184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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───御機嫌よう?
[その声は辺りに凛と響いた。 少し大きめに放たれたその挨拶は相手に向けてだけではなく、その他のその場にいる人物らの反応を見る為でもあった。
果たして彼らは言葉が通じるのか。 異人、幽鬼、洋装ばかりではなく奇天烈な衣服を纏う彼らがどう反応するのか。
もっとも、言葉が通じるか否か分かったところで、何が出来るのかも今の自分には分からないが*]**
(49) 2016/02/22(Mon) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/22(Mon) 23時半頃
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ー暗闇の中からー
[果たしてどれくらいの時間気絶していたのか そんな事知る訳もないが、目が覚めると真っ暗で何も見えない ちゃんと目が開いてるのか不安になるのだが]
何処だここ……手になんか着けられてるし はぁ……頭が痛い
[頭がガンガンする しかし痛いと思いつつ無表情のままだから説得力がない、そもそも暗闇では表情も見えないけど しかし額だったらまた出血もので古傷が開いて悪化していたかもしれないのだ 運が良かったと思っておこう
問題はここが何処で何故後ろ手に固定されているのかという事 まさか牢屋に入れられた訳ではあるまいし、一先ずは移動してみなければ 面倒くさい事この上ないけど、このまま暗闇の中で居座る趣味はない]
(50) 2016/02/22(Mon) 23時半頃
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[そんな訳で出口がある事を信じて壁に肩を寄りかけながら歩き出すと…]
……うおっ
[ギィィィ…と音と共に壁…扉が開き、ベシャっと地面に倒れてしまった ………視界が明るくなっただけ良しとしよう]
(もう少ししたら起きようか…)
[予想外に倒れたせいか気分が乗らずに下がってしまった 色々再起動するまでこのまま寝そべっておこう、色々あって考えるのが面倒になってきたから仕方ないだろう?]
(51) 2016/02/22(Mon) 23時半頃
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[灯の向こうに顔を出してみれば、東洋風の顔立ちの女>>48。それから…どうやら少し馴染みのある雰囲気を持つ西洋の男>>41。扉の隙間から覗く影>>31には興味を見出さず、くるりと見回しただろう。
(……女、か。)
ああ、あの美しく艶めく黒髪は我が国では非常に珍しい。あの髪にはきっと菫色のドレスが似合うに違いない。アメジストの輝く首飾りでもかければより一層美しく見えるだろう。…浮かべられた胡散臭い笑みと黄色い肌は気に入らないが、なるほど、これはいい素材だ。 ……なんて、そんな思考を外に見せることなどしない。 少し、魅入られていたかもしれないが。]
…ご機嫌麗しゅう、マドモアゼル。
[東洋の女性から口に出た言葉>>49は、何故か知らないが理解ができた。手を後ろで纏められているのだから、きちんとした礼は出来ず。…だとしても、笑顔を浮かべて見せただろう。
…それからどれくらいだろうか? また一つ扉が開いたかと思えば────見えた姿と、ベシャリという倒れた音>>51に驚きそちらを向いて。]
お怪我はありませんか?…随分と痛そうな音がしたものですから
[彼の側まで歩み寄り声をかけてみようか。]
(52) 2016/02/23(Tue) 00時頃
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── ピアノを習う ──
[僕がピアノを始めたのは4歳と3ヶ月経った頃だった。 元々母さんも父さんも音楽が好きで、 周りには音楽があふれていた。
そう言えば父さんと母さんが知り合ったのは、とある演奏会で母さんがピアノを弾いていたのを偶然父さんが聞いていて──…なんて流れだったと聞いた気がする。
だから所謂僕がピアノを始めたのも"必然"というやつだったんだと思う。
身近に母さんという"先生"がいたから上達も早い方だった。 分からない事を聞けば優しく教えてくれる母さんが僕ハ大好きだった。
日常生活では目立つような事をしたり、何かと騒いだりする事は無かったけど、 定期演奏会では違った。 僕がピアノにそっと触れると透き通るような音が鳴る。 少しずつ指を動かして鍵盤を叩くと色々な音色が聞こえて、その音を聞こうと妖精たちが集まって来るみたいだった。 何て素敵なんだろう。そう思ったよ。]
(53) 2016/02/23(Tue) 01時頃
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[今僕がこうして日本に来て留学生として茲国《茲山国立大学》に通っているのだってそう。 この学部を選んだのは自分の好きなピアノをヒくってことを少しでも活かせたら、と思ったから。 勿論それだけではないけど、それだって重要な決め手のひとつだった。
そこで誰よりも大切な人に出会えたのも、 きっとピアノのお陰なんだろう。 それはまるで僕にとって天から与えられた無敵の武器みたいだ。]**
(54) 2016/02/23(Tue) 01時頃
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[さてどうしよう 派手に倒れ込んだせいか男が1人寄って来るではないか>>52 しかもパッと見た感じ異国人に見える ……異国の言語なんて一切分からないというのにどうしたものか]
……?いや、別に 頭ぶつけるより痛くないし
[何故か目の前の男の言葉が理解出来たおかげで俺の心配は杞憂に終わる 俺は勉強無しでも異国語が理解出来る体質でもあるのだろうか?いやいやまさか それはそれとして、ご丁寧に怪我が無いか聞かれた為寝そべったままで何とも無い事を告げる わざわざ体を起こすのは面倒くさい]
……あのさ、ここ何処か分かる?
