212 冷たい校舎村(突)
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[―――― 見透かされたみてェに思ったんだよ。 那由多の言葉にサ。>>203
だから、その時だけ、 ポスターを張るテープがよれた。 それを誤魔化すように、上からテープを貼りなおす]
…… へーき、へーき。
[誤魔化すには、ちょっと演技が下手だった。
だから、しぼんだ声に釣られたようにサ、 聞こえてたらいいなって思うんだよ。 ズルいよな、俺]
(215) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[だからサ、寂しいかって聞いた時も、 本当は、否定されることを期待してた。 そんなわけないだろって、怒ってくれるかと思ってたのに。
>>206 あまりにも真っ直ぐ言われたもんだから、 すぅって、茶化した空気が息を潜める。
帰りたくないって、那由多は言う。 でもそれは、つまり、]
…… ワガママだなァ、那由多。 帰るか、みんなに置いてかれるか。 多分、どっちかしか選べねェよ。
[那由多にとって、現実は辛かった? 聞こうと思って、止めた。 踏み込んでいいのかが、分からなくて。でも、]
(216) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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帰れよ、那由多。 選ぶんだったらサ、そっちだ。
[それだけは、何となくだけど、思えるから、 どっち付かずなら、そっちの選択肢を挙げとこう。
そして、独り言めいたそれに>>208俺は、
スピーカーから流れる風の音を聞いて、 ポスターに埋め尽くされた黒板を見て、 至る所で飽きずに輝く電飾を見遣って、
思う]
(217) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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それはこの世界の主に 聞くしかないンじゃねェの?
[何となく。なんとなく、だけど、 那由多が主なんじゃねェかって、過った。
でも、俺は、 困ったような顔で付け足された言葉に、 そーだな、戻るかって言う事しかできなかった。
そろそろ眠らなきゃなって。 明日目覚めた時、またここかは知らねェけど。
那由多が帰れてりゃいいって、そう思ったんだ]*
(218) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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― 3-3教室 ―
[ "私達は、帰る方法を探します。 居なくなっても、心配しないでください。"
ふらり、ふら。 きっともう、夜も更けている頃だ。 家…とは、違うけれど きっと誰より最初に戻るべき場所に戻ってきて、 先ず見たのは それ>>212。
大和先生の文字。 保田のやつを参考にしたプリント、 …懐かしいよな とか、 日常を思い起こさせる書き置きに、 ]
(219) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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"了解" [ さら と、 筆圧の弱い文字で 傍にお返事。 届くかどうかは、分からない けど、
…ちゃんと見ましたよ って、 そういう印 大事だろう。 欠伸をひとつ。 ちらと振り返るのは、 異世界限定 自分の寝床* ]
(220) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[探索を終えた私は、軽く食事をして、シャワーを浴びて 保健室で、二度目の眠りに就いたでしょう。
眠りに就く前、悠の姿は見えたでしょうか? もしその様子がおかしかったのなら、 軽く、窺う様にしたでしょうけれど。 "明日聞けば良いや"って、気疲れを理由に 早々にベッドに入り込んだに違いありません。
電気は消せないから、頭まで布団を被り そりゃあ熟睡なんて出来ませんが いつの間にか、意識は深く沈んでいって。
……その"音"が聞こえたのは、朝方の事]
(221) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[ ──── 着信音 ]
(222) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[枕の横から聞こえてきたそれに、耳を疑います。 初期設定から変えていない、無機質な機械音。
……圏外の筈なのに、どうして? 慌ててスマホを手に取り、ロック画面を見て そこに表示された名前に、目を瞬くのです]
────……お父さん?
[その着信音は、きっと 私以外の誰にも聞こえていないのでしょう。 だから隣で悠が寝ていても、起こす事はありません。 ロック画面だって、他の人が覗き込んだのなら 何にも表示されず、真っ暗な画面に私を映すだけで。
けれど私にとっては、それは間違いなく父からの電話。 帽子を被り廊下に出て、それを取ろうとして────]
(223) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[視界の隅に、さらりと揺れる黒髪。
"見慣れた" それに 咄嗟にそちらを向き、 私は誘われるみたいに駆け出しました]
(224) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[その黒髪の持ち主には、すぐ追い付けたでしょう。 ……けれど、辺りの様子が昨日とは違った様に思えます。 私の視界に広がるのは、"いつも通り"の校舎。
文化祭の飾りも、電飾も、無くなって。 窓の外では静かに雪が降り積もる、変哲の無い、それ。
黒髪の持ち主……"彼女"は、私に背を向けています。 足を止め、私を待つみたいに、立っています。 私は、近付きました。 近付いて、近付いて、そっと 彼女の手を取りました]
(225) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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["彼女"は、"私"でした。 いいえ、ようく似ていますが、違います。
"彼女"はまるで……そう、 "私が おとな になったなら、 こう なるみたい な"?]
