人狼議事


14 学校であった怖い話 1夜目

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視点:


パティ2人が投票した。
ホリー3人が投票した。

ホリーは村人の手により処刑された。


パティ! 今日がお前の命日だ!


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パティが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、メアリー、テッド、ラルフの3名


天のお告げ (村建て人)

          キ――――ン

             コ――――ン

                カ――――ン

                   コ――――ン

(#0) 2010/07/26(Mon) 03時頃


っ………!!

[仲間の最後の言葉に、咄嗟に答えを返せなくて。
ただ、床に飛んだ赤い痕だけが目に焼き付いた]


天のお告げ (村建て人)

響くチャイムの音は今回は異様に早い音を奏でていた。
何度も何度も繰り返し同じ音を繰り返す。

「なかなかのショーだったわね、コロシアイ見てて楽しいわ。
 私もああやって友達を殺したのよねぇ、何回もめった刺しにして。

 その子ももちろん私たちの一部になってるけど。

 あ、そうそう、見てた子もいると思うけどオスカー君は死にました」

まるで明日の天気でも語るかのように気楽な声で告げる、聞いていてもとても愉快な内容ではないのに終始セシルの声は嬉しそうに弾んでいた。

(#1) 2010/07/26(Mon) 03時頃


天のお告げ (村建て人)

「狐狗狸はただのバカ狐だから自分から鬼だって明かしたけど
 他の子はそんな間抜けな事絶対にしないから。

 だから大事な霊能者も守れない無能なアンタ達に鬼の残数、
 教える義理はないわよね。

 ほんっと、無能。
 ただビビってるだけのお兄ちゃんに、色恋に目のくらんでるバカ、
 それに頭のゆるーいお嬢ちゃん。

 さて、この中の何人が鬼で誰が人間なのでしょうか。
 精々ない頭振り絞って頑張って見る事ね。
 もう一人の霊能者さんもすぐにこっちの仲間入り。

 色恋に目のくらんだ坊やは残念ねぇ?
 大好きな先輩と一緒に帰れなくて、アハハハ。」

またもゴポゴポと水音交じりに哄笑を響かせる。
セシルの声はそこにいる貴方の耳元から聞こえているようだ。
けれど辺りを見回してもセシルを見つける事は決してできない。

(#2) 2010/07/26(Mon) 03時頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[彼女が息絶えるその瞬間を、「ラルフ」は見なかった。
床の一点を見つめていた瞳には力はなく、ただ暗闇を写すのみ。
ただ部屋の隅で震えながら小さくなって、情けない姿を晒していただけだ。

しかし、「区切り」を知らせるチャイムが鳴った刹那――
その瞳には、怪しく光が点った]

もう、区切りが――

[その言葉を合図に、教官室の床に落ちる影という影全てが、実体となってパティの首を目掛け勢いよく伸びた。
ひも状になった無数の"影"はパティの首を締めつけ、床に引き倒す]

(0) 2010/07/26(Mon) 03時半頃

天のお告げ (村建て人)

「ホリーって子とパティって子は仲が最高に悪くて良かったわ。
 皆で仲良しこよしされちゃったらそれこそ面倒だったもの。
 疑い合って勝手に自滅し合って、最高のショーだわ。
 私の時はもう少しスマートに殺したけどねぇ。
 どいつもこいつも自分の考え垂れ流して……
 どうして怪しいって思ってる子に対して友好的に接して
 後ろから首掻っ切るぐらいの事できないのかしら、ほんと不思議。

 ま、それはともかくとして、残ってる三人も必死こいて殺し合いしてくれなきゃ
 アタシがつまらないから、そうねぇ……
 色恋坊やがやる気出せるようにするには簡単だけど。
 ビビリのお兄ちゃんはもっと妹を嬲ればいいのかしら?
 頭の緩いお嬢ちゃんはどうしてほしい?
 今日はゲームの最終回、貴方達の望み叶えてあげるわ。
 もちろん、私が納得できるお願いだけね。
 クック……アハハ、アハハハハハハ!」

耳元で大きな嗤い声が響く、セシルの口ぶりから今日の犠牲者がパティである事は簡単に判断ができただろう。
そのつんざくような嗤い声だけを残してフ、とセシルの気配は消えてしまうのだった。

(#3) 2010/07/26(Mon) 03時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[パティの体が床に叩きつけられる音が響き、
いかにも今それに気づいた、という風に「ラルフ」は驚きの声をあげた]

う、ぁあっ……!

[影に捕らえられた彼女は、最後に何かを言おうとしたかもしれない。
しかし、それが声として現れることはなかっただろう。

床に横たわる、二つの体。
それが闇に飲み込まれるのは、自分以外の"目撃者"が部屋にやってきてからのこと**]

(1) 2010/07/26(Mon) 03時半頃

…っ、あひゃ、あひゃひゃひゃひゃっ!!
良いザマだなぁ、小娘…!
ああ、やっぱり良い。ニンゲンの最期の表情ってのは、最ッ高だ…!!

[久しぶりの「殺し」の快感に、影は悶えるようにパティの喉を這う。
するすると体の元に帰る最中も、その興奮は冷めぬようで]

あひゃっ、あひゃひゃひゃひゃっ!!あひゃひゃッ!!


[その笑い声に答える者は、もう居ない。
最初はにぎやかだった"影"の声もいまや空しく響くだけだ]

あひゃ、ひゃっ……は、最高、だ…。…最高だよ。
最高に寂しくて―――最高に、ゾクゾクするっ……!

["血が滾る"とは、確かこういう時に使う言葉だったなと。
どこか冷めた頭でそう考えながら、影は笑い続けた**]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 10時半頃


【人】 若者 テッド

[メアリーの答えは何だっただろうか。
室内で大きな音が聞こえる。
しばらくは中を見ようとはしなかった。
それが変わったのは、チャイムが鳴った後――]

パティ先輩?