[相変わらず寝そべったままでそう問いかけてみる この異国人に聞いて求む答えが返ってくるかは微妙なところだが話しかけられついでにという事で]
(55) 2016/02/23(Tue) 02時頃
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[寝そべった状態では見れる範囲が限られているが、軽く視線だけ動かして確認してみた感じでは見知った場所ではなさそうだ いくつか扉がありその上に文字が書いてあるのは分かった、それだけだが 男に問いを投げかけておきながら視線は俺が出て来た扉の上の方へ そこにあったのは”acedia 怠惰”の文字]
(……怠け者ってか)
[”怠惰”と書かれていなければ読めなかったし意味も分からなかっただろうけど今はそんな事置いといて 俺は無駄な事を極力避けて有意義に過ごそうとしているのであって怠けてなどいない 学校に行って何になる? 仕事をしなければ金は手に入らないのか?生活出来ないのか? そんな事ない、事実俺は中高の学校に通わず働いてもいないが生活出来ている 姉のおかげでもあるが、とにかくそういう事だ
と考えつつ無表情で文字を眺める事数秒後、ゆっくりと男に視線を向け直した ずっと文字見てたら首疲れそうだったからさ]
(56) 2016/02/23(Tue) 02時頃
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[ 妬む少女は、再び闇の中。
扉が再び閉じる前に見えたのは、5人の男女。
悠然と微笑む女の顔に、また嫉みを増して、深く深く沈む。>>35>>36(櫻子) 隣の男のきらりと光ったブローチにも価値を見出して、自らには持たざる富を妬む。>>41(ジェド) 新しくやってきた男の身なりの良さを僻めば、その目がこちらを気遣う素振りがなかったことに一方的に腹を立てる>>52(ニコラス) 更には男が誰かを案じているのを見れば、なぜお前だけ案じられるんだと相手を逆恨みをして>>51>>55(リツ) かと思えば、今度は明るい場所に出てあたりを見回している男の、秀麗な顔立ちに嫉妬した>>16(オスカー)
他にも広場にはいたかもしれないが、僅かに開いた扉の隙間から見えたのはその程度。]
(57) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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(ここはどこなの? 地下室ではないみたい。お母さんもお父さんも、弟も妹もいない。 ああ、だけど、私はこんな着たきりスズメ。こんなにみすぼらしくて、寒くて寒くて凍えてしまいそうなのに、あそこにいる人たちの身なりの良さと言ったら!! きっとあの人たちにはみんな、暖かい家があって、暖かい家族がいるんだわ、そうだわ! ああ妬ましい。みんな不幸になってしまえば良いのに。不幸になって、泣いて、癇癪を起こして、地面に叩きつけられて頭をぶち割って脳みそをカラスに食べられながら死ねばいいんだわ!)
[何を見ても、誰を見ても、妬む心しか生まれない。この妬む心に苛まれている、少女は、だがしかし――……臆病だ。
そうだ、この少女は臆病なのだ。]
(58) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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[妬むということは、自分にはない高嶺の物を欲するということ。弱者であり、持たざるものであるということ。
圧倒的な弱者は、強者の前では跪き屈するだろう。しかし、今後、強者であったはずの者が自分と同じ目線に転がり落ちて来ようものなら喜んで墓を掘り、弔う事だろう。弔いの歌を捧げても良い。
踏みにじられた花の恨み言は、唄にでも乗せようか。]
(59) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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"Who killed Cock Robin?" (誰が殺したクックロビン?)
