219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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人
狼
墓
少
霊
全
メアリーは座敷守 亀吉に投票した。
ナナオは座敷守 亀吉に投票した。
亀吉は呉服問屋 藤之助に投票した。
藤之助は花売り メアリーに投票した。
リツは座敷守 亀吉に投票した。
ブローリンは呉服問屋 藤之助に投票した。
ミルフィは座敷守 亀吉に投票した。
亀吉は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
藤之助が無残な姿で発見された。
降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。
現在の生存者は、メアリー、ナナオ、リツ、ブローリン、ミルフィの5名。
死神のゲーム、最終日の7日目。
全てを決する最後のミッションが出題され、手のひらのタイマーが最後のリミットを刻む。
――――――――――
From:Game master
subject:第7演目
最も深き地下の舞台にて待つ
ゲームを操る魔術師を滅せ
持ち時間は120分
全員ミスなら破滅
死神より
――――――――――
(#0) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
「数え切れないこの世の歪みを正すために、蒼き光の救済を」
「幸福への導き手となりて、すばらしきせかいへ誘い賜え」
「数え切れないこの世の歪みを正すために、蒼き光の救済を」
「幸福への導き手となりて、すばらしきせかいへ誘い賜え……」
[昨日よりも統一化が進むサイガワラ。
その虚無の感情を餌に、禁断ノイズが精製され続けている。
東西南北の境界線付近の精製陣——正確には、東エリアの陣は破壊されたので、残りの3ヶ所。
そこから沸き出す黒き禁断ノイズ<ミンク>、<レイヴン>、<ブーマー>……
あらゆる種類が出現して、徐々に中央エリアを目指して迫るだろう。]
(#1) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
[サイガワラ区の中央に鎮座する、十王マルチシアター。
今日は催事も何もない保守点検日。……ということになっているので、人の気配はない。
数多くのホールがあるこの施設は、地下5階までの深さがある。
地下5階には、滅多に使われない「第13ホール」が存在しており、
そこへ向かうにはエレベーターを使うか、さもなくば非常階段を降りるしかない。
しかし、エレベーターの扉を開けたなら、そこにはサイ型ノイズ<ライノ>がおり、
自慢のツノを突き出して襲いかかってくるだろう。]
(#2) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
/*
Tips:ノイズ<ライノ>
サイ型の大型ノイズ。
太く堅いツノを突き出して突進攻撃をする。
ツノにより真正面の防御力は高い。
(#3) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
|
— 7th day/十王マルチシアター地下5階 —
[“主”は討たれた。 “管理者”の悪意は絶たれた。 “王”は復活した。 “亡霊”は姿を取り戻した。 “観衆”の心は掴まれた。 “災厄”は祓われた。
7枚の手札のトランプカード。 6枚が消えて、残りは最後の1枚。 ——“魔術師”のジョーカー。
今こそ切り札を切り、全てを終わらせよう。]
(0) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
|
|
[最終決戦の場を中央エリア内にしたのは、驕りでもなんでもなく、 やっぱり私にはこの場所が一番相応しいと思うから。
妨害は、エレベーター内に<ライノ>が1匹だけ。 心の準備が整ったら、いつでもどうぞ。 魔術師は逃げも隠れもせず、ステージの上で観客を待っている。
……まあ、うかうかしていると、 境界付近の陣から発生する禁断ノイズが押し寄せてくるかもしれないから、 そんなつまらないゲームの終え方は、しないでほしい。]
(1) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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[私が、ゲームに勝利するために、どうして手段を選ばなかったのか。 RGや死神仲間も巻き込んで崩壊させるような真似をしたのか。 それを聞かれたとしても、正直困るけど。
自分が自分の目的のために全てを犠牲にするのは、悪いことではないと、 そう考えてしまうことは何かおかしい?
私が失ったものは過去の記憶だけであって、 他に大事な何かが欠如しているなんてことは、>>6:252>>6:253>>6:254 ……未来永劫、想像すらしない。*]
(2) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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— 回想:6th day —
[ピ。>>6:@120]
はい、こちらメアリーさん。 今あなたの後ろにはいません。
……なんですか、別に欠片も死んだなんて思っておりませんけど。
[急に電話をかけてきたと思ったら。 私の想像するMr.戸隠は、随分暴れただろうけど、死にはしてないだろうと。 彼が電話口の向こうでどんな怪我をしていようと、それは確信していて。]
(3) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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ヘマ? なんですか、参加者にでも遅れを……ああ、そういえば。 今回はいろいろありましたからね、特例。
[さも、思い出したかのように。 禁断ノイズと敗者殲滅戦。……片方は私が主犯だが、今回はいろいろイレギュラーがあった。
もしかして彼が禁断ノイズにぶちのめされたのかも、という想像が巡りはすれど、 私の知る彼ならそれはないだろうし、あったとしても、まあ、しょうがない。 ……しょうがない?]
まあ、平和ですよね。 バッジを巡って共食いしたりとか、不気味なくらいありませんもの。
[よく見る光景のひとつだっただけに、むしろ不安を覚えるくらい。]
(4) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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……なんですか。
[>>6:@123続いて聞こえてきた柄にも無い心配に、 期待通りの怪訝な反応を返す。]
私が負けるとでも思ってるんですか。まさか。 そんなことはないですよね、Mr.戸隠が。 私の実力を一番知ってるんだと思ってたんですけど。
[何かに感化されたのやら。彼にしては弱気に聞こえるその言葉。]
じゃあ、そうですね。 無事に勝利できたら、全部Mr.戸隠の奢りでデートしましょう☆ くさかげでパインサラダでもご馳走になります☆
[けらけら、笑ってフラグを立てる遊び。 私は自分が負けるなんて少しも思っちゃいないことが、声色からも伝わるだろう。 当たり前に勝ち、当たり前の来週を迎え、そして、自分探しをいつまでも続けて行く。]
(5) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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……なんというか。 なんでそんなに“優しい”んだべか。
[——以前、かけてもらった言葉がフラッシュバックした。>>@6:84 何があっても味方でいてくれると。その時もまあ、彼らしくもない優しい言葉。
彼自身に自覚は無いのかもしれないけど、 それは紛うことなき、私に向けられた優しさだと思っている。 そうじゃなければ、なんだというのか。
あのね、戸隠くん。 そういうの、卑怯だと思うんですよ。 19歳の少女からの、心からの抗議です。
貴方はずっと、私ではない“誰か”を見続けているのに。 そうやって、さあ……。
ずるいべ。]
(6) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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[確かに戸隠くんの顔は、3諭吉くらいですけどね。 そんな3諭吉の彼しか知りませんけど。>>@81 それだけで終わりなら、こんな複雑な気持ちにはなりません。
>>@83あの時の戸隠くんへ。あのね、違うんだ。 過去の私がどんな私でも、それを見て変わらないでほしい、とか。そういうんじゃない。 過去の私を取り戻して、それで幸せになれるかなれないか、とか。それ以前のお話で。
……好きだなって思った人に、 自分自身を胸張って紹介できない、底の見えない惨めさ。 それが、分かる?
……分からなくても、いいや。]
(7) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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[数々の想いを、胸中で噛み殺して。 電話口の向こうへ届けるのは取り繕った声色と、 せめてもと紡ぐ、望み。>>6:@123]
じゃあ……お言葉に甘えますね。
絶対に最後まで死なないで。 簡単だべ?
[——死神を巻き込んで殺す禁じ手を用いたゲームマスターが、 これを言うのは、最低の行為かしら。
最後まで伝えられたかどうか。 それは、いよいよ日付が変わる狭間のこと。**]
(8) 2017/06/23(Fri) 05時半頃
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[ “大切なもの”らしいものを支払い三年 数多に興味を傾けた死神でありましたが 面白い、より 疑問符の方が強く浮かぶこともありました。
例えば、一つ 傍目には、逃げているように映るであろう この死神へと投げられた声、だとか>>6:153 ]
(@0) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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[獣が、覚えのある青年へと>>6:130 向かったところを見ながらも、手は差し伸べなかったというのに。 雑音共を往なすのを横目に>>6:148 変わらず、都度引き離しては、 鬼ごっこに興じていた死神の、 笑みの形をした顔は
その刹那だけは>>6:153 瞬き二つ、去りゆく背へ、 不可思議の瞳を向けていたことでしょう。]
(@1) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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[ 「はじめまして。」
そう、笑った女と契約し 互いに、能力を手にした頃。
死んだ時を思い出す、と 震える女とは違い それまで手元になかったそれの なんと、面白かったことか。
初めて、額を貫いた相手は ――――死神だった、ような。 ]
(@2) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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|
[ 取り戻さなくてはいけない そう、躍起になる女と違い 生き返るつもりもありませんで
ほな、何故、 わざわざ、死神を手に掛けたかと問われれば 僕は、笑ってこう答えたことでしょう。
丁度、そこにいはりましたから。]
(@3) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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|
[ 参加者の華月斎にとっちゃあ 死神さんなんて、その程度の存在でして。 目を剥く彼らを見ても 愉悦ばかり湧いたものですから。
(己の支払ったものが何か その全てを知っていたつもりが “それら以外”も差し出したなど この死神は、未だ、知らぬ儘。)
理解が到底及ばぬなど、当然のことでありましょうが。]
(@4) 2017/06/23(Fri) 08時頃
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|
『赤頭巾もちゃうやろうしね。』 『お偉いさんが遊んではるんかね?』
『ってことで、僕は前者に賭けましょか。』
[ささっと送信。 振られたならば乗りましょう>>6:@111 おやつでもランチでも罰ゲームでも 何だって構いませんで。
まぁ、]
(@5) 2017/06/23(Fri) 08時頃
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面白半分でこれ出しそうなん 僕以外に、おらんやろうけどねぇ。
[また一つ 潰した黒が消えるのを見下ろせば ああ、 もう、最後の日になりますか。]
(@6) 2017/06/23(Fri) 08時頃
|
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―ホテル・サティー前―
もうしまいかぁ、早いねぇ。
[足元に狐を、それから、蝶を連れ 視線の先には、決戦の舞台>>#0
参加者だった頃も、死神になってからも この七日間てのは、随分と短く感じられるものです。
此度のような、例外があれば、特に。 多方面へと散らばった好奇心 全てを拾い上げるのは、まぁ、 容易ではないでしょうねぇ。]**
(@7) 2017/06/23(Fri) 08時半頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/23(Fri) 08時半頃
「数え切れないこの世の歪みを正すために、蒼き光の救済を」
「幸福への導き手となりて、すばらしきせかいへ誘い賜え」
「すばらしきせかいを」
「すばらしきせかいを」
[ざわざわと、ストリートに広まる蒼き崇拝。
今回使用された禁断ノイズ精製陣は、大衆の意志統一のエネルギーを利用するタイプであった。
陣はRGとUGを繋ぎ、RGで発生した力をUGに具現化させる役割を持つ。
やがて、統一された意志は肥大していき、
精製陣と、そこから発生する禁断ノイズに、思いもよらない変化を発生させる。]
(#4) 2017/06/23(Fri) 13時頃
[精製陣から生み出されるノイズは、その漆黒の体色に、
――まるで死神の背にあるような、闇色の翼を身につけて現れるようになった。
しかしそれは死神の持つもののように整ったものではなく、形は歪で、
生えている場所は背中とは限らず、まるで玩具のように“くっつけられた”ような、
得体の知れない不快な姿をしていた。
暴走する精製陣は、“死神の性質”を帯びて、生み出すノイズにもそれを付加していく。
それにより、UGで二度目の死を迎えた魂の残滓たちにさえ干渉できる力を得た。
尤も、それは逆も然り。
死神の性質を得た禁断ノイズ、そして精製陣は、
魂の残滓からも「触れられる」対象になった――とも言えるだろう。]
(#5) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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[そして、4に立っている。]
1.スクランブル交差点 2.十王マルチシアター 3.ホテル・サティー 4.ジョードデンキ 5.カタミ薬局 6.サイガワラ駅 東口
(9) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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死んだかと、思った。
[素直にこぼす。 なぜなら、柔らかくしたとは言え、 相手はトンクラスだ。 ヒナが柔らかくした土にだって範囲はある。 その限界まで、叩きつけられたとすれば、 普通にぺしゃんこになってたのではないか。
おそらく、次の日に跳ぶのが、少しでもおそかったら。 たすかっていないのではないかと、思う。]
(10) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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[でも、ぞわり、心配になった。 自分が大丈夫だからといって、 ヒナが大丈夫なわけではない。
急いで、ヒナに呼びかける。]**
(11) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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――多分、自分一人であの場に居たら パニックになって押し潰されていたと思う――
(12) 2017/06/23(Fri) 16時半頃
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― 6th Day 観覧車前 ―
>>6:223
あの日、あの時。 巨象の盾になるように 覆いかぶさって守ってくれた時
この人を死なせたくない このままで終わりたくない この人を守りたい
強く、強く思った。
(13) 2017/06/23(Fri) 16時半頃
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だから祈った 地面が 落ちてくる象が 柔らかく 柔らかく 柔らかくなるように
この人を傷つけない位 柔らかく 柔らかく…柔らかく………
(14) 2017/06/23(Fri) 16時半頃
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[そして、強い衝撃。>>6:#7 すぐ傍の地面がたわみ、沈み、引き込まれる。 集人の身体を挟んだ先に象の足が見えた。
そして今度は浮き上がり… 象が、飛んでいく。 自分達も、地面を転がる。
集人はぐったりしたまま動かない。 直撃はしなかったが、接触はしたかもしれない。
頭が酷く痛み、意識が散逸しそうになったが。 転がりながらも、地面が柔らかくなるよう、 意識を集中させて…
意識が、ぷつりと途切れた。 日替わりではなく、多分力を限界まで使った為。
薄れ行く意識の中、誰かの声が遠く聞こえた――* >>6:227]
(15) 2017/06/23(Fri) 16時半頃
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この日はこの世界に来て初めて、 夢もみないで時を越えた。
夢の無い眠りが死に似ているというのなら。 死んだ自分が見ていた夢は、 一体何に似ていたのだろう。
(16) 2017/06/23(Fri) 16時半頃
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―中央エリア―
[気がつくと、そこはいつもの中央エリア。 2の前に寝ていた。
1.スクランブル交差点 2.十王マルチシアター 3.ホテル・サティー 4.ジョードデンキ 5.カタミ薬局 6.サイガワラ駅 東口
起き上がった時、 顔からひらりと赤い花びらが一枚、落ちた。]
…なんだろう。薔薇?
[意識を失った為、見る事の無かったブーケの名残。>>6:227 風に乗り、そのままどこかへ飛んでいった。]
(17) 2017/06/23(Fri) 17時頃
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―十王マルチシアター前―
熊さんは…っ あ…でも、 私がここにいるってことは… 熊さんもきっと…
[確認しようとしたところで、集人からのテレパシー。 よかった…と、小さく息をつく。]
『熊さんこそ、無事? 私は十王マルチシアターの前にいるよ。』
[自分の現在位置を伝えた。**]
(18) 2017/06/23(Fri) 17時頃
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>>18
[ヒナからの連絡によかった、とこぼす。]
シアターか。 わかった。 すぐに向かう。
[といってから、 手に刀を持ったままだったことに気づく。 必要あるかないか。
残念ながら、これは必要そうだ。]
(19) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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[シアター方面に走り出すと、 すかさず、ミッションメールが入った。>>#0]
――……ゲームを操る魔術師……。
[浮かぶのは、あの最初に出会った方言の女の子。]
あの子が操っているのか? ああそういえば…。
[はじまりの拠点や昨日の観覧車にも、 その姿は、何気に水晶体に映っていたかもしれない。]
しかし、このミッションは…。 滅せ……というのは。
[それはつまり、彼女を殺せということだろう。]
(20) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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|
―十王マルチシアター前―
ヒナちゃん、 よかった。 どこも痛いところはないか?
[日を跨ぐと、傷は治る。 そんな法則、知らないけれど、 でも、今、自分もなにやら無事だということは、 ヒナも無事なのだろうと思う。]
このミッションの内容。 魔術師だけ、だと、あの子が浮かぶけれど。
[確信はない。]
(21) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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[その時、視界の隅に、彼が映り込む。]
――……リュウセイくん!!
[1日ぶりのその死神の姿を見つければ、 なんの躊躇いもなく、手を振って呼びかけた。**]
(22) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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── 6d / 今日になる前に ── [リツの頭を撫でた>>6:222後、ゾウのいたあたりを見たら ブルースカルバッジ>>6:#7が2つと >>6:227花弁をかなり散らせたブーケが残っていた]
…今のおねーさんって…お花屋さん?
[お辞儀をして、花屋の宣伝をしていた様に見えたが 姿を消してしまっているので、聞き様もない
それよりも、ヒナと林口は何処へ消えたのだろう あの時>>6:221>>6:222、咄嗟に
ゾウが『帰れば』いいのに
そんなことを思ってはいたが、まさか──]
(23) 2017/06/23(Fri) 19時頃
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[そこに残った2つをリツに渡したすぐ後 世界は再び、瞬きをする*]
(24) 2017/06/23(Fri) 19時頃
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── 7d / 3・前 ── [気がつくと
1.スクランブル 2.カタミ薬局 3.サイガワラ駅東口 4.ジョードデンキ 5.ホテルサティー 6.十王マルチシアター
そこに、立っていた
──近くに見知った誰かはいただろうか? いたのなら、その人物に声をかける
いないなら、リツに声を『跳ばす』だろう**]
(25) 2017/06/23(Fri) 19時頃
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|
―十王マルチシアター前―
[>>19 集人からは、すぐに向かうとの返事があったので。 植え込みの近くの目立たないところに座って待つ。]
…そういえば、昨日、返しそびれちゃったな。
[肩にかかったままのハニワ柄トートバッグ。 その奥には、昨日藤宮から預かった巾着が入っている。 象を落とした後、意識が飛んでいたので。 そのまま、返しそびれていたなと。
返す相手が、既に同じ挑戦者としての位置に無いことは まだ、知らない。]
(26) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
|
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[そして、待っている間に。 最後のミッションメールが届いた。>>#0]
「最も深き地下の舞台にて待つ ゲームを操る魔術師を滅せ」
[これから2時間… この世界で与えられた最後の2時間。 自分の運命も集人の運命も、 2時間後には決まっている。
集人が到着するまでの間、静かに膝を抱えていた。]
(27) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
|
|
―十王マルチシアター前・合流後―
>>21 熊さん!熊さん熊さーん!
[その姿が見えた瞬間、立ち上がり駆け寄った。]
私は大丈夫。 潰されちゃうかと思ったけど…熊さんが庇ってくれたから。
熊さんこそ、ちゃんと身体、動いてる?? 頭とか打たなかった?
[異常が無いかを確認するように、 集人の手や胸をぺたぺた。]
(28) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
|
|
[本当に奇跡だったと今更ながらに思う。 あの時、確かに…象は自分の真上から落ちてきたように思えたので。>>6:212
まるで、「なにかの力が象をずらしてくれたように」>>23
ギリギリで潰されることを避けられた事に。>>15 最終日を迎えることができた事に感謝した。]
(29) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
|
|
あの子。 メアリー・サカエさんだね。 うん。間違いないと思う。
だって、魔術師。 だって、ラスボス。
………地下の舞台って、やっぱり…ここかな。
[畳んで仕舞い込んでいたチラシを再び取り出した。
「期待の美少女魔術師、メアリー・サカエ マジックショー 十王マルチシアター 第4ホールで20時開場」
すぐ、目の前の建物だ。]
(30) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
|
|
――熊さん?
[>>22 やがて集人が視線をどこかに向ける。
「リュウセイくん」
と、戸隠の名前を呼んだのでそちらの方角を見た。**]
(31) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
|
|
― 6th day/西エリア ―
…。一番、か。
[ >>6:+79ふ、と音もなく笑う。 彼女の隠そうともしない怒気は、 此方には却って心地良い。 ]
別に、いいんじゃないか?