[耳障りな音と声。聞いて、思わず声を落とす。
内容がじわりと脳に入り込んできて、瞬間、教官室の中に走りこんだ。
見えたものは、闇に押さえ込まれるパティの姿。
横たわるホリーの姿。
メアリーもすぐに見ただろうか。
今は部屋の隅にいるラルフのことに、目をやることはなかった。横たわる姿に慌ててかけより、手を伸ばそうとして。]

(2) 2010/07/26(Mon) 11時頃

【人】 若者 テッド


[首を、体を。押さえつける影が、闇が。
招き入れるように、食らうように、その体を覆い隠したのを、見た。]
 

(3) 2010/07/26(Mon) 11時頃

【人】 若者 テッド

[指先ひとつ触ることはなく、闇へと消えた姿に思わず立ち尽くす。
懐中電灯は床に落ちて、その場所を照らしていたけれど、何か変化があるようには思えなかった。しかしそれを口に出すことはないし、出せるような状態でもない。
やがて、小さく口が動いた。]

勝ったら、犠牲者全員戻すってのは。

[先ほどのセシルの放送。望みを叶えるという言葉に、応ずる言葉。そもそも残った二人のどちらがこれを起こしたのか、わからなかったけれど。
答えを求めたわけでもなく、望みを口にしただけで。
それから、懐中電灯を拾い上げて、室内を余すところなく照らしてゆく。何かあるか、いるか。そういうものを見ようとして。]

(4) 2010/07/26(Mon) 11時頃

【人】 若者 テッド

[最後に兄と妹の姿を見て、テッドは笑いも泣きもせずに、尋ねる。]

どっちが鬼っすか?
早く終わらせましょうよ。帰らないと。

――こんな状況だってのに、やっぱどっか、嘘みたいなんですよね。
目の前でいなくなったのも、仕掛けあるんだろうとか思っちまう。

[殺してみたら、現実感が沸くのかな。と、途方にくれたような声が落ちた**]

(5) 2010/07/26(Mon) 11時頃

天のお告げ (村建て人)

ふ、と辺りの空気が再び張り詰める。

「犠牲者全員の死体でも現実に送ればいいのかしら?
 それとも死人を生き返らせて欲しいの?
 残念だけどそれは無理ね、死んだ人が生き返る事は決してないわ。
 そんな都合のいいことが許されるなら私が自分で命を絶つ訳ないでしょ。
 魂を捕えて居るのは私という個ではないもの。
 言ったでしょう、私はあくまで水先案内人だって。

 坊やはまだ先輩の死が受け入れられないのかしら?
 ――なら、いいものを貸してアゲル。
 坊やにもやる気を出してもらわないとね?」

そう言葉が聞こえたかと思うとテッドの足元にパティの青白い手首が落ちてくる。
本物の肉、先程までテッドの手と絡んでいた指。

「ビビりのお兄ちゃんと頭の緩いお嬢ちゃんもお願い言ってみなさい?
 こうして死体を届けるくらいならしてあげるから」

つまらなさそうな声でそれだけ告げると張り詰めた空気は再び霧消する。

(#4) 2010/07/26(Mon) 11時半頃


【人】 若者 テッド

[セシルの声が、空気に乗る。さらに暗くなったかのような錯覚を受けつつも、スピーカーのほうを眺める。]

無理だとは、思ってたけどさ。

[受け入れられない、のだろうかと。少し自分で考える間。
と、床に当たる音。こつんと、骨がぶつかるようであった。
ゆるりと下へ視線を向ける。そうして、再び身を折り曲げて、拾い上げた。
触れてみれば、皮膚の少し張った感触。関節の骨。爪の硬さ。重み。断ち切られた場所は触れたとて、赤くなることはなかった。もう冷たく、硬い。
片手に乗せて、もう片手で指の形をなぞり。それから、どうしようかと悩む顔になった。]

弔うし、終わるときには全員、死体がないと困ると思うけど。
でも今は良いか。

[爪をただ眺めて、そう呟いて。]

やる気っつーかさ。最悪、二人殺せばいいわけっしょ。俺には判断つかないし。

(6) 2010/07/26(Mon) 11時半頃

【人】 若者 テッド

[手首とはいえ、ある程度の重さも、大きさもある。
先ほどとってきた消火器を目で探して、そちらへ近づいた。
兄妹の様子はどうだっただろうか。どちらにせよ、あまり注意を払うことはない。

教官室の端、壁のそば。
一度、少し曲がった指先を見て、人差し指の爪にそっとキスをした。
それから、手首を置いて。
二人のどちらが鬼なのだろうかと、そこから眺めた**]

(7) 2010/07/26(Mon) 11時半頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 20時頃


【人】 華道部 メアリー

[自分の身を気遣うようなテッドの言葉に、狼狽したように俯いた。
無事で良かった、なんて、言って貰う資格は自分にはないような気がしたから。
けれどノックスやこっくりさんの名前が出れば、頬は真っ赤に染まって。でも、そんな筈は無いと思いなおせば、困ったように眉は下がった]


どうして、パティ先輩のこと、人だと思うんですか?


わたしは、パティ先輩のこと、……。しんじたい。
しんじたいけど、―――…こわい。

[ホリーと言い争う姿を思い出してか、小さく身を震わせた。
でも今思えば、それは彼女を鬼だと疑う理由にはならなかった。
だって、私は怖かった。幽霊よりも、何よりも、「人間」が、怖かったから]

(8) 2010/07/26(Mon) 21時頃

【人】 華道部 メアリー

[此方を見据える青年の顔>>4:86を、少女は真っ直ぐに見つめ返した]

わたしは、ひと。………にんげんです。

[そこには迷いの色は無い]


――――……ッ!

[ホリーが鬼なのでは、という言葉に息をのむ]


も、もし、ホリーさん、が、ほんとうに鬼なら、……。

[鋏を手にしたまま、テッドに詰め寄る。焦りと戸惑いの、入り混じったような表情で]

危ないとおもわないの!?
心配じゃないの…!?

[言い募る]

(9) 2010/07/26(Mon) 21時頃

【人】 華道部 メアリー

いかないと……。
いかないとッ……!


そのために、そのためにわたしは―――――!!!