"I," said the Sparrow, (私です、とつばめが言いました。)
"With my bow and arrow, I killed Cock Robin." (“弓と矢で わたしがコック・ロビンを殺しました”)
"Who'll dig his grave?" (誰が彼の墓を掘る?)
"I," said the Violet, (私です、と菫が言いました。)
"With my pick and shovel, I'll dig his grave." (ツルハシとシャベルで彼のお墓を掘りましょう。)
(60) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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あら、あらあら? お墓を掘るのはフクロウじゃないの? ちがう、ちがうよ。ここでは"スミレ"が墓を掘るんだ。
何故なら、菫はお墓に寄り添う花だから。 死んだ者を糧にする花だから。 それでは、皆様。
――足元には、ご用心。
[再び扉を閉ざした暗い部屋の中で、少女はブツブツと呟き、歌っていたようだ。広場で何か変化があるまでは、あるいは誰かが扉でも開けない限り、閉ざされた部屋の住人のままでいたことだろう。*]**
(61) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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[先程東洋の女性には普通に話しかけられていたのだから、きっと同じ東洋特有の顔立ちをした彼>>55にも自身の言葉は届くのだろうと声をかけてみた。どうやらその読みは当たっていたらしい。
彼を助け起こそうかとも考えたが、生憎手が塞がっていてはそんなこともできない。
寝そべったままで会話を続けようとした彼に、]
……いえ。私にわかるのは、どうやら様々な国から人が集められているらしいことくらいですね。
[言葉を返しながらも、内心では行儀の悪い方だと嘲る。東洋人といえば、こちらではあまり見かけることもない。男は人種差別主義ではなかったが、それは本人が有色人種に対して関心を抱いていない現れなのだろう。
動く視線を追えば、その上には「acedia」の文字。なるほど、怠惰か。この男にはふさわしいだろう、なんてまた内心で嘲る。
……と同時に、おそらくこの男が次に取る行動は、]
(62) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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……。
[自らの扉の文字を読むことだろう。
(avaritia……)
強欲、というほど強欲だろうか?と男は悩む。 祖父のように様々な国から美術品を買い集めるわけでもなく、父のように王にしがみつき保守派として名をあげるわけでもない。…寧ろ無欲と言える────それが自己評価だった。]
……取り敢えず、この手枷……どこかに鍵などはありませんかね。
[困ったような声を上げて、再び目線のあった彼に聞いてみようか。]
(63) 2016/02/23(Tue) 02時半頃
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[予想はしていたから落胆する事もないが、俺の問いに対する答えは”分からない”と同義のものだった]
ふーん、そうなのか 様々な国から……異国人見放題ってところかな
[口ではそう答えつつ、面倒くさいなぁ…と考えていたり 目の前の男の言葉は何故か理解出来たけど、理解出来ない言語もあるのでは?なんて思ったからだ 言葉の壁というのはなんと面倒なものなのか 全ての人間が日本語を話せればいいのにと本気で思うところ
今のところ限界ある視界の範囲で確認出来た人物は、今話している男の他に着物の女と中年らしき金髪の男ぐらい 他にも居るのかもしれないがわざわざ確認するのは面倒だから起きてからにする
そうして男の言葉を聞きつつ視線は自分が出て来た扉の上に向けていた訳だが、まさかここまでで2度も心の内で嘲られているなど気付きもせず 気付いたとしても怒る事もなく無表情で男の顔をジッと見るだけだったろうけど、”無駄なく過ごしてるだけだ”と視線で訴えるようにしながら]
(64) 2016/02/23(Tue) 04時頃
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[視線を男に戻すと男も何処か別のところへ視線を向けていたらしい 何を見ていたか気にする前に男が困ったような声で手枷の鍵について聞いてきた為確認する事はなかった 後でいいか、なんて先延ばしに考えて]
鍵ねぇ……何処かにはあるんだろうけどな ま、俺は誰かが見つけてくれるの待ってるさ 探すの面倒だし
