262) 2015/05/14(Thu) 01時頃
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