[ それを否定するつもりも権利も、 どちらにせよ自分にはない。 ]
(@8) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ ただ。>>6:+81]
それが間違いだっていうのさ。 アンタがパートナーに何をしてやるかなんて 正直どうでもいい。
パートナーが望んでもいないことをしたって そりゃ、なんの役にも立たない、 ただの独り善がりでしかないってこった。
(@9) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ 放り投げられたタオルを片手で受け止める。>>6:+81 そのまま、彼女たちを振り返って ]
……なァ、お嬢さんさぁ。
死にたいとか生きたいとか、それ以前に。 単にアンタ、生きてるのが辛いってだけなんじゃねーの? だから、誰かの命を助けて、 誰かを救ったような気になったまま、 消えてしまいたいってだけなんじゃねーの?
[ 正直、割と当てずっぽうではある。 とはいえあまり的外れとも思っていないけれど、 さて、彼女の反応はどうだったか。 ]
(@10) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
|
|
ま、いいや。 どっちにせよ、生き返りの“権利”を得られなきゃ なんにもならねぇんだからな。
[ 反対方向へ向かおうとする彼女の背に声をかけて ]
…禁断ノイズって奴らが、街中あちこちに出没してる。 そいつらが湧いて出てくる“大元”を絶つことができれば、 “コンポーザー”に生き返りの権利を認めてもらえるかもな?
[ 精々、独り善がりにならねーようにな? そんな嫌味たらしい言葉を投げれば、ふとかけられた声>>6:+85]
(@11) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
|
|
……、リュウセイ。戸隠流生。 「流」れるに、「生」きるっていう字。
[ 彼女を追いかけるその男の背に視線を向ける。 彼らが遠ざかったのを見送ってから、こちらも>>6:@115 ]*
(@12) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ あなたとの出会いは、 透き通ったスクランブル交差点。]
(@13) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
[ ゲームのはじまりが告げられたあの日。
わたしは、恐ろしい状況に悲鳴を上げて、 咄嗟に逃げ出そうと走りだしたものの、 細いヒールが僅かな段差にとられてしまって、 そこに、あなたが手を差し伸べたのです。
わたしの手を引いたあなたの横顔は、 眉尻が下がって、なんだか泣きそうでしたが、 わたしなんて、本当にべそをかいていましたから。
その表情も、素朴な顔立ちも、 胸がときめいたと言えば嘘になりますが、 頼りないなんて、一時も思いませんでした。]
(@14) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
[ それから、わたしとあなた、 一蓮托生となったふたりで、 懸命にゲームに挑みましたね。
あなたしか知らなかったわたしには、 与えられた力を使いこなすなど到底不可能で、 まばゆい光の弓矢を引くあなたの背を、 祈るように見つめることしかできませんでした。
けれど、まるでクイズのようなミッションを、 先に紐解くのは、いつだってわたしのほう。]
(@15) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
[ それを、他の参加者の方にも共有しましょうと、 協力すれば、ミッションは容易になるはずと、 そう言い出したのはわたしで、あなたは頷いて、 わたしたちには協力しあえる仲間ができました。
むつかしいミッションも、みんなで乗り越えては、 笑いあい、手を取り、肩を組み、
老若男女入り混じったわたしたちは、 ただ「 一度死んだ 」という事実と、 「 生きたい 」という理念のもと集い──、
ええ、ええ。それが間違いだったわ。 今ならばようくわかるのよ。
でもね、なんせ当時は、 ひとの悪意も知らないおんなのこだったんだもの。]
(@16) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 死神のゲームで、同族食いがはじまることなぞ、 さして珍しいことではありません。
けれどそれは、数多のゲームを見て、 今だからこそ、言えることであって、
当時のわたしには、信じられないことでありました。
わたし、信じられない思いで振り返った、 あの、二度目の死の間際に、 あなたが「 やっぱり 」とでも言いたげな、 諦観めいた顔をしていたのが、忘れられないの。
あなた、すべてわかったうえで頷いたのね。 そのうえ、また言ったわね。]
(@17) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
リュウセイ。 流生。
流れるという文字は、 名に使う場合は、所謂受け継ぐ意味を持つだろう。
形ないものを受け継ぐ。 水脈にしろ、雲にしろ、伝統や、経歴、 時もまた、経ることを、流れと称する。
流れ生きるというのは、 まさに、臨機応変に長け、また和も作り出す。
男が、リュウセイ、という名を褒めたのは、 単なるその響きだけでなかった。**
(32) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 死神になるか、消滅か。 みっつめの選択肢はなかったわたしたち。 そのときもあなたは付き従う従者のように、 「 君が選びなよ 」と言いました。
わたしは死ぬことが恐ろしく、 それにね、七日足らずの日数の中でも、 やり直せるような気がしていたの。
あなたとの出会いはわたしにとっての宝物。 そういうことを重ねていけば、 わたし、また幸せになれるんじゃないかしら。
「 死神として生きましょう 」と私は言って、 ヘーゼルの瞳は、希望を宿して輝いて、
あなたはいつもの優しげな、 ほんのちょっぴり困ったような笑顔で、頷く。]
(@18) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 結局、死神のお仕事をしなかったあなたの、 死神としての寿命はあっという間に尽きて、 あなたはわたしの土くれになりました。
それが、わたしたちのすべて。 ひとは喪ってから気付くいきものと、 それは何の本で読んだのだったかしら。
そうではない可能性に気がついたとき、 あなたはもう微笑みもしない土くれでありました。
わたしがあなたの代わりに魂を狩りましょうと、 そう言ったわたしに、あなた言ったわね。 そうじゃないと。違うんだと。
ねえ、あのとき、口にしかけて留まったのは、 一体、誰の名を呼ぼうとしたのでしょう。]
(@19) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ もしかしてあなた、すべて知っていたのね。と、
土くれのあなたに問いかけてみても、 あなた、まばたきひとつしてくれないじゃない。
仕立てのよいワンピースを着たわたしと、 よれよれのTシャツに踵の潰れたスニーカーのあなたが、 もとより知り合いだっただなんて、思わないじゃない。
あなたと出会ったあの日、 泣きべそをかいていたわたしは、 名さえわからず、名乗れずにいる無礼を詫びたとき、 あなたがどんな顔をしていたのかなんて知りません。
もしも、この憶測が正解だとして、 あなたがどんな思いで隣にいたのか。
そんなこと、もう知る術もありません。]
(@20) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
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”それじゃあ、ひとつ質問です”
”── あるひとが、 なによりたいせつなものを、 ある日、なくしてしまったとして、 それを喪うまでと、それから
その存在は、同じものと言えるでしょうか”
(@21) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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A. おんなじにしか、おもえないのです わたし自身の目には、そうとしか
だけどね、こう考えてしまったの 隣で見ていた誰かにとってはどうでしょう
だから、せめて、取り戻したいのです 喪ったものを、それに似たものを
そうすれば、なにかわかるのかしら わたし自身にも、なにかが見えるかしら
あのひとの見たなにかが──*
(@22) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
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── スクランブル交差点 ──
『 よほどつまらないゲームと感じた誰かさん 』 『 それか、余程憎い相手でも、』 『 参加者の中にいたのかしらね 』
[ 前にそんなことがあったわねと、 ひとり思い出して、死神はお返事。>>@5]
『 とにかく、コンポーザー様が 』 『 ご立腹じゃないことをお祈りするわ 』
[ じゃなきゃ、その後がロクなことにならないって、 死神は経験則からそう考えたものですが、 ああ、でも。コンポーザーも交代したのでしたね。]
(@23) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ なにはともあれ、犯人探しをしなきゃ、 きっと宙ぶらりんになる賭け事。
きっと、彼にも死神にも必死になる程の熱意はないし、 けれど、こんな賭け事にのってくれる心安さが好き。]
『 そうやって遊んでくれる 』 『 華月斎のそういうところが好きよ♡ 』
[ 死神は今日も仲間への愛を語って、 そうして、スクランブル交差点の真ん中、 そこに立ち尽くしておりました。]
(@24) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ もう、今回のゲームも最終日なのだそうです。
生真面目にわたしを「死神さん」なんて呼んだ女や、 年に似合わぬ言葉を知っていた少年や、 和服の美青年に、カリスマ美容師、 かわいげがなくてかわいい女子高生。
今回は、楽しいひとがたくさんいたから。 ちゃあんとそれを憶えているから、 死神は、とっても良いゲームだったと思いました。]
(@25) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
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[ 誰が残っていた誰が消えたかなど、 死神の知ったことじゃあありません。
── あ。死神志望者がいるかは気になりますが。
所詮は、これが日常ですから。 女は死神と成りましたから。
気分はすっかり終幕。]
(@26) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ それでもね、ゲーム最終日。
そのミッションが、あまりにまっすぐだったから、 なぞなぞにしたって、あんまりまっすぐだから。
死神は、その内容を確認して思わず、 ひとつだけ、メッセージを送信しました。
『 今度のお茶会のことだけれど 』 『 くさかげの新メニューを試してみたいわ 』
[ 約束を果たしてもらえないのは困ります。
最後の最後ではありますが、 お仕事をしなくちゃかしら、って。
死神はすうっと南に向かって、飛ぶ。*]
(@27) 2017/06/23(Fri) 22時頃
|
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― 7th day/十王マルチシアター屋上 ―
[ 日付が変われば、昨日の傷は嘘のように癒えていて。 ]
…。
[ 飴を片手に端末を操作してメールを確認する。
なんとなく、ここが今日の舞台のような気がしていた。 他ならぬ“ゲームマスター”が彼女である以上。 ]
(@28) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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― 7day・ジョードデンキ付近 ―
[家電量販店の入口付近。 気怠げに座る方法は幼女にはふさわしくなく。 数名の死神が頭を下げながら、その脇を通っていく。]
……禁断ノイズかぁ。
[誰が発生させたかは想像がつく。 そしてそれを咎めるつもりもない。 ただただ、『面白くない』だけだ。
なんの価値にも満たない雑音が。 それほど価値のない命を散らすのが。 興味のある光景ではなかった、というだけで。]
(@29) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
|
|
[迫ってくる黒い雑音は、死神を襲う。 だから自分の保護を求める死神もいようとは、考えつく。
その腰抜けにも腹は立つが、器を知っている賢さがあるだけ、彼らは愚者ではない。 と言うよりは、より価値の無いものがいるから、しょうがないかと今は黙認しているだけなのだが。]
お前はどう思う? そうしてるの、楽しい?
[その問いかけに振り向いたのは、頭が異常に巨大化した猪。 その猪は向かってくる黒いノイズを潰し続けている。
……問いかけに反応する様は、まるで命を持っているようで。*]
(@30) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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…どうしてっかねぇ、あいつら。
[ 昨日の彼女たちのことを少し思い出して。
相容れない、とは思わなかった。 むしろ同類にしか思えなかったからこそ、 ついつい言葉を並べてしまったのは、否定できない。
まあ、そのことに殺してみてから気づくというのも なんとも皮肉な話である。 たぶん、あのとき殺そうとしなければ、 俺は彼女たちの存在に気づくこともなかっただろう。]
(@31) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/23(Fri) 22時半頃
|
……ま、いいや。
[ あとは彼女“たち”自身の問題である。
殺しておいて無責任と言われるかもしれないが。 だが、仮に此方が何を言ったとしても それを受け入れるかを選ぶのは 結局のところ、彼女たち自身なのだから。
――まあ、勝手なことを口にするならば。 自分と同じような件がもう一つ、 増えなければいいと、ただそれだけの話だ。 ]
(@32) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
|
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[ ひょい、と翼を広げて屋上から飛び降りれば、 地上に見知った人影がふたつ見えた。>>22>>31 ]
よーぉ、お二人さん。 無事生き残れて、なによりだ。
[ ここ数日ですっかり馴染んだ鉄パイプを片手に。 空いたもう片方の手をゆるく振ってみせる。 ]
(@33) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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— 十王マルチシアター地下5階・第13ホール —
『私もちょうど、くさかげの新メニューに興味があったところです☆』 『量がとてつもないらしいので、気合い入れて行きましょう』 『今回のゲームで新しいお仲間さんが増えたら、その話もしたいですね!』
[>>@27届いたメッセージにいつものように返信をば。 闇の深い地下のステージ。誰もやってこない時間が長引けば、少しだけ寂しくなる。
約束は守るつもりだし、まだまだやりたいことはたくさんあるので。 負けるなんて微塵も考えてないと、文面でそれが伝わってくれるだろうか。]
(33) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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[「ゲームを操る魔術師を滅せ」——という、挑発。 やれるものならやってみろ、という絶対の自信。
この1週間、私はずっと参加者全員に、「破滅」を突き付けてきた。 だから、これで条件は対等でしょう?
死ぬか、生きるか。 どちらが勝つか、それだけの分かりやすいゲーム。
そう、これはゲーム。 断罪でもない。 試練でもない。
すばらしきせかいに至るための、ゲーム。*]
(34) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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[ トン、と妙に軽い音を立てて地上に降り立つ。 ]
おう、一日ぶり。 しかしよくもまぁ、ここまで生き残ったなァ?
[ 感心感心、と。 いつか出会ったときのように頷いて。 正直、「お人好し」な初対面の印象のままの二人に、 ほっとしたような拍子抜けしたような、なんとも不思議な気分になる。]
アンタらが生き残れるとか、 実のところ最初の頃は期待してなかったんだがなァ。 まあ、今回のゲームは色々イレギュラーが多かった。 こないだの「禁断ノイズ」なんかが、そのいい例だな。
(@34) 2017/06/23(Fri) 23時頃
|
|
リュウセイくん。 あれから、無事だったかい?
[そして、翼を持つ彼に向け、 ヒナから頂戴していた雨を放った。]
ミッションがきた。 どうやら、このシアターの地下に、 魔術師さんが待っているみたいだ。
リュウセイくん、 その魔術師さんのことは知っているかい?
(35) 2017/06/23(Fri) 23時頃
|
|
あのときアンタが黒ウルフを倒したときはさ。 正直大したもんだと思ったよ。
[ ――妙に饒舌なのが、自分でもよくわかる。 なんというか、話していないと落ち着かない。 いつもなら、何かをひとつ口にするより先に 十は手が出ている。そのはずのだが。 ]
――…なァ、シュウト。ヒナちゃん。 ひとつ、聞きたいことがあるんだが、いいか?
[ 徒然なるままに語る、言葉がひとつ。 ]
(@35) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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|
――アンタたちはさ、この“せかい”を、どう思う?**
(@36) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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―十王マルチシアター前―
>>@34
うん!熊さんが助けてくれたから! 私は、絶対に生き残って、熊さんの手を治したいの。
[生き残った、には胸を張ってそんな事を言ってみたり。]
禁断ノイズ、死神さんにも攻撃をする ヤバヤバなのだよね。 普通、出てこないものだったんだ。
[黒真珠の子との会話でもそんな感じがしたが。 やっぱりそうだ。謎の強モンスターだったかと。]
(36) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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|
聞きたいこと?
[>>@35 戸隠の言葉にきょとんと首を傾げて。
続いた問いに、目をぱちぱち。>>@36]
(37) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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── サイガワラ駅東口 ── [行き交う人々は引き続き、否さらに 個を失い>>#1塊の様に見える
『リツ、どこ? 今、駅前に…いるよ』
「素晴らしい世界」とは、「幸福」とは 意味もなく、言葉だけが街中に響いていた
群衆は個を持たず、個の意志を 貪欲なまでに飲み込んで、人間の塊と化す
元来、素敵な言葉である筈なのに、 やけに禍々しく聞こえるのは、どうしてか
「魂」と「塊」は似てるようで全然違う 部首も意味も、その成り立ちも
──そして、後者に「心」はない*]
(38) 2017/06/23(Fri) 23時頃
|
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―中央エリア―
[気が付くと、そこは1
1.スクランブル交差点 2.十王マルチシアター 3.ホテル・サティー 4.ジョードデンキ 5.カタミ薬局 6.サイガワラ駅 東口
(39) 2017/06/23(Fri) 23時頃
|
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「私達」が「今、居る」ここの事? それだったら、 すっごく、すっごく不思議な世界だなって思うよ。 うまく表現できないけど、 近くて遠くて色々ごちゃまぜ?みたいな。
(40) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
|
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いっつも歩いているサイガワラの街で、 死神さんが居たり、 凶暴な黒い動物が飛んだり跳ねたりしてたり、 …死んだ人がやりなおしに挑戦したり。
こんな見えない世界があるなんて思っても見なかった。 見える部分だけが、世界の全部じゃないんだって。 そんな事に気づいたかな。
[頭の中に浮かぶことを、そのまま口にしていく。 普段住んでいる街だからこそ。 今の状況がより不思議で、 すごく近くて、すごく遠い場所…そんな風に感じたのだった。*]
(41) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
|
|
そ。聞きたいこと。 まァ、流石に具体性に欠けるよな。
もう少し突っ込んだ言い方すると 「生き返ったあとの世界で、どんなふうに生きてみたいか」ってこと。
[ それは例えば、どんな夢があったか、とか。 会いたい誰かがいるとか。 取り戻したいものがあるとか、そういうところの話。 ]
でも、そっか。 「遠くて近くてごちゃまぜ」ってのはどんな感じなんだ?
[ 応えてくれた彼女の言葉>>40に、ひとつ頷いて続きを促せば>>41 ]
(@37) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
|
|
『…と。スクランブル交差点みたいだよ』
[>>#1雰囲気は駅前と変わらないだろう。 個を失った人間たちは生者と呼べるのか。
耳を塞いでしまいたくなるほど、それは異様だった。 失われていきそうな、なにか。]
『十王マルチシアター、かな。地下まであるのって。 とにかく、そっち向かうね』
(42) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
|
|
── corazón ──
それは、いつ芽生えたのだろう それは、どうして生まれたのだろう それは、一体何なのだろう
芽生えた時にはすでにあり それに理由など意味はなく その名を知ってはいけない
── しかし、確かにあったもの ──
ただ、一緒にいられるだけでよかった 大人になるまでのあと数年くらいの時間
永遠に比べたらほんの一瞬にも満たないのに
それすらも──自分が抱くには *我儘で欲深い願いだったのだろうか?*
(43) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
|
|
ああ、それはよくわかる。
[ 見える部分だけが、世界の全部じゃない>>41 その言葉に頷く。 ]
俺もさ、最初にゲームに参加したばかりの頃、思ったよ。
[ いつかは、と。 そう信じていたものが、夢見ていたものが、 絶対に手に入らないことに、気づいてしまった。 失われたものが隠していたそれに、気づいてしまった。 そんな日のことを思い出す。 ]
……。 ヒナちゃんは、この世界どうだった? 楽しかった?面白かった? それとも怖かった? どうだろう?
[ 先ほど、集人に投げてもらった飴を口にしながら そんな問いを重ねては首を傾げてみせる。 ]*
(@38) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
|
|
[近くにやっぱりリツはいない 聴こえた声>>42にハッとして
『…十王マルチシアターの通り道、ラッキー』
スクランブル交差点からリツの移動速度と 自分が『跳び』つつ動く速度を考えたら 追いつくのもそれほど、時間はかからない
『じゃあ、最悪…現地集合だよね、向かう』
と、すぐに『跳んで』ゆく 3回くらいそうすれば、多分追いつくだろう*]
(44) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
「あなた、何を支払ったの?」
(@39) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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|
[ 女が問いを投げてきたのは 丁度、最後の日のことでした。 それまで、隣にいた男のこと 何も知らない、と、女は苦く笑って。
さぁ、わかりませんわ。
そう、からり笑った僕へ 疑念を隠しきらぬ瞳は 違和感と諦念を抱いたように、閉ざされました。 ]
(@40) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
[ 思えばね その時、僕の支払ったものを告げたなら 貴女は、どのような顔をしてくれたことでしょう。
六日間、共に過ごした男が かつて、抱いていたそれを知ったならば。 さぞ、驚いてくれたことでしょう。 さぞ、絶望してくれたことでしょう。
そして、全てを取り戻した時に
さぞ、――――喜んでくれたことでしょうか。 ]
(@41) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
[ この男の、唯一を望んだ女へ>>2:@194 “男への愛”を支払ったその人へ
憎悪を支払った
と、笑ってやったならば。 かつて、女が ただ一つ、それだけでもと望んだ感情が>>2:@195
舞台人としての自分よりも、 ずっと大切だったらしい、などと。>>2:@137>>2:@138 ]
(@42) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
[ 死神のゲームへ参加するにあたり、 ―― ―――が支払ったものは、 ]*
(@43) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
魔術師のこと、かぁ…。 あいつとはよくゲームでスコアを競いあう仲だけど。 マブスラが異様に上手かったりするけど。 アンタが知りたいのは、 たぶんそういうことじゃ、ねぇんだろ?