[面倒だと思っているのを隠さず告げ、寝そべったままの体を漸く起こし胡座をかく 流石に寝っぱなしは体が痛くなるから座る事にしたんだ 話してるだけだしわざわざ立つ必要はないだろ]
アンタ、鍵探すの? 探すんだったら見付けた時は教えてよ 探さないなら気にしないでいいけど
[とりあえず座り直した後にちゃっかり頼んでみた 断られても別にしつこく頼むつもりはないし軽くお願いだけどさ]
(65) 2016/02/23(Tue) 04時頃
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[周囲を見れば、ここに現れた人物らをある程度見る事ができた。 自分の他は男ばかり。 屈強な類いがいるようにはあまり思えぬが、それでも女の園で過ごすこの娘には少々居心地が悪いものだ。
視線を感じる。 異人の男が此方の挨拶に反応した。>>0:52 そして、相手の言葉が判る事に此方は笑みを深める。互いに後手に拘束されてはいるが、軽く膝を曲げて会釈の代わりとした。 ちらりとその扉の文字を確認する。 "強欲"に"色欲"────強欲はともかく、色欲の文字に表情を曇らせたのは致し方あるまい。 この扉の文字と自分たちとが適合するならば──果たして自分が傲慢であるかと問われれば、当然の権利を得ているだけだと嗤うだろうが──"色欲"の男が男色家でも無い限り、その欲の捌け口にされかねないのは予想に難く無い。 そんなのは真っ平御免である。 まだ、互いに後手に縛られてはいるものの、良い気はしない]
(66) 2016/02/23(Tue) 07時頃
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[先程言葉を返してきた男は、他の扉に向かい、そこに倒れていた相手と話し始めたようだ。 ならば、と自分は閉ざされた扉へと向かう>>0:61(ヨーランダ) 手は戒められているものだから、無様ではあるが肩で軽く扉を開こうとする。 そうしながらそっと声をかけて見せた]
────もし? そんな所に隠れていないでおいでなさいな。 それとも、彼方の殿方と違って、私の言葉は届かないかしら?
そんな真っ暗な所に閉じこもっていても仕様がないでしょう?
大丈夫。 不安なのは、きっと同じですわ。
[なるべく表向きの優しげな声を掛けてみる。無論、その表情は笑みを浮かべていた。 相手を怯えさせないよう。 敵対心を抱かせぬよう。
────いざという時の盾にできるよう]
(67) 2016/02/23(Tue) 07時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 07時頃
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[ 今日は大した仕事ではなかった。 なァんて言うと、エリスが五月蝿ぇんだが。
けど、それなりに気持ち良い仕事ではあった。
貧困層による銀行強盗事件。
格差社会は嘗てない甚しさを見せており それ故に起きた事であるがつまり 民間人の武装などたかが知れている。]
(68) 2016/02/23(Tue) 08時頃
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[ 前時代的な武器を携えた弱者を 圧倒的な力でねじ伏せ屈させるのは 堪らなく心地よくて、やめられねぇ
────選ばれた者だけの特権だ]
(69) 2016/02/23(Tue) 08時頃
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[ 肩で耳裏のスイッチを探りながら歩く。 小さすぎるそれは指先で無いと入らないが。 少しでも同時に複数をこなそうとしていた。
与えられた猶予が如何程か不明である。
捕らえられたのは警察内部の情報を得る為か。 肉体派故、然程理解しちゃいないのだが。
或いは私怨、復讐か。 ────失笑。 思い当たる節は幾らでもある。]
(……お?)
[ 足先が何か……扉へぶつかった。
いきなり飛び出すことはせずに 耳を当て、向こう側の様子を探った。]
(70) 2016/02/23(Tue) 08時頃
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[ 妬む少女は、闇の中。
真っ暗な部屋で歌を歌っていたようだが、その扉が開いたのなら光に目を向けただろう。 そこから覗いた顔が先ほどの黒髪の女だったなら>>67、虚ろな菫の瞳は、深く歪む。]
(まあ、私に何の用かしら。 ここから出て来いですって? とんでもない! 私をここからひきずり出したなら、この女はきっと私を床に引きずり倒して40回叩くのよ。 もし40回叩いた後に自分の行いを恥じたのなら、今度は41回蹴るに決まってるわ! 私に酷い仕打ちをするんだわ、そうよ!
けれど、けれど、そうね。 どうしてもというのなら考えてあげないでもないわ。だって私は日曜日の子。可愛くて、明るくて、とっても素敵な子だもの!愛されて当然だわ!)