[教官室へ向かおうとするけれど、きっとテッドに止められた。不審にすら思われたかもしれない]

[歪なチャイムの音が響く]
[あぁ、…間に合わなかった]

[教官室へ駆け入るテッドの後に続けば、少女の瞳に映ったのは]


―――――――〜〜〜〜…っ。

[闇に引きずり込まれる二つの身体]

(10) 2010/07/26(Mon) 21時頃

【人】 華道部 メアリー

[セシルの狂笑が耳元に響く。遠く、近くに―――]


…………、おにいちゃん。

[少女はゆっくりとラルフの元へと近づいて行く。「彼」はまだ、教室の隅で震えていたのか。それとも]


だいじょうぶ、こわくないよ。
なにも、こわくない。

[長い髪を背に垂らして、片手に花切り鋏を握った少女は、泣き出しそうな顔で微笑んだ]

わたしは、「あなた」のみかただから。

[空いた方の腕を差しだす]


こわくない。

(11) 2010/07/26(Mon) 21時半頃

【人】 若者 テッド

―回想―

[顔を染める様子には、がんばれノックスと心の中でエールを送った。
問いには、少し悩む顔。教官室の扉を見やって、少し笑った。]

パティ先輩、素直だしなぁ。
鬼だったら皆の前でわざわざ霊が見えるなんていわないだろうってのもある。
まぁ、そういう意味でオスカーも俺は信用してたけど。

……なんていうけど、あれだよな。
自分のこと、好きっつってくれてる相手くらい、信じたいじゃん。

[少し照れくさそうな言葉になった。
怖い、というのには。少し苦笑して。]

まぁ、……怖かったな。否定はしない。

(12) 2010/07/26(Mon) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[問うた答えは、ただじっと聞く。
何を思ったかは言わなかったが、少し表情が和らいだ。]

――わかった。

[しかし、心配でないのかと。詰られて少し慌てる。]

いや、心配だけど。
だからといって過保護に守るってのも違うだろ…?

[困ったような口調だった。
メアリーが向かおうとするのには、慌てて止める。彼女が危険な目に合うようなことは、多分誰も望まないから。
――彼女が人ならという前提もあるけれど。
妙に行きたがる様子に、わずか眉を寄せたけれど、問いかけの前に――>>6**]

(13) 2010/07/26(Mon) 21時半頃

【人】 華道部 メアリー

……………………。

[どちらが鬼か、との問い>>5に、少女は無言を返すだけ。
パティの手首を拾い上げるテッドの様子を、何処か遠目に見つめていて。その目はやがて、哀しげに伏せられた]

『最悪、二人殺せばいいわけっしょ』

[彼の声が耳に届くも、やはり返す言葉は無く。ただ、鋏を握る指先に、僅かに力が籠るだけ]

(14) 2010/07/26(Mon) 21時半頃

【人】 華道部 メアリー

おねがい、きいてくれるなら。

[少女はすうと息を吸い込んでから、真っ暗闇の天井を仰いだ]


教えてください。
あなたたちは、どうしてこんなことを、しているのですか?

[それは、セシルへとかけられた言葉]

(15) 2010/07/26(Mon) 21時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 21時半頃


【人】 華道部 メアリー

ただ、殺したいだけなら、「げーむ」をする必要はないです。
でもあなたたちは、「げーむ」に関して、うそをついていない。

[何処かふわふわとした口調で、少女は続ける]

…げーむだけして、勝敗に関係なく、全員殺されるかのうせいもかんがえました。

だけど、セシルさん。
あなたは、自分自身が一度いきのこったと、明言している。


ここにきたじてんで、わたしたちは、死んだようなものです。
なぜ、いきかえるチャンスが、あたえられるのか。


……………………。

[やがて、考え込むような、間]

(16) 2010/07/26(Mon) 22時頃

天のお告げ (村建て人)

ふ、と空気が再び張り詰めてセシルの雰囲気のようなものを醸し出す。

「ふぅん、そんな質問に答えるだけでいいの。
 答えはこれはアナタ達への罰だから。 
 七不思議の一つ目は『百物語を禁止する』ってものなのは張り紙で見たわね?
 なぜ禁止されているのかまで誰も考えなかったみたいだけど。

 もちろん私もそうだったから禁じられた行為に及んだわ、その結果がコレ。
 元々この学校のある場所が霊的にかなり危険な場所なのに、
 わざわざ寝ている獅子を起こすような真似をするから
 こういう事になるの。

 私たちを刺激しなければよっぽどの事がなければ迷い込む事はないわ。
 けれどアナタ達はわざわざこの世界への扉を開いた。
 禁断の果実を手にしたアダムとイヴは楽園を追い出されるという罰を受ける
 それと一緒、ゲーム形式にしてるのは単純に私たちの趣味だけど。
 そんなところね、趣味と実益を兼ねたお仕置きみたいなものよ。
 本来なら入ってきた時点でいきなり皆殺し、でもいいんだけど。
 それじゃあ永遠にここに捕われてる私たちが楽しくないんだもの。
 趣味でやる狩りみたいなものよ、ご理解できて?」

(#5) 2010/07/26(Mon) 22時頃


【人】 華道部 メアリー

もしも。 もしも、全員「おに」を捕まえることが出来たなら。

約束、してください。



もうこんなこと、しないで。

(17) 2010/07/26(Mon) 22時頃

天のお告げ (村建て人)

「ああ、それと坊や、君は二人殺せると勘違いしてるみたいだけど。
 君、殺す選択間違ったらその時点で死ぬわよ。
 誰かを殺す瞬間、あるいは誰かへの疑いが頂点に達した時、
 それが『区切りの刻』。
 私たちが力を発揮する刻でもあるわ、つまり間違ったらその時は私たちが容赦なく殺す。

 君としては永遠に好きな先輩と居られる『死』の方がお好みかしら?
 ここは輪廻の環から外れた場所。
 いつか生まれ変わって一緒に、なんて願いも届かない場所。
 君と相思相愛だった先輩は君が現世に帰る限りは二度と会う事はないわ。
 文字通り二度と、ね。
 また百物語をして扉でも開けば話は別だろうけど、
 その時はまたゲームをしなくちゃいけないし。
 それまで彼女がまともで居られるかも分からないわね。