[ ガリ、ガリと飴を齧りながら>>35次の質問を待つ。 尤も、素直に答えるとは限らないが。 ]
(@44) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
この世界をどう思うか?
[リュウセイの言葉に考える]
(45) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
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>>@37
[抽象的な質問に、どう答えようかと思った時、 問いかけが具体的になった。]
この世界を経て、 元の世界でってことなら。
もう、元のようには生きられないだろう。 だから、 がむしゃらに生きると思うよ。
(46) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
トレイルは、ブローリン>>46の言葉に首を傾げて、続きを促す。
2017/06/24(Sat) 00時頃
|
[リュウセイがヒナに訊ねる様子は、一瞥。 それよりも、先のことを考えばならない]
>>@44 ああ、うん。 知りたいのは、そういうことではなくて。
彼女の弱点だ。
[素直にそう!告げる。 ミッションがそれであるから]
(47) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
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>>@37
遠くて近くてごちゃまぜはー…そのまま、かな。 例えばバイト先のお店。 普段からとっても近い場所だったのに。
トラックにぶつけられたぐっちゃんぐっちゃんになってて。 死んだ人のために花なんか置かれてたりして。 気分的にはすごく遠い所になった気がして。
でも、その花は私達の…私や熊さんを知ってる人が、 私達のために供えてくれてるもので。 私たちにとっては、本当は遠くないもので。
普段見ている所と見慣れないところと。 そんなのが、ごちゃまぜになっちゃってる、みたいな。
[とりとめもない表現だったかもしれないが。 日常と非日常との差を、 一番強く感じた場所について説明する。]
(48) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
[ぴこっ ぴこっ ぴこっぴこっぴこっぴこっぴこっぴこっ]
んー、何やの。
[通知を鳴らし続ける端末を取れば 画面にずらりと並ぶ、同じ名前。 其れに埋もれるようにして、他の名前があったとは>>@23>>@24 この時の僕は、気づかぬまま。
特に返事するでもなく、トークを開くこともなく。 そのまま、また端末をなおしまして、]
(@45) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
生き返った後はね えっとね、えっと…
私はねー…好きな人と一緒に散歩とか、お買い物とかしたり。 一緒に観覧車に乗ったり。 おじいちゃん、おばあちゃんになっても ずっと仲良く過ごしていくような。
そんな風な生き方がいいかな。
ゆ…夢見がちかもしれないけど、そうなれるよう頑張る! 今度は頑張りたい!
[>>@37 はにかんだように笑い、 生き返った後についての夢を語る。]
(49) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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|
[跳んでいる間、誰かに出会っただろうか? そういえば、随分と参加者が減ったらしい
パティ、丈司、シーシャに 名前を聞きそびれた彼のプリンセス ニキニキとその相方に、亀吉と藤宮
ヒナと林口しか昨日は見ていない ただ、バッジは半分消えてたから多分無事 そうあって欲しいだけかも知れないが
死神たちはどうなっているのだろう ラヴェンナや、リュウセイ、三ヶ峰と──
彼らを思い浮かべて、十五年に満たない人生 その年数分よりも多い人との関わり方だったなと
ふと、気づいた*]
(50) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
>>@38
そうなんだ!戸隠さんも一緒な事思ったんだね! おそろいだー。
[そう明るく笑い、この世界どうだった? と聞かれると少し考えて…]
…全部かな。 黒い動物とか怖いし、死んじゃうんじゃないかって怖かった。 でも…例えばマブスラで勝負とか。 サブミッションだったけど、すっごく面白かったし。
それから……楽しかったり、ドキドキしたり 嬉しかったりした事、あるんだ。 ずっと覚えていたいなって。覚えているんだろうなって。 そんな風に思えること。 ただし、詳細は乙女の秘密ってことにして。
[少しだけ顔を赤くして、そんな事も付け加えた。*]
(51) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
[視線はちらと、北の方へ。 それから、東へと。
見かけたいくつかの顔を思い出し さて、どれが例外なのやら。
ぐるり、一周見回して さて、と、 気紛れの足を向けた先は、]**
(@46) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 00時頃
|
[リツに追いついたのはどこでだったか もし、まだシアターに着く前だったなら
そのまま、彼の手を握り一緒に『跳んで』行く
持ち時間>>#0は内容の割に長い 裏を返せば、それだけ手強い相手なのだろう
それに、ただ黙って待っててくれるほど 甘い相手でないのは把握している]
…えっ、俺…変な顔してる?
[リツの視線を感じたなら、そう問うてみる 今の自分はどんな顔をしているだろう その答えを聞いたなら、さらに驚くだろうけど**]
(52) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
…期待してるとこ悪いけど、 あいつにそんなもんはねぇなァ。
[>>47 あまりにも直球すぎて数瞬間が空いた。 そこまでバカ正直に聞かれると 少しは答えてあげようかなーという気がしなくもないが。
残念ながら、思い浮かばないものは浮かばないのだ。 俺にとっても、あの娘は強く簡単に打ち破れるような そんな存在ではないから。>>34 ]
(@47) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
…。ま、アレだな。 メールにもあるとおり、 あいつは『魔術師』――マジシャンだ。
そしてタネも仕掛けも世界の裏と表もあるのが、 この世界の不文律(おやくそく)って奴よ。
[ ひょい、とブルースカルバッジを掌にのせて、 それをふわりと宙に浮かせてみせる。
別に俺は魔術師でもなんでもない。 それでも、サイキックのことを知らなければ、 これもまた“種も仕掛けもない”手品に見えるかもしれない。]
(@48) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
おお。 すごいな。
それは、リュウセイくん、 どういうカラクリだい?
[ふっと浮いたスカルバッヂに、驚いた。]
(53) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
ああ、そうだ。 うん、それだ。
彼女のカラクリ。 彼女は、どういう能力なのか?
それが知りたい。
[やはり、真っ直ぐ問いかける。]
(54) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
── 道中 ──
[ スクランブル交差点からの移動中。
最後の舞台となったシアターへと向かうなら、 きっとどこかで、いつか見た顔>>42>>50を見た。
自らを魔女の名で呼んだ少年が、 あまりに華麗なビフォアアフターを遂げていて、
(── ゴシック趣味のスノーホワイトなんて、 まったく、聞いたことはないけれど )
死神は、意地悪な魔女よろしく、 ひとつ、つくりあげた土くれを従えて、 矢で射抜いてやろうと思ったのです。
ラヴェンナ。その名を呼んだのは、あなたです。 あなたの目にうつるままに振る舞って差し上げる。]
(@49) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
>>51
[ヒナの話の乙女の秘密、には、 やや、複雑になりつつ。
ああ、そうだ。 もし、ミッションクリアしたら、 彼女は、生き返り、
そして、その片想いに向かっていくんだろうな、と]
(55) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
[ 心のない土色の塊は、 死神の意のままに、矢を弓に番えて、
── けれど、スマホが震えたものですから。>>33
死神の意識はふいと逸れて、 土くれは矢を射るタイミングを見失って、
ああ、そういえば、 魔女の差し向けた追手も、毒リンゴも、 結局のところ、真の意味で、 白雪を消し去ることにはならなかったと、 確か絵本にはそうありました。
映画では──、どうだったのでしょうね。]
(@50) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
[ ── あら。
なにか、毒気を抜かれたように、 ぱたりと腕を下ろした死神に、 呼応するように、土くれ人形は消えて。
まあいいわって、見送ることにしたの。
どうぞ、いってらっしゃいな。
悪い魔女と違って、奇術師の制し方なんて、 絵本も映画も、教えてくれやしないでしょうけれど。
彼らが振り返ればきっと、 ラヴェンナは笑みを湛えてそこにいる。**]
(@51) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
>>@47
うぇぇ…弱点がないの… メアリーさん、いかにもラスボスっぽい…
[予想できなかった答えではないが、思わず眉が下がる。]
わわっ。すごい。浮いてる。すごい。 …戸隠さんもマジシャンっぽい!
カラクリ…>>54 そっか、種も仕掛けもありますってことで メアリーさんも、マジシャンっぽくみえる能力…なんだ。
[ブルースカルバッジが浮く様子は、目を丸くして眺めていた。]
(56) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
…ばぁか。 そこは簡単に教えるわけないだろ? 魔術師にとって手品のタネは命みたいなもんだしな。
[ そうしてヒナの答えを聞けば>>51 ]
そっか……そういえばさァ、 シュウトは、好きな奴っているのかァ?
[ 以前同じようなことを、ヒナに聞かれたなァと。 そのときのことを思い出しながら。 ]
なんなら、俺に耳打ちで教えてくれても構わねぇんだぜ? 教えてくれたら、ヒントを教えることを考えなくもない。
[ 遠回しに教えるとは限らない、と示しているがさて。 ]*
(@52) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
— タネとシカケ —
[手品のタネは、知れば呆気無いもの。 大事なのはタネではなく、どう魅せるか。
現在、サイガワラの地上、RGで全体的に発生している異常現象。 誰もが目に蒼い光を宿し、口々に同じ言葉を呟く不気味な光景。 それの切っ掛けとなったのは、もちろんブルースカルバッジ。
UGとRGは密接な関係にある、というのは説明した通り。 UGで起こったことが、RGに反映される。その仕組みを知れば。
死神のゲームにおける、バッジ争奪戦のルール。 誰もが同じバッジを求め合う、そのムーブメントに乗じてRGのトレンドが変動する。 それに乗じて、“とある人”が作った、特殊なサイキックの籠められたバッジを街に流せば——あとは、自然と。
誰もが同じ思考に洗脳される、蒼き救済のせかいへと。]
(57) 2017/06/24(Sat) 01時頃
|
|
[人々が思考を停止し、口々に救済を叫ぶ。 数え切れない理不尽な歪みを排して、何も考えなくても幸福になれるせかいを求める。
「数え切れないこの世の歪みを正すために、蒼き光の救済を」 「幸福への導き手となりて、すばらしきせかいへ誘い賜え」
これらのメッセージは、人間の本能の奥の奥、原始的な欲求を刺激するもので、 一番効果が強く、蔓延しやすいインプリントとなる。
誰もが、できる限り苦労をせずに、歪みに立ち向かわずに、幸福になりたいと。 至極当然に、そう思っているのだから。
それでは、“幸福”とはなんだろう?]
(58) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[死神のゲームでは、参加者にとって一番大切なものを「エントリー料」として徴収する。 それは何かのペナルティというわけでもなければ、懲らしめるためのものでもない。
生前、一番大切にしていたものは、すなわち「こだわり」であり、 それを失くした時、人間はどういう化学反応を起こすのか? そして、そのこだわりがどのようにして、どれくらい大切なものだったのか? それを再認識させるためのシステムであるらしい。
「一番大切なもの」が、あれば幸福なのか。 「一番大切なもの」が、なければ不幸なのか。
このせかいを体験してみて、どう感じたのだろう。 その答えは人それぞれであるだろうけれど。
何が幸福なのか。少なくとも、それを考える切っ掛けにはなったのかもしれない。]
(59) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[ゲームに勝つには、パートナー契約をして能力を得るのが肝要。 ルールにも記載されていたその項目。
UGでの参加者は、契約により特殊な能力が目覚める。 ひとりきりの魂は脆弱。 しかし、ふたりでなら困難に立ち向かう力を得ることができる。
では、更に人数が増えたのなら? 4人では? 6人では? このゲームを通してミッションをクリアしてきた人なら、分かっているのではないかな。
争いを誘発するルールと、それと同じくらい、協力が必要なミッション。 手を取り合うことへの葛藤と、裏切りと——そして、それを乗り越えた先にある、信頼。 一通りの景色を見ることができたのなら、自然と理解できるのかもしれない。
ひとりきりでは、せかいはひとりきりの広さのまま。 人と関わり合い、競い合い、信じ合って——せかいは、広がる。]
(60) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[“蒼き光の救済”と、人々は口にしているが——例えば、そう、 特定の何かに救いを求めることをしなくても、幸福に至れたのなら。
ああ、そこはきっと、すばらしきせかい。]
(61) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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>>@52 種と仕掛けは、自力で探さなきゃなのね…
―――ぴゃっ! …ん…なんでも、ない。
[残念そうな声をあげながらがくりといった動きを見せて… 不意に、尻尾を踏まれた猫のような変な声があがった。
首をギギギ…と横に回し、集人がどう答えるか。 思い切りガン見で注目していた。*]
(62) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[>>0:1「すばらしきこのせかいで、求め続けるものは?」
例えば、ゲームマスター・酒衛 鳴李なら、「自分自身」と答えた。
もう取り返せなくなったエントリー料。 かつて奪われた、一番大切なものに縋り付き続ける彼女は、 今もなお、それこそが全てだと考えている。 他の全てを犠牲にしてまで手を伸ばす価値がある、と。
それもまた、一つの在り方なのかもしれないが。 そのせいで見えなくなっている景色が、あるのだとしたら——
——その狭窄した視野こそが、彼女の唯一の弱点なのかもしれない。]
[……以上、シークレットレポートより抜粋。*]
(63) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[シアターに着く前。ナオが、近くへ『跳んで』きた 手を握られてナオの顔を見て、何か違和感を感じる]
……ナオ、寂しい?それとも、悲しい?
[なんとなく、生前の、 ナオの表情を見たような気がして、問いかける。 感情は、ほら、理解できるものではないから、 合っているかは、解らないけれど]
(64) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[それに、ナオは何と答えただろう。
気配を感じた気がして振り返れば、 ラヴェンナさんこと黒百合さんの姿>>@51 弓矢で射かけられそうになっていたなんて、露知らず。 湛えられた笑みに、手を振った*]
(65) 2017/06/24(Sat) 01時頃
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[熊さんに好きな人… いるのかな…いないのかな… ヒントになるなら、熊さんは答えそうに思うけど。 気になるような、怖いような。
心の中でぐるぐると考えながら なんとも、複雑な表情が浮かんでいた。**]
(66) 2017/06/24(Sat) 01時半頃
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── 十王マルチシアター ── [手を繋いだリツからの>>64問いに こてり首を傾げる]
…俺、そんな顔…してた?
[自分の中に「いた」筈の「何か」 自分ではどうにも「ならない」それは 最早荒ぶるどころか、その気配すらも感じられず]
で、リツ…この先、どうする? 行ってみる?
[必殺、質問返しで切り返しておく 目の前には、地下へ降りる>>#2エレベーターがあり ボタンを押せば、多分開くだろう**]
(67) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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>>@52 やっぱり、駄目か。 あの子は、あの時、ええと。
[魔術師の子を必死に思い出す。 が、その時、リュウセイからの提案に、 間抜けな声を出した。]
は?
[ヒントとの交換に、なにやら、 かなりハイレベルな回答が要求されて、考え込む]
いるかいないかと言われたら、 いるけれど。 誰かは、ちょっと。
[それからのリュウセイへの耳打ちは、それが精一杯。 ただ、誰かは言えない、という辺りで。 言えない人だと予想はつくだろう。]
(68) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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[ 此方の問いかけに、彼はどう、答えたのやら。 ヒナと一緒に>>66彼の様子を伺っていれば>>68 ]
えーつまんねぇ。
[ 不満げに漏らしつつも、 その表情はくつくつと興味深げに笑っていて。 ]
(@53) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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おっと。
[ 不意に鳴った通知に、 悪いなと断りを入れてから端末を開く。
そこにあったのは、いつもどおりの変わらない 彼女の文面>>33 絶対に負けることなどないという、 『魔術師』としての彼女の自信に満ちた言葉。 ]
…。
(@54) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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[ 瞳を閉じて端末を握り締める。 それから再び瞳を開けると、端末を閉じて 彼らのほうを、向き直る。 ]
ま、いいさ。 ひとつだけ、教えておく。
結局のところ、最後に物を言うのは 能力の強さでもなんでもない、 前に進もうとする、『意思の力』って奴さ。 心の有り様、と言い換えてもいい。 ようはマブスラと一緒だな。>>3:@75 [ 少なくとも、俺はそうして生きてきた。 灰色の交差点で目覚めてから、ずっと。
“あいつ”の手を離してからはずっと いつか、俺を殺せるような そんな圧倒的な意思と力を持った“誰か”が 現れればいいと、そんなことを思って生きてきた。 ]
(@55) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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弱点とか、どんな能力をもってるか、よりもさ。 アンタたちがこれから先を生きていく世界で、 どんなふうに生きていきたいかのほうが、 『魔術師』を打ち破るためには必要だ。
[ だから、覚悟は決めておけ。 ろくでもない、だけど、沢山の顔を内包する、 遠くて近くてごちゃまぜな>>40 このせかいで、生きていくために。]
(@56) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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……なぁ、負けんなよ? 少なくとも、アンタらは独りじゃない。 一連托生のパートナーがいるんだからよ。
[ 迷いが、ないわけじゃない。 ここから先に彼らが進もうとすることは つまり鳴李かこいつらのどちらかが命を落とすということ。
こいつらはともかく、 鳴李は二人を生かしておこうとは絶対しないだろう。
なんだろうな、俺だってずっとそうして生きてきたはずなのに。 老若男女なんて関係なく、楽しく人を殺して生きてきたはずなのに。 …どうにも、こいつらといると調子が狂って仕方ない。 ]
(@57) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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[ ――ただ、“生きてほしい”と思ってしまった。
“あいつ”以外の参加者に対して、 生まれて初めて、そんなことを思った。
この二人が、生きてゆく未来を見てみたいと>>49 この灰色の世界で、初めて夢らしい夢をみた。 ]*
(@58) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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― 十王マルチシアター ―
そんじゃま、いこうか?
[ あくまで軽い口調で、そんなことを口にする。 まさかここに来て「どこへ?」なんてことは 言わないだろう?
十王マルチシアターの建物内へ。
今日は保守点検日>>#1ということで 辺りに人の気配はない。 正直、鉄パイプを持ったまま建物内に入るのは 流石に面倒なことになりかねないから、 このへんは実にありがたい。 ]
(@59) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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[ 案内板を確認して、 向かうのは地下五階まで行けるエレベーター。 エレベーターホールまで行くとちょうど先日、 西エリアで集人たちと一緒に出会った 少年たちの姿が見えただろうか>>67
彼らの一人が、エレベータを開けば、 飛び出してきたのは一匹のサイノイズ>>#3 ]
それじゃ、俺が送っていけるのはここまでだ。
[ 突進してくるそのノイズに鉄パイプを翳す。 同時に重力の力場を形成して、足止めを食らわせる。 そう長く持つとも思わないが、 全く時間を稼げないということはないだろう。 少なくとも、四人がエレベーターに乗り込む程度の時間くらいは。 ]
(@60) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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行ってこいよ。 なぁに、「ここは俺に任せて先にいけ」って 一度行ってみたかったんだよな…っと。
[ 再び突進してきたサイの角を避けると、 その角へ渾身の力を込めて鉄パイプを振り下ろす。]
早くいけ!! こいつを片付けたら、……ま、 あとは俺は俺のやりたいことをやるさ。
[ そう言って肩をすくめてみせる。 もしも彼らがもたつくようなら、 無理やりにでもエレベーターに乗せて 先へと進ませようとするだろう。
彼らがエレベーターに乗ったなら、 じゃあなと軽く手を振って、それを見送った。 ]**
(@61) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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>>68>>@53
―――!!
[ぽかんと大口を開ける。]
そ…そうよね…普通、いるよね…。
[うな垂れて首をぷるぷる。]
でも……今度は……後悔しないように……!
[顔を上げ、手をぐっと握る謎ポーズ。 話す二人の横で百面相。]
(69) 2017/06/24(Sat) 10時半頃
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…ね、熊さん。 もし、私達、生き返ることができたら お願いがあるんだけど。
[戸隠が携帯を見ている間>>@54、集人の服の裾を引く。]
……熊さんの作品、見に行きたいんだけど。 いい?