[ 妬む少女は、暗闇の中で薄っすらとした笑みを浮かべた。そしていかにも憐れな弱い者を演じたのだ。]
(71) 2016/02/23(Tue) 09時頃
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お気遣いはありがたいのですけれども、どうぞ私の格好をご覧ください。いかにもみすぼらしいでしょう?こんな格好では、とてもとても恥ずかしくてたまりません。 もしよろしければ、あなたの素敵なお召し物をひとつ、私に貸していただけませんか? そうね、そうね。その素敵な髪飾りなんていかがかしら? 素敵な素敵なおリボン、ぜひ私に分け与えてくださいな。
[手枷をはめられたままの腕を僅かに持ち上げて、手のひらを天井に向けた。よこせ、と言うかのように。
彼女が渡したのなら嬉々として自分の髪を不格好に結い上げて、誘われるままに広場へと足を踏み入れただろう。 拒絶されたのなら、また闇の中へと戻るだけのこと。]**
(72) 2016/02/23(Tue) 09時頃
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──ヨーランダとの対話──>>71>>72
[扉の隙間から覗く見窄らしい姿、そしてそこから覗く眼光。 どうやらこの扉の先の相手は女だったらしい。白髪は老婆のようだが、よく見ればまだ若い娘のようだ。 自分とそう年も離れてはいまい。 そうであれば尚の事納得してしまうのだ。 自分に向けられた、あの目。 自分は羨望され妬まれても仕方がない存在なのだから。 哀れ、とは思うもののそんな感情は顕にする事はない。 この女は自分の足場となり盾になりここから這い上がるために必要なのかもしれぬのだから。 だが、身に付けている物を寄越せと強請られ僅かに目を見開く。 両手を差し出し物乞いする姿はまさに乞食。 2度、3度と瞬きをしては、最後に紡がれた言葉に小さく息を吐いた。
着物を全て取り替えろ、などと恥知らずな事を請われたなら味方にできぬ。 こんな場で裸にはなれぬ、この女と2人きりでは無いのだ。 然も自分の両手は後手に戒められている。脱ごうにも脱げぬというもの。 しかし、欲しがるのがこの桃色のリボンであるならば]
(73) 2016/02/23(Tue) 10時頃
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ええ、差し上げますわ。 ですから、そこから出てきて下さいまし。 けれど、見ての通り私の手は後ろで戒められておりますから、どうにか貴女様が外してくださいませ。 端を引けば、解けますから。
[悠然と笑みを浮かべ、相手に背を向け膝を着く。 互いに手を戒められていれば、此方が立ったままでは上手くはいかぬだろう。 相手がリボンを引いたならシュルリと解け、結われていた黒髪は僅かな結び癖を残してはらりと他の髪に混じり流れていく。 そして相手がそのリボンを不恰好に身に付ける様を見ては優しげな笑みを浮かべながら肚の底では嗤うのだ。
────似合いもしないのに愚かなこと]
この戒めが解けましたら、御髪を梳いてあげられますのに。 ────あゝでも、櫛も無いのかしら。
[相手の横に立ち、共に広場に立つことになるのだろう。 そう、何かしらが起こるまでは]**
(74) 2016/02/23(Tue) 10時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 10時頃
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── 彼女が消える ──
[暑い夏の日の事だった。 真昼間、見つかった彼女は酷い有様だったという。 というのも、僕自身彼女の最期を見た訳では無かったんだ。
真夜中、今でも鮮明に覚えているあの夢。 本当の彼女も夢の中と同じ様な姿をしていたんだろうか。 トても見ていられない様な、残酷な姿。 夢の中では僕は彼女から目を離すこと等しなかったけれど、 きっと他の人が見たなら驚いて悲鳴を上げてしまうんだろう。 現に第1発見者の老婆はその光景を見て驚きの余り叫んで腰が抜けてしまったみたいだった。]
(75) 2016/02/23(Tue) 11時頃
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[人通りの少ない田舎の裏道。 彼女が襲われたのは丁度深夜2時から早朝4時の間だという。 多分僕が夢ヲ見ていたのもそれ位の時間帯だったと思う。 …彼女は僕に助けを求めていたんだろうか。 だとしたら、僕は彼女に謝らなければいけない。 僕は彼女に何ひとつしてあげられなかったのだから。
老婆が彼女の事に気付いたのは丁度正午辺り。 その後15分程で警察が到着したらしい。 僕が余りに不吉な夢だったからと気になって彼女の家へ向かったのは午後1時。 すっかり辺りでは騒がれ始めていて、現場の方へ近付いたけれど警察が立ち入り禁止をしていて結局彼女の姿を見る事は出来なかったんだ。]**
(76) 2016/02/23(Tue) 11時頃
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Amadeus!!! Amadeus!! Amadeus!!!!
(77) 2016/02/23(Tue) 11時頃
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