 これはお兄ちゃんとお嬢ちゃんにも当てはまるから
 一人一人が必死にならなきゃダメよ?
 じゃ、あとはお兄ちゃんのお願いを聞くだけね、御機嫌よう。」

黒い影のようなものが一瞬人の形を象ってすぐに霧散する、今の影がセシルと呼ばれる女学生だったのだろうか。

(#6) 2010/07/26(Mon) 22時頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

―回想―

[セシルの笑い声が響く最中、暗い瞳はメアリーがこちらに近づいてくる姿>>11を捉えた。
ゆっくり顔を上げると、彼女の表情がよく見えるようになる]

――分からないよ、俺には。

[差し出された手を取ることなく、ゆらりと立ち上がる。
俯きがちな顔がどんな表情をしていたのかは、髪と闇に阻まれて見えなかっただろう]

俺は、お前が分からないよ。

[その言葉は果たして「ラルフ」のものだったのか、それとも――]

(18) 2010/07/26(Mon) 22時半頃

…お前なんか、いらねぇよ。

[ひとりぼっちの"影"の声は、低く小さく闇に溶ける]

生きてるやつが。愛されてるやつが。
俺の味方を、語るな。


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 22時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[やけに静かなテッドの声がどちらが鬼かと聞いてきても>>5、「ラルフ」は答えない。
メアリーの方も、テッドの方も見ずに、覇気のない瞳で空を見つめていた。

やがて、つい今し方までパティだったものの一部が床に落ちて。
それに口付けるテッドの姿にすっと視線を動かした]

…俺たちを、二人共殺すつもりか。

[責めるでもなく呟く声はやけに静かで、ともすれば聞き逃してしまいそうな音量だった。
真っ直ぐテッドを見つめる目の端が少し赤い]

自分独りだけ生き残って。セシルは、どんな気持ちだったんだろうな……。

(19) 2010/07/26(Mon) 22時半頃

【人】 華道部 メアリー

[もう、こんな哀しいゲームをしないで、と。
そんな願いを口にしてみるものの、叶うことが無いのは、多分分かっている]


………前にも、言ったよ。

[たとえ、本物でなくとも]

傍に居てくれたことが、嬉しかったって。

[「兄」の表情>>18は見えない。
いつか、誰かに告げた言葉。それは、目の前の相手にも向けられていたのかもしれない]


だから、すくえるのなら、すくいたいとおもう。
…おかしいかな?

(20) 2010/07/26(Mon) 23時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[メアリーがセシルに語りかける間も、その返答が響く時も、
時折目元を擦るような動作を見せるだけで終始無言であった。

ただ、メアリーがセシルに約束を持ちかけた時>>17だけは、ほんの少し表情が険しくなった。]

(21) 2010/07/26(Mon) 23時頃

【人】 若者 テッド

[問いに答えは>>14返らない。もとより求めているわけでもなく、ただ二人を見ていた。
近くに消火器を、鋸を。それでも動くことは、まだ、ない。

メアリーがセシルに尋ねる言葉。セシルの答える言葉。ただ聞きながら、自分へ向く言葉に、少し笑った。]

人を殺したいわけじゃねーっての。
一人しかってのはなんとなくわかってるよ。

[続く言葉には、瞬いて。心底不思議そうに言い切った。]

しょーじき、死んだらおわりっしょ。輪廻もなにもねーよ。
だから俺は戻るっての。
現実だとか言うけど、ゲームに勝ってもどったら、ちゃんといつもどおりだったりとか、そんなことだってありえるっしょ。

ああ、あんたらが、それはないないっつーのは、わかってるけど。

[すぐに消える影には一瞥をくれるのみだった。]

(22) 2010/07/26(Mon) 23時頃

ああ゛ぁっ……!
いらいら、するッ……!!

[救いたいと言われても、嬉しかったと言われても。
それを受け入れることはできない。
自分には、決して彼女の手を取ることはできない]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

―現在―

[一通り喋り終わり、自分に願いを言うよう促すセシルの声>>#6を聞き、
一瞬だけ現れた暗い気配にびくりと体が震える]

…お願い、か。

[目を閉じ、少し考えるようにしてから。
ぼつり、ぽつりと小さな声を紡ぎ出す]

お前がこのゲームをやった時、参加者に大事な奴は居たか?
親友でも、恋人でも、…家族でも良い。

(23) 2010/07/26(Mon) 23時頃

【人】 華道部 メアリー


あげる。

[赤い目を何度もこする「兄」へ、ポケットから花柄のハンカチを取り出して差し出す。
また、受け取って貰えないかもしれないけれど]

(24) 2010/07/26(Mon) 23時頃

俺は、俺は。
今までずっと、寂しくて――――

寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて
寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて
寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて
寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて
寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて寂しくて

ずっと寂しかったから、ここに居るんだ。


俺の仲間は、俺と似たやつだけだ。

寂しいとか、辛いとか、憎いとか、嫉ましいとか。

そういう感情で、「同じ」になれる奴だけだ。
少なくとも生きていられる奴に、俺の味方なんかできねーよ。

[いつもの笑い声は響かない。
ただ、暗く濁った感情だけがこの部屋に渦巻いている]


【人】 華道部 メアリー


―――――…先輩は、どうするか、きめましたか?

[同じ室内でありながら、やや離れた場所に居るテッドを見やる]

戻りたいのなら、おにを、つかまえなくては、いけません。

[幾分緊張したように尋ねる声]

(25) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

【人】 若者 テッド

――決めてるけど。

[メアリーの問いに、答えて。二人の姿を見る。どちらが鬼か、どちらも鬼か。それはわからないけれど。]

メアリーは、決めたか?