[集人の顔を見上げ、少し視線を伏せ、もう一度上げる。 バッジがすごく気に入ったのは本当。 他の作品を見てみたいのも本当。
だけどすごく緊張したのは、 パートナーじゃない状態になった時に逢いたいと。 約束をとりつけようとしたから。]
(70) 2017/06/24(Sat) 10時半頃
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>>@55
意志の力… つまりは、強く強く、こうなりたい!って思いながら進むってことね。
[>>@56>>@57 戸隠の顔を見つめながら、 続く言葉を真剣な表情で聞き、頷く。
これから先、どんな風に生きたいのか―――
>>49 勿論、陽菜の夢はさっき答えた通りだが。 そこに行き着く為には…]
(71) 2017/06/24(Sat) 10時半頃
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……うん、負けない! 独りじゃない。 熊さんと一緒だから。 私達、負けないよ。
全力でミッションをクリアーして、 ハッピーエンド目指して突っ走る!!
[腰に手を当て、びっと指でVサインを作って笑った。 コインは持っていないけど、 マーブルスラッシュの戦闘開始のポーズにどこか似ていた。]
(72) 2017/06/24(Sat) 10時半頃
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― 十王マルチシアター内 ―
[>>@59 いこうか、の言葉に頷き、ついていく。 ミッション場所は劇場。 これは、確信できていたので。]
あ!奈直生君に律君!>>67>>@60 昨日ぶりだけど、二人とも無事でよかったー!
ラスボス戦会場は、この下だって。行こう!
[既に建物中に居た奈直生と律にも声をかけ、 エレベーターが開くのを見ていたが…。]
――――ぴゃぁぁっ!!!
[>>@60 開いた瞬間、突進してきたサイノイズに変な声を上がった。 戸隠が、鉄パイプ片手に対峙する形になる。]
(73) 2017/06/24(Sat) 10時半頃
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え…戸隠さん…
[集人と共にエレベーターの前にたどり着く。 早くこっちに! そう言いかけた所で、彼が残ってサイと戦うつもりだと知った。]
う…うん!わかった…!! 怪我とかしないように…気をつけて…!!
[手を振る姿にそう叫んで…そして、エレベーターに乗り込んだ。**]
(74) 2017/06/24(Sat) 10時半頃
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― 回想/“戸隠流生”の記憶 ―
[ 物心ついた頃には、既に家の中は冷えきっていた。
父親は仕事ばかりで、殆ど家にいつくことがなかった。 いたところで、いつも自分を遠巻きに見ては、ため息をつくばかり。 俺は、それがどうしようもなく嫌だった。 祖父も似たようなものだったけれど、それ以上に厳格な人で。 俺は、あの人のことが苦手だったんだろうか? あの人に怒鳴られるのが怖くて、幼い頃はいつもビクビクしていたように思う。
祖母は、元々身体の弱い人だった。 俺が物心ついたときには、すでに離れに篭もることが多かった。 顔も知らない俺の母親は、どうやらその血を継いでしまったらしい。
俺の記憶の中にあるのは、 陽の当たらない離れの一室で、 一体の人形を抱き寄せて愛でる祖母の姿。 子供ながらに、それはとても薄気味悪いものに思えた。 ]
(@62) 2017/06/24(Sat) 13時半頃
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[ あれは、俺が五つかそこらの頃の記憶。
庭に咲いていた花がとても綺麗だったから。 …祖母に、見せてあげたいな、と思った。
女の人は花が好きなんだと、 誰か大人に教わったことを鵜呑みにしたんだと思う。
花を手折って、それを離れに持っていって。 そうして、祖母の部屋に持っていったとき。
――パン、と。 頬を打たれた。]
(@63) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ …正直、訳がわからなかった。 喚く祖母を周りの大人たちが押さえつけて。 そうして俺は、外に出された。
あとで大人たちの話を盗み聞きしたところによれば、 祖母は、“娘”を苛めようとしてきた悪いモノを 追い出そうとしていた、らしい。 “娘”というのはあの人形のことなんだろうと、 子供心にも理解はできた。
同時に、思った。 ――ああ、祖母の中に“俺”はいないんだ、 大切な“娘”を傷つけるだけの“何か”でしかないんだ、って。
それが、幼い頃亡くなった祖母に対する最初で最後の思い出。 ]
(@64) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 六歳のとき、新しい“母”ができた。 俺にとっては、初めての母親だった。
新しい母親は、祖父が連れてきた遠縁の女性で、 その人には、俺と同い年の男の子がいた。 その子は俺の“兄”になった。
兄は総じてとても優秀で、 そして何より聞き分けが良い子だった。 血の繋がりはなくても、父も祖父も 彼のことをとても可愛がっていた。
血の繋がりはなくても、 彼らは間違いなく『家族』だった。 仲睦まじい、絵に描いたような理想の『家族』。 それが、あの家に対する親族たちや世間の評価。
まぁ、“俺”はそんな『家族』を ただ見ていることしかできなかったのだけど。]
(@65) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 勉強も、運動も。それ以外でも。 何をしても、どれほど努力したところで。 結局、俺は兄には敵わなかった。 どうすればよかったのかは、正直今でもよくわからない。
ただひとつだけ確かなのは、 父にせよ、新しい母にせよ。祖父にせよ祖母にせよ。 俺は家族の誰かにとっての“一番”になんか 決してなれなかったということだけ。
同時に、こんな自分を生むために、母は死んでしまったのかと、 それがずっと、不甲斐なくて、情けなくて。 顔も知らない母に、申し訳なくて仕方なかった。 ]
(@66) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ ――誰でもよかった。
誰かに愛されてみたかった。 誰かに認めてほしかった。 「ここにいていいんだ」と、誰かにそう言われてみたかった。
裏を返せば、それは結局、 誰にもそんなふうにされたことはないということ。 愛して欲しい人にも、それ以外にとっても、 愛してもらえるだけの“価値”が、俺にはなかった。 ただ、それだけのこと。 ]
(@67) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ そんな自分でも、人並みに“誰か”を好きになったことはある。 初めて人を好きになったのは、高校のときのクラスメートの女子。
高校一年の夏、そのクラスメートの女子に 誘われて、兄の代わりに一度だけ他地区のイベントに 参加したことがあった。 ――それが、あの真夏の日の、音楽の祭典。>>1:@20
真昼間から盛り上がるロックにビート、 色んな音で溢れかえる、コロシアムに響く音楽は それまでの自分が見たこともないような、 華やかで、そしてなにより命の音に溢れた世界だった。
あのときは、兄の代わりに誘われたなんて、 そんなことも忘れて夢中になったっけな。
そうして、時間は瞬く間に過ぎて。 日没後のアリーナに現れたのは一人の歌い手。>>1:@21]
(@68) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 普段のイベントでは滅多に顔を見せない“彼”が、 今回のイベントでは珍しく素顔で参加すると、 それを見たくて、今回のイベントに参加したんだと 歌と歌との合間に交わされた、彼女の会話で知った。
それまで、“彼”のことは殆ど知らなかったけれど。 でも、遠目に見える“彼”の姿と、そしてそれを見つめる彼女の視線に…少しだけ、ちり、と胸を焼かれるような思いがした。 それはたぶん、“嫉妬”と呼ばれる類のもの。
――もし、仮に兄がいなくても。 彼女が、自分をこんなふうに見ることはないんだろうなと そういう、うまく言葉にならない気持ち。
結局のところ、俺は“兄”の代用品でしかなくて、 それでさえ、一度遠目に見ただけの“誰か”にすら及ばない>>4:@128
…馬鹿馬鹿しいって、思うだろう? でも、そんなたった一度のことが後々大きく響いたのだから、 世の中っていうのは、本当によくわからない。 一度死んでからの俺は、あの時見た“彼”の姿になっていたのだから。 ]
(@69) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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― 7th day/十王マルチシアター ―
『prrrrrrr...』
[ いつものコール音のあと、ピッと相手が出れば。]
よぉ、そっちの準備は万端か? 今、そっちに四人エレベーターからそっちに向かったぜ。
[ いつか見た、ケーンの代わりに 鉄パイプで突進してくるサイノイズをいなしながら ]
「負けるなよ」って言っておいたから、 たぶんあいつら、本気でかかってくるぜ。
[ 気ぃ抜くなよな、と 揶揄いとも激励ともつかぬ言葉を吐いて ]
……なぁ、鳴李。 昨日の話、覚えてるか? >>6:@121>>6:@123
(@70) 2017/06/24(Sat) 14時頃
|
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アンタの強さは、俺が一番よく知ってるつもりさ。
[ 死神になってからこのかた、 自分の一番近くにいたのは電話口の彼女だった。 何度となく続くゲームの中でスコアを競い合ってきた。]
…だからこそ、だ。 アンタは強いけど、そのぶん他の奴らを置いて 一人で先に行こうとしてるように見える。 ……へっ。 俺が言っても、説得力はねえだろうが、な…ッ!
[ 突進して来たライノの角を鉄パイプで横薙に叩く。 重力操作で重みを増したそれが、ガツッと音を立てて その巨大な角にヒビをいれさせた。 ]
(@71) 2017/06/24(Sat) 14時頃
|
|
[ タンッ、と床に着地して 目の前のライノ相手に鉄パイプを片手で構える。 ]
俺はな、自分のことは自分で決める。 ずっとそうしてきた。 だが、他の奴らのことはどうしようもねぇ。
[ それは、たとえば他の死神たちのことだったり。 自分が今回殺したあの少女と男のことだったり。 “あいつ”のことや、そして今、 電話で話をしている相手のことだったり。 ]
だから、アンタのことをどうこうは言えないさ。
(@72) 2017/06/24(Sat) 14時頃
|
|
[ どうして、自分以外の奴らが 思い通りにならない他人が、 この世界にいるんだろうと思ったことはある。>>2:@44
自分とは違う、別の意思を持って この世界を生きていこうとする者たち。
どうして、かつての自分は そんな奴らを大切だと思ったのか。 俺はずっと、それがわからずにいた。]
(@73) 2017/06/24(Sat) 14時頃
|
|
[ どうして、自分以外の奴らが 思い通りにならない他人が、 この世界にいるんだろうと思ったことはある。>>2:@44
自分とは違う、別の意思を持って この世界を生きていこうとする者たち。
どうして、かつての自分は そんな奴らを大切だと思ったのか。 俺はずっと、それがわからずにいた。]
(@74) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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|
それで、昨日の続きなんだがな。 このゲームが終わったら…ああ、いや。 別にフラグじゃないからな?
そのときには…まぁデートでもなんでもいいんだが、 …色んな話を、しようぜ。 今まで、話してこなかったことも、全てさ。
[ 一番自分に近い位置にいた彼女ではあるけど、 それでも彼女を懐に入れたことはなかった。 自分の中身も、本心も、晒したことは一度もなかった。 ]
俺とアンタは一連托生の“パートナー”ではないけど。 でも、俺はアンタを一人にするつもりはない。 そこんとこ、忘れんなよ?
(@75) 2017/06/24(Sat) 14時頃
|
|
[ 電話口の相手の反応はどうだったか? そろそろ、集人たちが到着した頃合かもしれない。
それじゃあな、と電話口の彼女に 声をかけてから通話を切る。 そうして再びライノに向き合えば。 ]
さぁて、待たせたなァ? 遊んでやるよ、本気でかかってきな。**
(@76) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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>>@53
つまんないって。 いや、、そのあの、……。
[ヒナだといったところで、 ヒナは片思いを忘れているわけで、 それは叶わないというか、こう、 みじめになる感じしかしないのであった。
こう、男の見栄というやつです。]
(75) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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|
>>@55 [それからリュウセイくんの携帯が反応したらしい。 一読し、目を伏せる。
彼の顔は本当に、いわゆる整っている。 伏せた目にかかる睫毛が長く、 やや角ばった骨格と微妙なバランスを作り出している。
やっと最近、文様や、動物だけではなく、 人型の創作をはじめようとしていた。
彼と、動物、例えば、狼などとをハイブリッドさせれば、 かなり精悍かつ美しいものができる気がした。] ――……前に進もうとする、意思の力? それはこの世界は、 やはり思念の力が物理作用に影響していると? [サイキック。 それは思念から作り出された神通力みたいなイメージだ。]
(76) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
|
|
心の有り様が力に影響されるのであれば、 ああ、なるほど、 納得できるものもある。
[ヒナの『柔らかくする』もその代表だろう。 傷つけるのではなく、包む。 そんな根本が彼女にはある。
ナナオくんのテレポートも、 きっと、彼の強さを思った時、 なにより機動力が高い値となったのだろう。
思い返せば、この刀の主。 竜胆さんの刃を作り出す力。 竜胆さんがいつの時も、 どんなに美しいものも、刃に代えなければならない。 そんな事情があったのかもしれない。]
(77) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
|
|
[ただ、それを己の能力と己には結びつけられない。 今はそれは問題ではないと置いておく。]
リュウセイくん。 君は、彼女。魔術師のめいりくんをよく知っているんだよね。
能力はきかない。 ただ、彼女は、どんな子なのかな? それだけ教えてくれ。
優しい子なのかい?
(78) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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>>@56>>@57
[続くリュウセイくんの言葉にはうむ、と頷いた。]
了解した。 戦うのは、魔術師。
打ち破る。負けない。 自信はないけど任せておけ。
[どこまでも正直な物言いをしつつ。 リュウセイくんにサムズアップ。]
独りじゃないさ。 君もいる。
[リュウセイを見ながら、ヒナに、ね?と]
(79) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
|
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>>69>>70
と?どうした?
[そんなヒナはなんだか、口をぱくぱくしながら。 こちらを見てる。百面相は、いまさらながら、 やはり可愛いなぁ、と思いながら。]
――お願い? ヒナちゃんのいうことなら、なんでも?
[お願いと言われてどきりとしたけれど、 作品見に行きたい、には頷いた。 もちろん、拒絶する理由がない。]
(80) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
|
|
でも、なら、 生きて、いかなきゃな。
[この女の子の幸せを、 願うだけで、幸せになれること。 もちろん、その姿をこれからも、 遠くからでも見守れるのであれば、
それだけでも何よりとまで思え…。] >>72
そうだな。負けない。 ミッションをクリアしよう!
[Vサインをとるヒナの姿に、 つられ、こちらもVサイン。
にっこり笑んだ。**]
(81) 2017/06/24(Sat) 15時頃
|
|
―エレベーター前―
[それは、ナオ自身にも、わかってないらしい。 例え一瞬垣間見えた表情こそが、隠れている本物だったとして。 今のナオが、どこか空っぽに見えたとして。 それでも、やっぱりナオは、ナオだから、やる事は変わらない。
ひとつだけ、きちんと謝らないと いけないような事を思い出したけれど]
いこうか。
[エレベーターのボタンをナオが押した時、 >>73陽菜から声を掛けられて、ほっとする]
2人とも、無事だったんだ。 よかった。
[しかし、エレベーターが開くのと共に―― サイが突進してきて、慌てて避ける事になる]
(82) 2017/06/24(Sat) 16時頃
|
|
[リュウセイ、と呼ばれている彼が サイを抑えていてくれるらしい。>>@61 「無茶しやがって」なんて事にはならないだろうと、 邪魔にならない様に、先に行った方がいい。 そう判断して、さっとエレベーターへと乗り込んだ]
[エレベーターが降りていく感覚は、 なんだか地獄にでも連れていかれるような想像をさせる]
[エレベーターの中で、ナオへと『跳ばし』た言葉は 謝罪の、代わり]**
(83) 2017/06/24(Sat) 16時頃
|
|
『もう置いて行ったりしない。だから、一緒に帰ろう』*
(84) 2017/06/24(Sat) 16時頃
|
|
[暗闇と静寂の広がるステージの上では、コール音がよく響く。>>@70]
今日はやけにかけてきますね。 ヒマなんですか? ああ、参加者はもうあまり残っていないんでしたっけ。
[と、軽口を飛ばした矢先、 電話口の向こうで響く物音と、金属音。 戦闘中だということにすぐに気付けた。]
4人ですか。上等です。 報告ありがとうございます、Mr。 なんとも気の利いた手配ぶりですね。 貴方がそこで食い止めてくれているなら、それ以上の増援は無いと考えていいですかね。
[4人の参加者は通したが、現在は他の参加者を食い止めて交戦中。 私はそう解釈して疑わなかった。Mr.戸隠への信頼ゆえに。
まさか彼が、エレベーターに仕掛けておいたノイズを誘い出して、 4人を素通りさせたなんて、夢にも思わない。]
(85) 2017/06/24(Sat) 17時頃
|
|
昨日の話? まだ何か?
[>@71>>@72本当に、彼はどうしてしまったのだろう。 柄じゃないじゃないか、そういうのは。 彼が言っていることが、今の私には理解できるはずもなく。]
臆病風にでも吹かれましたか? 飴玉、足りてないんじゃないですか。
……一人で、何が悪いっちゃ? あんだもそうだべ? 死神は、契約相手なんかいねぐても、戦えるべ?
[確かに、私は自分の目的のために、私以外の全てを犠牲にできる。 人の命も、仲間も、金ほどの価値はない。 だけど、それで何がいけないというのか。今更何を言おうとしているのか。
電話の向こうでは激しい戦闘が起こっているらしい。 どこまで聞こえるかは分からない。]
(86) 2017/06/24(Sat) 17時頃
|
|
……そう、ですね。 終わったら、いろいろと話をしましょう。
[>>@75今度は、茶化すようなテンションではなく。 彼と話をして、それで何かが分かるのかは分からない。 けれど、今まで遠くを見ていた彼が、その視界に入れてくれるのなら。 その時は、私も。]
デート……というか。 観覧車にでも乗って過ごしませんか。
ちょっとだけ、憧れてたんですよ。 誰かとあれを乗るの。
[ゴンドラの上から見下ろす景色を、誰かと共有してみたかった。 死神としてだけでなく。]
(87) 2017/06/24(Sat) 17時頃
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……戸隠くん、
[言葉を失いながら考えた末に、何かを聞こうとして呼んだ名前。 >>@76それと同時に大きな音がして。そのまま通話は切れた。 私の声は聞こえなかっただろう。
戸隠くん、 「一人にするつもりはない」――って、どういう意味?**]
(88) 2017/06/24(Sat) 17時頃
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>>@61 リュウセイくん?!
[向かった先、 エレベーター>>1から飛び出したノイズを間一髪避けると、 それは、リュウセイが引き受けるという。]
でも、それでは、君がっ!
[そう叫んだが、 鉄パイプ片手にそれに相対するリュウセイに、 口を噤んだ。]
わかった!ここは、任せる! ただいつまでも君がこなければ、助けるからな。
[エレベーター、 ナナオや、リツとも合流すれば、 降りていく先は、
魔術師の待つ場所]
(89) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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『ッシャオラ推しイベランボ上位報酬キタコレ』
[今の今まで座り込んでいた男が立ち上がり、拳を突き上げる。清々しいほどのガッツポーズだ。 達成感に酔いしれてから、見渡す。魂は随分と寂しい事になっている。曲面は進みに進み、日付はいよいよラスボス戦へと移り変わっていた]
『あー、これ仕事しなきゃいけない系?』
[絶対に働きたくないでござる!とキメ顔(真顔)をするだけしておいて、ソシャカスは今の今までスルーを決め込んでいたミッションのメールを確認する。 とはいえ、最終日の主役はいつだって決まっている。 所詮モブは多少の色味を添える程度だ]
(@77) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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ええと、方言の子の名前は、 そ、そうだ。サカエメアリーさん。
[少しだけ、メアリーとの初対面を思い出す。 パートナーを見つけないと、とアドバイスをしてもらった。 そして、ヒナとあったあと、
シルクハットから、オオカミを出した]
(召喚系?)
