158 Anotherday for "wolves"
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昨日のグレッグは… 兎に角、メアリー庇ってばっかりで それ以外、ほとんど記憶なかったしな
なんで、メアリーから変えた
[ベネットをジッと見ながら返事を待つ]
(224) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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[自分のするべきこと したいこと。]
[それらに思いを巡らせながら 自分の意識が沈んでいたと気が付いたのは ふわと身体が浮いて温かい何かが自分に触れたから。>>208]
…お父さん…?
[それとも年の離れた兄なのか。]
[そのどちらでもないと 嗅覚は、芳しい花の芳香を嗅ぎ取ったけれど 父か兄かのどちらかだと、思いたかった。]
(225) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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ドナルドは、ラディスラヴァの方をちらりと見ながら*
2015/05/21(Thu) 02時頃
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[ドナルドの問い掛け>>223に 少しだけ驚いたように瞬いて彼を見る。]
――…サイラス、かな。
メアリーは無実で グレッグも彼女を庇おうとしただけ、で無実だと思ってる。 だから、そんな彼に手を下した、サイラスが怪しい、と。
妙な噂も村で流れているし。
[ちら、と名を出した彼を見遣り 思い出すは村で流れる噂話>>4:307>>4:308。 ドナルドがそれを知るかわからないから 説明の付け足しと噂を掻い摘んで話し]
(226) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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―宿屋―
[支えられたまま、ソファへと誘導されたら その人と共に腰かけて。
ふかく ふかく 沈むからだに、改めて自身が 疲弊しきっていたことに気付かされる。]
[自分を呼ぶ声が近くなのに遠くに聞こえ それでも、ようやく家族のものでなかったことを悟る。]
(227) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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…クラリッサ。
[されるがままに、彼女に身体を預け その胸の中で緩く あやすように背を叩かれる。]
……、クラリッサはどこが終わりなの? こんなに人が死んで。 ラディスお姉ちゃんやわたしたちを 殺したら、本当に 元の暮らしに戻れると思う…?
(228) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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[それは現状を考えたら 突拍子もない問いかけに思えたかもしれない。 じ、とヘーゼルグリーンを見上げれば 一瞬、困ったような瞳と目があったかもしれない。]
[村よりも家族をとったルパートやグレッグ。 彼らには守りたいものがあったから。 それは襲われた者も同じ。 誰とて守りたいものがあった。 今、騒動を終結させようとする者たちが 守ろうとしているのは何なのか。
少女にはそれが分かりかねていた。]
(229) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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─宿屋裏口─
[おちょくるように言葉を溢す私は 投票の時にして見せたような、彼に対しての怯える演技など、無く。 手をひらりと上げる姿には>>130 僅か駱駝色を揺らして会釈までして見せるほどでした。
彼の冷たい瞳は、同じ色であるのに『色』を変え>>131 距離を詰めては伺うように>>132 私をその瞳に映していました。]
ええ、全部私が楽しむための『お遊戯』。
何が最高だったかしら? 次の時のために、参考に聞かせていただける?
(230) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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慕っていたはずの長様への裏切り。
一番親しいと偽り続けた果敢ない友情。
家族を愛した罪無き男の最期。
美しい歌声も歌えなくなった少女。
大切な友人を手にかけた死神。
逃げ出そうとして吊るされた臆病者。
妹を護って消えた無謀な英雄。
喪失に怯えることなく消えた獣。
───どれも最高に滑稽じゃなくて?