(26) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[体の横にだらりと下がる手が、「妹」が差し出したハンカチに伸びることはなかった。

反対側の手に握られた刃のない刀がかたりと音をたてる]

(27) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

【人】 華道部 メアリー


はい。きめました。
―――――…さいしょから、きめていました。

[テッドの問いに、静かに答える。
少女は「兄」の側から、動こうとはしない]

わたしは、おにいちゃんの、みかたです。

[たとえ、ハンカチの伸ばされる手が無くても]

(28) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

【人】 若者 テッド

そっか。

[ラルフの様子を見て、それからメアリーを見て。
答えに返事を。
それから、教官室の扉の方へと視線をやって、]

――信じていなくてもか。
あんたは。
ノックスに会えなくていいのか。
もし鬼だとしたら、本物の兄に会えなくていいのか。

(29) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

天のお告げ (村建て人)

ふっと黒い影が再び人の形を成す、口許には赤い孤が描かれて。

「大事な人?居たわ、大事な大事な親友。
 でも殺しちゃった、私がこの手で。
 刺した時はびっくりした顔してたわねー。

 でも鬼だと思っちゃったんだからしょうがないわよね。
 殺さなきゃ殺されるんだもの。

 それとこのゲームをやめろなんてお願いは却下ね。
 そもそも違う存在と話しても意味がないんだもの。
 貴女、牛や豚に食べないでくださいって言われてるのと同じようなものよ。
 私の個がゲームを反対したところで他の仲間が賛同するわけがないし。
 そもそも私はこのゲーム大好きだもの。

 こんな真っ暗で何もないところにせっかく来た獲物ぐらい狩らせなさいよ。」

(#7) 2010/07/26(Mon) 23時半頃


きーちゃんは独り残されて死んだって言ってたな。
お嬢はどうか分かんねーけど。

…この際、あのいけすかねぇセシルとかいう小娘だって。
感情でここに捕らわれたって意味じゃあ、「同じ」だよ。


天のお告げ (村建て人)

「それじゃ、後は貴方達で好きに楽しんで頂戴。
 出来れば罵り合って憎み合って殺し合ってくれるのが一番楽しいわ。
 最高のショーだから。

 アハハハ、またチャイムが鳴る時に会いましょう」

マリアンヌの最期のように黒い人影がパンと弾けて完全にセシルの気配はそこから消え失せた。

(#8) 2010/07/26(Mon) 23時半頃


生きてる奴に、俺らの気持ちが理解できる訳ない。

生きたくても生きられなかった奴の気持ちも、
生きていられなくなった奴の気持ちも、

分かるわけが、ねーんだ。


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[テッドと対峙する妹の姿を見つめる。
自分を置いて二人だけで話す姿を見て、きっと己を殺すことを選んだのだと。そう思っていた]

―――え…?

[しかし、彼女の口から紡がれたのは予想外の言葉。
「ラルフ」も、「鬼」も、全く想定していなかった言葉だった。]

(30) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

なのに―――どうして。

気づいてるんじゃ、ないのか。
知ってるんだろ……?

[訳がわからない。
本当は気づいてなどいないのだろうか。
頭が、混乱でぐるぐる回るようだ]


【人】 華道部 メアリー

…………………。

[テッドの言葉に、一度だけ、困ったような表情を浮かべて]

ノックス先輩にも、おにいちゃんにも、お友達は、沢山、います。

[会えなくていいのか、と言われて、自分でも答えが良く分からなかった。
ただ、一つだけ、思うことは]

でも、このひとは、ここからでられない。
出してあげることも、すくうことも、できないなら。

せめていっしょに。

(31) 2010/07/27(Tue) 00時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

っ……!

[メアリーの言葉を受けて、とっさに喉からでかかった声をかろうじて飲み込む。
しかし、混乱しきった表情は隠せない。

「ラルフ」の思考と「鬼」の思考が混ざり合い、何を言えば良いのかわからなかった]

(32) 2010/07/27(Tue) 00時頃

馬鹿じゃないのか、コイツは。
…いや、それどころじゃねーよ。
初めてだぜ、「ニンゲン」の癖にこんなにブッ飛んでる奴ぁ。

[メアリーの思いは、「鬼」には狂気の沙汰としか映らない。

…いや、正確には。
狂気以外でこんなことを言える人間の存在を認めたくなかったのだろう]


【人】 若者 テッド

[メアリーの言葉を聞きながら、反応はせずにラルフを見る。
彼は驚いているようだった。]

まぁ、あんたがそれでいいならいいけど。
俺は戻りたいから、帰らせてくれれば。

――それとも、殺すか?

(33) 2010/07/27(Tue) 00時頃

【人】 華道部 メアリー


――――――…それは。

[テッドの言葉には、不思議そうに]

あなたが帰れるか、帰れないかは。
あなたしだいです。

[彼の選択など、分からないのだから]

そうでしょう?

[少女は場違いに、無邪気な笑みを零した]

(34) 2010/07/27(Tue) 00時半頃

【人】 若者 テッド

帰るには、殺さなきゃいけないんなら。
俺は、殺すよ。

[二人を相手にするのは厳しいな、と。
ちらりと二人へと視線をやって。
それから、ラルフに視線を固定させる。]

――副会長は。
どーしたいんすか?

(35) 2010/07/27(Tue) 00時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[場違いに微笑むメアリーの姿に、どこか怯えるように一歩あとずさる。
言いたいことが分からなくて、息がつまるような感覚がこみ上げてきた]

…俺、は。

[どうしたいのか。尋ねられても分からない。
分からない、分からない、分からない――]

…わっかんねえよ、俺にどうしろってんだ!!

[沈黙の後に吼えたのは「ラルフ」ではなく、ずっとその中に潜んでいた最後の「鬼」だった]

(36) 2010/07/27(Tue) 00時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

大体気持ち悪ぃんだよ、てめーら…!
なんでそんな平然とした顔してやがる!!
他の奴らみてーに必死になれよ!「こいつ」みてーに怯えてみせろよ!!

[「鬼」が叫ぶと同時に、今まで区切りの刻以外は平穏を保っていた教官室の内部…
その備品という備品全てがガタガタと音を立てて震え始めた]

(37) 2010/07/27(Tue) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[あまり驚きはなかった。副会長だと思っていたひとの豹変にも。
しかし、言われた言葉には、そっけなく言葉を発する。]

知りませんよ。
妹に聞いたらどうですか。
自分の望みくらい理解してくださいよ。

[攻撃を今しかける気にはならなくて。
ちらと、彼の鬼のそばの少女へと目をやる。]

俺は副会長に詳しいわけでもないし、鬼に詳しいわけでもないんすよ。

(38) 2010/07/27(Tue) 00時半頃

【人】 若者 テッド

気持ち悪いとかすっげー失礼だと思うんですけど。

[ぞわり。首から伝わる悪寒に、鋸を手にする。消火器は鈍器にもなるし、やっぱりまだ使わない。
音を立てる備品に、視線は向けて。何が出てくるのかと気を配る。]

死にたかないから必死っすよ、これでも!
でもね。

[一つ息を吸って。]

死んだだの殺すだのまともに考えちゃ、動けるもんも動けんでしょうが!