[エレベーターの中、とりあえずの対処法を考えながら]
(90) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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[そして、エレベーターが開いた時、 そこには、どういう光景が広がったか?]*
(91) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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[本当、は。 禁断ノイズが出たことはきちんと知っていた。 流石に身の危険を察する程度の警戒は忘れていなかった。だって死んだらソシャゲ出来ないし。 知っていて、敢えて、何もしなかった。 ソシャカスの価値観的に、転売以上に許せないものはない。転売死すべし慈悲はなし。
それに、だ。 人生のやり直しだろうと、 失われたものを取り戻すことだろうと、 ソシャゲのSSRだろうと、 他人へ掛ける願いだろうと、 恋だろうと愛だろうと、 命を懸けて何かをひたすらに望むことに、死神は、非と下す事はない。
そういった願いが、望みが、欲が、ソシャゲの発展も人の営みももたらして、誰かの願いを叶えることだってある。
私欲にまみれたこの世界は、嗚呼、なんて、]
(@78) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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[メールを閉じる。シリアル終了のお知らせ]
『さーて、今北産業、っと』
[開くのはカメラ付き通話アプリ。 街中で、店頭で普通に販売されている端末の画面と連動させ、見える景色をチェックしていく。 このソシャゲ、仕事をすると言ったけど、仕事をするとは言ってない**]
(@79) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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[かつての二度目の死。 その時の彼の笑みは、唯の諦めであったのだろう、と。 死神がその結論に至ったのは、数日前。 白いドレスを赤に染めた少女の問いに答えた時であった。
逃れえぬ死を与えた僕に対してのものでなく、 ただ、自分に対してのものであったなら、 そうだ、何ら悩むことはない。 今までと同じように、生に縋りつき、貪ればいいだけだ。
そう、思っていたのだけれど。]
(@80) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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―6th Day: 呉商堂書店前―
[唯、見ていた。 崩れ落ちる藤色を。その命を手折る刀を。>>242
多分、あの時とは違った。 茫然とする僕の肩を叩いて、 手を引いてくれた喪服の死神程、 僕は優しい死神ではない。
傍らに控えていたノイズを虚に戻し、 残された青年>>259に声をかけることもせずに、 僕は黒い羽根を広げたことだろう。
だって、あの状況で、 どんな言葉を発しろっていうんだい?]
(@81) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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―東エリア/沈黙の羊像付近―
[藤色の着物を着た彼は、 騙し討ちのような手を取った自分に対しても、 恨み言をいうことはなかった。 ただ、パートナーを生かせるのか、否か。 最期に問われた問いかけと、先程至ったはずの結論は、 どう考えても矛盾しているわけで。
死神は、はぁ、と深い息を吐いた。 胸の辺りを押さえる。 別に、傷を負ったわけではないけれど。 矢張り、自分は命のある限り、 この問答から抜け出すことはできないらしい。 全く、厄介なことで。*]
(@82) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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―7th Day:北エリア/44アイスクリーム前―
[切り裂かれた腕が、ざく、と嫌な音を立てた。 鈍い痛みが走るそれとは逆の腕で、 黒い鴉の頭をひっぱたいてやれば、 片翼を痙攣させ、鴉は地に落ちる。
それを一瞥したのち、僕は新品のナイフで、 自分の肩口を切り裂いて、鴉に触れる。 そうして、鶏肉さながらにぐったりとした黒いノイズを、 ぽい、と放り投げて、サメの腹に収める。 ただ、そんなことを繰り返していた。
昨日は7日分程度じゃ足りない位に、散々働いたのだ。 今日は目立つ動きをするつもりは毛頭ない。]
(@83) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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[それに。
生き返ろうと無我夢中で抗う、参加者の姿― 間違いがあれば正すことが出来る、 未来に足跡を残すことが出来る人間の姿は、 過去の遺物からすれば、眩しいことこの上ないわけで。 最終日とくれば、猶更。
死神は、青に活気を奪われつつある街の隅で、 ひとり、甘味を貪っている。
あぁ、もちろん、豆腐きな粉ピーマンオレンジではない。 それは、いつかのお楽しみの時にまで、取っておこう。**]
(@84) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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【地下5階 13ホールへ 】
[エレベーターが開くと、 すぐに13ホールへの入り口があった。
扉は重厚で、彫りの深い花の文様が刻まれている。 よく見れば、頭上には、デスマスクのような、 目に生気のない羊がこちらを見下ろしている。]
行くか。
[ナナオ、リツ、そして、ヒナにそう告げる]
先に行くから、 着いてきてくれ。
ただ、異変があれば、逃げろ。
[ヒヤリ、冷たい空気は、 空調などのせいではないと思う]
(92) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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メアリーさん… 昨日の子だよね。コインを花束に変える手品してた
[方言なんてつかってたかな、と思いながら、 昨日の、いかにもといったステージ衣装の 女の子を思い浮かべる。
この力で、人を攻撃できるんだろうか、と頭を過るけれど]
「チーン」
[目的のフロアに着くとエレベーターが鳴って、扉が開く。 そのまま降りて、ホールへと向かう。
薄暗い客席の並ぶ先。 ステージに佇む魔術師は遠目にも、 スポットライトを浴び、輝いて見えた]*
(93) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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[扉を開けると、蝶番は、 つんざめく、悲鳴のような音を立てる。 眉を寄せるが、そのまま、力を込めて、開け放つ。 客席は暗く、 椅子の色は、全て灰色に見えた。]
ッ、
[舞台には、 灯りが揺らめいて、 >>93その魔術師を煌々と照らし出している]*
(94) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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── エレベーター前 ── [ぽちっとボタンを押してから、 しばらくは怒涛の展開になっていた]
ヒナ…さん、あ、クマさんに、リュウセイさん?
[中から出てきたもの>>#3に、 真っ先に悲鳴をあげたのは>>73ヒナ それを合図の様に鉄パイプを持ったリュウセイが 立ち塞がる──というより、突進してくるそれに応戦して]
ありがとう…
[リツに続けとばかりにエレベーターに乗りこむと あとは、ドアの向こう側のことになる]
(95) 2017/06/24(Sat) 20時頃
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[大丈夫だろうかと、リュウセイのことを考えるのは 引き受けた彼への礼を欠く ここは、彼ならやり遂げるだろうと思うのが筋]
その魔術師めありーなんとかさん? 花屋のおねーさん以外にも、そんなことしてたんだ
[へえーと、思いつつ 考えているのは、その使う魔術が何であるのか コインを薔薇に──まま解釈すれば 林口みたいな物質を変える能力ともいえそうだが]
マジシャンなら、すり替えトリックなのかな… じゃあ、俺の上位互換みたいなのかも
[と、誰にともなく呟く]
(96) 2017/06/24(Sat) 20時頃
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で、戦う相手がめありーなんとかさんなら この、大元締めって誰だろう?
[タネと仕掛けの鍵を握るのは彼女だろう しかし、その彼女ですらも駒となってる盤面に 駒自身とて何か思うことがあってもおかしくはない]
もちろん、ミッションだから倒すよー けど、倒されたおねーさん…どうなるんだろう それは…知りたいかも
[何となくではあったけど、 倒すための鍵と扉もそこにある気がして──]
(97) 2017/06/24(Sat) 20時頃
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[扉が開く音がした。>>94
ステージの上に立つ魔術師は、真っ直ぐ、 正面の扉のほうを向き、仮面越しに笑いながら。]
……ウェルカム・トゥー・ナイトメア。
ようこそ。
[やってきた来場者に向かって、スカートを摘まみ上げて仰々しくお辞儀をする。 そう、ここはステージ。 魔術師の支配する、せかい。]
(98) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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マジックショーの準備はできておりますが、 お客様が足りませんでしたので……退屈をしておりました。
メアリー・サカエの悪夢。 今日は、心ゆくまで楽しんで行ってください。
ショーの最中は……お静かに。 決して視線を逸らしませんよう。 でなければ、後悔することになってしまいます。
[舞台上の魔術師は、淡々と挨拶をする。 ここがRGなら、このまま非日常の幕が上がる。
だけど、今は、ここは、そして目の前の来場者は。]
(99) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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——では、確認します。
あなたがたは、何をしにここへ?
[“観客”か、それとも“挑戦者”か。 遊戯の主は、柔らかに問いかける。*]
(100) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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[エレベーターに入る時、 聞こえリツの声>>849に思わず目を見張てから それに、同じ様に応えた]
(101) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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── 十王マルチシアター前→ ──
[ ふたくみ。
ふたくみの参加者と、 それから、ひとりの死神と。
彼らが最後の舞台へと向かうのを、 死神はすこうし離れた場所で見ておりました。
手を振られれば>>65、こちらも同様に。 小さく手を振って、もうそこに殺意などなかった。
あの子たちは生き延びることができるかしら。 とさえ、思った。
死神なんて、気まぐれなものだし、 それに、別に彼らが憎いわけじゃない。 寧ろ、死神は彼らのことが好きでした。]
(@85) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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[ お人好しが生きられる世界なら、 それはきっとすてきなことです。
だけど、ともにシアターへと飛び込んでった、 ひとりの同僚ほどの熱意もまたなく。
事実を覆してまで生きたいというのなら、 きっと、自ら選び取り、自ら戦うべきだった。 それができなかったから、女の選択肢はふたつきりで、 そして、あのひとは消えてしまったのだと思います。
だからね、紅組がんばれ、白組もがんばれ。 そんな気持ちで、彼らの背を見送る。
ただ、奇術師のおんなのこが勝ったとき、 彼らが死神になってくれるととってもうれしいなんて、 夢想。]
(@86) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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>>98>>99>>100
[舞台は動き始める。 ようこそ悪夢へ、
それは、ある意味間違ってはいない。 死んだこと事態、それなのだ。 そして、死してなお、安らかではなく、 虚構とも思える世界に意識は彷徨う。
もし、支える者がいなければ、 それは、悪夢以外何者でもなく]
(102) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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退屈させましたか。 マドモアゼル メアリ。
やっと到着しました。 貴女の元へ。
要件は、貴女のマジックショーを拝見することでは、 ありません。
[何しに、と問われれば、 ミッションをこなしに、 それは、つまり]
(103) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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[そして、何食わぬ顔をして──手を握った 『跳べなく』なったとしても、離す気は更々ない]
あ、逃げるは出来ない気がする 多分、逃げたら…多分、俺たちみんな全滅する
だから、倒すか死ぬかの二択 俺はそう思う…俺が、仕組む側でもそうする
…これは、きっと逃げたらダメ
[林口の言葉は、彼という人物の情が齎す優しさ それはリュウセイとの僅かなやり取りにも見て取れる エレベーターへの道を切り開いてくれたのは彼だ
その美点は、どこかリツにも似ていて得難く尊い 支払う前の「自分」は「愛すべき」ものと思っていた]
(104) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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少なくとも、わたくしは、 貴女を滅するため、来ました。
[そのまま、正直に、 ただ、恭しく右手を胸にあて]*
(105) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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[なら、今の自分は? それは、分からない ただ、何もない内側に轟々と虚ろな音が響くだけ*]
(106) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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── 南エリア:フラワーアトリエ・ヘダラ ──
[ あとに続く他の参加者の姿がなさそうだと悟れば、 ふわり、浮かんで、また南のほうへ。
フラワーアトリエ・ヘダラの看板に腰掛けて、 未だ精製され続けるタブーたちを、 すこうし高い位置から、見下ろして。
羽のある、蝙蝠や烏を、 土くれ人形が盾に矛になり、捌けども、
次々と生まれゆく禁断ノイズを前に、 状況は、停滞といったところでしょうか。]
(@87) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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── 結局これ、どうするのかしら
[ 南の精製陣を前にして、 のほほんとした死神は、結局のところ、 自らの手でどうにかするつもりなど これっぽっちもありませんでした。
ゲーム中は、あのひとを。 死神となってしまえば、土くれを。
ずうっと従えている死神は、 自らの拳で戦ったことなど、なく。
脆い土くれ人形には、 漆黒蠢く地に降りて戦い、 精製陣までたどり着くことなど、 到底出来やしません。]
(@88) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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[エレベーターへの扉が開く音は>>93>>94 次のラウンドの開始のゴングになった**]
(107) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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[ だからね、こんな場所まできて、 すっかり様相の変わったサイガワラを、 静かな眸をして見下ろしているのです。]
ずいぶん、つまらない街になってしまったのね
[ これじゃあ、お買い物に出ても、 新作スイーツでお茶しても、マブスラをしても、 なんだか、興をそがれてしまいそう。
そんな緊迫感のないため息をつきながら。
誰か代わりに解決してくれるひとを待つとしましょう。 それがわたしというものですから。*]
(@89) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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― エレベーター ―
[扉が閉まり、一行は地下へ地下へと降りていく。 光る表示板の数字が変化する様子を、 やや緊張した様子で眺める。]
>>90 芸名だとは思うけど、雰囲気あってるよね。 こう、マジックできますみたいな。
[メアリーの名前についてはそんな感想。]
(108) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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>>93>>96 私達が会った時は、帽子からオオカミ出したよ。 黒い塊が、ぐにょぐにょになってから オオカミになったの。真っ黒じゃ無い方だけど。
あとは、マントで自分の身体を包んで、 ばっさーって開いたら、 オオカミがばっさーって出てきた。 これは、中でどうなってるかはよくわからないけど…>>3:192
…どっちも、オオカミ出現マジックだね。
[律と奈直生には、自分達が遭遇したときの様子を説明。]
(109) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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>>97
元締めかぁ…… えっと……何か聞いたような… 死神より、偉い立場の。
[奈直生の言葉に、 少し考え、更に考え…眉を寄せて記憶を探る。 ラスボス以外に…確かに聞いた事がある。 眼鏡をくいっと持ち上げる 「デキる女社員」のイメージの…>>4:7]
(110) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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「コンポーザー」
(111) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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見た目のかわいい死神の上司がいるって。>>4:@4 そんな事を戸隠さん…さっき、エレベーターで 私達を送り出してくれた死神さんが 教えてくれたの。
(112) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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― 地下5階 ―
>>90 うん。わかった。 でも、万が一があるといけないから。 熊さんの真後ろについてる。
[万が一…急に物理攻撃された時を想定して。 集人に何かあっても柔らかくできるよう 備えようと。
>>94 そして、扉が開くと、息を呑んで前を見た。]
(113) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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魔術師を、滅しに。
[林口に続いて、ステージ上のメアリへの返答はそれだけを。 変わらず、手は繋いだまま。
貸し切りのステージ。観客として来れたのなら、 どれだけよかっただろう。]
(114) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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― 少し前/十王マルチシアター前>>78 ―
[ 集人の問いかけに、 一瞬、きょとんとして瞬きを返す。 ]
優しい、か…。 あまり気にしたことなかったな。
[ 困った、と顎に手をあてて考える。 ]
俺はあいつと一緒に居て居心地良かったんだが、 …あいつはどうだったんだろうか?
[ 今までそんなことを気にしたことがなかったし、 元より、女心の機微というものには全く持って疎い。]
(@90) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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|
[参加者よ、歓迎します。 ゲームの7日目、最終日。 よくぞここまで生き残りました。
そして、残念です。 醒めない悪夢に堕ちれば、さようなら。
——ゲームマスターの口角は、挑発的に上がる。]
(115) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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|
[>>105紳士的に返される礼儀正しい挨拶に微笑んで。 客席を挟んだ向こう、おそらくその後ろに来ているであろう他の3人の参加者と合わせて、 私はこの方々を、“挑戦者”であると認めるでしょう。
白手袋の左手を開いて、ゆっくりと円を描く動きを見せ、 胸の前で握って開けば、親指から小指までの間に挟んだ4個のブルースカルバッジが出現する。]
随分、たくさんのミッションをクリアしてきたご様子で。 楽しんでいただけましたか。
[命を賭けた遊戯に、何を思ったか。 運営者としてはその感想が気になるところだけど、話をしているのも勿体無い。
4個のバッジを空間に放る。 2個は私の目の前に、もう2個は客席の真ん中あたりに落ちた。]
(116) 2017/06/24(Sat) 21時頃
|
|
街の様子はご覧になりましたか? どこもかしこも蒼く染まった、気味の悪くて、美しい景色。
あれが街の本当の姿だとしたら、どうでしょうか。
[それは、暗に。 あの異常事態を引き起こしたのが私だと言っているように聞こえるだろうか。]
本当に、RGに生き返りたいと思いますか? あんなにぐちゃぐちゃした価値観が蠢いて、誰もが思考を停止するような街に。
それでも、貴方たちの生きる“せかい”は大切だと思いますか。 大切なものがあるんですか。
[問いかけは、戯れ。 どんな返事が返ってきたとしても、ここにやって来た以上は、揺らぎを見せないでしょうから。
魔術師と素直に会話してはいけません。鉄則です。]
(117) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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[>>98>>99 扉の先は、悪夢の世界。 正確には、きっとこれから悪夢を 見せてくれるであろう夢の舞台。]
>>100 ミッションをクリアして、 失くしたものを取り戻す為に来ました。
[魔術師の顔を真っ直ぐに見据え、答えた。]
(118) 2017/06/24(Sat) 21時頃
|
|
……言葉ではないもので、示してくださいませ。
[指を弾けば、バッジは“入れ替わる”。 私の目の前の2つは、ノイズ<ウルフ>に。 客席の真ん中に落ちた2つは、ノイズ<グリズ>に。]
魔術師のトリック。 打ち破れるものなら、打ち破ってみせてください☆
[漆黒のケーンを振るう。 それを合図に、<グリズ>は雄叫びを上げて突撃していくだろう。*]
(119) 2017/06/24(Sat) 21時頃
|
|
俺の知ってるあいつは…そうだな。
俺といるときはすぐ訛り全開で話してくるくせに、 やたら格好つけたがりで、 魔術師としての矜恃つーかキャラ性に妙にこだわるし、 それと、こっちが電話するたびに俺のことを舐め太郎だの 飴の禁断症状がどうのと揶揄ってくるし。
…でも、こっちがあいつを揶揄ったときの反応は ひとつひとつ新鮮で面白れーし、 あいつの訛りも素朴つーか、嫌いじゃないつーか。
なにより…あれだ、 「自分」を探してるときのあいつは、なんか、 ほうっておけねーっていうか、な。
[ だから、味方でいたいだなんて>>6:@84 柄にもないことを、口にしたりもした。 ]
(@91) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
|
[ あとは ]
……笑った顔が、一番似合う奴だよ。
[ 花屋の店先で見せる笑顔が>>6:0 あの店の常連や他の客たちにとってどれだけ 心を癒すものであったか、あいつはきっと知らない。 ]*
(@92) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
>>@90>>@91>>@92 [リュウセイから魔術師の話をきく。 すると、聞いたこと以外もするすると言葉が流れ出て、
自然とこちらも顔の筋肉緩んだ。]
ねえ、リュウセイくん、 君は、その、
魔術師の女の子のこと、 好きなんだね。
[だってそうとしか思えなくて]
(120) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
|
―南エリア―
[決戦の場でありましょう、シアトルの前を通り過ぎましたのは 歪に黒を生やした雑音が、南の方からやってきたものですから。
とうに、いくつも相手にしておりましたから 今の興味は、それがどこからきているか、で。]
(@93) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
|
なんや、こんなとこに。
[雑音共の、来る方向。 追ってみれば、案の定、 わらわらと湧き出る黒色が、端の方に。
右手を開き、ぎりと握れば 此方へと向かう蝙蝠が一つ、 押され、圧され、 ぐしゃり、と。]
(@94) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
|
他に、参加者さんが残ってはるんなら ここに案内しましたら、面白いかねぇ。
どう思います?弦姫さん。
[看板に腰かける同僚を>>@87 此方は、低い位置から見上げまして。
白に、黒い模様の入った翅をもつ蝶を一頭 風に乗せ、彼女の周りに遊ばせましょう。]*
(@95) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
|
|
[サイキック、「マジシャンズ・シャッフル」の能力。 触れたもの同士の位置を入れ替える。
RGのマジシャン連中がこぞって羨ましがるであろう、タネなし手品だ。
「触れた」という定義が少し複雑で、 これは、私の体で一度触れたものは「触れた」という記録がしばらく残り、 能力を解除するまでは任意のタイミングで入れ替えが可能だというもの。 入れ替えたい対象に、常にずっと触れていなければいけないわけではない。
そして、入れ替えが可能な物質には、ノイズも含まれる。 一度召喚したノイズを、自在にシャッフルできるということである。
能力の性質上、使いこなすには大量の“もの”が必要になるわけだが、 魔術師の隠しポケットには、それに入り用な小道具がたっぷりと詰まっている。]
(121) 2017/06/24(Sat) 22時頃
|
|
―エレベーター移動前―
[>>@90>>@91>>@92 戸隠の会話と。 >>120 それに返した集人の会話には。
当然の事ながら、輝く瞳でぴくりと反応した。
恋バナの予感を察知…?
