131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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それで……いい……
[彼は真っ直ぐこちらに向かってくる。 その様子を見て、一言だけ呟いた。 銃剣を握り締めたまま、一度だけクラウディアに視線を送る。 あちらはあちらで手一杯のようで此方には気付いていなそうだ。
ゆっくりと見える、彼の刃が此方に向かってくる。 胸を狙い、そして…その刃が深々と刺さる一瞬を、確かに見て…感じた。]
お前等なら…勝てる…さ……。 子ども達…いや、未来を……頼む…
[自らの死を確信した時、刃から逃れるように後ろへと下がる。 そのまま、仰向けに大地に身を投げた。]
(113) 2014/08/29(Fri) 07時半頃
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アマト…最期にもう一個だけ…頼まれろ…
[倒れ、身を投げた後に声を掛ける。 クラウディアは気付いていないだろう。
左手で眼帯を外す……燃える焔のような赤い瞳。 その目に左手を添えて……]
ぐっうっ……がっ……
[強引にそれを抉り出す。]
ぐっ……はぁ、はぁ…コレを持っていけ…。
[そう言って抉り出した瞳を放り投げた。]
(114) 2014/08/29(Fri) 07時半頃
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枯れることの無い…魔力の泉の核…
[目立つ瞳は眼帯で常に隠していた。 そこが自分の武器の肝になることをよく知っていた。 だから隠し、知られないように、気付かれないようにしていた。]
クロード一族は……王の冠を…守護する一族…… 担い手が…現れれば……それを、守護するのが……一族の在り方…。
[最期は一族の騎士として、せめて僅かな手伝いになれればと…。]
これくらい…させろ……
[言葉はそこで途切れた。 痛みの感覚が、死の感覚が、自分に訪れれば、冷たくなり始めた身体に身動きは許されず。
そうして、ゆっくりと…瞼を下ろした……。 希望を全て、彼等に託し…**]
(115) 2014/08/29(Fri) 07時半頃
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[暗黒天体《ブラックホール》の重力を受け。 クラウディア自身も傷口が開いていた。
鮮血を溢れさせながら。 それでも、彼女は歩む。 暗黒天体《ブラックホール》の影響など感じさせないように。
そこに在ったのは背負っている想い>>102>>103>>104>>105>>106 ただ、それだけではない。]
(116) 2014/08/29(Fri) 20時頃
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[クラウディアは闇に生きる者達から見れば悪魔とも魔女とも呼ばれるのだろうが。それでも、彼女に救われた者達も居た。
例えば、暗黒教団に家族を生贄にされたり。 儀式で村を滅ぼされた者達。
魔物と人間のハーフに娘を食われた親。]
(117) 2014/08/29(Fri) 20時頃
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[そして暗黒神の力を借りて振るわれた力によって家族を、家を奪われた者達。彼らの想いを代行するかのように力を振るうクラウディアの姿。
人々はそこに“正義の代行者”としての彼女の姿を見るのだろう。
無論、闇側から見れば全く逆の話だろうが。]
(118) 2014/08/29(Fri) 20時半頃
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[この戦いは最終局面を迎えようとしていた。
黒陽王ヘクトルと闇に染まった「王の剣」……黒拡邪剣《ダルパンデア・バスタード》
教皇クラウディアと光に染まった「王の錫」……白拡錫杖《ヴァイス・カッカラ》
光の正義を掲げる者達と闇の正義を掲げる者達。 果たして、最後に勝つのはどちらの“正義”か。
そして、セカイを祝福で包むのは。]
(119) 2014/08/29(Fri) 20時半頃
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SACRED JUSTICE ― 闇の正義と光の祝福 ―
(120) 2014/08/29(Fri) 20時半頃
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……クラウディア……。
[光の向こうに、鮮血を零しながら、それでも歩き続ける教皇の姿を見た。>>116 その時初めて少女は、憎い敵だとしか思っていなかった彼女の、真の姿に気が付いた]
ああ、この人は。 ……いいえ、この人も。 たくさんの人の想いを背負って、戦ってきたんだ……。
[地に伏し、眩い光に身を灼かれながらも、少女はぎゅっと拳を握る]
見届けなきゃ。 過去の歴史と、未来の預言を背負う者として。 現在《いま》の戦いを……。
[もう動くことは出来ないけれど、せめてもというように目を凝らした]
(121) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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ッ ………………………デメテル?
[>>98 急激に光の圧力が強まり、押し込んでくる。 光蕀の盾の亀裂が拡がり、今にも防護を砕かんと。 ────だが。背後の少女を見て、気が付いた。]
……………これ、は…………
[光の強さだけが、盾を押しているのではない。 少女の闇が、光を「引き寄せて」いるのだと。]
(122) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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! ………おいッ 大丈夫か!!