(231) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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[やがて彼は、裡に禍々しいものをたたえ。 変化して見せる頃、吐き出される言葉。>>135
『魔女』。
飛び出すその姿に、ふわりと風に踊って見せましょう。 一陣の風、私が『魔女』だというのなら。
びゅんびゅん。 漆黒の毛並みをすり抜けて。
くるりくるり。 私がステップを踏むたび、足元には赤い血が滲む。
残念なことに。 『まだ』それは想像の中なのだけど。]
(232) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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う…ん、サイラスか… ジョスとかマーゴ殺ったにしては 落ち込み方が、真っ当に見えるんだよな
まあ、俺が節穴なのかも知れねえけど
[これまでを振り返り そうではないと言い切れないのが悩ましい]
あと、ラディについてはどう思ってる? 俺は、ここ暫く姿見てなかったし 久しぶりに見て、この騒ぎなんで…悩んでる
[その本人を目の前にして遠慮なく とはいえ、理由なしには流石にまずいだろうと]
(233) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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わたしからしたら……。 村の人たちみんな悪魔だわ…。
[村人が手に掛けたのは父と兄。 もっとも兄は自分が殺したと思っていたのだが それでも、兄は村人によって狂わされたのだと思っていて。]
わたしから全部とってっちゃった。 わたし……いい子じゃなかったけど…。 こんなのって……あんまりよ。
[どこにもぶつけられない不満を吐き出す。 身に覚えのある罪はたくさんあって。 相殺できるはずもないのだけれど。]
(234) 2015/05/21(Thu) 02時頃
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ヒロインでも、主人公でもない。
殺されていく『魔女』。
お似合いじゃない。
[鈴の音一つ、ころりとたてて。]
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わたし…行かなきゃ。 後悔…したくないから。 もう。
[そう言ってよろりと身を起こす。 クラリッサは、どう反応しただろうか。 止めようとするならば、できる範囲で無茶も しただろう。]
(235) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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[肩への閃き。>>136 幼い頃と、記憶が、そっと重なります。
その手に怯えることはありません。 避けることも、逃げることも、してなどやりませんでした。 しっかりとその一閃は、私の肩を切り裂いたことでしょう。
やがて獣の咆哮に訪れる、愚かな村人達。 もしもこれが最期なら、観客は多い方が嬉しいものです。 ころころ、鈴の音は高く音を奏でては それはまるで、昔幼馴染と遊んではじゃいだ時のような声で。 優しい色を貼り付けて。
それぞれの表情を見ていました。]
(236) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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そういえば、オーレリアのこと やりそうなのって誰だろうな?
態々、族長と一緒に見せしめみたいにさ…
ラディについては そこだけは、なさそうな気はしてる
ま、だからメアリー怪しいになってたんだけどな
[ぽつりとそれを呟いて]
(237) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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―→裏口―
ラディスお姉ちゃん、もういいよぉ。 もうやめよう。
[戸口に手をついて、その身を支えながら その声はお姉さんに向けて。]
お姉ちゃん、守りたいものなんてないって。 そうゆってたけど…。
ちゃんとわたしのこと守ってくれた。 だから、わたしもラディスお姉ちゃんのこと 守りたい。
[何もなくなった果てに これ以上。
後悔を重ねないように。]
(238) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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[昨日の再現だとすれば>>144、人の手で殺されるのは私でしょう。 グレッグくんを殺めた手が目の端に見えても>>187 わたしはそうっと微笑んでいました。 折角、仲良くなり始めていた女の子のお友達も>>189 遅れてやってくるのは、英雄だったでしょうか>>197
それぞれに向けるのは、艶やかささえ湛えた微笑み。 肩口から流れるものの痛みさえ感じさせぬ表情で。
けれど私は言葉を放つことはありませんでした。 ただ、そっと微笑み佇んでいるだけで 黒き獣が人に戻ろうとも、それでも敵意を隠すことない言葉を投げつけても>>218]
(239) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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落ち込み方か。 ドナルドの目には演技に見えなかったんだね。
[接して感じただろう事をドナルドから聞けば ゆると考えるふうに顎先に手を宛がう。]
――…ラディスラヴァは、 それほど親しくないからよくは分からないけど 犠牲者の死を悼む彼女の様子から この騒ぎは思いもよらないことだった。
[如何してこうなったかわからないという風に 首をゆると横にふるけれど ドナルドの続き>>237を聞けばはたと瞬き]
キミにはそんな風に見えていたんだね。
(240) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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[それでも、私の幼馴染は「なにか」と言葉をうながしてきたでしょうか。
少し。 ほんの少しだけ、考えて。
ポツリと呟く声が届くのは、きっと彼にだけ。]
(241) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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――…ルパートさんと一緒に 絵本を楽しそうに選びに来た女の子。
メアリーに対してはそんな印象しかもってなかった。 そんな子がオーレリアにあんなこと、するなんて 思いもしないよ。
[朧に耳にするまでは、本当にそう思っていた。 過去の思いを口にしてドナルド>>237に向ける。 また、偽りを重ねることに痛みを覚えるのは、 彼に対しての良心か、ただの矜持ゆえのことか。]
(242) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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[それから、どのくらいしてでしょう。 子供の彼女が、また顔を見せたのは>>238]
………。
[その声は、きっと裏表のない純粋な言葉。 だからこそ私を。
酷く、ひどく不快にさせるのです。
私は声を出しませんでした。 その代わりに、右手は首を絞めて見せるのです。]
(243) 2015/05/21(Thu) 02時半頃
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キミはキミだよ、ラディスラヴァ。
『魔女』なんて肩書きでは括れない。
本当は優しい女の子だ。
[鈴の音に、低く堪えるような音を響かせ]
謂ったでしょう、私は餓鬼なんて嫌いだって。
そうやって勝手に、いいように受け取って。
世の中全てから愛されていると思ってるの。
[か細い、純粋な主張も
一蹴してしまう、嘲笑と共に。
“味方”といった彼が、幼馴染へ弁明してくれていても]
『本当は』?