オオカミを繰る魔術師とは全く異なる姿… 方言の少女となら、しっくりと重なるであろう特徴。
とても良い笑顔で話を聞いていた。*]
(122) 2017/06/24(Sat) 22時頃
|
|
>>117 見た!不気味な人たち居た!! 目がぴかーんって青くなってて。
[サイガワラ駅前で遭遇した人々を思い出した。 バッジを崇拝し、青く目の光る異様な集団。]
…でも、あれは街の一部かもしれないけど、 街の全部じゃないし。 本当の姿ともいえないと思うな。
価値観も考え方も、いっぱい、いっぱいあって。 ぐちゃぐちゃかな?っていうのはわかるけど。 その中にはやっぱり、 大切なものも守りたいものも、人も、ちゃんとある。 だから、私は…
この“せかい”大切だなって思うよ。
(123) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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[>>119 目の前へ、グリズ…リアル熊が飛び出してくる。 退く事なくデッキブラシを前に出し、 射程距離に入ったら、すぐにぶよぶよにしようと。
熊と自分の距離を測った。*]
(124) 2017/06/24(Sat) 22時頃
|
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>>24
[街の様子を問われ、 青さに取り憑かれた人々を思う。]
ぐちゃぐちゃした、価値観。 思考停止した人々。
そこに生きるものがあるのかといえば、 そこだけにあるものではないでしょう。
ただ、世界は、君が言うだけのものではない。
[問いかけ それは、少し意外。
彼女は、対話をするつもりはあるということだ]
(125) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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[>>117 “魔術師”が問いかけてくる。 けれど街の姿がどんなものであっても、 例え世界がどうしようのないものであっても。
今手の中にある物の本当の姿を取り戻したい、 ただそれだけ。 それは、ある意味。せかいを取り戻す という事になるのかもしれないけれど]
(126) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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[熊は鼻っ面が弱点だったとかいう話を思い出しながら、 突撃して向かってくる熊のうち一匹の 頭を、至近距離に入る前に狙って、衝撃波を撃った。 一発で止まらなければ、倒れるまで、撃つ。
もう一匹までは手が回らないので、おまかせ]
(127) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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>>119
きたっ。
[青い4枚がとび、 それは、2体のクマと、2体の狼になる。 グリズリーが雄叫びをあげてやってくれば、 刀を構えたが、
もちろん、武術は未経験だ]
(128) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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ブローリンは、>>127 後方からの衝撃波に、おお、と少しびっくりした顔。
2017/06/24(Sat) 22時頃
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[6日目のミッション、あんなに重量級な<ステゴ>をどうやって観覧車の上に乗せたのかって、 気になってた人がいたかもしれないけど。
ゴンドラの上に小石を乗せて、それを地上の象さんと入れ替えただけ。 タネはそんな感じでした。
……と、それはともかく。]
(129) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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[>>127クマの1匹が衝撃波で止められ、>>124もう1匹がぶよぶよにされてしまったか。 その様子をステージ上から観察し、折を見て指を鳴らす。]
交代。
[<グリズ>は瞬時に、<ウルフ>に入れ替わり、 素早く跳躍して噛み付き攻撃を繰り出すだろう。
パワーが駄目なら、スピードで。]
(130) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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── 南エリア ──
精製陣よう
[ やってきた同胞>>@94の言葉。
きっとそれは疑問ではなかったのでしょうけれど、 死神は応えるかのように呟いた。
黒を生む源泉を、白いゆびさきが指す。
呼ばれた名>>@95に弦姫は艷やかな髪を揺らして、 かわいらしいもの見るように、目を細めた。]
(@96) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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おもしろいかどうかなんて、 きっとあなたのほうがよく知ってるじゃない
[ 死神が好きなものは、かっこいいひとや、 かわいいものや、人気のあるものであって、 そこに、”おもしろい”という感覚は、 それほど関わっておりません。]
だけど、おもしろいもの探してるとき、 華月斎はそういうときが、 一番よい顔をしている気がして、 わたし、好きよ
だから、ええ 試してみればいいんじゃないかしら
[ 舞い飛ぶ蝶々>>@95に、死神は「あら」と、 遊ぶように、遊ばせるように、指を一本差し出して。]
(@97) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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── ああ、でも参加者なんて もうみんな、いなくなってしまったんじゃなくて?
[ 残っていたものは舞台に上ったと、 死神はなんとなく、そう思っておりました。
今回はずいぶんと、漆黒に食われましたから。 最終日の様子は、さみしいものであります。
さらには、強き魂なぞ呼ばれる者にも、 死神はお目にかかっていないからして、
浮かんだのは、そんな疑問符。*]
(@98) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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どうしました? そこからでは私をどうこうできませんね……?
[目の前に戻したクマを、私の盾になるように並べ、がっしりとガード。 その間に、新たに<ミンク>のノイズを呼び出しておく。
あのぶよぶよの能力は、あまりに防御性能が高い。 遠くから射抜いてしまおう。]
1、2の、3!
[ケーンを振るう。 >>124狙うは、デッキブラシを構える彼女。 <ミンク>が、遠距離からのカマイタチを飛ばす。*]
(131) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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[浮き出る黒の雑音が少なくなれば、粗方は想像がつく。 それぞれの場所で、雑音の発生源が叩かれていること。]
なーんか思ってたのと違う感じになっちゃったな。 面白いのか、面白くないのか。
どっちかでいうなら、面白くするけども。
[ただ今回ばっかりは、楽しむとかじゃなく、別の観点。 『面倒だから』そうしたいというのは感じていて。]
お前はここにいろ。 私、ちょっと歩いてくる。
[猪にそう命じて頭をなでたのは。 撫でることによって、そいつが喜ぶのを知っていたから。]
(@99) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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― 十王マルチシアター ―
なにしてんの。
[中央エリアを少し歩いて、近くにある城に様子を見に行ったら、思わずそんな言葉が出た。 進行形か過去形かはともかく、普通のノイズと戦っていた死神がいたものだから。>>@76
別に死神がミッションの遂行を手助けすることは禁止されていないし(する気もないし)、咎めるつもりはないのだが。]
怒られても知らんぞー。 責任者は私だけど、ゲームの責任は私にはないからなー。
[小学生が担任の教師に言いつけるかのような。 そんな口調で歩み寄ってみる。]
(@100) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 22時頃
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>>129
[なぜ、観覧車に、と気にした人間がここに。 衝撃波とぶよぶよで、クマが撃退されかけた時、 魔術師の指ぱっちんで、今度は狼に。]
これは、 入れ替えか?
[クマの戻った位置、狼。 なるほどと]
(132) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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>>131 ヒナちゃん!
[狼を避けながら、 メアリの近くのミンクから、かまいたち。
風切る感覚。 ヒナを庇うように立ちはだかる。]
万能だな。
[座席に隠れ、ナナオたちを覗う。 彼らの能力は、まだ、メアリには対抗できるだろう。
自身は、 武器は、この刀と…。 とりあえず、考えるしかない。]
(133) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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>>130 やった!一匹ぶよった!!
[>>127 少し遠くの一匹も、衝撃波で飛ばされたのが見えた。]
えっと、頭…頭を狙って…
[デッキブラシを振り落とそうとした瞬間、 熊がオオカミに変化する。>>130]
――うきゃっ! 熊が、化けた!!!!
[オオカミはすばやく自分に牙を向け…]
(134) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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[細い指先が示すには 些か、物騒の過ぎるものでしょう。 おなごの指は、愛らしい花にでも向けられている方が 絵としては、美しいものらしい。
などと 僕の思うことではありません、が。]
(@101) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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呵々、 変わらず、褒めるのが上手やねぇ。 そういうとこ、僕も好きやで。
ま、 面白い、なんて、人それぞれですから。
[どのようなものが好きか、知ってはいても>>@97 心を聞いてみたくなるのは、癖のようなものです。
彼女曰くの、一番よい顔、 常よりも深い笑みを描きまして。]
(@102) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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消えんと、残ってはる人がおったらええなって そんな、僕の希望ですわ。
えらい、おもろい子も、おったしねぇ。
[ですから、ここはひとつ 試してみましょう。>>@98
伸ばされた白い指に>>@97 作り物の蝶が、翅の番目を落とすのと
きゅ、と、 狐が鳴くのは、同じ頃合。]
(@103) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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な、 [目の前で起こった「手品」>>130 熊の頭は視界から消え、狼となって跳びかかってくる]
『後ろに跳んで』
[ナオに指示をしたのが早いか、 先にナオが察して跳んでくれたのが早いか。 ともかく躱し。 その狼が着地した所を狙って、衝撃波を撃った。]
(135) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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[でも噛み付いた牙は通らない。 射程範囲。オオカミの存在を認識できたなら、能力は即座に発動できる。 オオカミもぶよりと柔らかく…
そちらに意識を向けていた為、カマイタチには気づかず。>>131]
―――ひゃっ!!! ……うぅ…ありがとう… 飛び道具にょろにょろ居た…
[>>133 集人に庇われ、そのまま共に座席に隠れた。*]
(136) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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[西へ、東へ、はたまた北へ。 走り去る三つの雑音は、 翼をくっつけたわけでもなければ、嫌に禍々しいこともなく。
それらは、参加者、 あるいはそれらしき“気配”を感じ取れば 其方へ、小さな足で、駆け寄ることでしょう。 襲い掛かることはなく
命じたことは、南への案内ばかり。]*
(@104) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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[で、狼もぶよりとなったから、 やはりヒナの力は相当強いと再認識。 また、>>135リツ君の衝撃波も狼を撃退する。
とりあえず、座席の影から、ぶよぶよになった狼に少しだけ、触ってみる。あれ?]
(137) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 22時半頃
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[それは、ぶよりとしているがゆえ。 意思をもたないモノとなっていた。つまり。]
あー、メアリ君。 君の能力だけど、 物を入れ替える、で正解でいいかな?
[とりあえず、自身のできること、 それは、話しかけることぐらいだ]
それが、能力でやってるとすれば、 君は魔術師としては失格だね。 それとも、君は本当の魔術使いってことかい?
[どーでもいいことかもしれないが、 少しでも、何か戦力ダウンになることを探して]
(138) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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― 十王マルチシアター ―
[ エレベータホールから少し離れた位置にある、 休憩のための革張りの長椅子に腰を下ろす。 ]
……よぉ、生きてたか。
[ つい数分前、ようやっと仕留めたライノに 向けていた視線を不意に音も無く現れた少女>>@100に 移すと、緩く手を挙げて挨拶する。 ]
(@105) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 22時半頃
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[<ウルフ>の耐久性能は高くない。 不意打ちが凌がれて、>>135>>136攻撃を受ければすぐに無力化してしまうだろう。
呼び出せるノイズも無限というわけではないので、ここからが知恵の見せ所。 目の前にはがっしりと私を守る<グリズ>、肩の上にはしなやかな胴をくねらせて獲物を見据える<ミンク>。 その位置はそのまま維持。]
逃げ続けるのもいいでしょう。 タイムリミットのことを忘れて、ね。
[対等な条件と思っていたけど、よく考えれば、 制限時間があるだけ参加者側の不利は覆らないか。ごめんね。
まあ、時間切れを狙うつもりもないので。]
(139) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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[クマノイズの背に隠れながら、取り出したるは薔薇のブーケ。 その花弁を1枚1枚千切って、手のひらに乗せて。
その時、聞こえてきた言葉。>>138]
見ての通りですよ。 何か、問題でも?
[煽られている。うっすら感じる余裕があるのは、まだ私が優勢だから。 何を言われても堪えない自信がある。]
……んふ。 そうですね、能力を使った魔術は一流ではない、ですか? 確かにそうかもしれませんが。 マジックの本質は、見た人を驚かせられるかどうかです。タネが大事なのではない。
それに。……今の私は、魔術師であると同時に、死神ですから。
[にやりと挑発的な笑みを返す。]
(140) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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[手のひらに乗せた花弁を、ふう、と息で吹き上げて。 ホールの宙に舞う花弁。
それを全て“紙飛行機”に入れ替えれば、 ゆっくりと>>137参加者たちのほうへ向かって、すいすいと飛ぶ。 それはとても脆弱で、害の無いもの。]
綺麗だとは思いませんか?
[その、何十枚の紙飛行機たちが、ある程度散らばったタイミングで。 指を鳴らして、“入れ替える”。]
(141) 2017/06/24(Sat) 23時頃
|
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[大量の紙飛行機を見て、何か嫌な予感を感じたとして、 それに対する対策が取られたにせよ取られないにせよ。
全ての紙飛行機は小さなナイフに変化し、重力に従って降り注ぐだろう。*]
(142) 2017/06/24(Sat) 23時頃
|
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[ ポケットからいつものように棒付き飴を二つ取り出す。 そのうちの一つを「食うか?」と彼女に向けて投げると ] 仕方ねぇだろ? そうせずにいられなかったっつーか。
[ ぱくり、飴玉を口に添える。 グレープ味のそれを舌先で転がしながら ]
怒られるくらいならそれでも別にいいんだがなァ。
[ どうせいつものことだろうし。 ]
(@106) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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クマはぶよぶよになったけど、 オオカミはぶよぶよじゃなかった。
だから、クマはオオカミに変身はしていない…
[>>138>>140 集人の質問が。 メアリーの回答がそれを裏付けている。
そう考えたとき、目の前で花弁が舞い。 花弁がひらり…紙飛行機へと変わる。
広がるように飛んでくる。]
……あれ、すっごく、変なものと入れ替わる予感がするんだけど。 どう思……
[全てを言い終わる前に、 紙飛行機は小さなナイフに…。]
(143) 2017/06/24(Sat) 23時頃
|
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死なないよ。 死んだらやばいし。
[実際に色々とやばかった。 私的には死ぬから何も問題はないが、後始末する側はやばい。]
なに?そんな仲悪かったっけ? 私も相当因縁持ちだけどさ。
[動かずにはいられなかったという言葉には、そう疑問符を。 まさかいい意味で、とは思わなかった部分もあるが。]
(@107) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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>>140 ああ、君は死神だったか。 そもそも魔術師ではなかったね。
[さて、煽りつつ、それがほぼ、 どうでもよいことなのも、わかっている。 そして、今度は紙飛行機。 これは当然悪い予感しかしない。]
うわ、こりゃ、凶悪。
[思った通り、ナイフの雨が降り注ぐ。 ヒナを庇いながら、なるべく掃うけれど、 もちろん、すべて避けきれるものではなくて。
ただ、このナイフはありがたく、使わせていただこう。 もし、また何かと入れ替えるにせよ。 現段階でも少しでも武器になるものはありがたい、から。]
(144) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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[棒付きの飴が投げられると、両手でキャッチして口元に運ぶ。>>@106 五月蝿いな、身長のせいで片手じゃ安定しないんだ。]
割と死ぬ気のミッションだけどさ。 それなのに通してよかった?
死ぬときゃ死ぬぞ。死神も。 身近な人間……いや、死神か。そうゆうのが死なないとか幻想だって、一度死んだらわかると思うんだけどな。
[一番に思ったのは、そのことだったりする。 これが今回のゲームマスターならともかく。 それを許容するようには思えなかったのだが。*]
(@108) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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いたた。
[とりあえずは、腕に刺さったナイフ。引き抜いて。 流れ出る血液。 これは固定化はできないが。
ナイフを束ね。 固める]
(145) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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……。
[>>144死神であり、魔術師。 それは言い換えれば、死神でも、魔術師でもない。
私は、結局なんなのか? その問いに返せる答えを、ずっと求めていた。
そんなことを、少しだけ考えたものだから。 落とした後のナイフを、他のものに戻すことは——つい、抜け落ちてしまった。]
(146) 2017/06/24(Sat) 23時頃
|
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量が!!!!多いよ!!!!!
[咄嗟に、認識できた範囲のナイフは 柔らかい、ぶよぶよの棒に変えたが。
自分で確認しきれなかった範囲。 例えば、死角になっていた部分から 入れ替わったナイフは容赦なく降り注いでくる。>>144
自分を庇い、集人がナイフを払う。]
――熊さん…っ…血が…
[集人の腕が赤く染まるのが見えた。>>145*]
(147) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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[もし、このナイフを今、何かと入れ替えたとする。 すると、このナイフに今、固定化したこのペンは、 どうなるのだろう。
それは、軽い実験。]
(148) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
それで……どうしました? ステージに上がることすら叶いませんか。 私には傷一つすらついていないのに。
“滅す”って、どういう風にやるのか、わかってないわけじゃありませんよね……?
[少し怒気が溶け出した声色で、再び挑発。 <ミンク>に指示を出す。
>>135衝撃波でノイズを倒しているものの、こちらへは一向に打つ様子がない少年に。 大きなカマイタチを飛ばしてあげる。]
(149) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
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>>146>>147
あれ?
[ナイフがまた何かに変化すると思ったが、 ナイフはナイフのままだった]
ああ、ヒナちゃん。大丈夫。 よく切り傷は作るから。
[本当はちっとも大丈夫じゃないのだけど]
メアリちゃん。 君は死神として、 ただ、殺すことを行うのかい?
ならば。最初からこんなゲームはいらないだろう。
君は一体、何を求めてるんだい?
(150) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[花弁が紙飛行機へと変わるのを見て、 嫌な予感がしたため、近くへ飛んできた物を 撃ち落とそうとするが、数が数だ。
ナイフが降ってくる。 ナオを庇いながら、直撃しそうなナイフだけを、撃ち落として。 腕を、肩を、ナイフがかすめる。]
(151) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
……っと。 さっきのナイフ、回収しなければいけませんでしたね。
[カマイタチを放ってから思い出したように。 ナイフを、私のマントの内側の隠しポケットへ戻すように、 “紙飛行機”と再び入れ替える。
そこに、何か仕掛けがされているとも知らず。>>148
ナイフのみを入れ替えたつもりが—— 「固定化」により、ペンがナイフと一体になっている場合、 それも一緒に、私の懐へ。*]
(152) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
で、ヒナちゃん。 座席の背もたれ、柔くして。 弾力性があるように。
[とりあえず、束ねたナイフ。 ヒナが座席を柔くすれば、 そりゃ、行うのは、簡易砲撃だ。
座席のしなりを使い、 ナイフをメアリのほうへ弾き飛ばす。]
(153) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
ブローリンは、あ。途中で紙飛行機になっちゃった。>>152
2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
── 13ホール ── [エレベーターの扉が開くと、 魔術師はスカートの裾をつまんでお辞儀して 口上を述べていた 立て板に水、サラサラ流れる川のごとく
どれだけ場数を踏んだのだろう そんな興味を抱いたのは、ほんの一瞬]
帰りの切符をもぎ取るため
[三途の川の渡し賃など目じゃない金額だろう 失敗したら──少なくとも、自分の望む後はない]
(154) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
大丈夫じゃ、ないよ!
[>>145>>148 集人は、ナイフを束ねて何かを作ろうとしていた。 自分は応急手当をしようと服についていたリボンを解き、 腕の傷の上から巻いていこうとする。
そして、傍で、集人とメアリーの会話を注意深く聞く。]
(155) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[>>150切り傷に塗れた男性が、またしてもこちらに問いかけてくる。 そんなに話したいのなら相手をするけれど。 こちらの攻撃の手は止めない。
返事は、<ミンク>によるカマイタチをつけて一緒に返す。]
死神は、参加者を殺すことで寿命を得るんですよ。 貴方たちの死が、私たちの糧になるのです。 ゲームを行わなければ、私たちは生きられないんです。
[カマイタチをもう1発。 黙らせてやる。そういう意図を込めて。]
私が求め続けるものは、私自身ですよ。 恥ずかしながら私は、昔のことを全く思い出せないので。 自分探しのために、生き続ければならないのです。
[だから、死ねよ、と。 そう言わんばかりの無情なカマイタチを、もう1発。*]
(156) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
というか、そうか。 入れ替えた先に固定化のものもついていくと。
[その法則がわかれば、 座席の裏でごそごそと、リュックからいろいろものを取り出し、 ぶよぶよになった狼には、さっそく押しピンをばらり固定。]
(157) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
は…はい!