[これ程までの魔力を吸い込む、漆黒の立方体。 使役する術者の負担も、恐ろしい規模に違いなく。 …………その圧力に、光の楯が、砕け散った。]
デメテルッ !!
[魔力の大部分は吸収されているとはいえ、 其れでも溢れ出す光が、容赦なく少女を呑む。 >>100 最後に絞り出された声が……途切れる。]
クラウディア、テメェェッ………!
[少女の決死の覚悟を、無下にしてなるものか。 悪魔の男は、白き錫杖持つ教皇を睨み付けた。]
(123) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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負けらンねェのは…俺達も同じだァァッッ!!
[ ───想いを馳せるは、散っていった者達の事。 其々の命が、光闇渦巻くこの世界を生きようとした。
亡き祖国の為に、闇を纏いて断罪を為す者が居た。 蝕む魔に抗い、最期まで"人"で在ろうとした者が居た。 帰るべき店を護るべく、薬を売り歩いた者が居た。 復讐に呑まれた友に、懸命に声を掛け続けた者が居た。 愛する父と友の為に、世界に希望を奏でる者が居た。 死の結末を悟っても尚、己が信念を貫き通す者が居た。
それは彼らだけの話ではない。何時の世も人は皆、 運命に抗い、何かを懸命に護ろうとしている。 ───だから、此処で諦める訳にはいかないのだ。 男にもまた、護り抜きたい正義があるのだから。]
(124) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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……………………ッ !
[ ビリリ…… 迸る力に、周囲の空気が震える。 悪魔の手にする黒拡邪剣に、闇が収束し始めた。]
ハ ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ …………
[………それは、光はおろか、闇をも喰らう真の闇。 巨大なる球状の闇が、男を中心に膨らんでいく… >>118 悪魔の男もまた、知っていた。 目前の教皇が「絶対悪」などではない事を。 彼女にも、貫き通すべき「正義」が在る事を。
だが悪魔は。………否、だからこそ悪魔は。 己の正義を貫く為に、全力で戦わねばならぬのだ!]
(125) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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黒陽蝕斬滅波《ダルソレム・イクリプスレイヤァァァ》ッッッ!!
[───その瞬間、戦場に「漆黒の太陽」が生まれた。 夜の帳を幾重にもかき集めたように、周囲が陰る。 引起こされた日蝕の中心で、悪魔は剣を振り上げ。 ]
喰 ら え ェェェェェェェェェッ !!
[この世界の、光に抗う全ての闇を刃に乗せて、 絶大なる光へと全身全霊を込めて、斬り下ろす!! ]
[ぶつかり合い、激しく拮抗する、「白」と「黒」。 ───果たして、塗り潰されるのは、どちらの正義か**]
(126) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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…………なにさ。結局お前は。
[避ける気も勝つ気も感じられなかった。恐らく初めからそのつもりでいた。 敵の騎士。光を守る騎士を確かに倒したと言うのに。その時腕越しに確かに感じた、命を奪う重みと感触は、既にこの手で幾人も殺してきたよりもずっと、生々しい感触を伴っていた>>113]
これで全部。お前の勝ちじゃないか。
[そう。全部勝ちだ。確かに勝利したのはこの手で敵を倒した自分。 然しその男もまた勝利していた。何もかもからその時確かに…]
(127) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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[直後に、最期に頼まれろと。己の瞳を抜き取る行為に戦慄した]
瞳!? え、なにこれ!
…………魔力の核……?
