131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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このままやらせんはしない……!!
[次の攻撃がくればそのまま盾ごとレティーシャへぶつけるつもりで、全力で前方へと盾を押し出すように投げ飛ばした。]
(435) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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・・・アレは先代の薬なんだけどなぁ。
[少なくとも、自分が試して居ない薬の一つではある。 先代なのか更に前なのかは分からないが、 レシピは有って売れてもいるから置いている薬で・・・ そして総じてそう言う薬の方がよく売れる。世知辛い事である。 そんな事を思いながら、ついてきた相手>>423に瞬き一つ。]
・・・薬買ってくれるなら、誰だろうと良い客さ。 傷薬は、よく売れそうだしな・・・
[・・・感情の籠らない声で口にする言葉は、 本音とは逆だがこちらも本音で。 死者が居無ければ良い、なんて甘い事は言わない。 だが、死なれ過ぎても困るのだ。 死人は何も買わないし、残された者は恨みを抱く。 …毒の注文は、まっぴらだ。]
(436) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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―――――うん?!
[同時に、目の前の錫が暴走した魔力を増幅させ無軌道に放つ。それは鐘楼へと飛び火し、鐘塔の天辺であるその場所を揺るがし、打ち砕く。さらには、空をも黒い稲光が覆い、轟音が辺りに轟いていた]
―――――やれやれ。 ……レガリヤを持っていなければ正直なところものの数ではない…けれど、現状、レガリヤを破壊せずに止めるには少し骨が折れるかもしれないわね。
まあいい。それなら、私もそれはそれで都合がいい。
[聖具室の様子が気にかかる。一箇所にまとめて安置してはいないが、「王の声」は回収されてしまっているかもしれない。 後は、信徒達に声をかける事もせねばならないのだろうか。それこそ、聖具室の方を特務機関の者達に任せてでも]
――――――やはり、人間の役職というのは厄介なものだな…
[天使はそう言い残して、崩れゆく鐘楼を今度こそ去っていった**]
(437) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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[澱む闇黒の雷霆の中、凝集された聖霊力の塊。術式に転化もされない、純粋な力が散弾の様にアマトにも降り注いだが>>429。
呑んだ。 アマトの禍々しい濃紫の雷霆の中に、聖霊力の散弾はあっさりと吸収された。
それは聖霊に近しい力を秘めた『王の錫』と云う聖遺物の力なのか。 聖霊術師というアマトに、純粋な聖霊の力を投げつけた相性の問題なのか。
それとも。瞳が映している光景も。耳に聞こえる音も。何もかもを昏く暗い闇の無意識に閉ざしたアマトの、濁り澱んだ「闇」の様な感情の暴走が。よもや天使という上位存在の「光」を例え一時にせよ、凌駕したからなのか。 或いはその全部の結果なのかも知れないが…]
(438) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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・・・少なくとも、教会までは敵じゃないんだろ?
[冗談めかして言いながら、ポケットの薬を確認する。 ・・・薬煙に身体強化、体力補給の栄養剤。 正直、勝負になる気がしないが… 其処はまぁ閃きで埋めるしかない。 ・・・嗚呼、本当に何故頭の周りをよくする薬は無いんだか。 そんな事を思いながら、教会目指して歩くのだった。]
(439) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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[しかし85発もの弾の威力はすさまじく。 盾は粉々に粉砕され。]
ぐあ…あぁああああ…―――――っ!!
[身が焼き尽くされる感覚。 意識が酩酊するように地面が揺れて。 完全に膝が床につき、崩れ落ちるようにその場に蹲り。
ぶすぶすと燃える衣服、肉。 それでもただ殺されるわけにはいかない。 本気でやると言ったからには最後まで。]
(440) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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…――――――――いけ、
[ふ、と指先に黒い弾が一つ。 たった一つのその弾は今までにない速度でレティーシャを襲い。 的確に急所―――心臓を穿つべく真っ直ぐに飛んで行った。]
(441) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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[――鐘楼が爆ぜる。
アマト>>426の暴走した聖霊力が『王の錫』により増幅され、大雷嵐となり荒れ狂う。 黒き雷霆は降り注ぐ光の散弾を>>429弾き。 鐘楼の壁や天井を砕き、崩壊のはじまる中。
自らの内より溢れ出した闇に沈み。 断罪者オスカー・セク・ストゥス・ルーベリオンの意識は真なる闇の中へと消えた。]
(442) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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! ッぐ……!?