[>>153 言われたとおりに、座席を柔らかく。 飛ばされたナイフは、どうなっただろうか。
この状態で紙飛行機に置き換わったのだろうか…>>152 ともかく、飛んでいく物体の行方を見た。]
(158) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
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——!!
[>>153眼前に、何かが飛んできた。 それは先程のナイフで、入れ替え損ねていたもの。
途中で紙飛行機に戻したため、その勢いは弱まり、 紙一重、私の眼前ではらりと落ちる。]
……ああ、もう。
[喋りに意識を取られて、攻撃を許してしまった。 私らしくない!
仮面を押さえながら、自分を押さえようと努める。*]
(159) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[ 返ってきた賛辞>>@102に、 死神はやっぱり悠然と笑んで、 指先は蝶々と戯れに。
彼の紡ぐ言葉>>@103に、それはそうねと、 同意で返そうとした、そんな頃合い。
愛らしい声で、まがい物の狐が鳴く。]
好きね、狐さん
[ 死神にも、気に入りのノイズはありますが、 彼はその傾向が強い類であるらしく。
従順に駆け出す雑音>>@104を見送って、 ようやく頷き、それから質問も。]
(@109) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
そうね、なんだかかわいい子がたくさん
どなたが禁忌の箱をひらけたおかげで、 ずいぶん減っちゃったみたいだし、 誰かこちら側に来てくれるといいのだけれど
── ところで、あなたの気に入りはどんな子?
[ 死神もまた、勝手な希望を述べまして、
── あ。そういえば、 いつか彼に羽根が生えていなかった頃も、 似たようなことを言ったものです。>>@2 「減らしたぶん、こちらに来てくださるのかしら」 頬をふくらませて、ふてくされたように。]
(@110) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
>>156
わ。また来た。
[ミンクの動きで、カマイタチがくるのはわかった。 それには慌てて、隠れる。]
参加者が死ぬことで寿命を得る? なるほど、それは、食物連鎖の法則だな。
じゃ、君は、死なないために殺すということか。
[そう考えれば、世知辛い。 どの世界でも、戦いは必要なのだ。]
では、死なないようにとして、 君は死なずに何をやろうとしている?
[と、顔を出してから、また、隠れる。 さくっと、避け損ねた帽子が吹っ飛んで、細切れになった]
(160) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
わたしね、今回 たくさんすてきな名前をいただいたわ
[ ふふん、とどこか誇らしげに、 死神は腰掛けたまま、少し胸を張って。
愛らしいどうぶつに導かれる、 救世主の来訪でも、待ちましょうか。*]
(@111) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[向かってくるかまいたちは、衝撃波じゃ相殺できない。 音が聞こえてから避けたのでは、躱しきれないだろう。
『跳んで』避けられなければ、 腕に大きな切り傷を作る事になる]
これじゃ、じり貧だね
[傷口から血を流しながら。ステージの近くへと、 向かおうとする。 鼬が攻撃してきたのを見ながら避けた方が、 きっと避けやすいだろうと]
(161) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
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[>>160ここからだと座席が邪魔で、斬撃が届かない。 向こうが近付いてこないということは、こちらからも近付けないということ。]
生き続ければ、いつかきっと取り戻せる。 そう信じなければやっていけないんです。
[敬語はまだ崩れない。大丈夫。 少しイラっときているけど、まだまだ。 生きるために人を殺す覚悟が無い者に、負けるものか。
コインを取り出して、それを男性が隠れた座席に向かって投げつける——と同時に、 コインと、私の眼前に立つクマノイズを1体、入れ替え。
コインが飛ぶ勢いを得たまま、クマの体重が弾丸と化してぶつかるだろう。
その際、——>>161こちらに向かってくる人影へは、意識が逸れている。*]
(162) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
>>156
ひゃぁっ!またにょろにょろー!!!
[ミンクは苦手だ。 身を低くして座席の下に隠れる。 聞こえてきた声に、目を見開いた。]
………死神って、そう、なんだ。
[だから、羽のある死神達は、自分達に動物を放っていた。 だから、最初に蛙があちこちで組になれなかった人を襲っていたのかと納得する。]
それなのに…死神さん達、 皆、協力してくれてたんだ…
(163) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[7日間に逢った死神たちを思い出す。 怖いサブミッションを出したけど、 最終的にクイズでバッジをくれた華月斎。
注意してくれたり、バッジをくれたり… 迷ったら行き先も教えてくれた黒真珠の少女。
多彩なサブミッションを通じて、 ヒントを教えてくれたり 最後には身体を張ってサイを止めてくれた戸隠。
出会った死神達に強く感謝した。]
(164) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[エレベーターでヒナから聞いた内容で この魔術師は傀儡というのは違うようだが 黒幕ともまた違うという
団長かもしれないが、オーナーではなさそう 猛獣を模したノイズを出すところから ふと、そんなことを思う]
…それ、俺にいわれても困る
[楽しむとは何ぞや、となってる状態で 他に返しようがないともいう
『がってんしょうちー』
こんにちは狼さん、さようなら狼さん リツのいう位置に『跳ん』だら、そうなった]
(165) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
|
|
[ステージへと、転ばない様に注意を払いながら駆ける。 >>162 コインと入れ替わった熊が、 魔術師の前から一体、消える。 その合間を塗って、「仮面」へと狙いをつけて衝撃波を放った]
(166) 2017/06/25(Sun) 00時頃
|
|
[魔術師の繰り出す技は、外連味溢れる 気づけば、わくわく動物ランドになっていた
『じゃあ、俺もおかえりさせなきゃ』
どうやら、敵はスピードが売りらしい ならばそれをいかに、殺そうか
降り注ぐ刃と化した紙飛行機を いくらか『跳ばして』被ダメを殺ぐ さすがに全てだと自分の手に余るがないよりマシ]
(167) 2017/06/25(Sun) 00時頃
|
|
>>162
生き続ければ、取り戻せる。 だから、生き続けて、何を取り戻すつもりなんだい?
[少し、差し迫ったようなメアリーの物言いに、 また、即返す。
その時、彼女がキラっとするものを投げた。 それは、ブルー……。いや、]
まじか。
[熊が飛んできたってばさ。 これは避けようがない。]
ヒナちゃん
[これは、頼るしかない。]
(168) 2017/06/25(Sun) 00時頃
|
|
まぁね。 かいらしいもんは好きですから。
[全てを肯定する死神の言う、“可愛い”は あんまりにも、広いものではありますが。
指先から離れ>>@109 顔周りをくるりくるり 風にて戯れさせます蝶と、同じくらいに 気に入っているものでございます。]
(@112) 2017/06/25(Sun) 00時頃
|
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僕の? せやねぇ。今回、特に、面白そうな子の多いもんで。
ヒトゴロシにも、生き返る権利があるのか。 そう、聞いてきた子とか、 特に、気に入ってますわ。
知ってます?黒い髪の、鋭い目ぇした男の子。
[つながりを好む死神なれば 一度くらいは、見ていそうだと思いますが。
問う声は、常よりも一層 楽し気に弾んでいたことでしょう。]
(@113) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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おお、そりゃあ良かったやん。 どんな名前、もろたん?
[黒と、橙。 二頭の蝶を、指先に誘いつつ 同僚を見上げる黒に、好奇心。>>@111
名前を与えた誰か、が 此方側へと来てくださるのでしょうか。 お仲間が増えることは、この死神にも喜ばしいことで。
まぁ いつぞやの僕のように 誘い掛けに、二つ返事で頷くような人がいるのかは>>@110 はて。]*
(@114) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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……記憶がなくても。 思い出せなくても。
メアリーさんがメアリーさんである事には、 変わりないんじゃないかな…
[カマイタチを避け、 集人とメアリーの会話を聞きながらぽつり。]
(169) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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さっき言った通りですよ。 私は、自分自身を見つけるために生きるんです。
[>>168言い返されたら、イラついて言い返す。>>156 自分が何を言ったかもあやふやになってきた。 怒りは禁物。観客の前で怒る魔術師がいるかって話。 話術で負けたら、それこそ私は魔術師じゃない。
守りのためのクマを、攻撃のために使った。 その一瞬、目の前がガラ空きになる。 そのタイミングで、狙いを澄まして飛んできた波を、避けられなかった。>>166]
(170) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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っ……あ!!
[仮面が、衝撃で弾かれる。 仰け反る上半身。美少女と自称してきた素顔が露になる。 カツーン、と音を立てて転がった仮面には、ヒビが入って割れた。
視界が明るくなったのを感じる。 そして次の瞬間、目に何かが染みた。 ああ、——血、かな。]
ん、ふ。 ふふふ。ふふ。
[口を閉じたまま笑って、目に手をやる。]
(171) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[衝撃波が飛んできた方向。>>166 そちらに、当てずっぽうにコインを放つ。 そして、さっきやったのと同じ要領でクマの弾丸とした。 眼前を守るクマは、これでゼロ。
肩のミンクがカマイタチを巻き起こし、周囲を雑に切り刻む。]
(172) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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>>162
マジックが得意で ちょっと格好つけ屋さんで 方言とか扱うこともできて すっごく前のめりに何かを追いかけているような。
そんな部分って、全部が全部100パーセント そんなキャラ!って決めて作ってるわけでも ないんだったら。
それなら、それがメアリーさんなんじゃ…
[いいかけた所で、青い物体が熊へと変貌する。 慌てて集人の前に立ち、 デッキブラシをまっすぐ持った。]
(173) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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く…クマ!!ぶよぶよになっちゃえ!!!
[タイミングを合わせる余裕は無いので。 近づいてくる熊に向け、 念を込める込める込める込める…
射程距離に入った瞬間、 ぶよぶよの巨大な物体が、ぼよんっと目の前に落ちてきた。]
(174) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[チラリと魔術師を見る 話は何やら「死神とは」になっていて 少しそれに気を取られている模様
『うわ、おとなげな…』
林口の切り返しから、見せる技>>156は 実にわかりやすい直球──とはいえ
『うん、突破口は要るね』
死神とて無限、無尽蔵ではないだろうが 消耗戦になったらどちらが不利か 考えるまでもない
何より投げてくる一球の重さは桁違い まともにやったら、身が保たない
そして、ジリジリと距離を詰めたリツは その為に仮面>>166>>172をひっぺがす]
(175) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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— 失われた記憶 —
[——かつて「なきむしキャサリン」だった少女は、 「おろかものメアリー」の技術に憧れていただけの、ドジで無能な役立たず。
魔術師でさえ、ない。
いくら後天的に身に着けた技術を振りかざしても、 話術で、テクニックで、誰かに勝とうなんて、]
(176) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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ん、ふふふ、あははははは!!!
[口を開けて笑った。久々に。]
鬱陶しいっちゃ。あんだら。 さっさと黙るか、さっさと死ねや。 終いにはごっしゃぐぞ。
1円の価値もないゴミどもめ。 全部残らずぶっちゃげで、なげでやっぺ。
[もう、鬱陶しい。 手っ取り早く皆殺しで、何の問題もなかった。
>>173耳に聞こえた言葉を受け付けずに、拒絶する。]
(177) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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>>170
過去の自分探しってことかい? それなら、それは、無理だ。
[熊に吹っ飛ばされたとしても、 まだ口がきけるうちは言い返す。]
過去には戻れない。 過去を覚えてたとしても、 過去を覚えてなかったとしてもだ。
今やっていることが、現段階ですべて過去になる。 君の君が思う過去は、 思い出したとしても、 君はそれにはなれない。
つまり、君は、 今の君が君でないなら、 死神をやめるべきだ。
(178) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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…… 森へお帰りしろください !!
(179) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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だけど、 俺が知っている限りでは、
今の君が君であるべきことは一つ、知っている。
[リュウセイくんの、メアリを語る声を思い出している。]
(180) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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「減らしたぶん、こちらに来てくださるのかしら」
[ ええ、と、頷いた僕に もう一人、が、酷く驚いていたのを覚えております。
どうして、 死神になったら、終わりは先延ばしになるのよ。 権利を放棄しても良いって、言ってたじゃない。 ねぇ、もう一度、おしまいにしましょう。 ねぇ、せっかく、一緒に終わることが出来たのに。 ねぇ、か――
すべてを取り戻した女へ見向きもせず 僕を呼び掛けた唇を、指先だけで黙らせてしまえば 結局、折れるのは女の方でした。]
(@115) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[ じゃあ、私も
なんて、同じく死神になった女が 僕とは違う区域に行くのを、あんまりにも嫌がって
一騒動も二騒動もありましたのは、 また、別のお話で御座います。 ]*
(@116) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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ブローリンは、ぼよーん熊を抱き止めつつ、なんとか、無事。
2017/06/25(Sun) 00時頃
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[ 男の言う”面白そうな子”>>@113に、 死神は、覚えがなかったものですから。
あら、と死神自身も意外そうに目を丸くして、 首を傾げて答えました。]
わたし、その子は知らないみたい
けれど、かわいいじゃない こんなゲームに参加している時点で、 みんなひとごろしみたいなものだって、 ちゃんと教えて差し上げた?
[ ころころと笑い声を立てながら、 その子かっこよかった? などと、 ついでに無粋なことも尋ねておく。]
(@117) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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あら、本当にすごかったんだから
”黒百合さん”に、”姫百合嬢” それに、”ラヴェンナ”でしょう ── ああ、白雪姫の継母なんですって
流生くんに会ったのね ”黒真珠ちゃん”とも呼ばれたし、
”死神さん”と呼んだ素直なひとも そうそう、こんな小さな背丈の男の子が、 ”未亡人さん”ですって、おかしい!
[ 心底うれしそうに、死神は指折り数えて。
無邪気にはしゃいでみれば、 きっと見目相応の少女らしくあることでしょう。*]
(@118) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[死神の幹部になった際に、貰った権利のひとつ。 強力なノイズの力を、この身に宿すこと。
“酉”のソウルが、今ここに共鳴する。]
(181) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[背中の羽が徐々に大きくなり、 それに重なるようにして、白いふかふかの羽が出現する。 合わせて4枚。黒と白の美しきコントラスト。
私の魔術師衣装を包むように、羽毛のドレスが現れる。 それは分厚く、防御に特化したもの。 私の体の動きに合わせて、多量の羽毛が周囲を舞う。
体の節々に、ノイズと同じタトゥー状の模様が走る。
ケーンを握り締め、ステージの上に舞う。 ——その姿は、ニワトリのノイズ<アウェスカンタス>。]
(182) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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/*
Tips:ノイズ<アウェスカンタス>
ゲームマスター酒衛鳴李がノイズ化した姿。
死神の黒い翼に白い翼が重なり、全身は白い羽毛のドレスが覆う。
「金色の卵」を自在に生み出す特殊能力を持つ。
(#6) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ここは、魔術師の支配するステージ 弾丸クマが丸ごと消えることはなく 足だけ残すということもなく]
前脚だけ、しかも一本とか…だっせ
[バランスを崩したクマの隙を突いて 距離を稼ぐため『跳んで』逃げてく鬼ごっこ]
あーあ、赤頭巾でも来てくれたらなー
[いい盾になるのに、と考えてしまうあたり このメルヘンな状態に、多少は毒されているらしい]
(183) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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―――ひゃぁっ!!
[熊は陽菜を掠め、集人へと飛んでいったが 無事にぼよんと抱きとめられた。
入れ替わりが無さそうなのを確認し、 デッキブラシで頭を狙い、 叩く、叩く、叩く。]
(184) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[——かつて、魔術師一座の子供たちは、こう呼ばれていた。
「金の卵を産む雌鳥」と。
存在価値は、たったそれだけ。]
(185) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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あははっはは!! あははは!!!
マジックショーはここからが始まりですよ! 観客は何も言わなくていい、ただ黙って見ていてください! 上演中はお静かに! 守れない人は……消滅だべ!!
[笑いながら羽を瞬かせて、周囲を羽毛で満たす。 羽毛の中からはどこからともなく、ラグビーボール大の金色の卵が発生していく。
<アウェスカンタス>がケーンを振るえば、 羽毛は一斉に舞い上がり、ステージ全体を満たすだろう。
そして、その状態で指を鳴らしたら—— ある程度の堅さを持った金色の卵が、周囲にランダムに弾け飛ぶだろう。*]
(186) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[>>183「鬼ごっこ」しながら、熊の頭に衝撃波をぶち当てる。 雑に放たれたかまいたちも、逃げるなら当たらない]
ナオ、なんかとんでもないもんが…
[>>182ステージ上でメアリーが変化したそれは さらにメルヒェンを加速させるのだろうけれど]
(187) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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ふぇ…っ? 何……??? メアリーさんの背中に…何か…
[何かよくわからない、ぞくりとするような力が ステージの方角へ集まるのを感じた。
顔を上げると、まさに今…変貌を遂げようとしている姿が。>>181>>182 *]
(188) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[>>178>>180全て、耳に届いていた。
でも、それを素直に受け入れるなんて、できるわけがない。
私は——
私は——?
わたしは、なんだっけ?]
(189) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[19回ほど『跳び』ならがら 7回ほど『帰れ』と『跳ばし』て クマ弾丸をどうにかやっつける
ナイフで傷ついたリツはどうなったか
シュルッと腕の包帯を外して 肩口の流血を凌ぐのに使えるならば そうしたいくらいだったが、
そんな余裕などあるはずもなく]
うわ、めありさんが、めんどりさんになった
[ステージ衣装が変わった──にしては 激変すぎるメタモルフォーゼに思わず口を吐いた]
(190) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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おお、そらぁ意外。
呵々、 教える前に、お話、おしまいになりましてね。 ヒトゴロシの力で、頑張りんさい、って 応援は、したんですが、ね。
[一般的には、それは応援になっていない、などと 考えるはずもなく。]
整っていると思いましたが、氷柱のような目つきでね。 好みは分かれるんとちゃいます? せや、万人受けしそうな男前もおったな。 名前、聞きそびれましたが。
(@119) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[後者の方は、既に誘いをかけているなど、知りもせず。 そらまぁ、嬉しそうに、 貰った名前を数えるのは、なんとも微笑ましいものです。>>@118]
えらい仰山、もろたんやね。 継母言うたら、一目惚れさせるほどの別嬪さんですから 良かったねぇ。ええモンばっかやないの。
[黒百合やらと、意味だけ取れば物騒なものもありますが どれもこれも、綺麗な物でしょう。 未亡人とあらば そのおかしさに、此方も笑ってしまうもの。]
(@120) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[林口とヒナの言葉は>>178>>180 ある意味とても正しくて
でも、その姿>>189も「今」というのなら 正しいが故に、とても残酷だ
彼女が「望む」過去の「自分」が 「人間」であるなら、斧を振り下ろすに等しい]
(191) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[もし、狐がどなたかを連れてきたとして この光景は、おかしな風に映ることでしょうか。
湧き出る黒を、気紛れに潰しながら 語らう声の、平和なこと。]
お仲間、増えると良いねぇ。
[なんて 話の合間に、ぽつり、と。 終幕に向かいつつありましょう 決戦の舞台を一瞥して、笑うのです。]**
(@121) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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>>186 何…だろ… なんかすっごい金色で、大きい卵みたいなのが…
[羽毛の間から、輝く巨大な金色の物体が出てくる。 指を鳴らすと同時に……
弾けた――!! ]
っひゃぁぁぁぁぁ!!!卵爆弾ーーーー!!! 何あれ!!何あれ超超危ない!!!
[身を屈めて殻の直撃を避けたが… 顔を上げてみると、見事に、ぐっさりと 金色の欠片が近くの席のど真ん中に刺さっていた。*]
(192) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
|
冗談だって。 アンタがそう簡単にくたばるとは思わねぇし。
[ 肉体的には脆くとも、それを上回る知恵を この少女の姿をしたコンポーザーには感じている。 ]
……ぁ?