本当の私なんて、もう何処にだっていないの。
やめて頂戴、吐き気がするわ。
[ころり、模造品の音一つ。]
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[幼馴染みからの囁きに耳を傾け 少し苦い顔]
俺はよくても…向こうはどうだろうな 出来るなら、考えておく
[果たせるかは分からない 何故なら──]
(244) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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だって…。
寂しいじゃない。
みんなに苛められたままなんて。
[世界中のどこにも味方がいないだなんて、少女には
味わったことのない絶望や恐怖の話なんて
わからないしきっと話されても貧しい想像の安っぽい共感。]
[だから少女は謳う。
若い自己満足を。]
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― 幕間/『黒妖犬』の一族のはなし ―
[ ――― あの、星が。 少女が、散ったよるの日。
星々見守る天の下、 つめたく つめたく、
冷え切った腕は その躰は。 もう、物言わなかった。 ]
[けれど 弾けた恒星は、 ただ 黙して沈むことはない。
その華奢な矮躯から、 躰に刻まれた火傷痕の星陣より 魂とも言えるような黒狗が現れ ――、 トリガーを引いた 哀れな追っ手の その心の臓を、抉り食らいていった。]
(245) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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[ その光景に、
( ああ、 きれいだ、 )
なあんて、血錆に塗れた叢のうえで 星のかがやきと あかいろと、
透き通る、誇り高き黒妖犬のすがたに。 見惚れ、惹かれ ――― 、 ]
[ ―― ぼくも、いつか、 ]
[ それが、ねえさんであることを。 忘れても、その黒狗の姿は。
漆黒の毛並みの狼は。 脳裏に焼き付いたまま、 ずっと ずっと 離れることはなかった。 ]
[ ――― 冥府の黒妖犬<ヘルハウンド>。]
(246) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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[ぼくたちは、そう呼ばれている、らしい。
人狼族でありながらも 北斗の死棺の力を得た 特異の血統、と。 母が話してくれたのは、いつの噺だったろう。
力を継いだ末裔は、 北斗の星の名を名に、 身に七星を描いたよな 星陣を刻みて、続いてゆく。
他と混ざりあう中薄れ、 母さんはその血脈の呪縛を継がなかった。 けれど ねえさんが、色濃く継いだものだから、 ぼくは ほんの薄くではあれ。 ]
[ 身に、星の呪いを刻んでいた。 ] [ それは、散り際に、 ――― 死の国へ生者を連れ帰る、 死神のよな一族の、呼称。*]
(247) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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[>>242 ベネットから語られるメアリーは ただの無邪気なこども]
なるほどな…俺からしたら 何考えてるかさっぱり謎の跳ねっ返り?
だからって安易に疑いたくなかった
分からないなら知りてえし その為に、近づこうにも逃げられて そればっかりじゃ…疑いの方が募る
いい歳したって、全然ダメだよな…
[それは、多分信じたい者に 裏切られ続けていて、信じる事すらも 諦めかけているからだろう]
(248) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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[好きな人の死ぬところはみたくない。 好きな人に危害を加える人、いけない人。]
[命の重さに変わりはない、なんて 誰が決めたんだろう。
今もこうして思ってる。 仕方ない犠牲、失ってはならない存在。 みんな同じ命なのに。
それはきっとわたしだけじゃなくて ここにいる「善良な」村人もきっと、みんな、そう。]
(249) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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