[その時だった。男の胸の痣が急激に熱を帯びる。 >>392 まるで、灼熱の極光に焼かれるかの様に。]
………… オスカー?
[脳裡を過ったのは、あのフードの少年の姿。 男が初めて見た、同じ黒陽の痣を持つ、仲間。]
……………………。
[胸騒ぎがする。彼の身に、何かが?]
(443) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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"白き天使の救済の光を受け 闇黒の断罪者は黒き十字を失い闇に沈む
そして――"
――失われし預言より**
(444) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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[仁右衛門としての精神を一族の怨讐が侵食する。]
聖具≪れがりや≫ヲ手ニセヨ……其レ即チ我ラガ悲願! 聖具≪れがりや≫ヲ手ニセヨ……其レ即チ忌マワシキ呪ヲ絶ツ光ナリ!! ゲッゲッゲッゲッゲ……。
[掻き切られ、首の皮一枚繋がった頭をだらりとぶら下げ、虚ろなる焦点のまま、ごぶりと血をまき散らす。 掻き切られたはずの喉から漏れる声ならぬ声――解き放たれた、呪言そのもの。]
……コタエル?
[喉を掻き切った男の問いに、虚空を見つめたまま、嗤う。>>431]
(445) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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そうですね。教会までは。
[物見遊山の様な歩みと会話。 教会に着かなければ良いのにと、温くなった頭の片隅で思う]
教団の怪我人に売る分には何とも思いませんよ。
[それが自分の立場を示していて]
(446) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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アア、コタエヨウトモ。 小僧、オマエのソノ強サニ応エヨウ!! 我ガ一撃ヲ食ラエ、海魔ノ礫≪ブルーティアーズ≫……。
[言葉に呪を乗せるのではなく、意味その物が呪となる。 既に男の体は、過去の怨讐に身を任せている。 水掻きより放たれた滴の雨は弾丸となり、四方八方、出鱈目に吹き付ける。]
物量ハ嫌いジャナイダロウ!? サア撃チ合イヲ楽シモウジャナイカ!! 我ラけれぶろんど、一世一代ノ大立チ回リ、トクトゴ覧アレ!!!
[人間から老いと死を取り上げた海魔の呪い――死に至る傷さえ嘲笑い、突き動かす。]
(447) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[………… 闇の雷鳴が唐突に止んだ ……。
魔力の枯渇。いや、寧ろ精神の限界を迎えて肉体が停止した。 その場で膝から落ちる様に倒れる身体。気を失う事もできず、床に倒れふしながら、唯機械的に、瞳の前に移る、角度の変貌した世界を無機質に眺めていた]
(448) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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…………オスカー…………?
[そして友達の声を呼ぶ。どちらが死に行くか解らない程掠れた声で。 名前を呼んで。どうかしましたか。とあの自信の無い様な声で答えが返るのを確認する様に]
(449) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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それでは逢わぬ事を祈りますよ。
[大聖堂に着けば、教団関係者以外は全て敵になる。 天使と自分の血を分けた子を助けて欲しいと頼んだ オスカーや黒衣の少女でさえも。
大聖堂の屋根が見えた時点で足を止めて、店主へ一礼する。 願いは心からだが、出会う意味を伝えた後 トン、と軽く地を蹴る音と残し店主の目の前から姿を消した]
(450) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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!!!!!
イア、…………!!!
[>>434肉の焼ける臭い、曇った声。 声を掛けようとして。それを成したのが自分だと、思い知り。せめて苦しませはするまいと、更なる魔力を杖に乗せる
……が。]
――――…………く、ぅっ…………!!!
[>>435鞭は盾へと転じ、自らの放った炎ごと、此方へ投げ飛ばされるも。 放った炎の弾が、盾を粉砕して。]
(451) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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――――…………っ、あ…………!!!
[>>441迫り来る魔弾は、最早相殺も間に合わず。]
風護壁《エアロシールド》……っ!!!
[せめて押し返すよう、風の障壁を展開する。 イアンと自分、どちらの術の出力が高いか。恐らく、自分の命は、それ次第。]
(452) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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!!? おい、ティソ!