[放り投げられても困る。然し捨てる訳にも行かず、表情を引き攣らせて受け取り気づく。 決して枯渇の無い魔力の源泉。それひとつで、『王の錫』と非常に似通い、ローレルレガリヤと比べども勝るとも劣らぬ瞳。灼熱する赤い瞳]
(128) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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……そうか。お前はフラウティアの。
聖霊王の祝福を受け、レガリヤの守護者となった一族。 「亀吉」一門の様に、お前の一族も今まで続いて、そして…。
[強大な先祖返りの力に生まれついた。それが恐らく彼だろう。 最期の最期に、一族の騎士として果たす為に渡されたその瞳は。守護するべき王へ捧げられる瞳。 アマトは確かにそれを大切に手にした。それを確認したかの様に男の身体は冷たく、その瞼は閉ざされて。そして希望を託した眠りにつく…]
(129) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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……安らかに眠れ、ドナルド・クロード。
未来は託され 振り返る導は何もなく いざ先に眠れ 幸いなる安らぎに抱かれ
[だからアマトは駆け出す。今も尚戦い続ける人と人の間を駆けて 王の元へ、彼の思いも届ける為に]
(130) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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神々の黄昏《ラグナロック・ブレイブ》
[最後の一撃を繰りだそうとした刹那。
漆黒の太陽が迫る。 こちらの光で太陽を包めるのか。 それとも――]
(131) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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――打ち勝ったのは漆黒の太陽だった。
(132) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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……お見事。
[白拡錫杖《ヴァイス・カッカラ》は砕け散っていた。 そして、漆黒の太陽の直撃を喰らい。
彼女の命は尽きようとしていた。 最後に残った力で、黒陽王へ指を伸ばす。]
このセカイに祝福をもたらすのは貴方達のようね。 どんなセカイになるのか、涅槃《ニルヴァーナ》から見ててあげるわ。
[そう告げると、最後まで微笑んで。 教皇クラウディアの姿は闇の中に消えていった**]
(133) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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……漆黒の、太陽……。
[光も、闇すらも凌駕する闇の太陽が、天に浮かぶ>>126]
"天に浮かぶは闇の太陽。 約束の千年の終わり、勝利したのは闇であった"
[白拡錫杖が砕け、クラウディアへ闇が迫る>>133のを見届けて。 少女は預言書の一節――この戦いの結末を示す部分を呟いた]
やりましたね……。
[黒衣の文字が急速に蠢く。 歴史の1ページの確定が、預言書に大きな変化をもたらしたのだ。 しかし、少女がそれを目にすることはなく]
[光の消えた世界で、少女もまた目を閉じた**]
(134) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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― 戦いの果てに ―
[少年を阻む光の民がいた。黒い王の元へ行かせない人々が。
正義を。そして憎しみを抱いて。アマトを殺そうと剣をむけてきた。
沢山殺した。罪の無い人々も復讐の中で殺した>>118。
だから彼らはアマトに刃を向ける。それを知るからアマトは表情をゆがめる。
大義も正義も無い殺戮の中で生まれた罪が、最期に道を阻む]
(135) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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『お前のせいで家族は』 『僕たちの帰る場所を返せ』 『絶対にゆるさない、悪魔め』
[怨嗟が聞こえる。光を求める者の声が聞こえる。 そして、彼らを優しく導く光の祝福をたたえる彼らの声が]
(136) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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[罪に押しつぶされて、足を止めるかもしれない。 それだけのことをした理由がすでに少年には重ねられている。
罪を今は見向かぬ振りで、光に従う敵を殺すかもしれない。 それだけの決意と正義と云う名の下に少年の腕は赤く塗れた。
迫りくる復讐と憎悪の剣。
光の世界が導く秩序こそ、本当に正しい正義だと信じて振るわれる刃。 彼へ向けてそれを振るうのは年若い子供だった。 少年はその子供の表情を真正面から見つめて……]
(137) 2014/08/29(Fri) 22時頃
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[―――――― ザシュリ …]
………… ………… 僕は逃げないから。 もう。
[顔を斜めに走る刃の軌跡。痛みと熱に灼熱する光の尾。 少年は何も抵抗する事もなく、子供が振るった拙い刃を受けて。 そして更に前へと進んだ。家や家族を奪う憎い相手に、唖然とした表情を浮かべたそんな子供を柔く押しのけて]
(138) 2014/08/29(Fri) 22時頃
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[世界を包む祝福はセイクリッド。 光も闇も包むは暗黒のソルニゲル。
拮抗する白と黒の中に、その少年は瞳を投げた。
『王』へと更に届ける、ひとつの想いの形を届けて。
未来のその先へと続く物を信じて]
(139) 2014/08/29(Fri) 22時頃
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これが漆黒の太陽…………
ヘクター…………漸く終われるんだね………。
[最後に、光の消えて行く世界をすぐ近くに感じて。 アマトもまた、安らかな闇の輝きに瞳を閉じていた**]
(140) 2014/08/29(Fri) 22時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/29(Fri) 22時頃
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[>>131 最後の一撃。神々の黄昏《ラグナロック・ブレイブ》]
っぐ ァアァアアアアアアアアアア!!!!
[錫杖の光もまた、男の身体を焼いていく。 身体が熱い。だが、同じ分だけ闇が教皇を包み。]
―――― …… …
[白拡錫杖《ヴァイス・カッカラ》が、砕け散った。 漆黒の太陽が、光の教皇の身体を包み込む。]
[―――「闇」が「光」を打ち破った瞬間であった。]
(141) 2014/08/29(Fri) 22時頃
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ッ ………… クラウディア!
[>>133 闇に沈みゆく彼女の最後の表情は、 怒りでも、憎しみでもなく……柔らかな微笑。
伸ばされた指を、咄嗟に掴もうとして。 ――だが、その手は届かず。教皇は闇の中へと消え。]
[男の意識もまた、闇の底へと沈んでいった……**]
(142) 2014/08/29(Fri) 22時頃
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