(226) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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["彼女"は私に優しく微笑みかけました。 抱いた戸惑いは、たったそれだけで、解けてしまって するりと取られ、引かれる手のまま、歩き出します。
歩き出す直前、"彼女"は私の肩に触れました。 まるで、「安心して」とでも言うみたいに 微笑みだって、きっと、そう。 混乱する私を、落ち着かせる為のものなのでしょう。
私が棄てた黒髪は、肩にかかるくらい。 如何にもお姉さん然とした、落ち着いた物腰。 絶やされない、穏やかな微笑み。 そうして他人を気遣える、その優しさ。
……いいなあ と、思うのです。 まさに、私がなりたかった、"私"。 私が諦めていた、"私"]
(227) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[お母さん。 私は、貴女みたいになりたくありません。
私によく似て、正反対の貴女。 貴女になるくらいなら、私 女としての生を棄てたって、良かった。
いいえ、棄ててしまえば 貴女には決して、ならないんだと思っていました]
(228) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[でも、違うのかなって思うんです。
性根の悪さとか、心の弱さって 多分、性別で決まるものじゃありませんね。 貴女は女を武器にしているだけで "女"が皆、そうなるわけでは、ないですよね。
男の子でも、 料理が上手くて、優しい子は居ます。 可愛いものが好きな子だって、居ます。
性別なんて、ただの記号みたいなもの 大切なのは、正しくありたいと思う心なのでしょう]
(229) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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["彼女"に導かれた先は、昇降口。 見れば、開かないと言われていた扉は、開いています。 外から、冷たい風が吹き付けています。 けれど私は、出ていかなければいけないと思いました。
帰って、色々な人に、 言わなければいけない事があります。
きらきら。煌めいていた校舎への執着は、薄く。 私は隣に立つ"私"を向くのです]
……私、貴女みたいになれる?
[憧れの"貴女"。 私は向こうへ帰って、 母の呪縛から解き放たれる事が出来るでしょうか。 忌まわしき、呪わしき血は、 未だに私の体を駆け巡っているのに]
(230) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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["彼女"は微笑みます。 微笑んで、私の目深に被った帽子を外しました。 くしゃりと一度、頭を撫でられる感触。 そして背中を、優しく、強く、押される感触。
一歩、校舎の外。
出てしまえば、私は前を向いて 後ろで扉が閉じる音がしても 振り向きもせず、歩き出しました。 そうする事が、一番自然に思えたのです]
(231) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[チャイムの後。外を見れば、きっと目に入るでしょう。 降り積もる雪の上、それも気にせず まるで居眠りでもするみたいに座り込む、 一体のマネキンの姿。
長い黒髪の、少女然とした、それ。 制服は、きちりと校則通り。 長過ぎるスカートを纏う少女は、もう居ません。 隠されない顔には、傷の一つだってないでしょう。 真っ白な顔に、桃色の唇が、微笑みを形作るだけ。
少女の顔を隠していた帽子は、 下駄箱に、無造作に棄てられています。 まるで、用無しになったとばかりに]
(232) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[……さようなら、冷たい校舎。 "其処"は、とても居心地良くも思えましたが けれど、私の居場所ではありませんでした。
残っているのは、誰でしょう。 残りたいと思っているのは、誰でしょう。 文化祭の様相を呈した校舎は、何故か居心地良く 止まった時間は、妙に心惹かれるものでした。
私がそう思うくらいなのです この世界を作った"誰か"は、 もしかしたら、それ以外の誰かだって 出たくないと、思っているのかもしれません]
(233) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[けれど、私は待っています。 皆で、笑顔の卒業式を迎える為。
私は私らしく 自分の居るべき場所で、皆の帰りを、待っています]
(234) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[ だから早く、*かえってきてね* ]
(235) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/17(Fri) 23時半頃
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―空き教室と、それから。―
…どういたしまして?
[>>209照れ交じりで、眼を細めた。 嫌がられたりしなくて、よかったと思いながら。]
うん、……心配性、かな、 そうなのかも…
[どうだろうか、 ちょっとクールに見えて、英語を教えたりしてたらしいから、面倒見はいいのかもしれない。]
……ん、
[思い出すとまだ、怖くて 咽喉の奥が締め付けられる。>>210
黒板の方もまっすぐ見られない。 廊下に出て、風の音にほっとする始末だ。]
(236) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[>>211女の子の方が大人びてる、とは テレビとかでもよく言われるけど、 本当にそうだと思う。 苦い笑みに、またごめん、と一言付け加えて。]
そうなんだ? なんだっけ、体温は、落ち着くのにいい、とか…… ドラマでいってた、ような……って、
ええっ
[慌てて、頬を紅くしてしまったのは、手を繋ぐなんて運動課目以外でしてこなかったからだ。降りた手に、でも、きっと、随分と助けられていた。]
(237) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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―3-3教室―
うん、…うん、いいと思う。 あとは、そう、だな。
[端っこに、小さく祈るような文字。
「皆で帰ろうね」
能久の祈り、願い。
>>213大和があちらこちら見てみるというなら、一緒に行くよと謂って、見慣れたはずの見慣れない校舎を見て回った。
でも、何も無い。 扉は開かなくて、窓も開かなくて。 すっかり足も棒になったころ。]
(238) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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…ないもんだなぁ… そうだね、理一とかにも、聞いてみよっか……
[ちょっと疲れた、と苦笑して。 その場はそこでお開き。 明日のことを、考えていた。]
(239) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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[――あした。
明日は来ない。 チャイムが鳴っても、 同じ日を繰り返している校舎。
――あした。
あしたがこなければいいと 思ったことって、あるかな。
――とうさんも、かあさんも 帰ってこないなら、 このまま目が覚めなければいい、なんて]
(240) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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[風の音に混じってすすり泣き。
――泣いていたのは、おれ。
いかないで、 いかないで、って あの家で 泣き叫んだこと、 あったっけ。
怖くて、母さんと父さんから逃げていたのは、
――おれ、もじゃ なかっただろうか。]
(241) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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…… 話し、聞いてくれると思う?
[夜明け前の 白んだ空を幻視する。
――わからないな ――やってみないと。
ちょっと髪の長い、 戦隊もののレッドの面影。 小さく笑った。]
… ……そうだね。
(242) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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[開いたのは2階の窓。
不思議と、今は怖くない。 高いところから、どれだけ飛べるか、 小さな頃に、競争したみたいに。
――今なら飛べる気がした]
(243) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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[2階の階段の前。
マネキンは空を飛ぶ夢を見ていたかのように 静かに、横たわっていた**]
(244) 2017/03/18(Sat) 00時頃
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