(39) 2010/07/27(Tue) 01時頃

【人】 若者 テッド

こんなん現実であってたまっかよ!
だから俺は帰るっつってんじゃねーか。

[ラルフの動きを、それからメアリーの反応を。
現実めいていないと頑なに否定しながら、眺めて。
それでももし二人を相手にするなら、それはきついなと唇を噛んだ。]

(40) 2010/07/27(Tue) 01時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

はっ!よーく分かった。つまりそれって現実逃避だよなぁ?

["影"の力は、区切りの刻まで使えない。
震える備品は己が呼んだ仲間たちによるものだ]

お前、セシルがなんで自殺したのか忘れた訳?
今は「現実味がない」で済ませられるかもしんねーけどよ、いつか絶対自分の心から逃げられなくなる時が来る。

[あくまでも怯えないテッドを脅すように、「鬼」は次々と言葉をぶつける]

「現実」に帰ったところで、お前らを待ってんのは結局絶望だ!

(41) 2010/07/27(Tue) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

………わたしは、ひっしだよ。
もう、十分ふるえたし、もう、十分怯えたの。

[地震が起こったのかと錯覚するように、振動する室内。
小さくよろめき、その場に膝をつく]

これは、「あなた」たちが始めたゲームなのに。
なんでそんなに、苦しそうなの。

[兄の姿をした鬼を見上げながら、顔を歪ませる]


――――――――……。

[対峙するラルフとテッドを見守るような格好になりつつ、息をのんだ]

(42) 2010/07/27(Tue) 01時頃

[その口から紡がれる言葉は、実のところ「ラルフ」が怯えていた内容そのままである。
ゲームに勝利したところで、そのために犠牲になった者を背負わなくてはならない。

だから「ラルフ」は、何もできなかった。
勝利の先の絶望を考えてしまったから。]


【人】 若者 テッド

うっせーな何が悪いってんだよ!

[図星を突かれても別に気にした様子はない。ただラルフの姿をした鬼を睨みつける。]

後悔するとか、んなことはわかってんだよ。
でもな、未来は未来だろーが。

戻らなかったらそれも全部なくなんだろ。
そんなのはぜってー、嫌なんだよ!

(43) 2010/07/27(Tue) 01時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

震えて、怯えて。その先の結論があれだってのか?
…だとしたら、てめーは頭おかしいぜ。あひゃひゃひゃひゃっ!!

[自分の味方だと言った少女の心を踏みにじるように吐き捨てる。
差し伸べられた手を払うように、拒絶の言葉を口にする]

苦しそう?苦しそう、だって?
…そう見えるなら、それはてめーのせいだよ。

[「妹」を見下ろす瞳に宿るのは強い怒りと、ほんの少しの恐怖]

これ以上、俺の「感情」に近づくんじゃねぇ。

(44) 2010/07/27(Tue) 01時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

一番最後まで生き残ったセシルは。
他人の死の上で生きることを選んだセシルは、どう思ってただろうなぁ?

[睨みつけられても、言葉を発するのはやめない。
持てる語彙の全てをもってテッドの心を揺らそうとしているようだった]

世界中の誰も、百物語で消えた連中がどこに行ったのか知らない。
知ってるのはセシルだけだった。
お前の未来ってのは、「第二のセシル」かもしれねーんだぜ?

[書類棚の引き出しが飛び出し、無数の紙が空中に舞う。
それが二人の視界を埋めるのを見計らい、鞘がついたままの刀を構えテッドに向かい踏み込んでいった**]

(45) 2010/07/27(Tue) 01時半頃

【人】 華道部 メアリー

しってる。よく、言われてた。

あなたが、そう思うってことは。
「おにいちゃん」もやっぱり、私のこと、そう思ってたのかな…。

[しょんぼりと肩を落とし、視線を下げた]

………。 ………。 ……………。

[怒りに満ちた彼の瞳に、気押されたように身を竦める。その中に入り混じる恐怖の色、少女には気づけたのか]

―――――……なかま、欲しがってたのに。
わたしは、だめ、ですか…?

[近づくなと言われれば、そこから身動きが取れなくなる。座り込んだまま、震える指を握りしめた]

(46) 2010/07/27(Tue) 01時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/27(Tue) 01時半頃


【人】 若者 テッド

知るか。
俺はあいつじゃないんだからな!

[こんにゃろ、と。口の中で悪態付いてから、鋸を持つ。]

そーなったらそーなっただろうがっ
だいたい、なぁっ…!

[音を立てて舞う紙に、思わず視界を奪われて。
ぞわりと背筋を伝う感覚に、振り払うよう鋸を薙ぐ。
なりふり構わぬ様子で、ただ、向かってくるラルフ――鬼の攻撃を受けようと体勢を整えて**]

怖くねーわけないだろうが!
それでも、生きて戻るって決めたんだよ!

(47) 2010/07/27(Tue) 02時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/27(Tue) 02時頃


【人】 華道部 メアリー

[暗闇の中、薄い紙きれが宙を舞う。
それを皮切りとして、「鬼」は刀を構えて青年へと斬り込んでいく]

………………………。

[ただ、じっと。目を見開き、その光景を見つめ続ける。
鋏にかけた指先は、汗で微かに湿り気を帯び]


わたしは。

[最初から決めていた。「兄」の味方だと。「兄」の傍に居ると。
そのために必要なことは、テッドを殺すことではないと、少女は知っている。

だから]

わたしは……。

[そっと、静かに立ち上がる。
鋏を握り締めたまま、もしも「鬼」が体勢を崩すことがあったならば、その背に刃を突き立てようと駆けるだろう**]

(48) 2010/07/27(Tue) 02時半頃

華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/07/27(Tue) 02時半頃


生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/27(Tue) 22時頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

仲間だぁ?お前なんかいらねーよ!
俺は、お前みたいな奴が一番嫌いなんだっ!!