見てみろ、鐘楼が…………ッ!!
[>>426 見上げれば、聖堂でもっとも高い鐘楼が、 闇と雷に呑まれ、爆音を上げるところであった。]
一体何が……… あそこだ!! 重点的に探れそうか!?
[>>430 傍らの青年には、そう指示を出して。]
(453) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[銃口の先に展開される魔法陣、その先々に光の粒のような魔力の塊が構築されていく。
一撃で全てを打ち消すような大砲のような一撃になるか? それとも、ショットガンのように散弾する弾丸で多数を貫き苦しむような結果になるか?
どちらになるかは彼の返答次第。 どちらにせよ、引き金は引くつもりで指を当てたまま、魔力は延々と充填されていく…。]
答えるつもり…もとい、答えられる状況じゃなさそうだな。 …悪いが見せしめにさせてもらおう。 死体も残らず消すよりは、蜂の巣だらけの死体が残っていた方が、見せしめには丁度いいだろう?
[期待していた返答は返ってこなそうだ。 小さく溜息を漏らして、首を横に振る。]
貴族殺しは俺の十八番だ。 相手が悪かったな……じゃあな。
[引き金をゆっくりと…引こうとした瞬間だった>>447]
(454) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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…………オスカー…………。
[また名前を呼んだ。応えが何処からも返らないから。 友達の物憂げな表情。身体じゃなくて、心を護りたいと思うのは難しい。 だけどそこに。この手が届く場所にいてくれたら、きっと]
(455) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[だけどその声に応えは返らない。 囁く様な声で聴かせるその名前に、誰も応えを返す者はいない。
その瞳を開いて、すぐ傍を振り向けばそこにいる友達は]
(456) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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水の弾丸……ちっ!
[舌打ちと共に後ろへと飛び退く。]
フルバーストショットガン、スターブラスト!
[溜め込んでいた魔力を全部弾丸に変えて、前方から飛びくる弾丸を撃ち落とす。 撃ち落とし損ねた水の弾丸が、その体の至る所に突き刺さった。]
最低だ…くそったれ…。
[何発かが足にヒットしたせいで、膝を折る。 しかし、一瞬の出来事に対して冷静さを取り戻す為に深呼吸を一つ。]
(457) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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…………オスカー…………。
[もう眠りと云う闇に閉ざされて声を返す事もないから**]
(458) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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あれはっ!?
[闇の意識を集中させて衣を線に変えて伸ばす。 そして感じ取るは先ほどまで一緒だった男の力]
あそこだ!! あそこにいるぞ!!
[ヘクターへそれを持って返事とする]
(459) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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[こちらの放った闇の弾一発と。 レティーシャが展開した風の障壁とどちらが強いか。 それでお互いの命運が分かれる。]
…いかん、な…やはり喰わねば俺は……、
[半人半魔のこの中途半端な身体。 完全なる魔になるには喰らうべきモノを喰らい、この身に取り入れなければならぬ。 それが出来ぬまま生きてきて、そして今。]
レ…てぃー…しゃ、貴女が相手で、よか……っ
[気に入らぬ枢機卿にやられるよりも幾何かはマシな相手。 よかったと、薄らと笑みを浮かべ。 そしてそのまま床へと完全に崩れ落ち、意識は闇の中へと堕ちていった*]
(460) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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もう一発、バーストキャノン、スターブラスト!
[最初に撃ったような巨大な束の魔力弾ではない。 それでも直径20cm程度の弾丸を塊として撃つ。 水の弾丸の威力はいかようか? 飲み込めるのか?それとも交わすのか?はたまた、弾丸と衝突しあって消え去るのか?]
死に損ないめ…!
(461) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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・・・どっちだろうと、怪我人にゃ売るさ。 まぁ、助かる範囲なら、と付くが。
[何処までも自分らしい基準を呟いて・・・ ・・・まぁ、いちいち判断してられない、と言う身も蓋も無い理由も有るのだが。 果たして今日の客たちに、此処で会う事は有るのだろうか。 そんな事を思いながら聖堂を見て…]
・・・はぃ?
[着いた時点で交戦かと身構えていた薬師は、 聖堂前で数秒呆けていたのであった。 まぁ、気を取り直し聖堂へと向かったが。]
(462) 2014/08/20(Wed) 01時頃
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