[ 言われたことの意味がわからなくて、 一瞬首をかしげる。 ややあってから、ああ、と得心言ったように頷いて ]
そいつぁ逆だな。 あいつのことは、別に嫌いなんかじゃねぇよ。
(@122) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
|
[ >>@108放った飴玉を受け止める様子を 頬杖ついて眺めながら。 ああ、身長は如何ともしがたいよな。気にすんな。 ]
……んなこたぁ、わかってるさ。 ついでに、あのときみたいに命を贖うことは できねえだろうってことも、な。
[ かつて、死神のゲームに最初に参加したとき。 目の前の幼女と取引したことを思い出す。 ]
(@123) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
[ 七日目まで生き残った。 だがたくさんの命を奪いその屍の上に立ってなお、 生き返りの権利を勝ち取ることは、できなかった。
提示された選択肢は死神になるか、それとも死か。 求めていた権利は得られず、 そのまま俺と共に消えようとするあいつに構わず。 俺は、目の前の幼女に跪いて、願った。 ]
(@124) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
|
『向こうに跳ばし返せないか?』
[もちろん、金の卵の話だ。 飛んでくるそれに衝撃波を緩く当てると、 それは丁度、ステージ上の大きな雌鶏へと向かって飛んでいく 硬度があるなら、少しの衝撃では、割れないだろう]
(193) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
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――…俺の“一番大切なもの”をやる。 だから、こいつだけはどうか生き返らせてほしい。
(@125) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ 結論から言えば、彼女は此方の願いを叶えてくれた。
当時の俺にとって一番大切だと思っていたもの、 ――パートナーであるあいつの “戸隠流生に関する全ての記憶”と引き換えに あいつは、もう一度生き返る権利を得た。
あとはそのまま消えるつもりだった自分が、 死神になったことは正直想定外だったが。 人生ダメ元で言ってみるもんだ、とは当時思ったこと。 ]
(@126) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
|
|
>>186>>189
[メアリの口上に口をつぐむ。 それは、黙っていろ、という命令に従ったというよりは、
その変化に驚いていたからだ。]
(194) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ とはいえ、今回の件はそれとはまた異なるもので。 あのときと同じとはいかないだろう。 ]
…今回のゲームは、なんか例外が多過ぎじゃねぇか? 正直、すげぇ調子狂いまくったんだが。
[ それは、たとえば禁断ノイズのことであったり、 “共食い”が殆ど起こらなかった状況であったり。 やたら人の良い参加者たちと出会ったことだったり。 それと同じように、今回の件についても“ 特例”扱いにならないか、と遠回しに口にして。
それから。 ]
……なんか、な。 初めて死んでほしくない連中っつーのに、出会ったんだよ。
[ “未来”なんて、そんなものに希望を持たせてくれる、 そしてどうしようもないお人好しだったあいつを 思い出させるような、そんな二人組。 ]
(@127) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[が、金の卵爆弾はそんな思考を弾けさす 無差別爆弾が金の卵とか 座席の命は風前の灯火、そして自分たちもだ]
もう、ひよこに孵ってくんないかな…
[しかし、そんな能力は自分含めて この場の誰が持っているのだろう
強いていうなら、元魔術師である当人か しかし、それはそれでなったらどうなるのか
──考えるのはやめた]
(195) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[>>193こちらに跳ね返ってくる金の卵。 それが体にぶつかり、破片がドレスを裂く。 強靭な刃は、そのまま跳ね返されたなら非常に痛い。]
あっははははは!! 死ね死ね死ね死ね!!!
[だが、痛みを感じながらも、狂ったように笑い、 血が流れるのも気にせず、金の卵を射出し続ける。
辺りが破片まみれになれば、少し呼吸を置いて、 それを回収しようと、指を鳴らすだろう。 全ての破片を、私の手元に引き寄せるために。
もしも破片に何かがくっついてたとしても、視野の狭まった今の私には、気付けない。*]
(196) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ 目の前の幼女に手を伸ばすと、 わしゃわしゃと髪を掻き乱すように撫でて ]
……正直、俺の中でまだ納得できる結論は 出てねえんだが。 いざとなったときの身の振り方だけは、 考えておくことにするさ。
[ どうすればいいのか、何が最善なのか。 その結論は未だ浮かばない。 ただ、それでもあのとき鳴李に語ったこと>>6:@84 最後の電話で話した言葉>>@75 どれだけ責められようとも、詰られようとも。 それだけはせめて、守るつもりでいる。 ]
(@128) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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>>196 これは、やばい。
[さすがに、破片飛び散る中、 既にナイフでダメージがある身体。 機敏には動けない。
ただ、幸いなのは、柔らか熊さんがまだ近くにあったことだ。 熊を盾にがんばるが、 それでも、こういう時の大柄は、残念この上なく、
実質、金の卵の殻は、かなりの傷を作ってくれた。]
――……って、 そっか。 これも回収……なら
[そして、その殻の一つに、 竜胆から託されたという刀。 もう考える頭もほぼなく、固定化した。]
(197) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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あーもう、目の前で!爆発とかやだー!!
[>>196 射出される卵。 よくわからないけど、殻が怖い金色の爆弾っぽいもの。 そう、理解した。
近くに落ちれば駆け寄り、柔らかくして。
>>193 律が、ステージに投げ返している様子を真似し、 ぱこんっぱこんと側面をデッキブラシで打ち返したり。
或いはべちゃりとした柔らかい物体のまま、爆発した。]
(198) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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どれだけ強くても、一人で戦うことができても。>>86 ――…一人ぼっちの世界なんてのは、きっと暗くて寂しいからさ。*
(@129) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[メアリーが変化したことに、驚かなかった訳ではない。 けれど、そのほうが都合がよかった。
人の形をしていないほうが、ずっと戦いやすいから。 冷静で居られるから。
けれど、近寄る隙が無い。衝撃波で卵の向きを変えるくらいで]
(199) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[リツが衝撃波で卵を弾く そして、提案してきた>>193内容に
『跳ばし返す…ちょっとイメージしにくい』
と、見れば>>196自ら破片を引き寄せている それが枯渇するか、何らか変質させる方が良さげ
『あ、卵じゃなくて…本体なら…少しは…』
或いはそれなら、ノイズには利く能力だったから 試してみるなら、それだろう]
(200) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
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…… 鶏小屋へ、帰ってくんね?
(201) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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|
[ ── いくつ祈りを捧げられれば、 わたしはわたしとなるのでしょうか。]
(@130) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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|
[ ひとは、おともだちは、 さまざまな名でわたしを呼びました。
わたしが、それを望みました。 わたしのためだけに捧げられた祈りを欲して。
振る舞いや見目から名付ける者がおりました。 文学や映画作品になぞらえる者がおりました。 この世に置いてきた家族に重ねる者がおりました。
そこにある意味や思いを知ることは、 わたしのこころを満たしていくようでした。
わたしは、望まれたように振る舞いますし、 お望みならば、お隣にいて、 家族ごっこでも、恋人ごっこでもしてさしあげる。]
(@131) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ お好きに呼んでくだされば、 理想の女の子でいてさしあげる。
名を問われてそう答えたのは、 死神に成って間もないころのことで、
わたしをはじめてオーレリアと呼んだのは、 「名がないと不便だ」と名を尋ねた、 当時のコンポーザー様でありました。
「ネルヴァルね!」とわたしは叫びましたが、 隣のあなたはぴんとこなかったのでしょう。
意味ありげに笑っていたコンポーザー様。 幼い少女とは程遠いおじさまでしたが、 やっぱり食えないひとでした。]
(@132) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ 理想の女というフレーズが、 その名を彷彿とさせたのだと思っていましたが、 或いは、あなたが”私”だったのでしょうか。
あなたの中で、わたしはとうに死んでいたのでしょうか。]
(@133) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ わたし、尋ねたことがあります。
幼い少女ではなかったコンポーザー様。
ねえ、どうしてわたしたちを拾ったの? ふたつ目の選択肢さえ与えず、 消してしまうこともできたじゃない。
問いに、そのひとは言いました。
「そのほうが、おもしろそうだったからなあ」 コンポーザーなんて、いつの世もそんなものです。
なにがおもしろそうに見えたのかしら。 わたしたちの行く末を予測でもしたのでしょうか。
なにがおもしろそうだったの? って、 それを聞けばよかったのでしょうか。]
(@134) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ かえって困ってしまうほどに、 わたしは今に幸せを感じているのです。
死神と成って、さまざまな経験をしました。 おいしいものを食べて、たくさん遊んで。 若者に流行りのお洋服も、 きっと生前には着なかったものです。
おともだちがたくさんできたのです。 わたし、みんなのことがとても好きだわ。 あなたがいないのは寂しいけれど、 思ったとおり、わたし、幸せを取り戻してしまった。
ねえ、もしかすると、 わたしなんて、もうどこにもいないのかしら。
だとしても、わたし、 死神と成って生きることを、やめられそうにありません。]
(@135) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[左手に羽毛を一握り。 それと卵の殻を入れ替え、回収するつもりで。 鋭利な刃物として使えるそれを、再利用して飛ばすため。
“もの”が溢れていれば、私の能力は自由自在。 体から舞い散る羽毛も全て、私のためのフィールドを作ってくれる。
左手に次々と集まって行く卵の殻。 ——不意に、鋭い痛みを感じた。
>>199こちらに跳ね返され続ける卵で、既にドレスはボロボロだったが、 今の痛みはそれと全く違う痛み。]
……っ!!?
[左手に目をやれば、剥き身の刀が。>>197 手のひらから手の甲を綺麗に貫いて、そこにあった。]
(202) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
……あぁっ、ぐ……!!
[左手に力が入らない。 ぼとり、ぼとり、血が落ちる。
だらりと落とした左手に頼るのはやめて、 ケーンを持つ右手を振るおうと。
その次の瞬間だった。>>201]
(203) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ ああ、なんてすばらしきこのせかい! ]
(@136) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[それに効果があったのなら 彼女に何を齎すのか、予想がつかない
しかし、ノイズであるならば なにがしかの部位を損失出来る目があって それによっては、ダメージにもなり得る
自分の『飛ばす』はそういう性質なのだから*]
(204) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[ だからね、今もそう。 クールタイプなのね! とか、 今回はすてきなひとが多くて嬉しい、とか、 そんな他愛もない言葉を返して>>@119>>@120、 死神は、無邪気に笑って、喪服の裾を揺らして、]
── ええ、だって、こんなに楽しいんだもの!
生き返れないからなんて理由で、 このせかいから去るなんて、もったいないわ
死神になったって、 このせかいはすばらしいところってこと、 ぜひ知っていただきたいの
[ 過去も今も、きっと世界を愛し愛された女は、 朗らかな笑顔を浮かべたまんま、 今日もサイガワラで土くれを、紡ぐ。**]
(@137) 2017/06/25(Sun) 01時頃
|
|
[人間の姿をやめて、ノイズ化したことによる弊害。
今の私は、人間でも、死神でもない、ただのノイズ。 ——それゆえに。
ノイズにしか通用しない能力でも、通用する。]
(205) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
|
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あああああぁぁああぁああああぁぁぁ!!!!
[冷静な頭なら避けられる自信があった。 >>200彼の能力の危険性は、これまでに目にしていたんだもの。
体のどこが持っていかれた? 凄まじい痛みがそれを教えている。
ケーンが落ちる音がした。 右腕から下の感覚が消え失せた。
ノイズが流すのは、血の他に、黒い雑音の残滓。]
(206) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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ああぁぁぁ……AAAA……
AAAAHHHHHHHHHHHHHH!!!!
[悲鳴のような絶叫がホールに木霊する。 それは、朝を告げるニワトリのコケコッコーとは似つかない、魂の叫び。
叫びは強大な衝撃波となりて、 聞いた者の鼓膜を、能を、破壊しようと広がる。
——しかし、同じ“衝撃波”であるなら、相殺も容易いだろう。]
(207) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[すぐに喉は枯れ、衝撃波が止み、 碌に動かない左手と、消失した右腕で、何もできることはなく。
ただ闇雲に、視界の中に入った少女へ。>>198 無様にも体当たりを食らわせようと、全身で突っ込んで行く。
——ノイズ化した体へのサイキック効果は、例に漏れず。 仮に“ぶよぶよ”にさせられたとしたら、 無論、その通りに。*]
(208) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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――熊さん!大丈夫!?
[卵を追いすぎて、集人と位置が離れてしまっていた。 腕以外にも、赤の色が増えていることに気づき 急いで集人の傍まで戻る。
視界の隅で、卵の殻にくっついた刀が 吸い寄せられるのが見えた。>>197>>202]
(209) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[気づけば、自分もリツもボロボロで 離れたところにいるヒナや林口もそうだろう
『リツ…今だよ、めありさんに』
しかし、それ以上に魔術師は──
リツへ手を伸ばす 彼が望むなら、射程圏内まで『跳んで』 彼女へ衝撃波を喰らわすサポートをするために**]
(210) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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…この卵、早くなんとかしないと… 殻もパワーアップアイテムになっちゃう。
[熊のぶよぶよ化が解除されないよう、気をつけて。 集人からは3m以内の距離に抑えて。 地面に落ちたほかの卵の殻をぶよぶよにしようと…
通路まで駆け出した。]
(211) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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―――!!!
[>>207 半ばノイズと化した少女が、とてつもない咆哮を放つ。 思わず耳を抑えてしゃがみ、再び目を開けると。
>>208 ノイズに変貌したメアリーの体が、こちらに向かって突っ込んできた。 高速。避けられない。]
え?え???………
(212) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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柔らかく…なっちゃえ!!!!!
(213) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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そう、ならいいけど。 ……いや?良くないか。
[嫌いであるなら、死地へ赴かせることは良くない。 普通の感覚であればそうだけど、さて今回は。
次の言葉には思わずほくそ笑むのだが。>>@123]
命を贖うんじゃない。 命で贖うのさ、今回は。
[もう既に決めたことはあると、口にする。 それが誰を指すことかは、言う必要はないだろうけど。]
(@138) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[例外が多いということにしてはそうだが。>>@127 実は管理者的に面倒くさいのはここからだ。 ……まぁそれは置いておこう。]
ああ、色々あったね。 まぁ、次も近そうだから、油断はできないけど。
[その程度なら自分だけでどうにかなるし。 後始末のことまでは押し付けるつもりはなかったが。]
(@139) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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……ふ、ははっ。 珍しいね。大丈夫?この先。
[人殺しがなりわいの自分たちが、そんなことを覚えてしまったら容易にいかないのは明らかだが。 身の振り方は考える、というのがどういうことかはともかく。>>@128]
なに、死なんさ。死んでもらっては困る。
散らかした玩具を掃除するくらいは、やってもらわねば。
[そんなことを言うのは、ただの打算。 一つの目的があるから、そう。*]
(@140) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[自分のノイズは、人や死神には効かない。 当然、「死神であるメアリー」には効かないと知っていた。
ただ、目の前に見えたのが鶏の姿だったので。 回避する余裕や思考は浮かばなかったので。
柔らかく 柔らかく 柔らかく 柔らかく
心の中でひたすら唱えて。 飛んでくる身体と……ぶつかった。
そしてぶよぶよの羽を掴んだまま、背後へと数回転がった。*]
(214) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[>>207ステージ上で放たれる衝撃波を、 広範囲で相殺する。それはかなりの力を要するだろう。
けど、迷っている暇なんてなかった。 シールドを張る様なイメージで、座席の方全体をカバーする。
結果、力のほとんどを使い果たし、 崩れ落ちてしまいそうだったけれど]
『わかった』
[射程圏内へとナオに『跳んで』もらい、 >>213突進してくるメアリーへと、衝撃波を、撃った。]
(215) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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― ある幼女の光景 ―
少し頭を撫でられた時。 今は特に何も感じなかったが。 たまに大人に撫でられることは、嫌いではなかった。
最初は何もできなかった。 何も出来ずに、公演で死にかけた。 だけど生き残った。その時に、覚えた。
「死に方」と「生き方」を。
(@141) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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少しずつ学んでいった。 子どもの中でも頭角を現せば、稼ぎ頭になった。 大きく成長していけば、やがて大人を出し抜いた。
元締めを殺害し、乗っ取り。 そうコンポーザーの時のように。 その地位を手に入れた、女がいた。
名前はなくて、こう呼ばれていた。 「がらくたゾーイ」
それは、誰かが知る話より。 ずっとずっと、前のお話。*
(@142) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[>>213彼女へと距離を詰めたその時、 全身の感覚がぬるりと変化するような違和を覚える。
駆け出していた足がもつれて、転び、 彼女へとそのままダイブするように飛び込む。 全身が柔らかくなった<アウェスカンタス>に、殺傷能力はない。 >>214彼女を弾き飛ばすくらいはしただろうが。
彼女との距離が開き、能力が解除されたか。 体勢を立て直そうにも、左手も右手も使えない。 情けなく藻掻くノイズは、もはや魔術師でもなんでもない。
近くに気配が現れたのを感じた。>>210>>215 そちらを向こうとして、そして、]
(216) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[衝撃波が、ノイズと化した全身に、致命的なヒビを入れた。]
(217) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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―――え…今…… どう、なったの……
[羽を掴んだ手は離れ、メアリーの身体はそのまま 射程範囲外…3mを越える向こうへと離れていった。
劇場の床に背をつけたまま、 衝撃波が放たれる様子を見ていた。>>215>>217**]
(218) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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——!! ……!
……
[声にならない悲鳴。 それと同時に、ステージの片隅に吹き飛ばされ、倒れ伏す。 全身のヒビから、黒い残滓が漏れ出ていた。
口をぱくぱくさせながら、不幸なことに頭が冴えてくる。
……負けた? 私が? 死ぬ? ここで?
そんな、まさか、嘘、
私は、まだ自分自身を取り戻していない、のに——]
(219) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[人間でもなければ、死神でもなくて、 魔術師でもなければ、美少女でもない。 今の私は、ノイズの姿——
ああ、なんだ、……ただの化け物じゃないか。]
(220) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[手段は選ばなかった。 それでも負けて、滅ぼされていく。
悔しいけど。 ……化け物には、お似合いの結末かもしれない。
こうなる前に、聞けば良かった。 さっきの言葉を、拒絶せずに。
>>178>>180過去は取り戻せないと主張し、 そして、私が私であるべきことを知っているという、彼に。
ヒビの入った体を、壁に押し付けながら起こして、 そして、生き残った勝利者の4人へ、枯れた声で問う。]
(221) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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……わ たし は、だあれ、……だった、の かな……?
[堪え切れずに、瞳から落ちた雫が、 額から流れる血に混じって、薄めていく。
そして、その答えを聞けたかどうかは分からないけど、 そのまま、ずるりと崩れて、体が黒い残滓になって、欠けて消えていく。]
(222) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[私に勝った4人の挑戦者へ、素直におめでとうは言えないけれど。
愉快な悪夢から醒める時は、とうとうやってきたのだ。
夢から目覚めるには、ニワトリの一鳴きがお約束。 いいや、一泣きか。
素晴らしい朝が、すぐにやってくるだろうから。]
(223) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[こんな時、最期に思い返すのは。 結局、守れそうになくなった死神たちとの数々の約束。
打ち上げ、参加できなくなっちゃったなあ。 もふくちゃんとの女子会も、無くなっちゃうなあ。 戸隠くんとのデートも、できなくなっちゃったなあ……。
あれ、おかしいな、
過去を求めなくても、……満たされてた、はずだったんだよなあ……。]
(224) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[私を一人にしない、って言ってた戸隠くん。
ああ、それも、違うんだ。 今になってようやく分かる。
私のほうこそ、……本当は、彼に、いてほしかった。 それを伝えれば良かったって、ようやく気付いたんだ。
……ごめん……ね……。]
(225) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[“魔術師”は滅して、後に残るのは、絵柄がぐちゃりと潰れたジョーカーのカードのみ。]
(226) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[黒い残滓は、ステージの照明を受けて輝き、そして完全に消滅した。
それと同時に、参加者の手のひらのタイマーは消失する。
最後のミッションが、達成された。
生き残った参加者たちと、脱落しても諦めずに戦っていた敗者たちは、
間もなく、白い審判の部屋へと導かれる——]
(#7) 2017/06/25(Sun) 02時頃
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[――見ていた。唯、見ていた。
アプリを閉じる。ゲームは終了した。 ソシャカスはソシャカスだから。特別何も思わない。 漸く気にせずソシャゲ出来るなとか。 そんな程度しか、きっと、思わない。
最後の言葉。最期の涙。 死神は答えない。
その代わり、世界に問おう。 私欲にまみれたこの世界へ。 君達に問おう]
(@143) 2017/06/25(Sun) 05時頃
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[この世界は、(ゲームよりも)素晴らしい?**]
(@144) 2017/06/25(Sun) 05時頃
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