[テッドに向かいむちゃくちゃに剣を振りながら、耳だけでメアリーの言葉を拾い叫ぶ。
その攻撃モーションは隙だらけで、熟練した人間でなくとも反撃を入れるのはたやすいだろう。

刃物が肌を掠めれば鮮血が噴出し、肉が裂ける感触がテッドに伝わる。
仮初の肉体と知られていても人間のような体で戦うのは、
その光景から、その感触から、これが夢ではないことを無理やりにでも自覚させようという心算だった]

(49) 2010/07/27(Tue) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/27(Tue) 22時半頃


【人】 若者 テッド

――っ!

[体勢を整えるものの、迫る鞘をすべて避けるなど出来るわけもない。鋸は手放さぬものの、腕に衝撃を受ける。打ち付けられた痛みは鈍い。
顔をしかめ、それでも反撃を繰り出すと、刃の先から、軽く引いた動きに従い、引きさくような感触がつたわる。思わず強く手を引き、鋸のひとつひとつの小さな刃が赤く色づくのを見る。

鬼の死を間近で見ていないから、そのおかしさに気づくはずもない。
さっと顔から血の気が引き、それでも間を取り、ふたたび鋸を構えた。]

かわいい妹にそんな口きいていーの、副会長。

[軽口を叩くも、次の攻撃をしかける様子もない]

(50) 2010/07/27(Tue) 22時半頃

テッドは、メアリーが何をしたいのか未だわからず、彼女の動きも視界に入れている。

2010/07/27(Tue) 22時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

はっ、どうしたよテッド君?顔色が悪いぜぇっ!!

[鋸という武器の性質上、こちらが受ける傷は致命傷には程遠い。
尤も、こちらの得物とて人を殺すには到底向かないものだが]

あひゃひゃひゃひゃ!そうさ、かわいー妹にゃ違いねぇ。
…「だから」気に食わねーんだよ。鬱陶しくて仕方がねぇ!!

[鋸を構えたまま向かってくる気配のないテッドを見て、
こちらはすぐにまた攻撃を仕掛けていく。
大振りの攻撃はなかなか命中せず、外れた勢いで何度も教官室の床を叩いた]

(51) 2010/07/27(Tue) 23時頃

【人】 若者 テッド

[口では怯んでいないふりなどできるが、行動は伴わない。
しかけてくる攻撃に、避けるのが手一杯。]

はっ……!
つまり、あんたの、弱点ってか!

[ちらと様子を見た拍子、避けるテンポが崩れて足にぶつかってゆく。
ぐっと奥歯をかみ、鋸の平の面でその体を横なぎに狙い、思いきりふるった]

(52) 2010/07/27(Tue) 23時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

弱点だぁ!?んな訳ねーだろっ!!
俺は、俺はコイツが大ッ嫌いなんだよっ!!

[テッドの足に攻撃が当たれば、にやりと歪んだ笑顔を見せる。
しかし、追撃を与えようと振りかぶった瞬間に反撃が向かってきて、
避ける間も防ぐ間もなくわき腹に金属がめり込む]

っ…!て、めっ!!

[肉体のダメージよりも、予想外の攻撃を受けてしまったという屈辱感で頭に血が上った。
掲げたままの刀を思いっきり振り下ろし、テッドの脳天を狙う。
なりふり構わない一撃―――命中したにせよ外れたにせよ、その体勢は大きく崩れることになるだろう]

(53) 2010/07/27(Tue) 23時頃

【人】 若者 テッド

んなこといってっ、
シスコンだっつーのが嫌なだけなんじゃねーの!

[からかいまじりの声は、それでも息が上がる。運動不足はしっかりと祟っていた。
名を出しつつも少女のことなんて見ていられない。打ち付けられた場所は痛むし、大きく薙いでは体勢も崩れ。]

――はんっ、ざまぁ!

[一撃入れてやった、とばかりに思わず声が落ちた。
が、反撃までは考えていなかったようで、刀が、頭に向かって落ちてくると理解するのは遅い。

ガツッと。
頭から、体の、足の先まで響くようだった。じんと痛み一瞬世界が遠くなる。ぐらりと足が折れ。]

っ、く…

[指からも力が抜けていた。床へと落ちるが開いた手でなんとか身体を支える。痛みに耐えてつぶった目を、なんとか開いて、鬼を見上げた**]

(54) 2010/07/27(Tue) 23時半頃

【人】 華道部 メアリー

『鬱陶しい』

『気に食わない』

『……大嫌い』

[兄の姿をした鬼の言葉に、涙が眼に滲むけれど]

[みんな、ひっしだった。テッドも、「ラルフ」も、ひっしだった]

[だから、――――――…私も]

(55) 2010/07/27(Tue) 23時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/27(Tue) 23時半頃


【人】 華道部 メアリー

…………おにいちゃん!!

[鬼の脇腹にめり込む金属に息をのみ、テッドの脳天に振り下ろされる刀に唇を噛みつつも。
「ラルフ」がよろめいた瞬間、少女は彼の背に向かって大きな声で呼びかけた]


――――――――――ッ…!

[花切り鋏を握り締めたまま、駆ける速度に手加減は無い。
そのまま真っ直ぐに刃先が狙うのは、「鬼」の「兄」の腹だった]

(56) 2010/07/27(Tue) 23時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

うるせぇ!!うるせえうるせえ!!黙れってんだよ、この野郎!!

[明らかに挑発と分かる言葉にも、嫌味を返す余裕がなかった。
それだけ、「鬼」の中ではある意味でメアリーの存在が大きくなっていて]

っはは……!

[攻撃が命中し、テッドの言葉を遮ったことに愉快そうに声をあげる。
その満足感に浸る体は、咄嗟に次の動きが出てこない。
無防備な背中をメアリーに晒しながら、歪んだ喜びに浸っていた]

(57) 2010/07/27(Tue) 23時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[慣れ親しんだ呼び名に、「体」がゆっくりと振り返る。
このゲームが始まってからは、鬼自身も何度となく耳にしていたその呼び名。
それに反応する「体」を、止めることが出来なかった]

――――……!

[真っ直ぐに向かってくる「妹」を見て驚いた顔をしたのは、果たしてどちらだったのか]

(58) 2010/07/27(Tue) 23時半頃

俺は、お前が嫌いだった。

ずっとこの体の中に居て、「こいつ」がいかにお前のことを思ってるか知っていたから。
誰かに思われているお前に、「俺」のことを知ったような風に言われるのが嫌だった。




「ラルフ」が、「メアリー」を思っていたから。

   その分だけより強く、「俺」は「お前」が嫌いだった。

 


【人】 華道部 メアリー

[滲む視界に刹那に映ったのは、驚いた「兄」の顔]

[少女の瞳からこぼれた涙は、闇の中へと消えて行く]




[―――――「彼」が避けないのならば、
その刃は深く彼の身体へと突き刺さるだろう]

(59) 2010/07/28(Wed) 00時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[「妹」と向き合った「兄」の体は、
まるで時間が停止したかのように動かなかった。

ただ呆然とした顔をしながら、わき腹に花切り鋏の突きを受ける]

――……ぁ………。

[布地にじわり、と赤い染みが広がっていく。
右手から離れた刀が地面にぶつかり、かたりと音を立てた]

(60) 2010/07/28(Wed) 00時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/28(Wed) 00時半頃


【人】 華道部 メアリー

……………あ、ぁあ、あ。

[鋏に絡めた細い指先に感じる赤色は、夢なんかじゃなくて]

おにい、ちゃん。

[消え入りそうな声で呟きながら、刀が転がる音を、何処か遠くで聞いた。命を突きさす重みは、思っていたよりもずっとずっと、ずしりと両手に響く]

ごめんなさい。ごめん、なさい…。
でも、他にほうほうが、思いうかばなかった。

[震える手を、鋏から離す。
兄の腹に刺さったままの鋏から流れる血の色を、少女は目に焼き付けた]

せんぱいは、かえして、あげたかった。
おにいちゃんに、もうだれもころしてほしく、なかった。

だから。

[ぽろぽろと涙を零しながら、たどたどしく告げる様子は、まるで幼い子供のようで]

(61) 2010/07/28(Wed) 00時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/28(Wed) 00時半頃


華道部 メアリーは、メモを貼った。

2010/07/28(Wed) 00時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

――はっ……なんだよ。なんでお前が、泣くんだよ……

[急所は外れているし、失血死するにもまだ時間があるだろう。
しかし、メアリーが己を殺す事を選んだ以上、「区切り」の刻は近い。
もはや「鬼」がゲームに勝つ手段はなくなった]

俺は、お前の兄貴じゃ…ねぇ。
おにいちゃん、なんて。呼ぶんじゃ…ねぇ、よ。

[ぼろぼろと涙を落とすメアリーを前に、「ラルフ」は辛そうに顔をしかめた。
目的を失い、叫び疲れた体が膝からがくりと崩れ落ちる]

…けっ。胸糞悪ぃ……やっぱこの「体」、俺には向かねーわ…。

(62) 2010/07/28(Wed) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[もう一度殴られでもしたら今度こそ落ちるだろうと。
だからこそ視界は明瞭でないまま、ただ睨むように見上げていた。
――メアリーの声が聞こえる。

何があったのかは、一瞬ではテッドも理解できなかった。
刀が落ちた音、ラルフの声、メアリーの言葉。
反対を向いたからだがどうなっているのかは理解できないけれど、かすかににおうのは――。

打たれた頭へと片手を当てる。床を支えていた手はなく、床に座り込んだ。
ただ、黙って、二人の様子を見る。]

(63) 2010/07/28(Wed) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/28(Wed) 00時半頃


生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/28(Wed) 01時頃


【人】 華道部 メアリー

だって、あなた苦しそう。

[泣く理由を問われ>>62て、答えになっていない言葉を返す]

…………なら、なんて、呼べば良い?
たとえ「だれ」でも。 わたしは、あなたの、そばにいるよ。

[崩れ落ちる体を支えようと腕を伸ばしたけれど、自分の力なんかじゃ全然足りなくて一緒によろめいて膝をついた。
鬼の傍に寄り添うように、小さくなって座り込む。
それから、眼前のテッドへ、伏せがちな視線を向けた]


せんぱい。パティ先輩、まもれなくて、…ごめんなさい。

わたしが怖がらなければ。
もっと、強ければ。

まもれていたかも、しれないのに。

(64) 2010/07/28(Wed) 01時頃

【人】 若者 テッド

[まだずきずきと痛む頭を抑えながら、メアリーの声を聞いて、彼女へと視線の方向を変える。]

んなこと言ったら俺もだろう。

……あんたはこれでよかったのか。

[ラルフ、鬼の方を、視線で示す。]

(65) 2010/07/28(Wed) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

[幼い頃は、暗闇が怖かった。そこにお化けの姿が、沢山視えていたから。
けれどいつからか、少女は暗闇を怖がらなくなった。
だってお化けよりも、人間の方がよっぽど怖いと知ったから]



せんぱい。

もしも上手く帰れたら、
…セシルさんみたいに戻ってきちゃ、駄目、だよ。

[にいと一度無邪気に笑い、そして緩やかに瞳を閉じた**]

(66) 2010/07/28(Wed) 01時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

うるせえ……いらねーつってんだろ、お前なんか……

[……「その刻」を目前にして、
床に膝をついたままの「ラルフ」はメアリーに向かって手を伸ばした。
彼女が拒まなければ、そっとその頬を撫でるようにする]

お前には、ちゃんと居るだろ。待ってる奴が、ちゃんと居るだろ。
……皮肉なもんだけどな、「俺」はそれを知ってる。
この体が、知ってる。


だから、俺はお前が嫌いだ。お前なんか俺の仲間じゃない。

[とん、と。片手でメアリーの肩を突き飛ばす。
しかし、その力は決して強くはなかった]

(67) 2010/07/28(Wed) 01時頃

【人】 若者 テッド

戻んねえよ。

[極当然というように、それははっきりと答えた。
メアリーは本当に戻らないというのか、それは可能なのか。
わからずに眉を顰めて。
それから、ラルフを見て小さく笑った。]

素直じゃねーの、ふくかいちょー。

(68) 2010/07/28(Wed) 01時頃

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